Vietnam へ Go!Go!Go! 最終回 ハノイ編

2010/09/24 - 2010/09/24

ベトナム滞在の最終日です。
この日は翌未明の出国までハノイ市内の観光を楽しみます。
1010年、ベトナム最初の長期王朝、李朝が創国されました。
首都は現在のハノイで当時の名前をタンロン（昇竜）といいました。
今年でハノイの都が造られて1000年。
2010年10月1日から「ハノイ建都1000年祭」があり、その準備とカウントダウンで盛り上がっていました。
ホーチミン廟も1000年祭の飾り付けがされています。

エリア ハノイ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 自転車 飛行機
• 航空会社: ベトナム航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 日本旅行

朝起きると、昨日とは打って変わって良い天気。
薄曇ですが今日も暑くなりそうです。

写真は一昨日から宿泊している、Hotel Nikko Hanoiです。
不自由は無いのですが、面白みに欠ける普通のホテルでした。
教育は行き届いているようで、ホテル内のキオスクやバーからポーターまで対応は抜群に良かったです。
また、今日はチェックアウトの日なのですが、部屋は18：00まで使用できるとのこと。
やった、飛行機に乗る前にシャワーを浴びれる！！

ホテルの周辺を朝の散歩。
湖(？）なんかもありました。

朝食のレストラン。
インターネットであまり評判の良く無い2Fの中華レストランではなく、1Fのレストランでした。
朝食には、チェックイン時に渡されるクーポン券の提示が必要です。

メニューには、ごはん、味噌汁、海苔など純和風のものもありましたが、私はオーソドックスにチョイス。
オムレツに「モアー、モアー」と頼んでチーズを沢山入れてもらったら、とても美味しかったです。

さあ、ハノイ市内観光です。
まずはホーチミン廟から。
ここでベトナムの独立宣言が読まれたんだなぁ、などとしばし感慨にふけります。
ちなみに10月からの建都祭の準備だそうで、廟内はメンテナンス中。
入れませんでした。

毎正時になると、廟を守る衛兵の交代が行われます。
廟の前では非常にゆっくりと高く足を上げてあるく衛兵ですが、廟から離れると早足になります。
「手抜きしてますね〜」とはガイドのタムさんの言。

大統領執務室として使用されていた建物。
現在は迎賓館としても使用されているようです。

廟のすぐ裏手にあるホーチミンの家へ。
高床式住居です。

ガイドブックには「質素な造り」とか書かれていましたが、広くて重厚。

ホーチミンが使用していた自動車なんかも展示されています。

遠足中の子供達。
迷子にならないように前の子供のTシャツを持って、一列で歩きます。

ホーチミン博物館。
今回は入場しませんでした。

一柱寺です。
もともと1049年に創建された仏教寺院、延祐寺のひとつの楼閣でした。
蓮の花を模した独特な造りの建物です。

一柱寺を別アングルから。

続いて文廟へ。
孔子を祭った廟で、日本でいえば天神様みたいな感じ。
ベトナムで最初の大学が開設された場所でもあります。

亀の上に置かれた石碑は15世紀以降、科挙試験に合格した人の名前が刻まれています。
「亀の頭を撫でると頭が良くなる」と言われていて、どの亀の頭もピカピカに光っています。

文廟の門はハノイの象徴。
街のあちらこちらで、この建物をモチーフにした、建都祭のポスターが貼られていました。

文廟の本殿。

続いて玉山祠を見学。
13世紀の元朝に対する戦いで活躍した陳興道、文昌帝、1864年に寺の修理を担当した儒者者で作家の阮文超らが奉られています。

島と岸の間は、赤く塗装された木製の棲旭橋でつながれています。
棲旭橋とは朝日が差す橋といった程度の意味。

玉山祠にある亀の剥製。
この体長2ｍになろうかという亀は実際にホアンキエム湖で捕獲されました。
ホアンキエム湖には、明軍を撃退した黎利に剣を渡した亀が棲むと言われていて、この亀が伝説の亀では、とハノイ市民は大いに盛り上がったそうです。

帰ろうとした時、バイオリンを持ってアオザイを着たオネエさんの集団に遭遇。
単に撮影じゃないの〜、演奏もしてないし、と思って見ていると、どの楽器もそれなりに使い込んでいる物でした。

建都祭の準備で、今日はリハーサルだそうです。

玉山祠の入り口ではモデルさんの撮影会。
身長175ｃｍ以上はある八頭身美人です。

せっかくなので、私も紛れて撮影。
ガイドのタムさんもiPhone3Gで撮影してました。

玉山祠から至近にある、水上人形劇場。
一昨日に鑑賞した場所です。

昼食まで時間がありましたので、旧市街をブラリ。
ベトナム雑貨に興味のある女性陣は買い物で大騒ぎ。
私は街の喧騒に改めて興奮。

本日の昼食はKHAI'S BROTHERS。
ビュッフェスタイルのベトナム料理レストラン。

昼食後は車に揺られて約30分。
焼き物の街、バッチャンへ。
何か買おうかと思っていたのですが、予想していたよりも高く（ちょっとしたものでも3＄〜）何も買わずにハノイに戻ってきました。

ハノイに戻り、買い物に全く興味の無い私は一人でハノイ市内をブラリ。
ハノイのオペラ座です。
確かにパリのオペラ座に似ています。

ハノイの大聖堂。
この後もイロイロ回りたかったのですが、途中で道に迷ってしまい、ホテルでの待ち合わせ時間ギリギリになってしまいました。

今回は天候に恵まれて良い旅になったなぁ、などと夕食を食べながら感慨に耽っていたのですが、本当の試練はここから始まりました。
夕食後、帰国の為に空港へ移動し、22：00頃空港に到着。
チェックインをし、0：10発の成田行きの便の出発を待っていました。
当日、日本には台風が接近しており、搭乗間際の0：00頃、遅延が発表されました。
なんと、5：30。
え〜、5時間以上も空港で待っているの？？？と落胆しつつ、配られた毛布にくるまり時間を待ちます。
いつのまにか眠り込んでしまったようで、朝5：00頃、場内アナウンスで目を覚まします。
今度は8：30に出発変更！！
結局、日本には9時間遅れで到着しました。
まさか、飛行場で半日過ごす羽目に陥るとは・・・。