2010/08/15 - 2010/08/15
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夢想人さん
チャオ! ボン・ジョルノ!
そんな挨拶が街中から聞こえてくる国、イタリア。
約10年ぶりにその言葉の響きが耳に入ってきました。
今回は夏の旅。
真夏の青空「イタリアンブルー?」の下で素晴らしい旅が堪能出来ると思って向かいましたが・・・。さて、その行方は。
夏休みを丸々使って旅行して来たので、タイトルの《夢》のとおり、あっという間に過ぎ去った《夢》の中で過ごした8日間だったように思います。
夢から覚めた翌日からまた仕事でした(笑)。
第8回目のこの旅行記は5日目の午後、10年ぶりに訪れたローマの観光をまとめたものです。
そこには名物ガイドさんが・・・。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
-
シエナを離れしばらく進むと、見えてきました!
ローマの文字が。 -
遠くに水道橋が見えます。
-
ローマ市内に入ってきました。
このあたりは住宅街でしょうか。
マンションが続きます。 -
見えてきました。
サン・ピエトロ大聖堂の大クーポラです。 -
テヴェレ川沿いを走ります。
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テヴェレ川を渡ります。
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テヴェレ川沿いのサンタレッシオ教会でバスを降ります。
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しばらく歩くとこの建物。
「ローマの休日」で有名なあるモノがある建物です。 -
凄い行列が出来ていました。
これでも少ないそうです。
ちなみにこちらは、サンタ・マリア・イン・コスメディンと呼ばれる教会です。
この教会入口にアレがあるのです。 -
遠くにちょっと見えるのが、“真実の口”です。
このような行列となっています。
ちなみにこの行列で一番多かったのは中国人でした。
中国パワー恐るべし。
そして列のロープの外側にいるブルーのタオルを首に回しているおばちゃんこそ、ローマでは有名かもしれない名物ガイドさんです。
名前はケイさんです。
今回のツアーでローマとバチカンの案内をして貰いました。
この場所では他の日本人観光客、外国人観光客関係なく、大声で行列の整理をしていました(笑) -
10分ほど待ち、ようやく真実の口へ手を挿入。
10年ぶりの感触です。
ちなみに10年前の写真はこれです↓
http://4travel.jp/traveler/tk0506/pict/17077168/ -
大半の人は、真実の口に手を入れて記念写真を撮って、次の観光地へ行くと思いますが、今回のこのツアーは違いました。
先程の名物ガイドさんケイさんはそのまま教会内へ移動し、この教会に関して説明をしてくれました。
実はこの教会、6世紀にはすでに原型が出来ており、8世紀にその当時の教皇によって拡張されたとのことです。 -
コスメディンとは、あの化粧を表すコスメと同じギリシャ語源で「素晴らしい装飾」の意味だそうです。
当時東ローマ帝国を逃れてきたギリシャ人が、この地区に「スコラ・グレカ(ギリシャ人組合)」形成し、そのギリシャ人に教皇はこの教会を与え、先程の「素晴らしい装飾」意味するコスメディンをこの教会につけたという話です。
実際は教会の床にはこのような素晴らしい装飾のモザイクが敷かれています。 -
かつては素晴らしい壁画も描かれていたようで、天井近くにはその壁画を薄く見ることが出来ます。
また屋根は火事で焼失し造り直したと、ガイドさんから聞いた記憶があります。 -
真実の口だけでなく、是非ローマへ行かれた際は教会内部をご覧になって下さい。
-
サンタ・マリア・イン・コスメディン教会前の広場です。
ボッカ・デラ広場と呼ばれたり、真実の口広場とも呼ばれています。
なんとここは、ローマ市内の中でも最も古い建造物が残っています。
噴水に隠れて奥に建っている建造物は、フォルトゥーナの神殿と呼ばれるもので、紀元前2世紀に建てられてました。ローマ神殿の中でも保存状態が非常に良いようです。(今回間近で見られず残念)
そして左手の見慣れない円形型神殿は、ヴェスタの神殿と呼ばれるものです。
20本のコリント式円柱で囲まれた神殿のようです。
やっぱりローマは歴史が深いですねぇ。 -
このような馬車も走っています。
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真実の口を後にし、次にコロッセオへ向かいます。
またバスに乗り、移動します。
街中にはあちらこちらに遺跡が。
ついカメラのシャッターを押し続けてしまいます。 -
次から次へと様々な観光地をバスで巡るので、今どのあたりを走っているのかさっぱりわかりませんでした。
