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チャオ! ボン・ジョルノ!<br />そんな挨拶が街中から聞こえてくる国、イタリア。<br />約10年ぶりにその言葉の響きが耳に入ってきました。<br />今回は夏の旅。<br />真夏の青空「イタリアンブルー?」の下で素晴らしい旅が堪能出来ると思って向かいましたが・・・。さて、その行方は。<br />夏休みを丸々使って旅行して来たので、タイトルの《夢》のとおり、あっという間に過ぎ去った《夢》の中で過ごした8日間だったように思います。<br />夢から覚めた翌日からまた仕事でした(笑)。<br />第7回目のこの旅行記は5日目の午前、妻が大絶賛した街、シエナの観光をまとめたものです。 <br />そして今回の旅で、初めて「イタリアンブルー?」の空を見る事の出来た街となりました。<br />また訪れたこの日、シエナのある代表的なお祭りの前日で・・・<br /><br />

イタリア《夢》紀行⑦~シエナ編

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2010/08/15 - 2010/08/15

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夢想人

夢想人さん

チャオ! ボン・ジョルノ!
そんな挨拶が街中から聞こえてくる国、イタリア。
約10年ぶりにその言葉の響きが耳に入ってきました。
今回は夏の旅。
真夏の青空「イタリアンブルー?」の下で素晴らしい旅が堪能出来ると思って向かいましたが・・・。さて、その行方は。
夏休みを丸々使って旅行して来たので、タイトルの《夢》のとおり、あっという間に過ぎ去った《夢》の中で過ごした8日間だったように思います。
夢から覚めた翌日からまた仕事でした(笑)。
第7回目のこの旅行記は5日目の午前、妻が大絶賛した街、シエナの観光をまとめたものです。
そして今回の旅で、初めて「イタリアンブルー?」の空を見る事の出来た街となりました。
また訪れたこの日、シエナのある代表的なお祭りの前日で・・・

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.0
グルメ
4.5
ショッピング
4.0
交通
4.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
観光バス
航空会社
JAL
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
利用旅行会社
阪急交通社
  • フィレンツェと並び称される街、トスカーナの古都シエナに到着しました。<br />街は高い城壁に囲まれています。<br />城壁の一部に見たことのあるマークが。<br />ここシエナもピサやフィレンツェと同様、メディチ家の影響があります。

    フィレンツェと並び称される街、トスカーナの古都シエナに到着しました。
    街は高い城壁に囲まれています。
    城壁の一部に見たことのあるマークが。
    ここシエナもピサやフィレンツェと同様、メディチ家の影響があります。

  • 城壁沿いを通って、街の中へ進んで行きます。<br />

    城壁沿いを通って、街の中へ進んで行きます。

  • 勝手に名付けたこの「イタリアンブルー?」の空。<br />この空を待っていました。<br />

    勝手に名付けたこの「イタリアンブルー?」の空。
    この空を待っていました。

  • シエナは上り下りの坂の多い街ですが、その坂へ入る手前でシエナの中心地の建物が見えてきました。<br />左手がサン・ドメニコ教会、右手奥がドゥオーモや県庁などの建物群です。

    シエナは上り下りの坂の多い街ですが、その坂へ入る手前でシエナの中心地の建物が見えてきました。
    左手がサン・ドメニコ教会、右手奥がドゥオーモや県庁などの建物群です。

  • サン・ドメニコ教会まで歩いて来ました。<br />ここから下り坂となります。<br />

    サン・ドメニコ教会まで歩いて来ました。
    ここから下り坂となります。

  • 教会の壁にはこのような旗が・・・。<br />この旗はあることを意味しています。<br />その説明は後ほど。

    教会の壁にはこのような旗が・・・。
    この旗はあることを意味しています。
    その説明は後ほど。

  • それにしても晴れてくれて良かったぁ。

    それにしても晴れてくれて良かったぁ。

  • このような天気になると気分も乗って来ます。

    このような天気になると気分も乗って来ます。

  • 細い道を通って、下って行きます。

    細い道を通って、下って行きます。

  • 下り坂のあと、その先は上り坂です。

    下り坂のあと、その先は上り坂です。

  • また新たな旗が見えてきました。<br />この旗にはガチョウの絵が描かれています。<br /><br />ところでシエナは17の「コントラーダ」と呼ばれる街区に分かれています。各コントラーダは象徴となる動物を決めていて、蝸牛や芋虫といった日本人ではちょっと首を傾げてしまうような動物をトレードマークにしている街区もあります。<br /><br />今歩いているこの場所は、ガチョウ街区となります。

