2010年ブルガリアからルーマニアの旅＜１・ソフィア編＞

2010/10/03 - 2010/10/05

夫と「今年の旅行どうする？」と相談中に、ふとテレビを見ると旅番組。ブルガリアとルーマニアの旅を紹介しているのを見て、「ここにしよう！！」ということで降り立ちました、ソフィアです。

＜到着＞
着いたのは土曜日の夜11時ころ。私たちはホテルにピックアップを頼みました。20ユーロ。

＜ホテル＞
旧共産党本部の前のArte Hotel利用。観光や食事に便利な立地、そしてレセプションのスタッフが素晴らしかった。どんなことでも気軽に相談できました。ダブル一泊で70ユーロ以下でした。
http://www.artehotelbg.com/

＜物価＞
安い。朝食に二人でサンドイッチとヨーグルトなどで300円以下程度。夕食にきれいなレストランでメインのお肉が1000円以下程度。サラダは300円とか。

＜ワイン＞
ブルガリアはワインの名産地！お好きな方はぜひ。濃くて力強いワインが1本1000円以下で。

＜治安＞
街の中心は危険なことは特にありません。ただ、8時とか9時までには観光客はホテルに帰ったほうがいいよ、と現地の人にアドバイスを受けました。

＜両替と通貨＞
ユーロ持参。まずは空港で必要なだけ現地通貨レヴァ（Lv）に替え、あとは街の銀行で。特にトラブルはなし。ソフィアでも、この後立ち寄ったヴェリコタルノヴォでも、ほとんどのところでユーロが使えました。Lvが残ってしまうと国外では両替できないらしいので、両替しすぎないようにしましょう。

＜天気＞
10月のブルガリアはひたすら曇りのち雨。事前調査では雨量が少ない時期と考えていましたが、傘は必携でした。

＜ぼったくり＞
初日の朝、一番最初の買い物で見事ぼったくりにあいました！4Lv購入して、10Lv札を出し、5Lv札と小銭を受け取ったつもりが、後でよく見たら2Lv札でした。いやー、普通の可愛らしい女の子の店員さんにやられました。みなさんもご注意。但し、これ以降は一度もだまそうとする店員さんには会いませんでした。

＜野犬＞
いたるところに大型の野犬がいます。噛まれたら大変なことになりますが、こちらがちょっかいださなければまず襲ってくるようなことはありませんでした。但し最低限の注意をしてください。

＜たばこ＞
ありとあらゆる人があらゆる場所で吸ってます。バスやトラムの運転手、街の掃除人、OLさん、、、苦手な人は覚悟。

エリア ソフィア(ブルガリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: オーストリア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回、オーストリア航空利用しました。ウィーンで乗換えが4時間ほどありますが、空港から町までは電車で16分。私たちはシュテファン寺院へ寄り道してきました。電車は30分に1本程度ですのでご注意のほどを。

ウィーンの空港にはかの有名なホテルザッハーのカフェが出ています。

さて、ソフィア。まずは朝ごはんにセントラル・ハリへ。ここは、古い市場の建物を改装した屋内市場です。2階はセルフサービスのフードコートと銀行、洋服や雑貨のショップ。1階はカフェと食品やお土産なんかのショップ、地下にはローマ時代の遺跡とビジネスセンターなどがありました。写真は2階のフードコートにて。もちろんヨーグルトを添えましょう。

おなかがいっぱいになったところで街歩きへ。ここは、ひっそりと半地下にたつ聖ペトカ地下教会。中では本気のミサの最中でした。

旧共産党本部。

聖ネデリヤ教会。街の真ん中に立っており、近隣にはレストランやショップが立ちならんでいます。

聖ネデリヤ教会内部の様子。

聖ゲオルギ教会。大通りから少し入ったところに静かに立つ。

こちらはアレクサンダル・ネフスキー教会。近くに蚤の市が立ち、教会前には花売りのおばあちゃんたちが。ブルガリアの歴史では19世紀のロシア皇帝が英雄なんですね。

こちらは聖ニコライ・ロシア教会。奇跡者・聖ニコライはサンタクロースのモデルといわれているんだそうです。

バーニャ・バシ・ジャーミヤ。イスラム寺院です。入り口でフードつきの上着を貸してくれるので夫婦で着込んで内部を「ほぉ〜」とか言いながら見ていたところ、現地の方が笑いながら飛んできて、「これは女性だけ着ればいいんだよ」と教えてくれました。大変はずかしかった！

バーニャ・バシ・ジャーミヤの近くにある無料の飲用温泉です。でっかいタンクを抱えた市民がたくさん集まってきます。私たちも市民の暮らしを体験。美味しかったです。

聖ネデリャ教会の道を挟んだ反対側あたりにあるHappy Bar&Grillにて。ここはチェーン店らしく、ブルガリア料理専門店ではありませんでしたが、トルティーヤに包んだチキン、絶品！

ホテルでお薦めレストランを聞いたところ、某ガイドブックにも掲載の「クラチマ・プリ・ヤファタ」を推薦されたので行ってみました。料理は美味しかったのですが、かなり観光地化されていて店内は観光客でいっぱいでした。曜日によっては生演奏があるようですが、日曜日は静かでした。英語メニュー有り。店員さん酔っ払い疑惑あり！？

きゅうりのヨーグルトスープ。さっぱりしていて美味。

ブルガリアの定番、ケバプチェとキョフテ。スパイシーで美味しいです。

プリ・ヤファタでのメインはラムの煮込み。これは大変美味しかった。

こちらはBalgarska Zavera。英語メニューあり。街の中心から東へ向かうドトール・アレクサンドル通り沿いのエレガントなレストランです。大変気持ちよい接客に美味しい料理。写真のショプスカ・サラタはブルガリアの定番サラダ、白いチーズがポイントです。

そしてこの旅で一、ニを争う美味しさ、こちらがギョヴェチェです。ビーフのシチュー見たいなものにヨーグルトが入っているのか？なんとも表現できませんがとにかく美味しかったです。レシピが欲しい。