～山歩き～　小屋まで３時間半は遅いといわれても登る、秋の常念岳

2010/10/16 - 2010/10/17

常念岳は名前は良く聞くのですが、いつでもいけそうな感じだったので後回しにしていました。

このルートもたくさんの人が登っているだけあってよく整備されています。
車のアクセスがいいので日帰りの人が多いです。

常念小屋からの景色は聞いていた通り良かったです。

出発前、バイクにまたがったときにカメラを落としてしまいレンズカバーが割れてしまいました。

いやなスタートでしたが楽しめて帰ってきたので良しとしましょう。

エリア 穂高・安曇野(長野)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: バイク

遅い時間なので車がいっぱい。

オートバイで来て正解でした。
駐車場が遠いので登山口の近くに泊めたければ先日の夕方にこないと難しいです。

登山口。トイレや喫煙所があります。

登山届を出します。

シーズンオフなのでしょうか。誰も居ません。

最初はゆるい道。

休憩スペースがたくさんあります。
水場が多いので最終水場までは水を持たなくて良いのでとても楽です。

特に難しいところもなく安全に登っています。

胸突八丁。まっすぐ上がっていきます。

厳しいところかと思ったら階段になっていてとても楽に登れます。

怖いのはロープの張ってあるところでここから落ちたら助かりません。

人とすれ違う時が少し怖いです。

そして最終水場。
ここから常念小屋まで１キロ。
小屋では水が１L２００円。
どうします？

小屋に着くと同時に槍ヶ岳が正面に見えます。
感動します。

森を抜けて登りきったら、いきなりド〜ンです。
常念岳登らなくてもいいやと思えるほどです。

山の醍醐味ですね。

テントを張ります。

テント場は２ヶ所あってトイレのある南側は風の心配はないのですが、トイレの横しかなくこんな自分でも寝る気になれませんでした。

北側はとても広く景色も良かったです。
ただ風が吹きつけるのでしっかり固定しました。

絶景だ！

常念方面。
休んだらもう午後４時ですが、頂上行ってみます。

傾斜があって見た目より大変です。

振り返るとこれまた絶景。

荷物がないので４５分で常念岳頂上に到着。

槍周辺は標高が高いので、夕日はあまり期待できません。

へこんでいる大キレットをズームしていると黄金色。
槍ヶ岳で見たかったな〜。

大キレットに沈む夕日。

一瞬こんな色になりました。

夕日より朝日ということで楽しみにしていましたが起きてみると東の空だけ雲ってる。雲海は良かったのに。
ほかの方たちも諦めてすぐ戻ってしまいました。
こんなときもあるさ。

槍ヶ岳のほうは青空でそれが救いでした。

小屋の中は入り口までしか入れませんが綺麗です。
水を1L買います。

雲の切れ間から時々顔を出す太陽。
これがベストでした。

もう一度常念岳頂上に登ります。
今度は４０分。
槍ヶ岳はくっきりです。

反対側は暗〜い雲。

でも八ヶ岳と富士山が見えます。

輪郭がくっきりしてこれはこれでいいですね。

蝶ヶ岳に向かう道。山荘も見えます。
ガンガン下って最後登り。

これで帰ります。

降り始めるとすぐに景色が消えてしまうので。後ろ髪を引かれる気分です。

下りは２時間。

次は剣岳に行きたいな