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<br />2010年8月8日(日)<br /><br />市庁舎の前には、高い石塔が立っていて、これは泉なのだろう。<br /><br />塔の下部を埋めている彫刻は、恐らくどこかの川のシンボルと考えられるが、なかなかの迫力があって素晴らしい。<br /><br />何時頃の作かは知らないが、精魂こめて造られた感じが溢れている。<br /><br /><br />市庁舎前の道は、やや曲りくねりながら、道幅も柔軟に変化し、往時の賑わいを感じさせる。<br /><br />この道は、リュブリャナを貫く、幹線道路だったのだろう。<br /><br /><br />市庁舎の向かいに、大聖堂の大きなドームが、どっしりと町に重みを加えている。<br /><br />このような多くの建物は、リュブリャナの宝物だが、何度も被ったであろう戦火を良く避け得たものだ。<br /><br />あるいは、戦禍を受けても、復興したのであろうか。<br /><br /><br />すると前方の三差路に、プティトランが現われた。<br /><br />前頭に姿だけだが蒸気機関車を据え、窓ガラスがないトロッコ様の客車を、数両つないでいる。<br /><br />これに乗ると、城の建つ丘の上まで連れて行ってくれるようだ。<br /><br /><br />この種の乗り物は大流行りで、世界中あちこちに見られるようになった。<br /><br />最初はディーゼル機関だったのだろうが、次第に電気化して、よりエコに進化しつつある。<br /><br />プティトランとも、プティトラムとも呼ばれている。<br /><br />トランは列車で、トラムは市街電車のこと、いずれもフランス語からきている。<br /><br /><br />気軽に乗れて、町の観光に便利であるだけでなく、通りの活性化にも役立っている。<br /><br />私もプティトランが大好きで、あちこちで乗っているが、これに乗って街を走ると童心に戻り、その街に対する親しみが急増するように感じる。<br /><br /><br />トランに乗って、曲がりくねった坂道を登って行けば、次第に展望が開け、リュブリャナ盆地を一望するようになる。<br /><br />眼下には、赤い屋根がつながるリュブリャナの町が、可愛い。<br /><br /><br />写真は「ソフィーさんのマイページ」(訪問54カ国、文章1,590件 写真6,770枚)、にあります。<br />http://4travel.jp/traveler/katase/<br /><br />スイスの写真が美しい「片瀬貴文さんのマイページ」(文章625件 写真2,400枚)<br />http://4travel.jp/traveler/takafumi/<br /><br />ブログの作成日順に並んでいる、文章主体の「片瀬貴文の記録」(文章1,650件)<br />http://blog.alc.co.jp/d/2001114<br /><br />(片瀬貴文 2010.09.22)<br />

スロベニア魂の焦点リュブリャナ【05】プティトランに乗って城山に登る

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2010/08/08 - 2010/08/08

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ソフィ

ソフィさん


2010年8月8日(日)

市庁舎の前には、高い石塔が立っていて、これは泉なのだろう。

塔の下部を埋めている彫刻は、恐らくどこかの川のシンボルと考えられるが、なかなかの迫力があって素晴らしい。

何時頃の作かは知らないが、精魂こめて造られた感じが溢れている。


市庁舎前の道は、やや曲りくねりながら、道幅も柔軟に変化し、往時の賑わいを感じさせる。

この道は、リュブリャナを貫く、幹線道路だったのだろう。


市庁舎の向かいに、大聖堂の大きなドームが、どっしりと町に重みを加えている。

このような多くの建物は、リュブリャナの宝物だが、何度も被ったであろう戦火を良く避け得たものだ。

あるいは、戦禍を受けても、復興したのであろうか。


すると前方の三差路に、プティトランが現われた。

前頭に姿だけだが蒸気機関車を据え、窓ガラスがないトロッコ様の客車を、数両つないでいる。

これに乗ると、城の建つ丘の上まで連れて行ってくれるようだ。


この種の乗り物は大流行りで、世界中あちこちに見られるようになった。

最初はディーゼル機関だったのだろうが、次第に電気化して、よりエコに進化しつつある。

プティトランとも、プティトラムとも呼ばれている。

トランは列車で、トラムは市街電車のこと、いずれもフランス語からきている。


気軽に乗れて、町の観光に便利であるだけでなく、通りの活性化にも役立っている。

私もプティトランが大好きで、あちこちで乗っているが、これに乗って街を走ると童心に戻り、その街に対する親しみが急増するように感じる。


トランに乗って、曲がりくねった坂道を登って行けば、次第に展望が開け、リュブリャナ盆地を一望するようになる。

眼下には、赤い屋根がつながるリュブリャナの町が、可愛い。


写真は「ソフィーさんのマイページ」(訪問54カ国、文章1,590件 写真6,770枚)、にあります。
http://4travel.jp/traveler/katase/

スイスの写真が美しい「片瀬貴文さんのマイページ」(文章625件 写真2,400枚)
http://4travel.jp/traveler/takafumi/

ブログの作成日順に並んでいる、文章主体の「片瀬貴文の記録」(文章1,650件)
http://blog.alc.co.jp/d/2001114

(片瀬貴文 2010.09.22)

旅行の満足度
4.0
交通
4.5
  • 城に登る<br />プティトランの乗り場<br />一時間に一回の運行らしい

    城に登る
    プティトランの乗り場
    一時間に一回の運行らしい

  • プティトラン乗り場前に<br />観光案内書がある

    プティトラン乗り場前に
    観光案内書がある

  • ここは<br />劇場と見たが??

    ここは
    劇場と見たが??

  • プティトランが坂道を登るにしたがい<br />展望が開ける

    プティトランが坂道を登るにしたがい
    展望が開ける

  • プティトランの運転台から<br />マスコットの猫が覗いている

    プティトランの運転台から
    マスコットの猫が覗いている

  • 周辺の山には<br />雲が美しい

    周辺の山には
    雲が美しい

  • 童心に戻って<br />プティトランの運転士さんと仲良くなる

    童心に戻って
    プティトランの運転士さんと仲良くなる

  • プティトランの銘版<br />イタリア製だ

    プティトランの銘版
    イタリア製だ

  • プティトランの運行会社

    プティトランの運行会社

  • プティトランが<br />客を届けて<br />城から戻って行く

    プティトランが
    客を届けて
    城から戻って行く

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