クスコでストライキ！　楽しみにしてたのに～　

2010/09/19 - 2010/09/26

以前から行きたかったペルー！　ようやく一緒に行ってくれる友人ができて、ばっちり計画を立て、いざ出発♪
それなのに・・・！　クスコでストライキ発生！　ゆっくり1日楽しむ予定だったマチュピチュ滞在時間はたったの1時間・・・。行けただけマシ？
スケジュール変更の疲れか、体調まで崩し、とんだペルー旅行になりました。

エリア クスコ(ペルー)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 2.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 飛行機
• 航空会社: デルタ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

セントレアを出発し約13時間でデトロイトに到着。
デルタ航空には個人用テレビモニターがなく、退屈でした・・・。
デトロイトからアトランタを経由してペルーのリマに到着。
夜中に到着したので今夜は明日に備えて寝るだけです。

翌朝は早朝出発でしたが、ホテルでは簡単な朝食を準備してもらえました。

迎えに来てくれたドライバーさんと、3時間かけてピスコ空港へ移動。そこからセスナに乗り換え約50分でナスカ上空に到着。
遊覧飛行が始まりましたが、1〜2分で酔ってしまいました・・・。
私以外は皆さん楽しそうにナスカの地上絵を楽しんでいました。

皆さんの歓声を聞きながら何とか数枚の写真を撮ることができました。

線がたくさんあって、どれが地上絵かなかなかわかりませんでした。
早朝が一番良く見えるそうです。
私たちは午前中に行ったのですが、あまりはっきりとは見られませんでした。

ピスコからリマに戻る途中、ドライバーさんおすすめのレストランで昼食。
セビッチェです。

一緒に注文したえびのスープです。
すっごくおいしかったのですが、何といってもセスナに酔いしれた後・・・。
頑張って半分食べました。
ここからリマに向かう途中、ツアーデスクから、初コール。
明日からクスコで大規模なストライキが2日間あり、マチュピチュに行くことができなくなったと！
とりあえずの対処をお願いしホテルに戻りました。

ホテルの向かいにあるレストランで夕食。
とってもおいしかったのですが、食欲戻らず・・・。
明日は早朝出発のため、早めに就寝しました。

ストライキの細かい情報がないまま、早朝にリマからクスコへ移動。到着してみてびっくり！
クスコの空港は軍隊により封鎖されていて、出発ロビーは今日中にクスコを出発する客でパンパンな状態。封鎖される前から缶詰になっているようでした。
私たちは何とか車で空港を出ましたが、石や棒を持った人たちやバリケードに阻まれ、ホテルまで辿り着けず、1キロくらい歩いてホテルへ到着しました。
到着したばかりの高地で上り坂を歩いてよれよれでした・・・。
到着したホテルでコカ茶をいただきました。

歩行者には危害は加えないということで、とりあえず観光に出かけました。
ラ･コンパニーア・デ・へスス教会です。

カテドラルです。
中に入りたかったのですが、こちらも閉鎖・・・。
デモの行進ルートにあるところは閉鎖されていて、外観観光しかできませんでした。

ペルーではよく山などに字が書いてあるのが見られました。

少し動くと息切れしてしまうので、休憩しながら散策し、昼食に行きました。
お店の窓は閉まったまま、扉も隙間があるだけで閉じていましたが、お店はやっていました。
デモを警戒して閉じているお店が多い中、目的のお店が開いていて良かった♪
「プカラ」です。

インカコーラもいただきました。

ゆっくり昼食をとって、2時頃お店を出てみると、デモ行進は終わっていました。
引き続き観光です。
12角の石です。

続いて、14角の石です。

インカの石組みってスゴイ！

ロレト通りです。

やっぱり高地・・・。少し動いただけで疲労してしまい、ホテルで休憩してから夕食に出発。
夜のアルマス広場です。
山の上まで家があり、灯りがとってもきれいでした。

噴水もライトアップされていました。

アルマス広場に面した場所にある「トゥヌパ」へ行き、フォロクローレショーと民族舞踊を楽しみながらブッフェです。
夜の10時頃ホテルまで歩いて戻りましたが、アルマス広場周辺には観光客がまだまだ多く、危険な感じはありませんでした。

