2006/05/16 - 2006/05/19
100位(同エリア952件中)
ベームさん
2006年5月、仕事をリタイヤーし若い頃からの憧れの国ドイツに行くことにしました。初めてのドイツなのでツアーに参加(アサヒ・サン・ツアーズ)、12人の少人数、ゆったりした旅程、素晴らしい添乗員さん、とりわけ旅程にヘルマン・ヘッセゆかりの地カルフとチュービンゲンが含まれていること等々極めて満足、充実したツアーでした。そしてこれがその後10年以上続くドイツ旅行の始まりとなったのです。
旅程は、
5月16日、1日目:成田空港~フランクフルト~ローテンブルク (泊)。
5月17日、2日目:ローテンブルク~ヴュルツブルク~ヴァイカー スハイム~クレクリンゲン~ローテンブルク(泊)。
5月18日、3日目:ローテンブルク~デトヴァンク~ローテンブル ク(泊)。
5月19日、4日目:ローテンブルク~シュヴェーヴィッシュハル~ホルンブルク城~カルフ~チュービンゲン(泊)。
5月20日、5日目:チュービンゲン~ジグマリンゲン~メーアスブルク~リンダウ(泊)。
5月21日、6日目:リンダウ~マイナウ島~ライヒェナウ島~リンダウ(泊)。
5月22日、7日目:リンダウ~ノイシュヴァンシュタイン城~ヴィース教会~ガルミッシュ・パルテンキルヘン(泊)。
5月23日、8日目:ガルミッシュ・パルテンキルヘン~リンダーホフ城~ヘレンキームゼー城~ミュンヘン(泊)。
5月24日、9日目:ミュンヘン泊。
5月25日、10日目:ミュンヘン~成田空港。
3箇所の連泊を含む9泊11日の旅でした。
後日ヴュルツブルク、カルフ、チュービンゲン、リンダウ、ミュンヘンは個人旅行で再訪しその時のことはその旅行記にまとめ投稿していますので(ヘルマン・ヘッセを旅する、ドイツぶらり旅2008年)、今回それ以外の町をまとめてみました。
先ずは最初の訪問地ローテンブルクです。3連泊しました。
なおこの時は4Travelにブログを載せるなど考えもしていなかったので、散漫な旅行記になっています。
写真はローテンブルク市庁舎とマルクト広場。
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
今回訪れたところ(訪問順)です。フランクフルトを振り出しに南ドイツを逆時計回りに半周しました。
1:フランクフルト。
2:ローテンブルク。
3:ヴュルツブルク。
4:ヴァイカースハイム。
5:クレクリンゲン/へルゴット教会。
6:シュヴェーヴィッシュハル。
7:ネッカーチンメルン/ホルンベルク城。
8:カルフ。
9:チュービンゲン。
10:ジグマリンゲン/ジグマリンゲン城。
11:メーアスブルク。
12:リンダウ。
13:マイナウ島、ライヒェナウ島。
14:ノイシュヴァンシュタイン城。
15:ヴィース教会。
16:ガルミッシュ・パルテンキルヘン。
17:リンダーホフ城。
18:ヘレンキームゼー城。
19:ミュンヘン。 -
フランクフルト空港。
成田空港9:55発ルフトハンザLH711便。
フランクフルト空港着同日14:35、サマータイムで時差7時間。
空港からバスの乗り場に出たとたんドイツの陽光が降り注ぐ。初めてのドイツ!、遂に来たドイツ!。
空港から一路バスでローテンブルクへ。大きなバスに添乗員さんを含め13人。運転手は女性(フラオ・イングリットさん)だったがアウトバーンで飛ばすこと、他の車をどんどん追い越してゆく。
ドイツではどんな車が走っているのかとバスの窓から見ると、やはり多いのがVW、3~4台に1台くらいか。次いでオペル、シトロエン、ルノー、フォード、プジョー、BMW、アウディ、ベンツといったところ。トヨタ、ホンダ、日産はぽつりぽつり、現代の方が多いようだ。日本で言う小型車が多く、6・7人乗りでシートが3列あるミニバンタイプは少ない。タクシーは殆どベンツ。バス、トラックなど大型もベンツが多い。
