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秋になり、奈良遷都1300年祭にともなう特別開帳をする寺社も、多くなってきました。<br /><br />いま、ならまち近辺に開帳している寺院が、密集しています。<br /><br />元興寺、十輪院、璉珹寺、不空院の四ヶ寺を廻ってみます。<br /><br />どれも良いお寺で、とっても良い仏像にもめぐり会えた、奈良行となりました。<br /><br />【写真は、元興寺の極楽堂(国宝)です。】

ならまち近辺での特別開帳、四ヶ寺

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2010/10/18 - 2010/10/18

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のーとくん

のーとくんさん

秋になり、奈良遷都1300年祭にともなう特別開帳をする寺社も、多くなってきました。

いま、ならまち近辺に開帳している寺院が、密集しています。

元興寺、十輪院、璉珹寺、不空院の四ヶ寺を廻ってみます。

どれも良いお寺で、とっても良い仏像にもめぐり会えた、奈良行となりました。

【写真は、元興寺の極楽堂(国宝)です。】

交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配
  • 元興寺に着きました。<br />東門です。<br />車(のーとくん)を、近くのタイムズに駐車して、あとは徒歩で廻ります。

    元興寺に着きました。
    東門です。
    車(のーとくん)を、近くのタイムズに駐車して、あとは徒歩で廻ります。

  • 元興寺の極楽堂(国宝)です。<br />きれいな屋根の線、境内もきれいにされていました。

    元興寺の極楽堂(国宝)です。
    きれいな屋根の線、境内もきれいにされていました。

  • かえる石です。<br />河内の川べりにあったのですが、太閤秀吉に気に入られ、大阪城に運ばれたのですが、その後ご縁があって元興寺に移されました。<br />淀君の霊がこもっているともいわれています。

    かえる石です。
    河内の川べりにあったのですが、太閤秀吉に気に入られ、大阪城に運ばれたのですが、その後ご縁があって元興寺に移されました。
    淀君の霊がこもっているともいわれています。

  • 極楽堂のわきに、藤袴が咲いています。

    極楽堂のわきに、藤袴が咲いています。

  • 元興寺の禅室(手前)と極楽堂です。<br />どちらも国宝です。<br />日本最古、飛鳥時代の瓦(行基葺き)の屋根がいいですね。<br /><br />

    元興寺の禅室(手前)と極楽堂です。
    どちらも国宝です。
    日本最古、飛鳥時代の瓦(行基葺き)の屋根がいいですね。

  • 今回、禅室の内部が公開されています。

    今回、禅室の内部が公開されています。

  • 禅室の内部です。<br />須田剋太氏の衝立があります。<br />司馬遼太郎氏の「街道をゆく」の挿絵を描いた須田剋太氏が、元興寺の古材でつくられた衝立に12面の作品を奉納したものです。

    禅室の内部です。
    須田剋太氏の衝立があります。
    司馬遼太郎氏の「街道をゆく」の挿絵を描いた須田剋太氏が、元興寺の古材でつくられた衝立に12面の作品を奉納したものです。

  • 収蔵庫を外から、撮影しました。<br />国宝の五重小塔が見えます。<br />すばらしいこの五重小塔、小さいながら建造物として国宝になっています。<br />収蔵庫、他にもすばらしい仏像などがたくさん展示されていますが、やっぱりこれがピカ一ですね。

    収蔵庫を外から、撮影しました。
    国宝の五重小塔が見えます。
    すばらしいこの五重小塔、小さいながら建造物として国宝になっています。
    収蔵庫、他にもすばらしい仏像などがたくさん展示されていますが、やっぱりこれがピカ一ですね。

  • 一旦、元興寺から出ることにしました。<br />境内で、禅室の屋根裏探検をやっていることを知ったのですが、事前に往復はがきでの申し込みが必要とのことです。<br />受付に訪ねると、12:30からのコマに空きがあるということで、早速申し込みました。<br />ちょっと時間があるので、早めに昼食をとることにします。

