2010/08/02 - 2010/08/05
179位(同エリア244件中)
Toshさん
もし、カンボジアからラオスへボーダーを越えたら、シーパンドン(4,000島)で一休みしようと思っていた。メコンでハンモックに揺られる日々を過ごせたらいいだろうなと単純な理由からだった。でもどの島するかはまだ決まってなかった。ロンリープ・ラネットや、宿のオーナーから情報を引き出していると、どうやらデット島が評判がいいらしいことが分かった。デット島には安宿がある。加えて、イルカウォッチング・ツアーや、滝見学ツアーも行っている。飽きたらツアーに参加すれば良い。
体調:宿に到着し、ハンモックに寝転がった時は、左肩甲骨と背中の間のリンパ球が大きくなっているのに気づいた。腰のあたりの神経も張っていた。疲れたという感覚がまだ戻ってきてないが、多分疲れているんだろう。1日目は到着後ゆっくり休んだ。すると、2日目は思ったよりも回復し、身体が軽くなった。調子に乗って島を飛び出し、橋を渡ってコーン島探検に行った。3日目はデット島の宿にてDEAD。
宿:
「Khammanysai Bungalows」(8月2日-4日:3日間)
15,000KIP(以後Kと表示)×3=45,000KIP
※有線インターネット
出費: 3日間合計240,000K+$1+200TB
・宿泊費 45,000K
・交通費 15,000K+$1
・飲食費他 180,000K+200TB
円換算は下記URLにてお願いします。
http://ja.exchange-rates.org/
旅する"ワケ"
http://4travel.jp/traveler/ichayaiouno/album/10448441/
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
シーパンドンの全体図はあるが、ボーダーから何キロあるのか分からない。どこからデット島に渡るのかも分からない。インチキゲストハウスの主人に寄ると20数キロあるらしい。
…って、今考えると、本当にこんな知識でよくたどり着いたと思うよ… -
ボーダーを越えてから、一緒にいた西洋人たちと別れた。デット島までは20km余りあるが、騙されるくらいなら歩いた方がまし。一か八か運を天に任せて歩いて見た。まあ、時間はたっぷりある。陽が暮れたら道路脇で寝ればいいだろう。雨が降ったら傘を差してたったまま眠ろう。日本の友人からは「そんなんで、旅ができるの?」と言われたが、ここは治安がいいので大丈夫だろう。まあどうにかなるべー!
-
何だ?
関税?
ずいぶん離れているところにあるなあ…
ここまで1km位は歩いたんだけど… -
なんだか、一人で歩いていると、ここが外国だとは思えないほど親近感を感じてきた。何か昔に歩いたような…
-
「これってランデブーっていう現象か?」と牛に聞くと…
-
「おめえばかか?間違ってるぞ!」って目で俺を一斉に見た?!
-
「オメエはほんとに、モー!なにいってんだよ!そんなのアルハズがねーべよ!オメエのいってんのはデジャブーっていうんだべ!」と加勢された
…そんな、同情の目で見ないでくれよ… -
…なんか、北海道の標津あたりの景色に似てるんだよな…
あ、誰も乗っていないテンソウが通りすぎていく…
…とボーット見てたら声をかけて来た。
「どこまで行くんだい?」
「デット島」と言うと、
「ナカサンまで$2でどう?」
…ナカサン?ん?何か日本人の前か?…と馬鹿なことを考えてしまった…
「いや、歩くよ」と言うと、動き始めた。
5mほど動いてまた止まり、
「じゃあ、$1ではどうだ?」と言った。
歩くつもりが、ついついこの値段に飛びついて…シマッター!
きっと、このテンソウはナカサンからボーダーまで人を乗せて行った帰りなのだろう。
空で帰るよりは、人を乗せて1ドルでも稼いだほうがましだと思ったのだろう。 -
ほえー!ゴルフ場なんてあるんだ…
これは、外国人向け?それともニュー・ラオ・リッチ向けか? -
舗装道路を右に曲がってダート道路に入る。
やっと到着か…それにしても長かったなあ。こんな距離を歩いてきたら4時間はかかったろう。
着いた頃には、渡し船は終了してしまっているだろうに!!