    また新たな旗が見えてきました。
    この旗にはガチョウの絵が描かれています。

    ところでシエナは17の「コントラーダ」と呼ばれる街区に分かれています。各コントラーダは象徴となる動物を決めていて、蝸牛や芋虫といった日本人ではちょっと首を傾げてしまうような動物をトレードマークにしている街区もあります。

    今歩いているこの場所は、ガチョウ街区となります。

  • 実はこの日、通常より旗が多く賑やかだそうです。<br />その理由は・・・

    実はこの日、通常より旗が多く賑やかだそうです。
    その理由は・・・

  • 私は夢中になって写真を撮り続けます。<br />

    私は夢中になって写真を撮り続けます。

  • 絵具の「シエナ色」とはこんな色でしょうか。<br />

    絵具の「シエナ色」とはこんな色でしょうか。

  • 石畳も綺麗です。

    石畳も綺麗です。

  • 先程までいた、サン・ドメニコ教会です。<br />ここまで歩いてきました。

    先程までいた、サン・ドメニコ教会です。
    ここまで歩いてきました。

  • 先程の旗が多く、賑やか理由。<br />それは翌日開催されるお祭りのためです。<br />毎年7月2日と8月16日に、これから向かうカンポ広場で、パリオと呼ばれる裸馬の競馬のお祭りが行われます。<br />その模様がこの写真です。<br />街の中に、だいぶ前に撮影されたこの写真がありました。<br />

    先程の旗が多く、賑やか理由。
    それは翌日開催されるお祭りのためです。
    毎年7月2日と8月16日に、これから向かうカンポ広場で、パリオと呼ばれる裸馬の競馬のお祭りが行われます。
    その模様がこの写真です。
    街の中に、だいぶ前に撮影されたこの写真がありました。

  • タイルに描かれた、このような絵も飾られています。<br /><br />パリオでは各コントラーダが競いあいます。街中にはどこのコントラーダの者か一目でわかるよう、旗(パリオ)を持っていたり、トレードマークの動物が描かれた旗と同じデザインのスカーフをしている人達が沢山いました。

    タイルに描かれた、このような絵も飾られています。

    パリオでは各コントラーダが競いあいます。街中にはどこのコントラーダの者か一目でわかるよう、旗(パリオ)を持っていたり、トレードマークの動物が描かれた旗と同じデザインのスカーフをしている人達が沢山いました。