    一旦、元興寺から出ることにしました。
    境内で、禅室の屋根裏探検をやっていることを知ったのですが、事前に往復はがきでの申し込みが必要とのことです。
    受付に訪ねると、12:30からのコマに空きがあるということで、早速申し込みました。
    ちょっと時間があるので、早めに昼食をとることにします。

  • ならまちを歩いていると、見つけた吉祥堂です。<br />旧元興寺本堂跡とあります。<br />今日は、閉まっているようです。<br />旧元興寺の本堂がここに建っていましたが、1451年の戦火によって焼却してしまい、その跡地に人々が住み始め奈良町になりました、とあります。

    ならまちを歩いていると、見つけた吉祥堂です。
    旧元興寺本堂跡とあります。
    今日は、閉まっているようです。
    旧元興寺の本堂がここに建っていましたが、1451年の戦火によって焼却してしまい、その跡地に人々が住み始め奈良町になりました、とあります。

  • ならカフェ・由庵で昼食にします。

    ならカフェ・由庵で昼食にします。

  • 由庵ごはんです。

    由庵ごはんです。

  • 元興寺塔跡によりました。<br />昼食後、屋根裏探検まで、ちょっとならまちをぶらつくことに。

    元興寺塔跡によりました。
    昼食後、屋根裏探検まで、ちょっとならまちをぶらつくことに。

  • 境内に入っていくと、燈籠があります。<br />正嘉元年(1257)と刻まれているこの燈籠は、奈良市内で年号が刻まれたものとしては、二番目に古いものです。<br />昭和19年の大地震で、細かく割れてしまったのですが、平成22年春、66年ぶりに修復されたものです。

    境内に入っていくと、燈籠があります。
    正嘉元年(1257)と刻まれているこの燈籠は、奈良市内で年号が刻まれたものとしては、二番目に古いものです。
    昭和19年の大地震で、細かく割れてしまったのですが、平成22年春、66年ぶりに修復されたものです。

