2008/09/16 - 2008/09/23
1045位(同エリア1811件中)
愛吉さん
或る日、何時も使っている旅行社より電話が入り、今度サンクトペテルブルグへ直行便をチャーターする、(当時定期便は無かった)又エルミタージュで丸一日の自由時間を設定するので、(美術館6時間、劇場でバレー鑑賞3時間)参加しませんかと云ってきました。
エルミタージュは憧れの美術館なので、早速パンフレットを取り寄せ検討、他にモスクワ、スズタリ等にも行くし、時期も9月で夏の宮殿の噴水も見られるとあって参加を決めました。
”美が溢れるロシア感動8日間の旅”
今回のツアー参加者は30人、男は6人 女24人、年令は30台から70台迄、男は全員夫婦連でした。
尚この旅行記は、当時の日記を元に、記憶を頼りに書いています。悪しからずご了承下さい。
飛行機はロシアのトランスアエロ航空、見る限り古ぼけた飛行機です。
チャーター便の為か駐機場は一番はずれ、成田空港の広さを実感しました。
成田発13時 満席でした。 客室乗務員はニコリともしませんし、日本語は勿論、英語も通じません。 通訳として乗り組んでいる日本女性も実にお座成りです。 その為帰途にはひどい眼にあいますが、それは後ほど。
ペテルブルグには、当日現地時間18時30分に到着
写真はエカテリーナ宮殿です。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 2.5
- 交通
- 1.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
9月17日 曇り
ホテル発 9時 寒い 日本の12月並の寒さ 皆ロングコートやジャンパーを羽織って集合。 私もジャンパーにマフラー姿です。
最初の訪問地は、エカテリーナ宮殿 入口にはもう写真屋さんが出張っています。
この宮殿は、第二次大戦でドイツに破壊されましたが元どうり復興され、琥珀の間もサミットを機会に今回復元されました。 -
シンボルマークである塔の上の葱坊主は、布で覆われています、残念。
-
宮殿の中に入ります。
中央階段です、ピンクのカーテンが優雅に見えます。 -
エカテリーナ二世の為に造られたこの宮殿は、青と白を基調とした外観と共に、金箔を多用した豪華な内装も有名です。
特にこの場所は、黄金の縦列と呼ばれ、50以上の部屋が一列に並び、その入口を金箔の彫刻が飾り、端に立つとそれが一列に並んで見える事から名付けられた所です。 豪華さが良く判ります。
1791年大黒屋光大夫がエカテリーナ二世と面会した部屋も、その内の一つでしょうか。 -
白の食堂
奥に見える青い部分は、ストーブです。
再建された琥珀の間も見ましたが、残念ながら撮影禁止です。
一面琥珀が張られた豪華な部屋です。大きく品質も最高級なので、材料を集めるだけで6年も掛かったそうです。
しかし部屋の上部はだまし絵で琥珀は張ってありません。 云われる迄は気付ませんが、これは当初からのもので、そのまま復元したそうです。 -
庭に出て来ました。
-
キャメロンの回廊です。
夏の夕方や雨の日は、ここから庭を愛でるのでしょうか。
エカテリーナの宮殿は、庭の散策で終了です。
午後は、ペテルブルグの名所を訪ねます。 -
青銅の騎士像です。
ネバ河に面したオストロスキー公園にあります。
人物はピヨートル大帝で、ガイドの説明によると馬を後ろ足だけで立たせるのに苦労したそうです。
蛇を踏ん付けていますが、この位置からは見えません。 -
青銅の騎士像前から写したものです。
ネバ河の向こうにロストラの灯台、要塞内の尖塔、それにクンストカメラの塔も見えます。
ペテルブルグ一番のスナップポイントです。 -
ロストラの灯台 台座の部分です。
向こうにもう一基有ります。
海戦の勝利を記念したもので、ロシア4大河川の女神と沈没させた敵船の舳先だそうです。 -
イサーク寺院
1818年から40年掛けて造られました。 19世紀最大の建物だそうです。
高さは101Mあります。 第二次大戦では、金色のドームは目立つて目標になりやすいと、黒く染められたそうです。
泊まっているホテルの窓からも良く見えました。 -
イサーク寺院の前にあるニコライ一世の騎馬像です。
下に居るのは、彼の治政を助けた重臣達でしょうか。 -
血の上の教会
アレキサンドル二世が暗殺された場所に建てた教会です。
カラフルで、いかにもロシア正教らしいです。
ここで2時間の自由時間です。
この間希望者は、運河クルーズに行く事が出来ますが、、私達はネフスキー通りを歩きたいので別行動です。 -
教えてもらった道をたどり、ネフスキー通りを目指します。
道は凸凹、水溜りがあり、又工事中の箇所迄あって別の道を進みます。
ネフスキー通りに到着しました。
さすが一番の大通り、行き交う人も多く圧倒されます。
旧海軍省に向って歩く予定でしたが、右か左か判りません。
多分こちらと歩き始めます。
右側にカザン聖堂がありました、ローマのサンピエトロ寺院を真似て1811年に造られ、半円形に並ぶ列柱は136本あるそうです。 -
もう少し進むと公園があり、奥に女性の銅像が建っています。
中に入って確認すると、エカテリーナ二世の銅像でした、高さが15米あります。
下部はやはり女王を助けた重臣達の像です。
死後も女王を守っているのでしょうか。
そうするとここは、オフトロスキー広場です。
海軍省とは反対の駅に向って歩いている事になります。
戻って海軍省に行くには時間が足りません。
しばし公園のベンチで一服です。
トイレにも行きたくなりました、見渡したところ公衆トイレはありません。
それでは、これで散歩は打ち切り、集合場所に戻る事にします。
本日の観光はこれにて終了、夕食を取ってホテルに戻ります。 -
9月18日 (木) 曇り
