2010/09/23 - 2010/09/23
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もろずみさん
奈良2日目は大荒れの天気でスタートしました。
空模様を気にしつつ聖徳太子ゆかりの斑鳩へ。
奈良も結構郊外の雰囲気ですが、斑鳩の辺りは更に郊外。
そんな中に古寺の中の古寺である法隆寺があります。
本気で見たら丸一日かかるところ、見所をチョイス。
傘を広げたり畳んだりしつつも満足しました。
『うまやどの みこの まつりも ちかづきぬ
まつ みどりなる いかるがの さと』(会津八一)
- 交通手段
- JRローカル
-
朝起きたら土砂降り。おまけに雷まで鳴っている。
ホテルでコーヒーをすすりながら行き先を検討するも、良い思案は浮かびません。
とりあえず奈良駅に出ると大和路線は落雷で止まってたりして・・・。
こんな時は屋内に限る。
ということで奈良国立博物館へ。 -
雨が小降りになるまで仏像をたっぷり堪能。
なんと東大寺法華堂の金剛力士像2体にここで対面できるとは!
困ったときの奈良博。これは鉄則ですね。 -
昼近くなって外に出ると雨は一応あがってました。
まだまだ天気は不安定ながら、小雨決行ということで再び奈良駅へ。
電車も動いていてひと安心。 -
こんな日は長距離歩きはできないので軽めのコースを。
お昼を食べてから電車に乗って法隆寺駅に降り立ちました。
うーん、嫌な空模様。 -
午前中、電車が不通だったせいで休日なのに閑散とした法隆寺門前。
ラッキーだったかも。 -
中門の仁王像がお出迎え。
久しぶりのご対面です。 -
すでに午前中に仏像を軽く100体は見ています。
でも、ちゃんと納まる所に納まった方が見栄えがしますね。 -
法隆寺も広いのでどこから見ていったら良いか迷います。
まずは西端の西円堂からにしましょう。 -
高台から西院伽藍の五重塔を眺めます。
世界最古の木造建築群である伽藍は、そんなに古さを感じません。
法隆寺の創建は推古天皇15年(607年)ということですが、残っている伽藍はその当時のものではありません。
それでも7世紀か8世紀の再建だといわれています。 -
もちろん法隆寺は世界遺産。
三経堂の縁の下に住む君たちは世界遺産だと知っているのかな? -
西院伽藍は回廊があるので雨でも安心。
学校でも習ったギリシャ建築の流れをくむエンタシスの柱です。
でも、それって本当なのか? -
また雨が落ちてきたので回廊から見るしかありません。
近づいたら新しい発見があるわけでもなさそうだし。
手前が金堂で、もちろん国宝です。 -
修復を繰り返しているとは言え、なかなか綺麗な塔です。
塔のあるお寺が奈良の象徴ですが、中でも一番価値がありそう。 -
1300年以上の歳月この塔を支え続けてきたのかな?
-
おー、君もか!
この先何百年も健気に支え続けてくれたまえ。 -
奈良はどこかで必ず修復工事が行われています。
大講堂は屋根の葺き替え工事中。
外観は見られませんが、中の薬師三尊と四天王は拝観できます。 -
『柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺』(正岡子規)
は、この鐘楼の鐘だったのか子規に訊かないとわかりません。
そういえば子規の句碑があったのに見るのを忘れました。
雨だったので・・・。(^^; -
さて、国宝を納めてある大宝蔵院・百済観音堂へ。
優美なアルカイックスマイルの飛鳥仏である百済観音にご対面。
玉虫厨子、橘夫人厨子はありましたが、白鳳仏の夢違観音は出張中でレプリカでした。
夢違観音には7月に日本橋で会っていましたね。 -
降ったり止んだりの間隙を縫って東院伽藍へ。
やはり今日は観光客が少ないです。 -
東院は聖徳太子の遺徳を偲んで天平11年(739年)に造営されました。
西院とは若干雰囲気が異なります。 -
何と言っても東院の中心は夢殿。
-
年に何日か秘仏救世観音の開扉が行われますが、未だ出会ったことはなし。
まぁ、フェノロサが秘仏の白衣を解くまで誰も見たことがなかったわけですから、その時を待ちましょうか。 -
東院伽藍の隣は太子の母・穴穂部間人皇女(あなほべのはしひとのひめみこ)の宮であった中宮寺。
建物はともかく仏像だけ見たい。 -
昭和に建てられたコンクリート製の本堂には木造菩薩半跏像。
日本を代表する国宝仏です。
最近会ったような気がすると思ったら、数年前に上野に出張されてましたっけ? -
ということで、法隆寺・中宮寺を見て回りました。
じっくり見ていたら一日たっぷり掛かります。
空もどうやら落ち着いてきたようです。 -
せっかくなので斑鳩の里をちょっとだけ歩いてみます。
-
斑鳩には法隆寺を含めて3つの塔があります。
横浜の三塔物語は都市伝説ですが、こちらは国宝級の三塔物語。
なんて言わないか・・・(^^; -
標識に従い長閑な里道を歩いていくと正面に法輪寺の塔が見えてきます。
遠目には立派な塔。 -
法輪寺も7世紀の創建の古寺ですが、昭和19年(1944年)に雷火で伽藍がすっかり焼失してしまいました。
戦後に幸田文さんたちが尽力してシンボルである三重塔を再建した話は有名。 -
鴟尾のある新講堂には飛鳥仏である薬師如来、虚空蔵菩薩などが安置されています。
鴟尾を屋根に載せたのは焼失した伽藍の面影を偲んでのことでしょうか。 -
三重塔は名匠・西岡常一棟梁の作です。
近づくとやはりまだ年期が足りないかなぁという気がしますけど。 -
境内には会津八一の歌碑がひっそり。
『くわんのん の しろき ひたひ に やうらくの
かげ うごかして かぜ わたる みゆ』
ここで詠まれた観音は先ほど見た十一面観音のことのようです。 -
続いて最後の法起寺に向かいます。
少し空も明るくなったような。 -
途中に咲き始めのコスモス畑を見つけました。
今回の奈良で花は期待できそうにないなぁ。 -
法起寺の塔は飛鳥時代のもので、日本最古の三重塔です。
もちろん国宝で世界遺産の一つ。
スカイツリーみたいに水面に映してみました。
ってだいぶ違うけど・・・。 -
寺の創建は聖徳太子の子・山背大兄王です。
塔以外の建物は江戸期以降のもので、創建当時の伽藍は想像できません。
本尊は十一面観音立像で、これは立派。 -
法隆寺と並ぶ飛鳥建築の寺ということですが、塔だけなので比較はできません。
でも境内の雰囲気などは結構好きですね。 -
ということで斑鳩の三塔巡りで一日を終えました。
天気が良かったらなぁと思うけど、晴れたら斑鳩には行かなかったでしょう。
サブプランとしての斑鳩の里でしたが結構満足しました。
奈良に戻ったら明日は天気は回復しそう。
さて、奈良町に沈むか・・・。
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