フランクフルトは晴れ、途中でかなりの雨、途中で休憩1回。ローテンブルクの手前で雨は止む。車窓から初めてのドイツの風景を飽きず眺める。 -
ローテンブルク:ヴュルツブルク門、別名ガルゲン門(絞首台の門)。
途中で1回ガソリンスタンドで休憩。缶コーヒーを買い小銭をつくる。トイレは有料が多いと聞いていたが早速50セント支払。
ローテンブルクの城壁内にはこの門から入った。日本人観光客にとって聖地みたいな町ローテンブルク。
ちなみに同行は職場の元同僚。他の方たちは私達とほぼ同年輩のご夫婦連れ3組、母娘1組、お一人参加の男女二人、計12名。添乗員さんはドイツ語がよくできる若い女性、よく気が付く文学好きの素晴らしい方でした。 -
ヴァイサー塔・白い塔。
12世紀、最古の市壁の一部。さらにバスはこの門をくぐりホテル前に横付け。 -
ホテルティールマン・リーメンシュナイダー。
ヴァイサー塔から入ってすぐ。ホテルに入って驚いた。日本の団体客が一杯(自分もそうなのに)、さしずめ日本人御用達といったところ。
ローテンブルクではAクラスのホテルということだが従業員に笑みが無くウェルカムの雰囲気が感じられない。日本人の団体さん組みし易しと見られているか。部屋にポット、スリッパ、冷蔵庫なし。
夕食、ここのレストランで生れて初めて白アスパラガス/シュパーゲルを食べた。美味しかった。ジャガイモのつけ合わせ(ドイツでは何にでも必ず付いてくる)の大盛り、ビール、ワインで〆て26ユーロ。ドイツ最初の食事につき少し贅沢をする。 -
この時期夜は10時近くまで明るい。先ずはホテルの近くにある聖ヤコブ教会。
聖遺物キリストの血が納めれておりローテンブルクで一番由緒ある教会。理由は4枚後の写真で。1464年にプロテスタントの教会として建立。19世紀中頃再建。 -
聖ヤコブ教会。
カトリックの強い南ドイツ、特にローテンブルクは30年戦争時カトリック側の軍隊に占領されたにもかかわらずプロテスタントの教会です。ローテンブルクに幾つかある教会のうちカトリックは一つだけだそうです。 -
聖ヤコブ教会。
-
聖ヤコブ教会。
中央祭壇(12使徒祭壇)。1466年頃。 -
聖ヤコブ教会。
教会の至宝リーメンシュナイダー作聖血の祭壇。1499年から1505年頃の作。
ティールマン・リーメンシュナイダーは中世ドイツ最高の彫刻家だった。1460年頃生まれ1531年ヴュルツブルクで亡くなっている。ヴュルツブルクの市長も務めたが、1525年の農民戦争で農民側につき敗れ投獄されるなど晩年は不遇だったらしい。
ヴュルツブルクにはリーメンシュナイダーの作品を集めたマイン・フランケン博物館がある。フランケン地方の旅、ロマンティック街道の旅はリーメンシュナイダーへの旅でもある。今回の旅でもまだまだお目にかかります。 -
聖ヤコブ教会。
高さ10mを越える聖血の祭壇。ピンボケで良く分からないのが残念。
リーメンシュナイダーの作には聖母マリア像、アダムとエヴァ像など人物像が多いが、大作としてはこれと後で尋ねるクレクリンゲン・ヘルゴット教会のマリア昇天の祭壇がある。 -
マルクト広場の市庁舎と市参事会宴会場。
生きている中世都市、といわれるローテンブルク、10世紀頃には今のブルクガルテンの所にローテンブルク伯の城があり城下町として発展、1274年に帝国自由都市となった。30年戦争の時町は破壊の危機に瀕したが時のヌッシュ市長の機転により免れた。これ以降町は歴史の中に埋もれていくが19世紀末頃からまた中世の残る町としてよみがえっていく。先の大戦で大きな被害を受けたが全世界からの援助で復興しいまはドイツで1番人気のある観光地として賑わっている。 -
市庁舎。
左の白い部分が13世紀、右の部分が16世紀の建築。屋台で苺を売っていたのでドイツの苺は如何と食べてみたが酸っぱかった。
