2010/08/03 - 2010/08/03
221位(同エリア248件中)
Toshさん
デット島とコーン島の間には、フランスが占領してた頃に建設された鉄道橋が掛かっていることに気づいた。この橋を渡り、隣の島に行けるのなら、せっかくなので行くに越したことはないだろう。
体調:宿に到着し、ハンモックに寝転がった時は、左肩甲骨と背中の間のリンパ球が大きくなっているのに気づいた。腰のあたりの神経も張っていた。疲れたという感覚がまだ戻ってきてないが、多分疲れているんだろう。1日目は到着後ゆっくり休んだ。すると、2日目は思ったよりも回復し、身体が軽くなった。調子に乗って島を飛び出し、橋を渡ってコーン島探検に行った。3日目はデット島の宿にてDEAD。
宿:
「Khammanysai Bungalows」(8月2日-4日:3日間)
15,000KIP(以後Kと表示)×3=45,000KIP
出費: 3日間合計240,000K+$1+200TB
・宿泊費 45,000K
・交通費 15,000K+$1
・飲食費他 180,000K+200TB
円換算は下記URLにてお願いします。
http://ja.exchange-rates.org/
旅する"ワケ"
http://4travel.jp/traveler/ichayaiouno/album/10448441/
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス ヒッチハイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
宿を出て、川沿いを下流に歩く。
-
しばらくは、バンガローが川沿いにあるという、同じような風景が続く。
-
ずっと川沿いを歩いていけば橋にぶつかる
-
お?猿と猫がいる…
「犬猿の仲」っていうのは聞いたことがあるけど、
「猫猿の仲」ってのも有るのか…仲いいねエ…
猫も猿も犬が天敵?、仲良くして共同戦線を春のは当然かな? -
そう、思っていた矢先、
ヤッチマッタナー!
倒錯した愛の形!!
あんたら、まだ未成年だろう?!
とは言え、走りだしたら止まらないのが性。 -
猿
「うーん、俺達の子供、どんな顔になるんだろ?」
猫
「そんなの知らないわよ!なるようにしかならないでしょ!」
どこの世界でも、女は強いのである。 -
歩みを進めると、子供たちが。
カメラを向けるとポーズを取ってくれた。
ありがとー!
元気で何より! -
こんなところにパン屋さんがある…
-
ここが先日、船に乗ったとき、スペインの"交渉人"が言っていたリバーサイドか…
-
ラオスの竹って、一箇所からドンドン出てくるのか…
-
道端にバナナ…
こんなふうに生っている。
実物を見るまで、実が生る方向が逆だと思っていたっけなあ… -
橋が見えてきたぞ…
-
デット島の橋の袂にレンタサイクルがあり、そこで自転車を借りる。10,000K
自転車に乗って橋の上を走る。鉄道橋からレールが取り除かれただけなので舗装されていない。
途中で止まり下流をパチリ! -
川のど真ん中にバンガローが!
誰かお客さんいるのかな?
大雨が降ったら流さるんでないかと心配。
勇気の有る方、どうぞお泊りください! -
橋を渡ってやっとコーン島に着いた!
と思っているのも束の間、入島料を徴収された。20,000K
…自転車はいいけど、島に入るのにお金がかかるのかよ…お金を払っただけの価値があればいいけど… -
橋を越えて、この道に出る前に、20cm位の泥溜まりが何箇所かあった。
そこを必ず通らねばならなかった。
…グチャグチャグチャ…
自転車と服にもはや泥の洗礼。
…何か始めから嫌な事が続くなあ…まあ、気を取り直して行こう! -
川が島を侵食している。
こんなふうにして、島が無くなったり、別な場所にできたりしながら、シー・パン・ドンが形作られたんだなあ… -
暫く行くと、水泳をしている子供たちに出くわす。
「サバディー!」と言うと元気の良い挨拶が返ってきた。
カメラを向けるとポーズを取ってくれる。
何度か、続けて撮影した。
その度に子供たちはエスカレート。
ひとりの子どもが水中逆立ちをした。
すると、別の子どもが真似る。
今度はパンツを脱いで川にドボン、水上におしりを見せながらゴロリン、ザッパーン!
それをパチリと撮ると、別の子どもがこちらにフリ×ンを見せながらゴロリン、ザッパーン!