翌日も朝の6時からストライキの花火か爆竹の音がし始めました。
今日もクスコからは出られないので、ゆっくりめにホテルで朝食をいただきました。

ホテル近くにあるインカ博物館に行きました。
デモ行進のコースから外れているため、開いていました。
館内は撮影禁止だったので入り口の像と記念撮影。

インカ博物館の中庭で織物の実演をしていました。

今日もアルマス広場はデモ行進の人たちで一杯でした。

広場から離れても、大きな通りではデモ行進といつもすれ違います。
デモ行進のコースではやっぱり今日もお店はしまり、観光も外観のみ・・・。

観光はそこそこに、昼食に行きました。
アルマス広場に面したレストラン、「パイティティ」です。

民族衣装を着た人たちがアルパカを連れて「写真撮って」とよく言ってきます。
一緒に写真を撮ってチップを払いました。

サント・ドミンゴ教会に行きました。
ここもデモ行進のコースからは外れているため、多くの観光客が集まっていました。

インカの石組みで一番小さなものだと言われるものです。
本当に小さい！
コリカンチャ博物館の中にあります。

ロレト通りを歩き、途中にあるお土産屋さんで友人へのお土産を物色。
アルマス広場に戻るとデモ行進は解散していました。

ラ･メルセー教会・修道院へ行きました。
午前中は閉まっていましたが、デモ行進が終わって開いていました。良かった♪

回廊の天井のブルーがきれいでした。

昔の衣装も展示されていました。
宝蔵館にある黄金の守護神は、ダイヤや真珠がちりばめられていてすごく豪華！　トルコを思い出しました。
写真撮影は禁止で写真はありません。

開いたお店でお土産を探しながら夜になり、
「バコ」で夕食。
お店を出るとすっかり暗くなっていました。
明日は何とかマチュピチュに行けるという連絡が入り、一安心。
見納めになる夜景を楽しみながらホテルに戻りました。

ようやくクスコ脱出です♪
日本語ガイドさんとドライバーさんの迎えでホテルを出発。
本来はクスコ到着日に向かうはずだったマチュピチュへ向かいます。
標高3800mをドライブ。どこまでも畑が続きます。

ペルーの国花だそうです。

モライ遺跡に到着。
何のために作ったんだろう・・・。
底はパワースポットだそうです。

段々にはちゃんと階段が作られていました。

大きな遺跡の周囲には、まだ整備されていない同じような遺跡がいくつかありました。

続いてマラスの塩田に到着です。
一枚ずつ持ち主がいて、代々受け継がれているそうです。

細い水路が張り巡らされていて、塩分を含んだ水が流れています。
山奥なのに不思議・・・。

オリャンタイタンボに到着。
列車出発時刻まで時間があるので、街を散策しました。

「チチャできてるよ」という合図だそうです。
日本で言う杉球ですね。

オリャンタイタンボにも大きな遺跡がありますが、マチュピチュのために体力温存。
中には入りませんでした。

３輪車のタクシーです。

12時50分オリャンタイタンボ出発の列車に乗って出発。
ビスタドームのチケットが取れず、バックパッカーだと聞いていましたが、ビスタドームの車両を臨時で走らせてくれ、サービスもちゃんと受けられました。

風景を楽しみながら約2時間の列車旅です♪

列車を下りてバスに乗り換えようやくマチュピチュ遺跡に到着。
到着したときにはもう3時半を過ぎてる・・・。
日が高いうちに見張り小屋に頑張って登りました。
やっと見られた〜♪♪
何年も楽しみにしていた景色です♪

市街地への入り口。

市街地から見上げた見張り小屋です。

水汲み場。今でも水が流れているなんてすごい！

太陽の神殿と陵墓です。

皇帝の便所です。

遺跡の中にはリャマがいました。

マチュピチュ遺跡は5時で閉園。
ぎりぎりまで頑張りましたが、全ては周りきれず・・・。
日が沈んできました。
ストライキがなければクスコ到着日にゆっくり観光しながらマチュピチュに到着。宿泊して翌日に1日ゆっくり観光できるはずだったのに・・・。

最後にもう一度振り返り、見納めです。
帰りの列車は10時30分発。
時間をつぶして列車に乗り込み、クスコのホテルに帰りついたのは夜中の3時前・・・。
6時半にホテルを出発し、飛行機でリマに戻りました。
最終日のリマでは観光する元気はなく、デイユースで借りていた初日と同じホテルで、ほぼ寝て過ごしました。
危険な目には合いませんでしたが、南米にはちょっとこりてしまいました。今のところ、リベンジするつもりにはなれません。

この旅行記へのコメント （1）

• わんぱく大将さん 2012/01/19 06:43:55

  たまたまペルー人と

  tamaさん
  
  昨日、たまたまペルー出身の人と話してました。　で、旅行記、拝見したら、ペルー、タイミングよかった。
  
  ロトレ通り、日本の城壁の通りを歩いてるかのようですね。
  あの、石の積み上げ、ほんど高度な技術を持ったんですね。
  ペルーは料理もおいしいところと訊いています。
  
  大将