ちょっと撮影に失敗してしまった写真ですが掲載します。 -
イチオシ
見えてきました。
ローマのランドマーク、ヴィットリアーノです。 -
目の前には、ヴェネツィア広場と呼ばれる広場があります。
天気が良いのとちょうど日陰なので、みんな座って寛いでいます。
中央奥に、コロッセオが見えます。 -
この地下からは、昨年秋に古代の公会堂跡が発掘されたようです。
まだまだローマの地下には沢山の遺跡が埋まっているのでしょう。
写真中央に柱は、『トラヤヌス帝の記念柱』です。
皇帝のルーマニア地方における戦勝(101年〜108年)を祝して造られたようです。
ギリシャ産の大理石を19個積み上げて高さは40mもあるようです。 -
イチオシ
ヴィットリアーノの正式名称は、『ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂』です。
イタリア統一記念を祝し、1911年に完成したものです。 -
階段下の両脇の噴水は、左側が「アドリア海」、右側が「ティレニア海」を表し、旗に隠れて見えにくいですが、中央の騎馬像はイタリア統一を成し遂げたヴィットリオ・エマヌエーレ2世だそうです。
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バスは次へ進みます。
こちらは、サンタ・マリア・イン・アラチェリ教会。 -
そしてその横に、階段を登りきったところにあるのがローマ市庁舎です。
ちょっとピンぼけして見えにくいですが、階段も像もミケランジェロによるデザインだそうです。 -
街のあちらこちらに遺跡が。
しかし治安が悪いのか、あちらこちらに監視カメラが。 -
-
バスからまた次の風景が見えてきました。
-
パラティーノの丘です。
古代ローマ時代の高級住宅が建ち並んでいた場所のようです。
また皇帝達が宮殿を建造した場所でもあるそうです。 -
手前の広場は、かつて長さ620m、幅120m、15万人収容可能なローマ時代最大の円形競技場“チルコ・マッシモ”があった場所だそうです。
この場所で馬を引く戦車競技が行われていました。 -
そしてローマのシンボル、“コロッセオ”に到着しました。
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ここでもバリアフリー化されています。
エレベーターが設置されています。 -
今回のツアーではコロッセオの内部見学はなく、外からコロッセオの歴史をガイドさんから聞きます。
その話を聞くために、一行はコンスタンティヌス帝の凱旋門へ。 -
下から見上げるとやはり大きい。
収容人数5万人と聞くと、その巨大さがわかります。
ここで注意をしなくてはいけないことが。
このコロッセオ周辺には、剣闘士の格好をした人が沢山います。
観光客と一緒に写真に写って稼いでいる集団ですが、ボラれる人が跡を絶たないとのこと。
写真を撮りたい際は、必ず料金を聞いたほうがいいみたいです。 -
コンスタンティヌス帝の凱旋門の前へやってきました。
左手奥に見えるのは、“フォロ・ロマーノ”です。
古代ローマ時代の市民生活の中心、公共広場だったところです。
こちらも時間の関係で見学することが出来なかったので、
フォロ・ロマーノに興味がある方は下記のページへ。
http://4travel.jp/traveler/tk0506/pict/17077032/ -
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こちらは凱旋門から真っ直ぐに延びる一本道、サン・グレゴーリオ通りの風景です。
例えると、パリでいうシャンゼリゼ大通りです。
シャンゼリゼ大通りはこちら↓
http://4travel.jp/traveler/tk0506/pict/17367447/ -
イチオシ
コンスタンティヌス帝の凱旋門とコロッセオです。
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古代ローマ時代のレンガ造りです。
現代と比べても、建築技術が進んでいたことが良くわかります。 -
フォロ・ロマーノの列柱群です。
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サン・グレゴーリオ通り沿いに、古代ローマ時代に建築された水道橋が残っていました。
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再びバスに乗り、海外ツアー旅行なぜか恒例の、買い物&トイレ休憩のため三越デパートへ向かいます。
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共和国広場に到着しました。
ここでバスを降りて三越へ向かいます。 -
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ローマ三越前の通りです。
この道を真っ直ぐ行くと、先程車窓から見たヴィットリアーノ方面です。