結局全員で裸のシンクロナイズとなった。 -
お、吊り橋が見えた。
その手前に看板が。
この橋を作ったのは誰それと書いてあるのだろう。 -
チョット行ける所まで行って、橋を撮影してみた。
-
未完成の小屋がある。
やがて、レストランらしきものになるんだろう。 -
つり橋を渡る…
怖い…
俺は高所恐怖症だった。
小学生低学年の頃、夏休みのレクリエーション(子ども会ごとの遠足)で近くのダム(水力発電所)に行った。
ダムの堤防?の上でバスから降ろされた。
…何でこんなところで降りるの?渡って向こう岸まで行けばいいのに…
そう思いながらバスから降り、数歩進んだ。
すると、
ヒューっ!
足元から風が吹き上がってきた。
「何だ?」
足元を見ると、コンクリートの地面でなく、鉄格子の地面だった。
鉄格子を通して、堤防の下まで見えた。
一瞬固まってしまい、何も言えなかった。
小便はちびらなかったけど、とても怖かった。
それ以来、高所恐怖症になってしまった。
徐々に、治りつつあるけど、未だに足元が不安定なはしごに登ったりすると怖くなる。
この橋も下が見えるので少し怖い。
余談は、さておき、こんなところに落ちたら、川の圧力に負けて何もできないまま沈んでしまうだろう。 -
橋を渡ったあと自転車を置き、ゴウゴウと音のする方へ進む。
途中の水路で罠を発見。
わざわざ水路を掘ったのかな?
でも、仕掛けは旨く機能してないですねー。
色々と工夫してんだねえ。 -
こんなものすごい水量の所にも罠を仕掛けるんだろうか?
それとも、乾季で水が少なくなったときに使うんだろうか? -
音がだんだん大きくなり、やっと見えた大きな速瀬。
-
チョット下流に降りると家があり、石垣がぐるりと回してあった。
人が住んでいるんだろうか? -
写真反対の川岸を見ると、ほったて小屋に何人か寝転がっていた。
漁師さんたちだろう。2人ばかり女性もいた。
「サバディー」と声をかけても返事無し。無愛想。
まあ、いいや。
写真でも撮らせてもらおう。
日本で言う「梁」があちこちにあった。
でもボロボロの状態で、誰も漁をしている様子はなかった。
…やっぱ、乾季が稼ぎどきか… -
元来た吊り橋を渡り、ちょっと自転車を走らせる。
漁師さんが網を整えていた。
「漁を見たい」とジェスチャーで伝えると、
準備を整えた後「こっち来い」の合図。
何度も通っているらしく、草の生えてない踏み固められた道を進み、左右から木々が覆いかぶさるトンネルを抜けて、流れの穏やかな水辺に出た。
そこで一網、前に少し進んで一網打ちながら川の真ん中まで行った。 -
先に投網をしている息子?に声を掛ける。
「おーい!捕れたかー?」
息子の腰に着けている網の袋の中には15cmほどの魚が数匹入っていた。 -
俺も捕ったぞ!
-
ここは、コーン島の最下流。
ここから、イルカウォッチングの船が出ている。
これだけデカイと川って感じがしない。 -
凄いや…
水がたっぷりある… -
近くのレストランで昼食を採っているうちに一雨来た。
うえっ!この道を走るのかい?
やだな…
所々にヌカルミができて、それを越えるたびに水と泥がかかる。
自転車も自分もドロドロになった。 -
看板にイルカと書いてあった、その方向へ行くとこの岸に出た。
ここからイルカのいる場所までは近いんだろうか?
川原への降り口に簡単なレストラン?があった。 -
絵になる風景もあるし…
-
岸には沢山ボートがあったので、メインのイルカボートはここから出ているのだろう。
-
自転車を漕ぎ、島の周りで一番大きな滝へ行く。
滝への入り口のところ。
細い竹がいくつもトンネルをつくっていた。
コレは自然に出来たものか?それとも意図的に作ったものだろうか? -
ドードーともの凄い音を立てながら、ものすごい量のて水が落ちる。
そういえば、ここで一つ事件があった。
滝を見に行く途中のお店でコカ・コーラを買おうとした時だった。
店員は俺がコーラを買うことは知っていた。
しかしながら、値段を聞いたときは何を言われているのか分からなかった。
その時、一人の青年が前に出てきて通訳に入ってくれた。
「俺は、コーラが飲みたい。コーラは5,000Kだろ?」と言うと、
「それは、ローカルプライスで、ここでは6,000Kで売っている」と、
「じゃあ、5,000Kにしてくれと彼女に言ってくれ」と言うと、
なぜか、
「コーラでなく、ビアラオを一緒に飲もうよ。良いビールだよ。ぜひ飲んで欲しい。もうお金を払ってあるから大丈夫だよ。」とオファーした。
「いや、俺はコーラでいいよ」といった。
ても、引き下がらない。酔ってるのか?
