2010/09/27 - 2010/10/08
1545位(同エリア2743件中)
hanaさん
サンフランシスコの美しい港やビーチ沿いを12K (もしくは7K)という比較的挑戦しやすい距離で、楽しみながら走ることが出来るイベント。
この大会のポイントはとにかく景色。晴天の時には真っ青なカリフォルニアの空をバックにゴールデンゲートブリッジの赤が映えて、まるでポストカードの世界で自分が走っているかのよう!
毎年10月最初の日曜日に開催なので、旅行や仕事で都合が合うかたは是非トライしてみてください!!
- 旅行の満足度
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- デルタ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
出張の合間の週末に、この大会があることを知ったのは2年前。サンフランシスコ在住の日本人の同僚が「一緒にどう?」と声をかけてくれたのがきっかけでした。
景色は最高だし、距離も手ごろだし、なんでもっと前からチェックしなかったんだろうとすごく後悔しました。
ランニングとウォーキングの2種類があり、日本のように何万人も参加するような大会でもないため、とてもユルい感じです。景色を楽しみながら走ったり歩いたりすることが大切・・というような雰囲気。
招待選手として、以前、有森裕子さんも走ったことがあるレースなんですよ。もちろん優勝していらっしゃいました。
今月ハーフのレースがあることと、ここ数ヶ月すっかりジム通いを怠けていたということもあって、自分の調子をみるためにも、デジカメを持たずに集中して走ろうと思ったため、写真を全然撮りませんでした。
ホテルの部屋以外は、過去訪れた際にチラッと撮った写真から探してきたものです。肝心のゴールデンゲートブリッジの写真がないのが痛いですが、レースの申し込みや雰囲気、流れ、実際のレースの様子など、そういった情報を提供したいと思います。 -
今回、仕事で滞在しているホテルから、週末にあるこのレースのためにサンフランシスコ市内にあるルネッサンスホテルに予約を入れて、金曜の夜から滞在して、日曜の午後1時半チェックアウトするまで利用しました。
ひとりだったのに、リビングのついた部屋でした。ほとんど出歩いていた為に、夜寝るためのホテルだったので、寝るときはこっちのリビングの部屋にはしっかり鍵をかけて、こぢんまりとした感じで休みました。だって、無駄に広いとなんだか怖いんですもの・・・。 -
このBridge to Bridgeは1977年から始まったランニングイベントです。
名前の通り、フェリービルディングの後方にそびえるベイブリッジから、言わずとしれたサンフランシスコの象徴、ゴールデンゲートブリッジまでの全12Kを走るコース。
申し込みはインターネットと郵送、そして直接窓口で申し込むという3つです。事前に申し込みすると、ちょっとだけ参加費が安くなるので、私は日本からネットで申し込みをしておきました。通常は$45です。
申し込みをすると、ゼッケンとICタグが郵送されてきます。
日本と比べて大きく違う点は、当日参加が発走10分前まで可能というところでしょうか。実際に、私の同僚も、ぎりぎりまで参加を迷っていたのですが、前日に「やっぱり走る!」と連絡をくれ、当日の朝に申し込みを行いました。
全参加者数が5000人程度の大会なので、当日参加申し込みも全く混雑がなく、日本の大会ばかり目にしている私には、ブースやトイレはガラガラという印象です。
そして、なんと、12キロ、7キロ、ランニング、ウォーキングという区分があるのですが、申し込み時に選択項目はなし。
そうです。スタートしてから、自分でその日・・というか、その時の気分で距離を自分で決めて、途中の分かれ道で7Kコースか12Kコースかへすすめばよいのです!
このユルさ。カリフォルニアという土地柄なのか、日本人がオーガナイズされ過ぎなのか分かりませんが、気楽でいいですよね。
靴紐のところにつけるタグですが、チップ式ではなく、テープ式。まっすぐの厚みがちょっとあるテープを丸みがでるように輪っか状にして、自分のゼッケン番号が印字している側を上にして靴紐に通して端と端を(両面テープがついているので)とめます。
丸みをもたせる・・というのがポイントのようで、説明書にもそう念を押されています。
もうひとつ、大きな注意が。それは距離の表示です。
ウェブサイトや実際の大会の会場でも、12キロ、7キロという言葉が使われていますが、走っているときの表示は全てマイルです。キロ表示は一切ありません。
これ、マイルが感覚で身についている人や、気にならないひとは全く平気だと思うのですが、私は常にキロで自分のペースを測っているので、初めて参加した2年前は、時差ぼけで前日ほとんど眠れなかったののと、まさかのマイル表示で自分がいまどこらへんにいて、あとどのくらいの余力を残して走ればいいのか・・が全く分からず、オーバーペースになって、顔面蒼白でゴールした苦い思い出があります。
なので、今回は1マイルを1.6キロで計算し、1マイルごとの目標ペースをランニング用の時計にペースとして登録して、腕には直接ペンで、3マイル(4.8キロ)と5マイル(8キロ)、7マイル(11.2キロ)の目標タイムを書き込み、それを目安として走るようにしました。
距離表示は1マイルごとに目立つように道路わきに設置してあります。
あらかじめ、地図で、ここらへんがなんマイル・・と頭になんとなく入れておくと、表示自体を見落とすことはありません。 -
当日の朝は霧雨。2年前は快晴の真っ青な青空だったので、それを強く願っていたので、ちょっと残念。けれども、霧のサンフランシスコ・・という景色の中走るのもいいじゃない・・と思い直しました。前日に参加を決めた友人が車でホテルまで迎えにきてくれ、8時にホテルを出ました。
指定の駐車場に停めると、出るときにゼッケンを見せればと$10ドルになります。
出発はフェリービルディング前。着替える場所などは特にないので、もう走れる格好でホテルや自宅を出ることをおすすめします。
上着などは、Sweats Truckというのがあって、スタート地点でビニール袋に自分のゼッケン番号を記載して、その中に入れて預けると、ゴール地点まで運んでいてくれます。
繰り返しますが、参加人数が少ないですし、混雑があまりないので、どんな手続きもスムース。安心して利用できます。
サンフランシスコは通年空気が冷たいので、必ず暖かいフリースなどを預けて、ゴールしたら羽織れるようにしておくといいです。
私は今年、長袖で走ったので、ま、大丈夫か・・とたかをくくっていたら、ゴールしてから身体が冷えて冷えて、失敗しました。サンフランシスコは寒いです!