ここからまたバスに乗り、トレヴィの泉へ向かいます。 -
クイリナーレの丘の下を通るトンネル近くでバスを降り、歩いてトレヴィの泉へ向かいます。
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もう夕食を食べ始めているローマの人達。
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フェラーリの旗の横を通り、まもなくトレヴィの泉です。
先の明るく見えるところが、その泉のある広場です。 -
到着しました。トレヴィの泉。
10年前に肩越しにコインを投げ込んで、伝説どおり、再びローマへ戻って参りました。 -
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中央が水を司るポセイドンの像。そして左が女神デメケル、右が女神ヒュギエイアだそうです。
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ところでこのトレヴィの泉のある建物ですが、
1箇所、本物の窓ではないところがあります。
ご存知でしたか。 -
正面から見て、右上の窓です。
絵で描かれています。
ガイドさんの説明がないと気が付かないかもしれませんね。 -
ところで名物ガイド、ケイさんが「ローマへ来たら絶対に食べなさい!」「食べなきゃ損損」と絶賛するアイスクリームの店がこちら。
トレヴィの泉近くの、ローマっ子お勧めのアイスクリーム屋だそうです。 -
店内には、このように沢山のアイスクリーム(ジェラート)が。
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そしてこのようなアイスも。
その名も、「NAKATA JAPAN」。
イタリアではまだまだ日本の中田英寿は有名なのですね。
意外と美味しかったです。 -
トレヴィの泉を後にし、スペイン広場へ向かいます。
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ところで世界で一番古い銀行はどこかご存知ですか。
それがこの写真です。
年号が1472年と書いてあります。
日本では戦国時代真っ只中です。
銀行名は、「MONTE DEI PASCHI DI SIENA」
実はシエナで生まれた銀行なんです。
この情報も、ガイドブックには記されていない、ガイド・ケイさん情報でした。 -
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スペイン広場に近づくにつれ、人が混み合ってきました。
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スペイン広場から見る、“スペイン階段”です。
1725年にフランス大使の援助で造られ、スペイン大使館が近くにあることが名前の由来となっているようです。 -
そしてスペイン階段の下にあるのが、“舟の噴水”です。
ローマでは非常に有名な、ベルニーニの作品だそうです。 -
階段を少し登り、振り返った風景です。
沢山の人、特にカップルが多いですね。 -
スペイン階段の一番上まで登ります。
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登りきったところから再びバスへ乗るため移動します。
バスで数分、ピンチアーチ門近くのレストランで本日の夕食をとります。 -
この日も美味しい白ワインとともに・・・
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そしてカンツォーネを聴きながら。
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まずは、カルボナーラを食べました。
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そしてメインディッシュ、サルティンボッカを頂きました。
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店の外観はこんな感じ。
ツアー客皆さん、歌と美味しい食事、お酒でほろ酔い気分です。 -
バスが待機しているピンチアーチ門近くへ夜道を歩いて行きます。
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ライトアップされたピンチアーチ門が見えてきました。
三脚無で撮影したため、手ブレしています。 -
ちなみにこのピンチアーチ門、古代ローマ時代の皇帝アウレリウス帝の城壁の名残だそうです。
再びバスに乗り、ローマ郊外のホテルへ向かいました。
そこで1泊し、明日はまたローマへ戻り、ヴァチカン市国へ行きます。
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