夏の家族旅行　福建省寧徳市　３　屏南県長橋の万安橋

2010/08/01 - 2010/08/02

２０１０年８月１日から２日にかけては屏南県長橋の友人宅で過ごしました。歴史ある建造物万安橋は市民の憩いの場になっていました。

１　屏南県白水洋到着　
２　白水洋で水遊び
３　屏南県長橋の万安橋　←当旅行記
４　屏南県長橋　町の散策

エリア 中国

屏南バスターミナルを出発したバスは予定時間を２０分ほど遅れ出発

山道を右に左に１時間ほど揺れながら本日の宿泊先がある屏南県長橋のバスターミナルに到着

『山の中の福建省の集落だ〜』

友人のBさんと叔母様

『今夜は家族４人お世話になりま〜す。』

果物をご馳走になり少しゆっくりしたあと

親戚の食堂で

夕食をご馳走になりました。

Bさんの家では実はこの日と翌日ととても忙しい用事がありました。

翌日は、家を建替える儀式に一族７０名が集会をすることになっており、早朝はお墓参りするようでした。

夕食後、Bさん宅に戻ると、人がどんどんと集まっているのがわかりました。

そんな忙しい中ではありましたが、各自シャワーを浴びたあと、ちょっと涼しくなった長橋の町をBさんは案内してくれることになりました。

省級の建造物の橋には町民が涼みに集まっていました。

外は月明かり、写真は翌日撮ることにし、町中をぶらぶらと歩くことにしました。

Bさんの田舎ですので、知り合い、親戚があちこちにおり、時々紹介を受けながら楽しく散策。

福建の山の中、星空を見ながら山の空気を味わいました。

Bさん、貴重な経験でした。家族一同感謝です。ありがとう！

２０１０年０８月０２日（月）

朝の屏南県長橋はとてもすがすがしかったです。

早朝の散歩

万安橋に向かって

出発です。

Bさん一族はすでに山のお墓に出かけていたため、家族４人での町歩きです。

お店屋さんがあちこち売り歩いていました。

この町の特産きのこでしょうか？

日に当て乾燥

５分ほど歩いたところで橋が見えてきました。

次男は私を撮影

『かっこよく撮ってよ！』

「・・・」

鴛鴦（おしどり）？

２匹とも雄鶏〜　笑

川で洗濯

のどか〜

キノコの栽培関係の焼却物

橋はもうすぐです。

屏南県人民政府　公安局の看板あり

現在は民家のようです。

万安橋

別称は長橋及び龍江公済橋

現存する中国最長の木造建築橋であり、１９９１年、福建省政府より省級文物保護単位として認定されました。

橋の長さは９８．２ｍ、幅は４．７ｍ、水面より８．５ｍの高さに位置しています。

北宋時代、１０９０年頃に建てられました。

明末、木材の盗難に遭い

清乾隆七年（１７４２年）再建。

しかし、乾隆三十三年（１７６８年）に又盗難に遭い

清道光二十五年（１８４５年）３４の間切り、１３６の柱で再建、その後民国初に焼失。

民国二十一年（１９３２年）３８の間切り、１５６の柱にて再建。

１９５２年には洪水のより橋の西北端が流されのですが、１９５４年県人民政府が出資し再建されました。

現在は３７の間切り、１５２の柱があります。

歴史ある橋より

辺りを展望

盗難に遭ったり、流されたり

その都度、村民に必要な交通ルートとして再建されてきました。

現在この木造の橋は

村民の交流の場になっています。

中学校もすぐそばにあるようですので

地元の子供達の通学路にもなっていることでしょう。

Ｂさんの故郷自慢、１枚の万安橋の写真から始まった今回の夏休み家族旅行

故郷を本当に大切にしなければいけないと思わされました。


４　屏南県長橋　町の散策に続きます。