トイレは簡易式のトイレが設置されています。そこもさほど込み合っていないので、レース直前でも大丈夫。 -
午前9時の出走を前に、スタート地点には参加者がぞろぞろを集まってきます。
こちらの人達は、体型が膝下が長くて細くて形のいい筋肉がついている脚をもつ人ばかり(の、ように見える)。気軽にワークアウトをいつでも出来る環境のゆえんか、血のせいか分かりませんが、特に女性は格好いい人が多く感じます。羨ましい限りだなあ。
そして9時。ピストルの音と共にスタートです。皆、「ウォーーー」と声をあげてイベント感が高まります。
コースはベイブリッジから、たくさんのピアを右手に見ながら走り抜け、フィッシャーマンズワーフへ。そしてチョコレートで有名なギラデリの本社があるギラデリスクエアの前を走り、そしてそして、この後、傾斜30度の坂道をかけあがり、フォートメイソンへ。 -
30度の傾斜、キッツイです。初めて走ったときには歩きました。が、今年は時差ぼけもすっかり一週間で解消されて、睡眠はばっちりだったこともあり、歩くことなく駆け上りました!
そして、Fort Masonを抜けてしばらく走ると、7Kと12Kの分かれ道があります。とても分かりやすく表示がありますし、係員も絶え間なく、7キロはこっち、12キロはこっちよーーっと叫んでいてくれるので、間違うことはまずないと思います。
そこを12キロですすんでいくと、Crissy Fieldへ!ゴールデンゲートブリッジ臨み、そこへ向かいながらビーチ沿いを走ります。ここが一番の絶景ポイント。サンフランシスコを走っている!という実感を一番強く感じることが出来るポイントです。なので、12キロを選びましょう(笑)。歩いたって全然OKなのですから。
ゴールデンゲートブリッジの手前で折り返しです。橋は渡りません。
海沿いだったので、大きな波がくるとザッパーンとかぶります。私もちょうど大きな波がきたときだったので、軽くかぶってしまいました。でも、走っていて暑いし、気持ちいいかも。
折り返しあたりで大体残りが2キロちょっととなってきます。ただただ見晴らしのいいところを走っていくので、若干単調になって疲れも感じますが、周りのランナーと共に、あと少し・・と頑張ります。
犬やランニング用のベビーカーを伴って走っている人も多く見かけます。
ミニチュアダックスを連れて12キロを走っていた人がいました。最初はリードをつけて走っていたのですが、折り返しですれ違ったときには、リードが外され、短い足で、険しい顔つき、必死の形相で走っているその犬を見かけました。犬も頑張っている・・と思ったけれど、一方で、心臓自体も小さかろうに、大丈夫なのかしら・・・と気になりました。たぶん、途中ではだっこされたかな。
ゴールの手前、400メートルくらいが、なんとゆるーーい上り坂なんです。ここで歩く人多数。私も前回の大会では、もう心が折れて歩きましたが、今年はここも走りきりました!!
運動不足で不安だったのですが、目標タイムを上回ってゴールすることができました。それに今年は、景色も十分に堪能して、ペースを崩さずに走ることができて、大満足。
やはり、マイルとキロをしっかり計算して、走っている最中に慌てることがなかったというのが一番大きかったと思います。
ゴールすると、お水やらバナナ、お菓子、他の飲料水などが無料で配られます。もちろんTシャツも。
その後、預けた荷物がある人はそれを受け取り、無料のシャトルバスでスタート地点まで戻りたい人は戻ります。
私もバスを利用したのですが、30分近く待ちます。なにも上着をもってこなかった私は、ブルブルと震えました。なので、来年も参加することがあったら、かならず上着持参で預けようと思ったのでした。
景色のいいこの大会、是非、機会があったら参加してみてください!
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
6