  • 街の中心地に近づいて来ました。<br />ドゥオーモの裏側です。<br />シエナでも大理石の外壁です。

    街の中心地に近づいて来ました。
    ドゥオーモの裏側です。
    シエナでも大理石の外壁です。

  • また新たな旗(パリオ)が。<br />ねじれていて、どこのコントラーダかわかりません。<br />

    また新たな旗(パリオ)が。
    ねじれていて、どこのコントラーダかわかりません。

  • ドゥオーモの正面に到着しました。<br />12世紀に着工し、14世紀末に完成した長い年月がかけられた建物のようです。

    ドゥオーモの正面に到着しました。
    12世紀に着工し、14世紀末に完成した長い年月がかけられた建物のようです。

  • シエナのドゥオーモも他の都市のドゥオーモに負けず、大理石の装飾が綺麗で見事です。<br />天気が良いので幾分綺麗に見えるかな。<br />

    シエナのドゥオーモも他の都市のドゥオーモに負けず、大理石の装飾が綺麗で見事です。
    天気が良いので幾分綺麗に見えるかな。

  • ドゥオーモの下には各コントラーダから、中世の装束でパリオを持った人達が集まってきています。<br />この人は蝸牛コントラーダですね。<br />

    ドゥオーモの下には各コントラーダから、中世の装束でパリオを持った人達が集まってきています。
    この人は蝸牛コントラーダですね。

  • 様々なコントラーダの人達です。<br />しかもイタリアイケ面の勢揃いか・・・。

    様々なコントラーダの人達です。
    しかもイタリアイケ面の勢揃いか・・・。

  • 日本人ツアー客の女性陣はある意味興奮、盛り上がっていました。<br />

    日本人ツアー客の女性陣はある意味興奮、盛り上がっていました。

  • ドゥオーモの全景です。<br />

    ドゥオーモの全景です。

  • こちらはドゥオーモの正面にある県庁です。<br />各コントラーダのパリオが飾られています。<br />

    こちらはドゥオーモの正面にある県庁です。
    各コントラーダのパリオが飾られています。

  • 白と黒のストライプ柄は、ピサと同様、イスラムの影響を受けているのでしょうか。

    白と黒のストライプ柄は、ピサと同様、イスラムの影響を受けているのでしょうか。

  • 梟(フクロウ)コントラーダの人達ですね。

    梟(フクロウ)コントラーダの人達ですね。

  • こちらは、ドゥオーモ付属美術館です。<br />

    こちらは、ドゥオーモ付属美術館です。

  • いよいよカンポ広場へ向かいます。<br />

    いよいよカンポ広場へ向かいます。

  • ここでも沢山のパリオが並んでいます。

    ここでも沢山のパリオが並んでいます。

  • カンポ広場へ近づいていくと、パリオのスカーフをした人が増えてきました。

    カンポ広場へ近づいていくと、パリオのスカーフをした人が増えてきました。

  • こちらにも。

    こちらにも。

  • 左手に見える写真は、優勝馬だそうです。<br />

    左手に見える写真は、優勝馬だそうです。

  • こちらは芋虫コントラーダの子供達です。

    こちらは芋虫コントラーダの子供達です。

  • こんなところにもスカーフがされています。

    こんなところにもスカーフがされています。

  • スカーフはこのようにして売られています。<br /><br />

    スカーフはこのようにして売られています。

  • シエナのシンボル的建物、市庁舎が見えてきました。<br />カンポ広場に到着です。

    シエナのシンボル的建物、市庁舎が見えてきました。
    カンポ広場に到着です。

  • カンポ広場全景です。<br />逆光でちょっと撮影失敗です。<br />

    カンポ広場全景です。
    逆光でちょっと撮影失敗です。

  • カンポ広場の石畳には馬が走る馬場が出来あがりつつあります。<br /><br />カンポ広場の説明を聞いたあと、自由行動となりました。<br /><br /><br /><br /><br />

    カンポ広場の石畳には馬が走る馬場が出来あがりつつあります。

    カンポ広場の説明を聞いたあと、自由行動となりました。




  • 自由時間となってすぐ向かったところ。<br /><br />そこは、ミラノで行けなかったジェラートが売られている店です。<br /><br />10時がオープンのようでしたが、その前にずーっとショウウィンドウを覗いていたら開けて貰いました。<br />

    自由時間となってすぐ向かったところ。

    そこは、ミラノで行けなかったジェラートが売られている店です。

    10時がオープンのようでしたが、その前にずーっとショウウィンドウを覗いていたら開けて貰いました。

  • このようなピザも売られていました。<br /><br />ジェラートもピザも3ユーロです。<br />

    このようなピザも売られていました。

    ジェラートもピザも3ユーロです。

  • チョコとコーヒーのミックスジェラートにしました。

    チョコとコーヒーのミックスジェラートにしました。

  • 本場のジェラート、本当に美味しかったです。<br /><br />

    本場のジェラート、本当に美味しかったです。

  • ジェラートを食べ終わり、再びカンポ広場へ戻りました。<br /><br />馬が走る馬場を横断し、広場へ中央へ向かいます。<br /><br /><br />

    ジェラートを食べ終わり、再びカンポ広場へ戻りました。

    馬が走る馬場を横断し、広場へ中央へ向かいます。


  • 石畳の上に盛られた土をならし、明日の競馬へ向けて最終整備中です。<br />

    石畳の上に盛られた土をならし、明日の競馬へ向けて最終整備中です。

  • ところでこの土。<br />この地方で取れる“トゥーファ”と呼ばれる凝灰岩の土で、雨が降っても水をほとんど中に通さない性質のようです。<br />600tの土を運び込んで石畳の上に敷き詰めているようです。<br />また1600年代から1700年代のパリオで使われたものを毎年繰り返し利用しているようです。<br /><br />

