2009/09/19 - 2009/09/21
897位(同エリア1553件中)
もじもじさん
初めてのヨーロッパ旅行!!
イタリアやフランスも良いけれど、以前から夢見ていたスペインへ行ってしましました。
どこまでも広がる大地、巨大な大聖堂、陽気な人々、情熱的なフラメンコ、美しい建築や美術品の数々……。
スペインは魂を揺さぶるダイナミックな魅力で溢れていました。
コルドバからバスでグラナダへ。
今回の旅行は少し弾丸旅行気味でしたがグラナダには2泊し、ゆっくり見て回りました。
途中カバンを紛失(盗難?)するというトラブルもありましたが、圧倒的な迫力と美麗さを兼ね備えるアルハンブラ宮殿はもちろん、白い家々が連なるアルバイシン地区や情熱的な洞窟フラメンコ等、とても思い出深い街でした。
滞在ホテルはアリクサレス。
アルハンブラ宮殿のチケット売り場から徒歩で3分位で、観光にとても便利でした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- ブリティッシュエアウェイズ
-
コルドバからバスで到着してホテルに直行してゆっくり1泊……のはずが、最初からトラブル発生!!
グラナダのバスターミナルからの市バス車内で私のサブバッグ紛失!!
バスの運転手等に尋ねて回ったりしたのですが、結局見つからず…。
まあ中身は薬品類と充電器だったので大事には至らなかったのですが…。
デジカメの充電器を無くしたのがのがかなり痛かったです。
(しかし意外に充電が長持ちし、旅行最後まで頑張ってくれました。)
そんなトラブルはさておき、アルハンブラ宮殿の観光は予約が必須です。
私たちは午後から回ろうと思っていたので、朝予約を入れておいて周辺を散策。
宮殿→アルバイシン地区→カテドラル周辺にはアルハンブラバスというマイクロバスが巡回していて、移動に不便は感じませんでした。
ちなみに料金は一律1ユーロです。
アルバイシンにあるサン・ニコラス展望台から、アルハンブラ宮殿が一望できます。
アルハンブラバスに乗って行けますが、大きな教会のある辺りで降りてもらえれば辿りつけます。 -
宮殿最大の見どころであるナスル朝宮殿には予約した時間まで入場できないため、通りかかったカルロス5世宮殿を先に見ました。
まあ特に何があるというわけでもなかったですが…。
宮殿というよりは大広間という感じですね。
ここでまた事件発生。
お土産等を見たりナスル朝宮殿の入口で順番待ちをしていたりして、入場時間にほんのわずかに遅れてしまったのですが……それだけで入場禁止です。
お金払ったのに!!
正直納得できませんし、とても腹が立ちました。
そもそも順番待ちで遅くなったのに…。
ここまで(間違った意味で)徹底している観光地も珍しいですね。
融通は一切効かないので、これから見に行かれる方は時間厳守を心がけて下さい。 -
苛立ちながらも、せっかく入場したのでヘラネリフェだけ見学しておきました。
-
水と緑で満ちた空間はやはり和みます。
-
庭園からはアルバイシン地区が見渡せます。
-
ヘラネリフェを出た後は憮然としながら出口へ向かいました。
入場料も12ユーロと安くはないというのに…。
しかし、このまま見ずにこの地を去るのはあまりにも悔しいので、翌日リベンジ!! -
夜は洞窟フラメンコを見る予約を入れていたのですが、思いの他アルハンブラ宮殿を早く出てしまったので、バスに乗ってカテドラルまで行きました。
レコンキスタの後、モスク跡に建設されたらしく、他の町で見たゴシック式のカテドラルと様式が異なっているように見えます。
ちなみに、カテドラルの前でジプシー達が謎の草を売っているので無視しましょう。
この草に何の意味があるのかは知りませんが、たまに買っていく地元民(ジプシー?)は草を手に皆で踊りだします。 -
カテドラルの中に王室礼拝堂があり、レコンキスタを完了させた女王イザベルと夫のフェルナンド2世の遺骸が安置されています。
カテドラル自体よりもこちらの方が歴史的価値が高いそうです。 -
時間が遅くなってきたので一旦ホテルに帰り、洞窟フラメンコを見に行きました。
予約はホテルでしてもらいました。
(というよりホテルから勧められました。)
もちろんホテルまで迎えに来てくれます。
間近で見るフラメンコは大迫力!!
フラメンコの本場はセビリアですが、グラナダのフラメンコはサンブラと呼ばれ、よりパワフルで情熱がほとばしるようなもの。 -
途中何人かお客さんを呼んで一緒に踊るというサービスがあったのですが、トップバッターに選ばれたのは私でした(笑)
踊りの心得なんて全く無いので本気で困ったのですが、板の間で適当にステップを踏むと「カッ!カッ!」と良い音が!!
それからは夢中で足を動かしました。
その後、それを見ていた日本人夫妻に「素敵なステップでしたよ。」と褒められ、少しいい気になりましたが、他の西洋人の方々はやはり情熱的にダンスしていて、到底及ぶものではなかったでしょう。
でもまあ楽しかったし、良い思い出です。 -
フラメンコの後、朝も来たサン・ニコラス展望台に連れて行ってくれ、アルハンブラ宮殿の夜景を見せてくれました。
内装の華麗さに比して外見は無骨ですが、暗闇に浮かぶその姿は感動的でもあります。 -
翌朝、アルハンブラ宮殿に再アタック!!
ホテルが非常に近かったのが幸いし、観光客はまだほとんどないような時間に入れました。
ちなみにチケット販売開始は8時からです。
こちらは裁きの門です。 -
ナスル朝宮殿への入場時間までかなり余裕があったので、先にアルカサバ(軍事要塞)を見てみました。
…といってもほとんど遺跡のような状態でしたが。 -
アルカサバの高台からはアルバイシン地区が綺麗に見えます。
-
カテドラルも見えました。
あまり知られていないようですが、グラナダが一望できるビュースポットでした。 -
アルカサバの向こうから朝日が登ります。
今日はきっと良い一日になるはず。 -
今度こそアルハンブラ宮殿のメインポイント、ナスル朝宮殿に入場です。
こちらもまだ観光客がまばらな状態でラッキーでした。 -
こちらはコマレス宮のアラヤネスの中庭です。
シンメトリーでとても美しかったです。 -
ここはライオンの中庭と呼ばれる場所ですが、肝心のライオン噴水は修復中でした。
しかし装飾はとても綺麗です。 -
ここはアベンセラヘスの間。
あまりの美しさにしばらく呆然我失状態になってしまいました。
まるで星が落ちてきそうな天井です。 -
アベンセラヘスの間と中庭を挟んで対面している二姉妹の間。
ここでも天井に見とれてしてしまいました。
あの緻密な装飾の美しさは感動的です。 -
さすがはイスラム建築の最高傑作のひとつ。
世界遺産の名に恥じぬ、人類の至宝です。
絶対にまた見に行きたい!! -
ナスル朝宮殿をゆっくり見て回り、外へ出ると貴婦人の塔が聳え立つ庭園が見えてきます。
-
アルハンブラ宮殿を出た後、バスターミナルへ行き、セビリア行きのバスに乗りました。
本数があまり無かったように思うので、事前に発車時刻を調べて行った方がいいと思います。
私たちはアルハンブラ宮殿を見ていたので、結構急ぎました。
しかもバスターミナルから少し離れたバス停で降りてしまい、かなり焦りました。
全て自分の不注意から生じたことですが、最初から最後までトラブルばかりでした(笑)
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