…俺って、ほんと…無謀だ!…
まあ、そんな時はナカサンのゲストハウスに泊まればいいと思っていたけどね… -
田んぼだ…
手前の水路では水牛が歩きまわって水草?を食べていた。 -
いやー!結局乗せてもらって正解だったよ!有難う!
-
船着場まで歩いて行くと、VIPバスが…
何処の国からだろう?
韓国か中国のような気がする…
儲かってマンなあ… -
ナカサンからは行く気になれば何処へでも行けるんだねえ…
…但し全てお金次第でしょう? -
売店でソイミルク(豆乳)を買い、飲みながら一休みしたあと…
よーし!船に乗るかー! -
ええと…
チケット売り場は…っと!
3人以上なら、1人につき15,000K、1人でボートを貸しきるなら30,000Kかあ…
じゃあ、誰か来るまでちと待とう…
ボーッとデット島の方向を眺めながら…
早く来い来いお客さん…
そのうち、ボート運転手が痺れを切らし、
「もう、行こう。日が暮れる。30,000Kなんだから。」とボディ・ランゲージで伝えてきた。
…え?何でそんなの分かるかって?て・き・とーに自己流に解釈した… -
どのくらいたったかなあ、待ちに待ってやっとお客さんがやって来た。
国籍バラバラの西洋人の団体。
でも、この団体のスペイン出身の交渉人(写真一番手前)が船頭と揉めた。
「俺達は船を一隻借りるから、60,000Kだろう?」というと、
英語の出来ない船頭は、
「□×▼」と怒鳴り散らし、
じろりと交渉人を睨み、指を天に向かって1本立ててから30,000Kを刺した。
吸った揉んだしている内に時間が過ぎる。
結局1人15,000Kを支払い島に渡ることになった。
交渉人は、相手が英語を理解していないにもかかわらず、
「リバーサイド・ゲストハウスへ行ってくれ。着いたら料金を払う。」と言って、乗り込む際にお金を払わなかった。
船頭は怒りながら船を出す。 -
やっと出発だ!水の中から普通の?木が生えている…パチリ!
-
やっと島に上陸できた。
但し、リバーサイド・ゲストハウスの近くではなかったようだった。
交渉人はしぶしぶお金を払った。
いやー!なかなか、自分の思い道理に行かないものだね…でも、お役目ご苦労様。疲れたっしょ? -
おー、コレがデット島か…
思っていたよりも都会だ… -
チョット奥に進んでみよう。
ほお、普通の農家の風景が…
更に進んで…っと… -
おお?何か好みのバンガローが見えてきた!
この、レストランの前で、ちっちゃい子供の世話をしながら座っている女性に、
「1泊いくらなの」と聞くと、
「15,000K」とのこと。 -
バンガローのの中を見て即、宿を決定した。
-
あちこちに空気穴?があって涼しそう…
如何にもメコン川の宿って感じ。 -
扇風機も付いている…
お?パナソ…いや、パノソニック?
中国製か…いかにもって感じの扇風機だものなあ… -
隣のバンガロー…
良いんでない? -
後日、明け方に撮ったもの
メコンの夜明けも見れたっけなあ… -
ハンモックには揺られ揺られたなあ…
-
こんな風にして3日目は1日中揺られた。
バンガローは、ラフな作りの割には快適だった。
ただ、トイレに使う水は濁っていたのが気になった。多分メコン川から汲んできた水だろう。
シャワーの水も、使っているうちに切れてしまったのが残念だった。 -
雨上がりの朝もいい感じだったよなあ…
-
こんなふうにして植木を飾っているけど…
風に吹かれて落ちないんだろうか?
下には良く人がいたような…チト心配。 -
-
グリーンカレーとカオニャオ(もち米)
ミントティーを注文すると、
中にはアップルミントがそのまま入っていた。
正直言って、味は普通だが衛生面がチョット心配だった。
値段も2ドル近くした。ちと高いか?周りのレストランに行って料金を見るものの、ここが一番安かった。
…なるほどねえ、やすかれ悪かれか…
なので、他の選択肢を選んだ。
自分の泊まっているバンガローの前には、親戚が経営しているショップがあり、そこに30cm大のフランス・パンとラーメンがあった。
それを買って、レストランに持ち込んで食べた。ここでは、コーヒーだけを注文した。これにより、心配はなくなった。
ラーメンの時は、丼にお湯を次いでくれ、麺を浮かべて持ってきてくれた。
パンの時は、ジャムを買い、それを塗って食べた。
もう安心…と思っていた。
しかし、いつものように「大丈夫」と思っている油断の隙を塗って悲劇が襲った。
旅立ちの朝のことだった。
出発前にコーヒーを飲もうとし、スプーンでかき回し、中に沈んでいるミルクを溶かしていたら…
…何やら1cm大のゴミが浮いてきた。よーく見る…
ゴ・キ・ブ・リ…
気分は朝からノックダウン!
