名鉄揖斐線と谷汲線

1995/12/16 - 1995/12/16

年も押し迫った12月16日、名古屋の出張帰りに岐阜の名鉄６００V線を渡り歩く。全線乗ったのだが、何故か美濃町線だけ写真が残っていない。これもまさか廃止されるとは思っていなかったので一枚も撮らなかったらしい。痛恨の極みである。

エリア 岐阜市(岐阜)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 新幹線 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

黒野駅を出発。背後には名物モ510が。

旧式然たるモ700型。

林間を走る。

こちらは谷汲線。

冬の日の光を浴びて。

谷汲目指して走る。

終点からほど近い谷汲山華厳寺。

谷汲線は参拝用の路線であった。

谷汲駅に停まるモ700。

谷汲駅。

今度は一気に揖斐線へと移動。

本揖斐駅を遠くから見る。

本揖斐駅に停車するモ700。

本揖斐駅舎。現在は取り壊されたとか。

この路線のうち、黒野ー本揖斐間、及び黒野ー谷汲間は2001年に廃止された。

こちらは岐阜市内線。岐阜の600V線は2005年までに全て廃止された。軌道内の自動車通行を認め、鉄道線の廃止後旅客の半分は代替バスへ移行しなかった。その代替バスも廃止され、代替バスの代替バスが走る有様。結局、全廃後は市内の空洞化が一気に進み、極端なまでに岐阜は公共交通に冷淡な自治体であったことは後世まで語り継がれるであろう。