2006/04/29 - 2006/05/06
461位(同エリア567件中)
わらさん
日本百名山を制覇しようなんて大それたこと、考える訳が無い。
なんたって俺、高所恐怖症だし。
日本百名山を制覇させられちゃうかも#1
2006/5/1 大山
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「山登りたいね。山」
2006年、月は5月。
出雲の旅3日目。
旅仲間のぶーの安易な一言から、最初の一歩が始まった。
大山。
それまで登山などしたことも無し。
だが特に断る理由も無く、参加することにした。
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それが全ての始まりだった。
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- その他
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車で大山に向かっている途中。
「大山が見えてきたよ!」
言い出しっぺのぶーが教えてくれた。
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月は5月。
山なんて登る気無かったので、大した装備も無し。
ぶーの指した先には、頂きが白くなったモノトーンの山がたたずんでいた。 -
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ポン菓子片手に登山開始。
さっき頂上に見えた白いものは、、、
見なかったことにした。 -
まだ一合目。
拾った杖を片手に、でもまだまだ余裕。
整備されていて登りやすい山道。 -
四合目。
葉の無い木が、少し物悲しい雰囲気を漂わせている。
少し雰囲気が怪しくなってきた。 -
五合目。
目的を半分達成した。
いい調子。
いけそうな予感がし始める。 -
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前言撤回。
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イチオシ
雪山に半袖って。
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それでも何とか登頂成功。
周りは雪景色。
霧も出てきて、あまりの寒さになけなしの防寒着である合羽を着込む。
登頂の喜びよりも、無事に帰れることをひたすら祈る。 -
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登頂の喜びを体全体で表現するぶー夫妻 -
イチオシ
暖かい地上へ戻るため、早々に下山を開始する。
さっき上がってきたばかりの雪の斜面を下りかけたとき、いきなり足を滑らせた。
ザザーツ!
今日履いてきたのはお気に入りのスニーカ。
登山なんかしたこと無いので、当然登山靴なんて持っちゃいない。
地上では軽快なお気に入りスニーカも、急な雪の斜面では全く歯が立たなかった。
気を許すとあっという間に足を滑らせ、すべり落ちていく。
あたり一面立ち込める霧で視界はほとんど無いに等しい。
滑った先が崖だったら、、、、と思うと足がすくんできた。
こ、こえぇ
すると後ろからザッ、ザッと軽快な音をさせてぶーの嫁が俺を抜かしていった。
足には皮の登山靴。
丸顔の女は登山靴のかかとで雪を削り、ガシガシと足場を作って進んで行く。
まるでラッセル車のようだ。
そのラッセル車は振り向きざま呟いた。
「あたしの後を降りてきな!」
ありがとう。ラッセル女。
でも、なんか悔しい。 -
やっとこさ下山。
暖かい。
もう2度と山なんか登らないぜ、ぶー。
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