このマルクト広場で一人の日本人に声をかけられる。画家でローテンブルクに住んでいて、自分の絵をローテンブルク市長に買ってもらったことがあると言う。アトリエに案内してくれる。ドイツには飲料の自販機がなくなかなか水を買えない、というと1本1ユーロ(だったかな)で何本か分けてくれた。 -
市参事会宴会場。
市のお偉方がお役目の後ここで喉の渇きを癒したり踊ったりした社交場だったのだろう。観光案内所が入っている。 -
市参事会宴会場の30年戦争(1618〜1648年)の故事にちなんだからくり人形。
旧教派のティリー将軍(左)の要求により、降伏した新教派のローテンブルク市長ヌッシュ(右)が3リットルのワインを飲み干すところ。マイスター・トゥルンク、名人芸の飲みっぷりという。これにより町は破壊から救われた。今でも毎年これを記念したお祭が全市をあげて行われている。
ティリー将軍は30年戦争の英雄で旧教徒の多い南ドイツでは人気があり、この戦争で戦死したがその銅像がミュンヘンの将軍堂に建っている。
6時、これを見に大勢の人が広場に集まりポカンと口を開けて見上げている。 -
マルクト広場を囲む建物。
-
マルクト広場の聖ゲオルクの泉。
町なかにある何箇所かの泉は市民の上水の役目を持っていた。これは1446年のもの。 -
バオマイスターハウス。
バオマイスター・建設役は市長に次ぐ市のナンバー2。1596年再建。1階はレストランになっている。 -
ケーテ・ヴォールファート。
ドイツ各地にある年中クリスマス用品をあつかっている店の本店?。 -
ヘルンガッセの中ほどから市庁舎方面を眺める。
ヘルンガッセはマルクト広場とブルク門を結ぶメイン通り。
この通りには町の旦那衆・ヘルンの家が並んでいたのでこの名がついたとか。 -
ヘルンガッセよりブルク門方面。
-
ヘルンガッセにあるフランチスカーナ教会。
1306年、ローテンブルク最古の教会。 -
フランチスカーナ教会。
聖フランシスコの祭壇、これもリーメンシュナイダー作。 -
ブルク門。
-
ブルク門。
城壁の西端、ローテンブルク最古の門。14世紀に改築されている。 -
外側ブルクガルテンからのブルク門。
ブルクガルテンには10世紀には城があり、ローテンブルク発祥の地。遺構としては礼拝堂だけが残っている。 -
ブルク門。
-
ブルクガルテンから城外の風景。中央に2重橋/ドッペル・ブリュッケが見える。
-
ブルクガルテンより谷を越えて市街地の南部が見える。シュピタール門方面。
-
ヘルンガッセを戻って中世犯罪博物館を覗きました。刑具や拷問具が並んでいて気持ちの良い物ではなかった。写真は罪人をこの中に閉じ込めて晒し者にした籠。
建物は元ヨハネ騎士修道会、1395年。 -
中世犯罪博物館。
-
旧ギムナジウム。
螺旋階段が目を引きます。 -
プレーンライン、ラテン語で小さな広場の意。
ローテンブルクで一番中世の雰囲気が残る観光名所ということになっている。
左がジーバー塔、右奥がコボルツェラー門。 -
プレーンライン。
ローテンブルク紹介の場面で必ず出てくる風景。雨に合いますね。 -
ジーバー塔。
1385年頃。 -
ジーバー塔。裏側、プレーンラインの外から見たところ。
-
コボルツェラー門。
1360年頃。 -
コボルツェラー門、外側から。
-
帝国都市ホール。
中世、税金を穀物で取り立てていた頃の穀物倉庫。現在は国際会議場。1699年築。 -
シュピタール門。
城壁の南端。 -
シュピタール門の外側。
-
シュピタール門から城壁の武者走りに登る。
城壁の一部は先の大戦で破壊されその修復には世界中から寄付が集まった。その寄付者の名前がプレートに彫られ壁に掲げられている。日本人の名もあった。 -
城壁からの街並み。
-
城壁の上から。
-
レーダー門。
城壁の東端。鉄道で駅から歩いてくる時はこの門から旧市街に入ることになります。 -
レーダー門、外側。
左右の建物は税関と監視小屋。 -
マルクス塔とレーダーアーチ。
レーダー門で城壁を下りマルクト広場に戻る途中にあります。