コーヒーは新しいものに取り替えてくれたが、また浮いて来そうな気がした。
恐る恐る飲み干したけど、味は分からなかった。
この日のコーヒーは一生忘れられないものになるだろう。 -
レストランの中に、猫が入ってきて、足元に絡みつく。
「餌が欲しいのか?でも、俺が食べているのは、ベジタブル・カレーとカオニャオだぞ!」
試しにカオニャオをあげた。
すると、
息もつかず、むさぼるように食べた。
…おお…何も味付けしていない米を食べた…
で、今度はカレーの中に入っている人参を差し出した。
同じく一気食い。
ここの猫は、もしかして草食なのか???
…そんなはずはないだろうが、生きるためには何でも食わないとならないことは知っていた。 -
こちらは別な猫。前に出た猫よりはやや小さい。
この子は餌をあげなくても寄ってきては膝の上に乗った。そして、テーブルの上を勝手に歩き出した。
…何だい、餌をもらう派じゃなくて、餌を探す派かい…
床にに降ろしても、また上がってくる。
その後、猫がテーブルに手を着いたら抱き降ろした。
何度か繰り返し、観念して膝の上で寝はじめた。
目を瞑っていたが、カメラを向けると、眼を開けてレンズを見た。 -
レストランの中に、猫が入ってきて、足元に絡みつく。
「餌が欲しいのか?でも、俺が食べているのは、ベジタブル・カレーとカオニャオだぞ!」
試しにカオニャオをあげた。
すると、
息もつかず、むさぼるように食べた。
…おお…何も味付けしていない米を食べた…
で、今度はカレーの中に入っている人参を差し出した。
同じく一気食い。
ここの猫は、もしかして草食なのか???
…そんなはずはないだろうが、生きるためには何でも食わないとならないことは知っていた。 -
こちらは別な猫。前に出た猫よりはやや小さい。
この子は餌をあげなくても寄ってきては膝の上に乗った。そして、テーブルの上を勝手に歩き出した。
…何だい、餌をもらう派じゃなくて、餌を探す派かい…
床にに降ろしても、また上がってくる。
その後、猫がテーブルに手を着いたら抱き降ろした。
何度か繰り返し、観念して膝の上で寝はじめた。
目を瞑って板が、カメラを向けると、眼を開けてレンズを見た。
そのあと、
「起こすなよ!」とナイタ。 -
このお方、釣りの名人。
「釣りをしたい」とジェスチャーで示すと、
「じゃあ、俺についてこい!」とのことだった。 -
彼はさっそうと釣りを始める。
最初は、ショベルでミミズを土から掘り出して付けた。
なくなったら、持ってきた瓶の蓋を開けて貝を取り出して付けた。 -
やがて、釣竿を俺に貸してくれた。
どうやら飽きた模様。
メコンで釣りをするのが夢だった俺。
投げては引き上げを繰り返した。
何も釣れないので、俺も飽きた。
川に錘を沈めたまま、彼に手渡した。
すると…
おおお…
釣竿がしなっている!さすが!これは大きいぞ!
糸がもう負けない!格闘!オオナマズか?
…と思っていたが、なにが釣れたのかすぐに分かった。
その"魚"の名前は…
”ジ・アース”
揚がるわけはないわな。
…ゴメンね、俺、竿を渡した時から知っていたんだ。
それでも、ジュース1本で円満に解決できた。
こういう所はいいねえー!ラオス!
夢をかなえてくれて ア・リ・ガ・ト・ー !!
デット島の一番最後に
あ、一つ忘れていた。インターネットカフェ情報です。
デット島にはインターネットカフェが2件ありました。
船着場から200mほどの所に並んであり、客を奪い合っていました。
衛星を通じてのインターネットと言うことで、回線速度はとても遅かったです。
料金は1分間400Kとバカ高かった。
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