  • 五重塔跡です。<br />基壇の大きさからみると、興福寺の五重塔よりも大きかったのかもしれないそうです。

    五重塔跡です。
    基壇の大きさからみると、興福寺の五重塔よりも大きかったのかもしれないそうです。

  • 御霊神社の鳥居です。<br />結婚式があるのでしょうか、花嫁さんの写真撮影が行われています。

    御霊神社の鳥居です。
    結婚式があるのでしょうか、花嫁さんの写真撮影が行われています。

  • 御霊神社の拝殿です。

    御霊神社の拝殿です。

  • 元興寺の禅室に戻ってきました。

    元興寺の禅室に戻ってきました。

  • 屋根裏探検は、こちらから。

    屋根裏探検は、こちらから。

  • 屋根裏に上ったところには、昭和の大修理の証が。

    屋根裏に上ったところには、昭和の大修理の証が。

  • 屋根裏探検のためにつくられた廊下を、歩きます。

    屋根裏探検のためにつくられた廊下を、歩きます。

  • 説明員が説明してくれます。

    説明員が説明してくれます。

  • 昭和の大修理のときにいたずらで刻まれたのでしょう、水上戦闘機と富士山と思える山が、鏡に映るようにしてあります。

    昭和の大修理のときにいたずらで刻まれたのでしょう、水上戦闘機と富士山と思える山が、鏡に映るようにしてあります。

  • 十輪院の山門です。<br />

    十輪院の山門です。

  • 十輪院の護摩堂です。<br />今回、ここが公開され、不動明王と二童子像を見ることができます。

    十輪院の護摩堂です。
    今回、ここが公開され、不動明王と二童子像を見ることができます。

  • 今回公開の、不動明王と二童子像です。

    今回公開の、不動明王と二童子像です。

  • 十輪院の客殿の前におかれた、狛犬?<br />向かいには、同じような吽形があります。

    十輪院の客殿の前におかれた、狛犬?
    向かいには、同じような吽形があります。

  • 十輪院の本堂(国宝)です。<br />美しい姿をしています。<br />この後ろにある、石仏龕を拝むための礼堂として建立されました。

    十輪院の本堂(国宝)です。
    美しい姿をしています。
    この後ろにある、石仏龕を拝むための礼堂として建立されました。

  • 本堂の内部です。<br />正面は、弘法大師のつくられた、石像地蔵菩薩です。<br />左右に釈迦如来、弥勒菩薩があり、近くで見れるのですが、そこで見るとそれらを含めかなりすごい空間(石仏龕)で、感動です。<br />この辺からなら、撮影しても良さそうなので、撮ってみました。

    本堂の内部です。
    正面は、弘法大師のつくられた、石像地蔵菩薩です。
    左右に釈迦如来、弥勒菩薩があり、近くで見れるのですが、そこで見るとそれらを含めかなりすごい空間(石仏龕)で、感動です。
    この辺からなら、撮影しても良さそうなので、撮ってみました。

  • 璉珹寺の山門です。

    璉珹寺の山門です。

  • 蓮珹寺の本堂です。<br />今回の公開は、阿弥陀如来立像です。<br />「女性で裸の阿弥陀さま」と呼ばれている阿弥陀如来立像、これもまた、なんとすばらしい仏像です。

    蓮珹寺の本堂です。
    今回の公開は、阿弥陀如来立像です。
    「女性で裸の阿弥陀さま」と呼ばれている阿弥陀如来立像、これもまた、なんとすばらしい仏像です。

  • 阿弥陀如来立像の袴です。<br />五十年に一度、袴の着替えが行われるのですが、これは平成10年に取り替えられた袴です。<br />かつては、この着替えのときにしか、開帳されていなかったそうです。

    阿弥陀如来立像の袴です。
    五十年に一度、袴の着替えが行われるのですが、これは平成10年に取り替えられた袴です。
    かつては、この着替えのときにしか、開帳されていなかったそうです。

  • びわ茶セットです。<br />花の中には、イチゴを乾燥したものが。

    びわ茶セットです。
    花の中には、イチゴを乾燥したものが。

  • 不空院の山門です。

    不空院の山門です。

  • 不空院の本堂です。<br />ここで、本尊の不空羂索観音坐像(ふくうけんさくかんのんざぞう)が公開されています。<br />これもまた、すばらしい仏像でした。<br />満足の奈良散策で、<br /><br />(おしまい)

    不空院の本堂です。
    ここで、本尊の不空羂索観音坐像(ふくうけんさくかんのんざぞう)が公開されています。
    これもまた、すばらしい仏像でした。
    満足の奈良散策で、

    (おしまい)

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この旅行記へのコメント (2)

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  • morino296さん 2010/10/20 07:10:45
    奈良町
    のーとくんさん

    おはようございます。
    奈良町の仏像巡り、良いですね。

    元興寺の屋根裏公開は、テレビでも紹介されていました。
    屋根裏から、日本最古の建造物の木材が発見されたとか?

    奈良の古寺の屋根が良いですね。

    3つ目の「蓮叙寰宸フ」は文字化けでしょうか?
    私が行った時は、土砂降りの雨でした。

    morino296




    のーとくん

    のーとくんさん からの返信 2010/10/20 08:40:09
    RE: 奈良町
    morino296さん

    おはようございます。

    書き込みありがとうございます。

    屋根裏探検、テレビで紹介されていたんですね。
    当日の申し込みで、屋根裏へ上ることができて、ラッキーでした。

    お寺も仏像も、いいものがそろっている、ならまちでした。

    文字化けなんでしが、グーグルのブラウザでは、わかりませんでした。
    エクスプローラで確認すると、確かに文字化けしていますね。

    早速、なおしておきました。
    ありがとうございました。

     のーとくん

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