男が座っていたテーブルの上を見ると、ビール瓶が2本あった。
彼が座っている席の隣に、「地球の歩き方 ラオス編」を開いている女性がいた。
男は「香港から来たの?」と聞いてきたので、
「そうだよ」と言うと、
「香港に行きたいんだー!」と切り出し、ペラペラしゃべり出した。
再び、
「ビアラオを飲もう。大丈夫だから」と言い出した。
…ほんとかよ…と思いながら、男の隣の席に座った。
男は、自分の飲みかけのグラスに瓶底に残ったビールをさし出して俺にくれた。
…何だい…残りを俺に処理させて、新しいビールを飲みたかったわけね…新しいビールは俺がお金を払えと…そういう事だった…歓迎どころか残飯処理か…そりゃーねえべよ!…
…まあ、いいや。俺はコーラを飲みたかったわけだし、コーラを飲んだらすぐ行こう!余り関わらない方が良い…
店員のところに再び歩み寄り、結局ディスカウントした値段でコーラを買い、席に戻った。
カンパーイ!
一応みんなで飲む形だけは整った。しかしながら、男はビアラオをぜひ飲んでほしいとしきりに強調する。
シツコイので、
「そんなに飲みたけりゃ、買ってくればいい。俺はコーラでいい。」とピシャリと言った。
すると男は、隣の女性の顔を見て、
「この人ケチね、コレのんだら帰ろう」と日本語で言った。
…ケチもなにも、オメエがビールを買っているから大丈夫ってオファーしたんだろ!…ふざけんな!…内心頭に来ていたが黙っていた。
俺は、速攻でコーラを飲み干し、席を立った。
自転車にまたがり、走りながら、女性に向かって、
「だまされないでね」と皮肉交じりに言った。
滝を見た後の事だった。
自転車を走らせていると、前方に男が一人でバイクにまたがっているのが見えた。
「じゃあねー!」と声をかけ、横を通り過ぎようとすると、
「ストップ!」と言って俺を止めたかと思うと、
「お前、何を言った?ここはラオだぞ!」と食って掛かってきた。
「いや、俺が騙されそうになったから、そのことを彼女に言っただけだ。」と答えた。
「何でそんな事言った?」
「何でって、ジョークだよ」
「何であんなことを言った?俺はアンタを尊敬している」
…酔っ払っていて、話が進まない…加えて、尊敬しているなら、ケチな奴なんて言葉でないだろ…バカか?…と思ったが酔っぱらいなんてまともにかまってられない…
すると、女性がどこからか現れて、俺の横に立ち、日本語で、
「酔っ払ってるんです。ゴメンナサイ」と言ってきた。
それでも男はしつこく同じことを繰り返す。これだけ繰り返していることから察すると、多分この男、これから本気で女性を騙そうとしていたんだろう。
「お前が俺を騙そうとしたからだろ!」と同じことを繰り返す。
男は涙目になりながら俺を見て、
「何であんなことを言った?俺はここらへんには沢山友達がいるんだぞ!」と脅しにかかってきた。多分、宿を見つけて仕返しに行くとでも言いたかったのだろう。
酔っぱらいをこれ以上かまってられないので、
「俺に何をして欲しいんだ?」と言った。
すると、なぜか女性もこの言葉を繰り返した。
男は、
「お前、この男を愛しているのか?」とワケの分からないことを言って、女性を怒鳴りつけた。
俺は、間にはいり、
「愛してるはずが無いだろ!彼女を怒鳴るな!親切にしろ!」と言った。
すると、
「お前は彼女を愛しているのか?」と今度は俺に言ってきた。
俺は、
「愛しているはずが無いだろ!お前、酔っ払ってるだろ!」
男は
「酔っ払ってない!」と真っ赤な顔をして言った。
俺は再び、
「じゃあ、何を俺にして欲しい?」と言った。
彼は考え込みながら、
「彼女に謝って欲しい。」とポツリと言った。
彼女の目を見て、
「ソーリー・アバウト・ダット」と言うと、
彼女は、
「ノー・プロブラム」と返してきた。
俺達のやりとりを見て、男は何かまだ言いたそうだったが、
「もう終わったろ」と言って彼女から離れ、彼の横を通過してきた。
その後、二人がどうなったか分からない。
俺は、あとでこのことを思い出し、好きな女性の前でカッコつけてる彼の顔をつぶしてしまったことを少しだけ後悔した。
女性はウマイように騙されるから、お金は少し余分に使うが、多分命には別状は無いだろう。
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