    ところでこの土。
    この地方で取れる“トゥーファ”と呼ばれる凝灰岩の土で、雨が降っても水をほとんど中に通さない性質のようです。
    600tの土を運び込んで石畳の上に敷き詰めているようです。
    また1600年代から1700年代のパリオで使われたものを毎年繰り返し利用しているようです。

  • こちらが世界一美しいと言われるカンポ広場に建つ、『プッブリコ宮』と呼ばれる宮殿です。現在は市庁舎です。<br />

    こちらが世界一美しいと言われるカンポ広場に建つ、『プッブリコ宮』と呼ばれる宮殿です。現在は市庁舎です。

  • 写真中央に見える小さいものが、“ガイアの泉”と呼ばれる噴水です。<br />その噴水へ向けて緩やかなスロープとなっていて、カンポ広場はその噴水を中心に扇形の形をしています。<br />

    写真中央に見える小さいものが、“ガイアの泉”と呼ばれる噴水です。
    その噴水へ向けて緩やかなスロープとなっていて、カンポ広場はその噴水を中心に扇形の形をしています。

  • 何とも言えない青い空に、雲が綺麗に浮かび上がっています。

    イチオシ

    何とも言えない青い空に、雲が綺麗に浮かび上がっています。

  • こちらがプッブリコ宮に隣接して建っている、『マンジャの塔』です。<br />レンガ造りの塔で、高さは102mもあります。<br />イタリアで見た塔の中では一番高いかな。<br /><br />

    こちらがプッブリコ宮に隣接して建っている、『マンジャの塔』です。
    レンガ造りの塔で、高さは102mもあります。
    イタリアで見た塔の中では一番高いかな。

  • マンジャの塔とプッブリコ宮。

    マンジャの塔とプッブリコ宮。

  • これが、ガイアの泉です。<br />ここから見るカンポ広場は格別です。<br />次からの写真4枚は、その風景4方向です。<br />

    これが、ガイアの泉です。
    ここから見るカンポ広場は格別です。
    次からの写真4枚は、その風景4方向です。

  • ガイアの泉から見た左方向。<br />

    イチオシ

    ガイアの泉から見た左方向。

  • 中央左。

    イチオシ

    中央左。

  • 中央右。

    イチオシ

    中央右。

  • そしてこちらが右方向の風景です。

    イチオシ

    そしてこちらが右方向の風景です。

  • プッブリコ宮の裏には、このような馬舎があります。<br />明日には沢山の馬がここに集まるのでしょう。

    プッブリコ宮の裏には、このような馬舎があります。
    明日には沢山の馬がここに集まるのでしょう。

  • プッブリコ宮にも、沢山のパリオが。

    プッブリコ宮にも、沢山のパリオが。

  • プッブリコ宮にもメディチ家の紋章があります。

    プッブリコ宮にもメディチ家の紋章があります。

  • 簡易観客席の後ろを通って集合場所へ。

    簡易観客席の後ろを通って集合場所へ。

  • またまたジェラートのお店。<br />コーンの多さに驚きです。

    またまたジェラートのお店。
    コーンの多さに驚きです。

  • 今回はパリオ祭りの前日というタイミングでシエナに来られて本当に良かったと思います。<br />普段と違うシエナを見る事が出来たので。<br />こんな機会、なかなかないでしょう。<br /><br />シエナの街を後に、いよいよローマへ向かいます。<br />

    今回はパリオ祭りの前日というタイミングでシエナに来られて本当に良かったと思います。
    普段と違うシエナを見る事が出来たので。
    こんな機会、なかなかないでしょう。

    シエナの街を後に、いよいよローマへ向かいます。

  • ローマへ行く前に、シエナ近くで昼食です。<br />このようなクリームソースのパスタを食べました。

    ローマへ行く前に、シエナ近くで昼食です。
    このようなクリームソースのパスタを食べました。

  • チョコレートソースのかかったミルクプリンも美味しかったです。<br />

    チョコレートソースのかかったミルクプリンも美味しかったです。

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