物見遊山 台湾編 2010/8/11-14 no.002

2010/08/11 - 2010/08/14

物見遊山とは辞書によると、「見物して遊び歩くこと」とあります。その言葉通り、ブラブラ遊んできました。
今回は5〜6年ぶり4度目の渡航となる台湾旅行です。メジャーな観光地は以前散策しているため、今回は最近新しくなった所や行きそびれていた所を中心に回ってみました。
テーマとしては台湾の文化と食を感じるという所でしょうか。

no.002 双福食品でおみやげ購入、烏来、台北101、饒河街観光夜市
『今回の主な行程』8/11：到着、8/12：烏来と台北市内観光、8/13：故宮博物院見学と台北市内観光、8/14：帰国

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー
• 航空会社: キャセイパシフィック航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 株式会社IACEトラベル

ややゆっくり目に起床しホテルの朝食を食べてから、ネットで目をつけていた双福食品というパン屋さんでお土産用のパイナップルケーキを山ほど買ってきました。
詳細はこちらに掲載しています。
「双福食品（雙福食品）でパイナップルケーキ」
http://4travel.jp/overseas/area/asia/taiwan/taipei/tips/10160332/

ホテルに一度戻ってから烏来温泉郷へいってきました。
MRT新店駅からカンを頼りにバス乗り場を発見、1601番バスがちょうどきていたのでそれに乗り込み出発しました。

その時からイマイチ日本人が少ない気がしていましたが、行ってみると全然日本人がいない。
烏来泰雅民族博物館というところを見ようとしたら、入り口は開いていたのですが展示スペースは閉館中のようでした。
とりあえずパンフレットだけでももらおうとしたら、タイヤル族の衣装を着たおばさんが「日本人最近少ないです」と声をかけられました。そのおばさんが見所とかいろいろな話を教えてくれたのですが、何度も日本人観光客が減っているのでもっと来てほしいと言っていました。

おばさんに言われたとおり進むとトロッコ乗り場への階段があったので、トロッコに乗って滝を見に行ってみました。

トロッコは日本統治時代に三井が烏来でとれる木材の運搬用に作ったそうで、出発を待っている間開通の経緯を書いた日本語の展示をながめたりしました。
人がある程度集まると出発のようで、小さなトロッコに乗り込むとすぐ走り出しました。

いつ脱線してもおかしくないようなガタガタ具合がスリル満点でした。

白糸の滝というのは落差80mほどの滝でした。見るところがこの普通の滝とボッタクリの民族ショーではさすがに日本人も来なくなるな〜という感想でした。

でもせっかく温泉に来たんだから入浴してみようと、ガイド本をみてチェックしていた小川源温泉に行ってみました。意外と良かったので満足。
詳細はこちらに掲載しています。
「烏来温泉郷の小川源温泉」
http://4travel.jp/overseas/area/asia/taiwan/the_other_spots_of_taiwan/tips/10160333/

その後おなかもすいたので小吃店で昼食を取りました。
詳細はこちらに掲載しています。
「烏来では烏来小吃店がおすすめ」
http://4travel.jp/overseas/area/asia/taiwan/taipei/tips/10160336/

感想として、烏来というのはもともとの魅力がかなりあるはずなのに、変に観光地化してしまったせいで逆にその素朴な良さがかすんでしまっている場所なんじゃないかと思いました。
土地の方々の明るく人懐こい様子を見ると、余計にその事を残念に感じながら烏来を後にしました。

台北に戻り、先ほどのひなびた温泉から真逆の街の最先端の場所、台北101にやってきました。展望フロアーはちょっと料金が高いかなと思いますが、とりあえず一回は見たいと思い昇って見ました。
何度目かの訪台なので、あそこに台北駅があるとか圓山大飯店があるとかわかって面白かったです。
詳細はこちらに掲載しています。
「観光の最後に行くといいかも」
http://4travel.jp/overseas/area/asia/taiwan/taipei/tips/10159937/

その展望室の一角に布袋戯（台湾の伝統人形劇）の展示がありました。
かつて侯孝賢監督作品を色々見ていた時期があり、戯夢人生も見ていたのでかなり感動しました！李天祿のパネルも展示されていました。

その台北101地下のフードコートで食事をしました。鉄板焼き定食みたいな感じのを選びましたが、味・値段はごく普通でした。

夜になってきたので、MRT市政府駅に戻ってから、バスで饒河街観光夜市に行ってみました。雑貨店などがいっぱいありすごく楽しかったです。
詳細はこちらに掲載しています。
「雑貨店がものすごく沢山ある…！」
http://4travel.jp/overseas/area/asia/taiwan/taipei/tips/10159954/

ここの夜市に来たら必ず食すべしと言われている胡椒餅にも並びました。
十数人の行列の前で、5〜6人のスタッフが一心不乱に胡椒餅を作っています。

見ていると、小さな小麦粉の皮をその場で広げ、肉餡と青ねぎ一掴みを器用に丸めて饅頭を作り、別の担当の人が炭火の鉄釜の内壁に貼り付けて焼いていました。
饅頭を作るうちの一人が新人らしく、他の人の倍の時間をかけて饅頭を丸めているのですが、よく見ると彼女は他のベテランの２倍近い肉餡をつめていました…。そのうち先輩に指導されるとは思いますが、それまではあの胡椒餅は1/10位の確立で肉二倍の当たりがあります！

熱々の胡椒餅をかじりホテルへと帰途に着きました。