懐かしい思い出の地へ再び　《台南》 -１

2010/10/08 - 2010/10/13

　１０月８日から６日間台湾へ行ってきました。　今回の旅行の一番の目的は、１０月１０日の夜に高雄市の高雄巨蛋で開催される私の大好きな台湾の歌手の一人『江惠』の演唱會（コンサート）に行くことでした。　

　当初は、１０月９日から台湾に行く予定でしたが成田からのチケットの予約の都合で８日出発にして５日間の予定を６日間にしました。　従って、一日余裕ができたので久しぶりに台南へでも行ってみるかと考え、最後に台南に行ってから２０年ぶり？に行ってきました。　通算すると６回目の台南です。

★写真は、南鯤[魚身]代天府の廟の前の大きな門です。【魚へんに身の漢字を入力してもその漢字が表示されませんでしたのでこのように表示しまた。】　

　今から２５年位前に台南の駅前からタクシーに乗りドライバーさん任せで観光をしたことがあります。　
　私はドライバーさんに『これまでに台南へは３回来ているので街の中の主な観光地は見ています、だから私の知らないところへ連れて行って下さい』とお願いしました。　するとドライバーさんは、解りましたと言って一日かけて私を台南郊外と街の中でも観光客の行かないお寺（廟）を案内してくれました。 その時に案内してくれた場所のひとつが『南鯤[魚身]代天府』でした。

　当時の道路は今とは比べものにはなりませんでしたので私の記憶では台南駅前から代天府まで１時間半位車に乗っていた様な気がしましたが、今ではタクシーで５０分位で行くことができます。

　私が行った頃にはこの門はありませんでした。　また、廟の後の方にあった広い庭園が無く？　小さな庭園があるだけでした。　しかし、この廟であることは間違いありませんでした。

エリア 台南(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 タクシー
• 航空会社: チャイナエアライン
• 旅行の手配内容: その他

廟の前の大きな門

　「南鯤[魚身]代天府」は、台湾で最大規模を誇る最古の王爺廟で、別名「天下第一府」とも呼ばれ、さらに台湾の「王爺総廟」という名称を持ち、台湾全土に７千余りの分廟があるそうです。　毎年この廟を訪れる参拝者や観光客は400万人以上で、農暦の4月26日と27日には王爺祭という祭りがあり、台湾中からタンキーと言われる人達や参拝者、観光客が訪れるとのことです。

　この廟は国家二級古蹟に指定されており、建設からすでに三百年余りの歴史があるそうです。

廟の前の大きな門

廟の前の大きな門

廟の前の大きな門の柱の間から見た代天府

代天府

廟の前にある屋根のある広場

お供えものを乗せる台があります。

廟の前にある屋根のある広場

代天府

代天府

代天府

代天府

廟の右の方にある庭園

廟の右の方にある庭園

廟の庭園の中の小さな池

　牛と牛飼いの少年の像には大きな赤いリボンが着いていました。

廟の裏手にありました。

硬貨を投げて真ん中の鐘に当たると良いことがあるみたいなことが書いてありました。

　この日（１０月９日）は、何かの祭りの行事が行われていましたが何の祭りかは解りませんでした。　中国語で難しい説明をされても私にはほとんど解りませんのであえて聞きませんでした。

　以下の写真は、祭りのために順番を待って色々なものを持った人達や色々な仮装をした人達が廟の中に入って行く様子を撮ったものです。　ものによっては何なのか解りませんのでコメントできません。　

旗を持った人達が廟の前に整列をしています。

廟の前のお供え物をする台のへ入って行きました。

大勢の参拝者がお供え物の所で廟に向かって手を合わせています。

天井の高いところです。　天井の色彩もきれいでした。

自分の体に傷を付けながら祈るタンキーと言われる人

獅子舞みたいなものです。

　廟の中を拝観し、写真を撮ったり、祭りの様子を見たりして気温３０度以上もある暑い中を１時間以上も歩きました。

　その後、台南市内へ戻る途中の道路沿いにある食堂でタクシーのドライバーさんと一緒に海鮮料理の昼食をとり、次の目的地『正統鹿耳門聖母廟』へ向かいました。　牡蠣のスープや蒸した魚がとても美味しかったです。

代天府で見つけたお土産

　台湾のお寺でよく見る赤い三日月形の木片を模した携帯ストラップです。