このアーチの内側から西端のブルク門にかけてが12世紀頃の最古のローテンブルクの町。 -
レーダーアーチの内側。
中央の女性が添乗員さん。 -
ローテンブルクの通り。
-
透かし細工の商店の看板。商売を表していてこれを見て歩くだけでも楽しい。
ゴルデナー・ヒルシュ、金鹿館。ホテル。 -
角笛が2つ、郵便関係?。
-
半パンツがぶら下がっている。革製品関係?。
-
ベッカライ、パン屋。
パン屋といえば名物のシュネーバル(雪の球)がケースに並んでいたので買ってみた。ちょっと掴むとぐさぐさと崩れる。甘くて全部は食べられなかった。 -
これはすぐ分かる。パン・ブレッツェルの看板。
-
透かし細工の看板。
新潮社とんぼの本より借用。 -
昼食はガストホーフ・グロッケ。
スープ、ロールきゃべつ(コール・ルラーデと言うらしい)、マッシュポテト、ワインのクリーム。ドイツのスープは辛かった。どこにいっても辛かった。 -
クリンゲン門。
1400年頃。城壁の北端にある。昼食後この門をくぐり歩いて約30分のデトヴァンク村に行きます。デトヴァンクには古い教会とリーメンシュナイダーの祭壇があります。 -
クリンゲン門の外にある聖ヴォルフガンク教会。
教会といっても堅固な構造で城塞を兼ねていた。 -
デトヴァンクまでいざ歩かん。
往きは(下りで)よいよい、帰りは?。 -
デトヴァンクへの途中、タオバー川沿いに歩く。
30分ほどの気持ちよいハイキングでした。 -
デトヴァンク:聖ペーター・ポール教会。
968年。フランケン地方で現存する最古の教会。 -
聖ペーター・ポール教会。
-
聖ペーター・ポール教会。
ここにもリーメンシュナイダーの聖十字架祭壇、1500年頃。 -
デトヴァンクからの帰り道。ローテンブルクの町が見える。右は牧草地、牛が草を食んでいた。雨がぽつりぽつり、でも空気が清々しい。ローテンブルクへ行かれたら是非このハイキングをお薦めします。バスもあり、往きは(下り道)ハイキング、帰りは(上り道)バスという方法もありますが本数が少ないです。
-
デトヴァンクからの帰り。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- ふみこさん 2011/01/30 21:57:51
- ローテンブルクの街並み
- ベームさん、こんにちは。
ローテンブルクの旅行記にお邪魔しました。
この街に3連泊もするツアーなんてゆったりでステキですね♪
私が行ったのはもう十年以上前であまり街の写真を撮っておらず忘れていることが多かったのですが、ベームさんの旅行記を見ながら思い出したり、こんなのもあったんだーと発見したり、とうれしく読ませていただきました。
ドイツにはその後も何度か行かれているのですね。
他の旅行記も見せて頂きますね!!
- ベームさん からの返信 2011/01/31 13:54:16
- RE: ローテンブルクの街並み
ふみこさん こんにちは。
ローテンブルクの旅行記ご訪問いただき、また多分投票も頂き有難うございます。私の初ヨーロッパもこのツアーでした。偶然ですね。ほかの旅行記も見ていただけたら嬉しいです。
この6月に5年ぶりに再びローテンブルクに行く予定です。またロマンティック街道をヴュルツブルクからフュッセンまで20ほどの町を鉄道とバスで完全走破したいなとも思っています。
ふみこさんの旅行記一覧を拝見しますとその後ドイツにはご無沙汰のようですね。是非再訪されてその旅行記が投稿されるのをお待ちしています。南ドイツ、スイスあたりでのスキーは如何ですか。ドイツ人は歩くスキー(ラングラウフ)が好きなようです。私は全く出来ませんが。
ベーム
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ローテンブルク(ドイツ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
65