2002/09/19 - 2002/09/19
43位(同エリア464件中)
エンリケさん
旅行5日目。
アルルから電車でアヴィニョンへ。
アヴィニョンは世界史で学んだフランス王に囚われの教皇庁(1309~1417年)がある街。
街を取り囲んでいる古い城壁やローヌ川に架かる“半分の橋”サン・ベネゼ橋とともに、“アヴィニョン歴史地区”として世界遺産に登録されています。
これら過去の姿がそのまま残されている街を巡りながら、遠くて近い歴史に思いを馳せました。
<旅程表>
2002年
9月15日(日) 成田→アムステルダム→ニース
9月16日(月) ニース→エズ
9月17日(火) エズ→アンティーブ
9月18日(水) アンティーブ→マルセイユ→アルル
○9月19日(木) アルル→アヴィニョン
9月20日(金) アヴィニョン→ポンデュガール→ニーム→モンペリエ
9月21日(土) モンペリエ→バルセロナ
9月22日(日) バルセロナ
9月23日(月) バルセロナ
9月24日(火) バルセロナ(メルセ祭)→フィゲラス→バルセロナ
9月25日(水) バルセロナ→アムステルダム→
9月26日(木) →成田
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.5
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 船
- 航空会社
- KLMオランダ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
9月19日(木)
この日はアルルからアヴィニョンへ移動して世界遺産の歴史地区を観光。
アルルを午前中に発ち、電車で20分ほどでアヴィニョン中央駅に到着。
駅から外に出ると、すぐ目の前に城壁が見えます。
アヴィニョンは城壁とローヌ川に囲まれた防衛の街。
フランス王支配下の教皇庁が置かれていた14世紀に建造され、今もそのままの姿で残されている城壁で、街に入る前から歴史を感じさせます。
そして城壁をくぐって市街地へ。
城門から続くメインストリートは地元市民や観光客で賑わっており、城壁に囲まれたコンパクトな街といった印象です。
宿を探し、荷物を置いてまずはアヴィニョン教皇庁(Palais des Papes d'Avignon)へ。
その外観は想像以上に巨大で圧倒されます。カメラにも収まりきれません。。
教皇庁の前にはカフェが並んでおり、多くの観光客が教皇庁を眺めながらランチやコーヒーを楽しんでいます。 -
教皇庁の隣にはノートルダム・デ・ドン大聖堂(Cathedrale Notre-Dame des Doms)が見えます。
12世紀半ばに建造されたロマネスク様式の大聖堂で、1859年に鐘楼の頂上に据え付けられた黄金の聖母像が印象的です。
内部の礼拝室には、アヴィニョン捕囚時の教皇ヨハネス22世のゴシック様式による墓があるそうです。
さて、教皇庁に入ると中はがらんどうの空間が広がっており、なんだかスカスカした感じです。
ところどころに騎士の鎧や武具など中世の遺物が展示されているのですが、宗教的なものを感じさせる痕跡はほとんど見られず、歴史博物館といった印象でした。
それもそのはず、この教皇庁は14世紀に建造され、教皇がローマに帰った後もしばらくは教皇の所有となっていたものの、フランス革命後略奪に遭い、その後は20世紀初頭まで獄舎や兵営として使用されていたそうで、地元の人々にとっては後者の記憶の方が強いのかもしれません。
【アヴィニョン教皇庁HP】
http://www.palais-des-papes.com/anglais/index.html -
教皇庁見学後、ローヌ川に架かる(といっても半分しかありませんが)サン・ベネゼ橋(Pont Saint-Benezet)へ。
この橋は12世紀に建造されたのですが、17世紀にローヌ川の洪水でアーチが崩壊し、再建作業が行われたものの、結局別の橋がかけられたことにより、作業途中の半分の姿で残されてしまいました。
橋は“アヴィニョンの橋の上で”という童謡のようにただ上を歩くだけと思いきや、イヤホンガイドを渡され、内部(礼拝堂がありおみやげも売っています。)も見学できるようになっています。
こういう実用をなさない橋が観光資源となるなんて、当時の人は考えていたでしょうか。
橋を見学後、街を散策。高台にあるロシェ・デ・ドン(Rocher des Doms:ドンの岩壁)公園へ。
ここから眺めるローヌ川とサン・ベネゼ橋、そして対岸の景色は素晴らしいの一言です。
緑あふれるいい景色です。 -
ローヌ川の対岸には緑に包まれたヴィルヌーヴ・レザヴィニョン(Villeneuve-les-Avignon)の街が広がっています。
この写真に見える城壁に囲まれた建物はサンタンドレ要塞(Fort Saint-Andre)です。
13世紀以来フランス領であったこの街は、アヴィニョン教皇庁を監視するための軍事的に重要な場所として発展しました。
このサンタンドレ要塞やフィリップ美男王の塔 (Tour Philippe le Bel) といった高い建物は、教皇領との国境であるローヌ川を監視するために建てられたものだそうです。 -
今度は船で対岸へ渡り、サン・ベネゼ橋の眺めを楽しみます。
この橋は観ていて飽きがこず、いろいろなところからの景色が楽しめます。
ミロのヴィーナスやサモトラケのニケのように、不完全なゆえの美しさ、歴史に打ち捨てられたはかなさゆえの美しさというのがあるのでしょうか。 -
この日はこのままアヴィニョンに一泊する(今回の旅程の中では)比較的のんびりな一日。
夕食をとっている間に日が沈んできました。
やはりサン・ベネゼ橋が忘れられず、夕闇の姿を観ようとローヌ川のほとりへ。
薄闇の中、川面に橋の影が映り、なんとも幻想的な風景。
・・・こういう景色を眺める時間がとれるのも、パッケージ旅行では味わえない個人旅行の醍醐味ですね。 -
反対側からもパチリ。
街灯の黄色い光に照らされて、なかなかおもしろい写真が撮れました。 -
最後に教皇庁の前を通って街の大通りにあるホテルへと戻ります。
教皇庁は当然ながら夜は閉館していますが、この街のシンボルということで、明るくライトアップされています。
ただ、教皇庁の前にはカフェもあるのですが、街の大通りからは離れているせいかそれほど人はおらず、観光客がぽつぽつと、あとは涼んでいる地元の若者がいるくらいで、ちょっとさびしい、いやコワい感じ。
まだ20時ちょっと過ぎなのですが、そろそろ旅の疲れが出てきたのか早く休みたくなってきました。
翌日はポンデュガールを観てニームを経由し、モンペリエまで行くハードな移動スケジュール。
体調は大丈夫かな。。
(ポンデュガール観光へ続く。)
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