2015/10/10 - 2015/10/12
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0712302hさん
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友人から「大山行きましょう!」と誘われた。
山は好きだけど、一人ででも、という程の情熱はないから、誰かに誘われてその誰かと一緒に行く、というのはとても嬉しい。
しかもその友人、ホテルの予約から持って行くものまですべて準備してくれるから、私は “ほいほい” ついて行くだけ。
帰りは神在月の出雲大社で家内安全を祈る。
充実の3連休、誘ってくれた友人に感謝!!
- 旅行の満足度
- 3.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
土曜日の8時に福岡を出発して、夕方大山に到着。
さすがに遠かった……。
残念ながら、大山の全貌を拝めたのは、この日だけ。
3連休はいい天気!登山日和!!ってウキウキしてたけど、連休が近づくごとに晴れマークが消え、曇りになり、時々雨マークが登場、とうとう最後には雨マーク。
雨降らないといいねえ、と話しながら眠りに落ちる。 -
2日目の朝は風は強いものの太陽が顔を覗かせる「まずまず」の天気。
このまま持ってくれればいいけど、と言いながらユートピアコースを登山開始。 -
大神山神社奥宮。
この奥に登山道。 -
天気のせいか、コースのせいか、登山者は少ない。
-
登山開始から程なくして雨がポツポツ。
「あ、降り出した」と思う間もなく土砂降りになり、風が強くなり、一気にガスが周りを白く覆う。
正直怖かった。
登山経験豊富な友人は「道は分かるから大丈夫です」と気にも留めないが、何せ私は趣味で楽しむ程度の経験しかない。
雨と風は強くなるばかり。二人とも自然と無口になる。私は、彼女の後ろを黙々と歩く。 -
ユートピア小屋は強風で視界ゼロ。
居合わせた人が雨雲レーダーを確認して「もうすぐ雨雲は行くから雨は上がるよ。霧は晴れないかもね…大山は一度こういう状態になると、なかなか元に戻らないんだ」と教えてくれた。
本当はそこから5分程で着くという象ヶ鼻まで行きたかったけど、今日みたいな日に行っても仕方ないので、ゆっくり昼食を取り、雨が小降りになるのを待って下山開始。 -
山小屋で会った、毎週のようにトレーニングで大山に登り、アルプスの雪山にも挑戦する、という男性が言ってた。
「登山は経験じゃないんですよ。経験豊富でも、過信すれば命を落としますから」。
結局今日は一度も下界を拝むことなく、大山の雄々しさを体感することなく下山したけど、それはせっかく九州から行ったことを考えるととても残念な結果ではあったけど、それもまた自然の一つの姿。
山は逃げない。次は天気のいい日に、また来よう。 -
下山の途中、一瞬だけ大山の頂上が見えた。
ホント、一瞬。 -
宝珠山から4号リフト終点に出て、スキーの滑降コースを下る。
境港へ続く海岸線は、美しい弧を描く。
霞んでいても、とても美しい。
雲の合間から光が差し込み始めた。でも、後ろを振り向くと、頂上付近はまだまだ厚い雲に覆われたまま。 -
最終日。ここまで来たら、是非行ってみたかった「植田正治写真美術館」。
田んぼの中に突如現れる白い建物は、今年20周年を迎えるとは思えないほどモダンな設計・構造。
整然。静寂。
美術館ってやっぱりいい。 -
ドキュメンタリーで植田正治さんが言ってた。
「ただ自由に写真を撮りたいだけ」。
シンプルで素敵な生き方だと思った。私もそんな風に生きることができたなら、どれだけ幸せだろう。 -
受付の人に聞いてみた。
「どの季節の大山が一番好きですか?」
「どの季節もいいですけど、個人的には冬の大山が一番好きです」。
美術館は、12月から2月は閉館。
真っ白な雪を纏う大山は、本当に美しい、と話してくれた。
九州生まれ、九州育ちの私には想像もつかない、雪に閉ざされた世界なんだろう。 -
大山から出雲大社は意外と近い。
今日は、出雲駅伝(出雲全日本大学選抜駅伝競走)の日。
…ということを通行止めの看板で知る。
正面鳥居前で「ここを通過するんですか?」と関係者の方に聞くと「ここ、スタート地点です」。
…ということらしい。 -
蕎麦屋での待ち時間、ようやく青空を拝めた。
柿と鰯空、澄んだ空気…秋だなあ。 -
お昼は絶対出雲そば食べる!
昨日から、いや、福岡を出発するときから決めていたので、ここは行列覚悟。
とはいえ、蕎麦なので。
長居するお客さんもあまりおらず、30分も待つことなく蕎麦にありつけた!
う〜ん、やっぱり美味しい。
福岡はうどん文化なので、蕎麦の店は少ない。
久しぶりに美味しい蕎麦を頂きました。
ごちそうさま。 -
出雲大社には爽やかな風が吹き抜ける。
上質の「気」が充満した空間は、ただそこにいるだけで心地いい。
おみくじには「今年はとても運気のいい年」なんて書いてあるじゃないか!。
あと3ヶ月で今年も終わるというのに……。まあ、残り3ヶ月、地道に精進しなさい、というこということでしょう。
裏まで回ると、兎がいた! -
何をしているかと思いきや……手を合わせる兎たち。
これ、高円宮家から嫁いだ典子様の旦那様、千家国麿さんとそのお父様、尊祐さんからの寄贈品。
洒落たことなさいますね(笑)。 -
正面鳥居前、最終6区は青山学院大学と駒澤大学がラストスパートのタイミングを伺ってお互いをけん制しながら、あっという間に通り過ぎた。
ピューっと走り去る大学生、カッコよかったな。
交通規制が解除されたら、旅も終わり。
充実の3連休、ありがとう。
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