今日は今回の旅行のメインイベント、エルミタージュの日です。
ホテルを9時20分に出発、10分程でエルミタージュに到着、しばし宮殿広場で写真タイムです。
冬宮と参謀本部に囲まれた、半円形の美しい広場です。
しかしこの広場で、1905年1月22日 血の日曜日事件が発生しました。
ガボン神父に率いられた民衆が、皇帝に生活の改善を求めてこの広場にやって来ました、広場に溢れるほどだったそうです。
その時この冬宮の前に整列した近衛兵が一斉に発砲したのです。
死者千人、負傷者二千人以上と言う大事件です。
この事件をきっかけにロシア革命が起き、17年後にソビエト政府が樹立するのです。
目を瞑ると、民衆の泣き叫ぶ声、鉄砲の音が聞こえる様です。 -
広場の中央には、アレクサンドルの円柱があります。
高さ47.5米で1834年ナポレオン戦争の勝利を記念して造られたものです。
これも事件の目撃者でしょう。 -
10時になりました、美術館に入ります。
ここが有名な大使の階段です、各国大使が皇帝に拝謁すべく登った事から命名されました。
中はどんなに素晴らしいか、期待させるに充分です。 -
角度を変えてもう1枚
正面の彫刻です。 -
ピヨートル大帝の間
-
パピリオンの間。
正面に孔雀の置時計が見えます。 -
やっと絵を飾ってある処に来ました。
ガイドの解説を聞いています。
カラバッジオのリュート奏者 -
ラファエロの回廊
1794年にエカテリーナ2世の要望で、バチカンの同名の回廊を模して造られました -
ティツィアーノの”ダナエ”
見たかった世界の名作が並んでいます。
鑑賞者の増減により行きつ戻りつして、中々前に進みません。 -
マチス”画家の家族”
美術館には6時間居ました。
昼食は館内のカフェで軽食です、それでも鑑賞出来たのは半分位でしょうか。
後半は見たいものを優先して廻ると、今自分の居る所が判らなくなり右往左往します。時間だけが過ぎて行きます。
ある一部屋に入ると見た様な、見ない様な絵が大量に掛けてあります、作者は有名画家ばかりです、しかもここには5カ国語位で説明文が出ていました。
日本語もあります。
それによると大戦中に、ドイツが持ち去った美術品の見返りに、ドイツから持って来た物で、まだその所属は決まってないとありました。
なんとなくせつない想いです。 -
美術鑑賞後は一旦ホテルに戻り、着替えをしてから夕食、そしてその後エルミタージュ劇場でのバレー鑑賞です、演目は白鳥の湖。
この劇場は全て自由席です、早めに着いたので、一番前の席がゲット出来ました。
しかしこの劇場は、前の3列位がベンチシートです。
後から考えると、この席は見る人によって椅子を変えるのではないかと言う事です、皇帝用の椅子、皇族の椅子、高官の椅子そして庶民の椅子、私達は勿論庶民の椅子です。
開演直前に中国人の10人位の団体が前の入口からドヤドヤ入って来ました。
後ろの空いた席に早く行けばよいのに何人かは立ったままです、そうなるとベンチシートに座る日本人は、席を詰めて座らせてあげます。しかしその隣に座るロシア人の2人組みの女性は頑として動きません。かえってこちらに身体を押し付けて来ます。 2時間半窮屈な思いが続きます。
又最前列ですと、オーケストラボックスが覗けますが、団員の一人は、自分が演奏しない時、携帯でメールを打っていました。
生で見る初めてのバレーですが、”皇帝が座る位置でバレーを見た”で終わりです。 -
9月22日 (月) 晴
昨夜モスクワから帰って来ました。
今日の午前は自由行動です、ホテルでゆっくり朝食をとり、10時頃から散歩に出ました。
目標はホテルから見えるイサク寺院です。
運河を渡ります、橋には、スフィンクスの飾りが有り、両岸には落着いた建物が並んでいます。 しかし道が悪く、歩くには注意が必要です。
向こうから若い2人の男性が歩いて来ました、手にラムネ瓶の様な物を持っています。 すれ違いざまに瓶の口を私に向けますと、そこから黒い液体が飛び出しました。 とっさに避けて事なきを得ましたが、2人共そのまま行き過ぎます。 どこの国にもチンピラは居ます。 しかし事故に合っては詰まりません。 早々に散歩を切り上げ、ホテルのロビーでお茶にしました。 -
午後からは、ピヨートル夏の宮殿の観光です。
バスで移動中にこんなモニュメントが在りました。
第2次大戦でペテルブルグがドイツ軍に3年に渡り包囲されましたが、それに耐えて陥落しなかった名誉を称えたものです。
一般市民も武器を持っています。 -
ピヨートル夏の宮殿に到着しました。
噴水が勢い良く出ています。
正面のサムソンの噴水です。 -
近寄って1枚。
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反対側に廻ってもう1枚。
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いたずら噴水
皇帝以外の人が通ると道から水が噴出すのです。 -
いたずら噴水2
この東屋で休んでいると、急に雨が降り出し出られなくなります。 -
いたずら噴水3
白い椅子の中央が皇帝の座る場所です。
ここを通る人は、どうしても皇帝に挨拶をします。
そうすると下の石の間から水が吹き出る仕掛けです。 -
こんな噴水もあります。
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花壇の噴水です。
-
庭の中の一部の木は紅葉を始めています。
色々な噴水があり楽しめました。
実際はもっと多くあったのですが、大戦中にドイツ軍に破壊され、まだ全て復旧していなっそうです。
これでサンクトペテルブルグの観光は終了です。
次はモスクワ編に移ります。
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