1999/05/13 - 1999/05/18
3348位(同エリア5152件中)
早島 潮さん
http://www.melma.com/backnumber_45206_4937364/
筆者が中国を旅したのは1999年05月13日〜05月18日であった。この時は始皇帝の陵墓を見学するのがメインの旅であったが北京の街も瞥見している。既に10年以上経過している。
実地踏査に基づき立論する宮崎正弘氏は中国問題については第一級の評論家である。今回の氏の北京旅日記からは10年前に比べ様変わりした様子を窺い知ることができる。
http://4travel.jp/traveler/u-hayashima/album/10057565/
以下は上記旅日記から北京に関する部分の抜粋である。
初めて北京を訪問したのは9年前で天安門事件発生後1年2月経ったときであった。当時の旅行者は必ず地区の委員会を訪問し中国共産党の地区委員と懇談することが義務づけられており、窮屈な思いをしたが今回はこのセレモニーなしで自由に行動できたので、隔世の思い一入であった。
西安訪問のため空港へ向かう車中からは丁度出勤時間帯と重なって市民の出勤風景を観察することが出来た。相変わらず自転車が多い。リヤカーを後ろにつけて荷物を引いている自転車もかなりある。それでも過去三回の中国訪問で見たときよりは自転車の数が少なくなり、自動車の数が増えていると感じた。現地ガイドの説明では、車が最近増えてきて17年前の三倍になっているそうだ。中国のモータリゼーションはこれから始まるという感じである。
長安街道路の両側には建設中の高層ホテルが幾つも見えた。また、オフィスビルと目される建物もかなりの数建設中であった。前回の訪問で垣間見たときは煉瓦造りの平屋の老屋をあちこちで壊している所を目撃したように思うが、今はたまにしかそういった光景は見られない。地上げは完了して建設の段階に入っているということであろうか。1949年10月1日が中華人民共和国の建国であるから、建国50周年にあたる今年は10月1日に向けて、計画中の建物の建設が急ピッチで進んでいるのである。先ず、観光客誘致のためにホテルからということであろう。四千年の歴史を持つ大国には観光資源は山ほどあるのだから。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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