2010/02/20 - 2010/02/20
268位(同エリア298件中)
WT信さん
ウンベルト1世通りは、北東のメッシーナ門(メッシーナ方向の門)と、南西のカターニア門(カターニア方向の門)を結ぶタオルミーナのメインストリートでその距離約800m。
ウンベルト1世通りの中間地点からやや西寄りの地点に4月9日広場が有り、広場の西端に建つ、時計塔の門を中央門とも呼ぶらしい。
現在目にする中央門はイスラムの時代に建てられた物だが、門の基礎部分にギリシャ時代の礎石の名残を留める。
実はこの中央門が、ギリシャ・ローマ時代のタオルミーナ西端であり、そこから西は中世に拓けた街で、その中心がケンタウルスが居るドウモ広場だ。
タオルミーナの繁華街は今でもメッシーナ門から中央門までの道路沿いに集中する。
今朝われわれは4月9日広場を東に越えた所で、ウンベルト1世通りを逸れ、ナウマキアを歩いたので、今度はウンベルト1世通り沿いにカターニア門迄、南西方向に散策することにした。
メッシーナ門から間近かの所にタオルミーナで最初に造られたヴィットリオ・エマヌエーレ広場が有り、広場を越えると、両脇は石造りの高層の建て物が連なり、各建物の窓には鉄製の柵がついた小さいベランダがあり、花の壺や人面で飾られている。
道の両側には幾つもの坂道の階段の路地が有り、レストランや土産物売り屋の看板が架かり、壁に沿って花を挿した壺だけで飾られた路地もあり、旅人を和ませる。
ナウマキアに逸れる道の角には、果物屋と見間違う、シチリアの銘菓マルトラーナの店が有り、その店先は見るだけでも楽しい。
4月9日広場の辺りには路上カフェのテントの下に椅子とテーブル。
4月9日広場の中央門を潜り、更に西のドウモ広場近くのやや広い階段は画廊に変身しており、その絵を描いたらしい男が「この絵は俺が描いたんだ」と身振りでアピールする。
夕食は4月9日広場からやや東寄りのレストラン。
その帰り道、ライトアップされたウンベルト1世通りの、夜の雰囲気を少しだけ味あうことが出来た。
(コメント上、他のページと重複する写真が数枚有ります。ご了承下さい。)
タオルミーナ旅行マップ
http://www.geocities.jp/tshinyhp/sicilia-southitalia/sicimap/taormina/frametaormina.htm
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