中国にすり寄る最貧国タジキスタン

2006/05/04 - 2006/05/04

≪中国にすり寄る最貧国≫2010.9.19 04:04（産経）
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100919/erp1009190404001-n1.htm


http://sankei.jp.msn.com/world/china/100807/chn1008072150010-n1.htm
筆者がタジキスタンを旅したのは2006年05月04日〜05月04日である。
上記記事にも指摘されているようにこの国は中央アジア五ヶ国のなかの最貧国である。
入国審査や出国審査のときに目撃し強く印象に残っているのは、この国へ買出しにきたウズベキスタン人達が多かったことと出稼ぎのために出国するタジキスタン人の群れである。国境なので写真を撮影できなかったが異様な雰囲気が漂っていたことを思い出した。
そんなことを思い出しながら上記新聞記事を読み、道路建設を餌にタジキスタンを支配下におこうとする中国のしたたかな戦略のことを思った。

以下は上記切抜きからの引用である。
　バザールや商店は安価な中国製品であふれているが、それらを恩恵ととらえる国民が大半で、「メード・イン・チャイナ」の侵食ぶりに危機意識を抱く人は少ないようにみえる。
　「タジク人は建設される道路をみて喜ぶだけ。だが、中国は違う。道路ができれば、住宅や市場、働く場所も欠かせなくなる。膨大な人と物資が必要になる将来を見据えている」

　ドゥシャンベで英字週刊紙、タジクタイムズを発行するショエフ氏（４９）はそして、こう続けた。
　「カネもヒトも出して世界を支配する。抜け目のない、狡猾（こうかつ）な政治だ」　　　　　　引用終わり

タジキスタン紀行＝http://4travel.jp/traveler/u-hayashima/album/10066413/

エリア その他の都市(タジキスタン)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

タジク人の農夫