2010/07/13 - 2010/07/15
1302位(同エリア2038件中)
コタさん
今年2月の沖縄旅行の際に、那覇金城石畳の道坂下から壷屋まで乗ったタクシーの運転手さんに聞いた「初夏の石垣島はいいよぉー。」って言葉に乗せられ石垣島からさらに西表まで行ってきました。
子供はもう2歳後半で初のベビーカーなしの長期旅行です。
例によって子供はほったらかしで親はスノーケリング三昧となってしまいました。
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- JALグループ
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羽田空港は梅雨のまっ只中、どんよりとした空です。
今回もマイルを貯めるためにJALに乗ります。
Kotaは現在2歳9ヶ月、最後の膝の上搭乗になりそうです。那覇まではJ席でしたので何とか膝も持ちこたえました。 -
那覇空港にて。自衛隊の戦闘機ですが、練習用でしょうか。
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このハンバーガーを食べるために那覇まで1時間早い飛行機にしました。久しぶりに食べるとやはりうまい。オニオンリングとルートビアも。
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石垣までのJTAはタラップから乗るので間近に見る飛行機にKotaは興奮状態です。
このJTAの機材は「マブヤー号」(尾翼の付根あたりにマブヤーが。ポケモンジェットのショボい版でしょうか。)尚、マブヤーとは沖縄のゴレンジャーみたいなもので人気があるようです。まだKotaには早いみたいです。
実は前夜、この「マブヤー号」になったせいで同じB737なのに機材変更となり、奥さんの座席指定が取り消されてしまい大騒ぎでした。羽田でブーたれると事も無げに元の座席指定が有効となりました。人騒がせなマブヤーちゃん。 -
機内から見た伊原間のくびれたあたりです。地上から見た海の景色もこのあたりが一番きれいで印象に残っています。玉取崎の沖にリーフが大きく張り出しています。
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機内から見た野原崎あたり。
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石垣空港からはバスで離島ターミナルに移動しました。まずは離島ターミナルの海の色に驚かせられます。街中の港の海面がエメラルドブルーというのは予想外でした。ここから西表上原港まで約1時間の船の旅です。
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14時発の上原行き高速船はガラガラでした。席は後ろのデッキと船室内にありますが最初でしたので無難に船室内の最後部座席(一応優先席でした。)に座り揺れに備えました。また、船酔いが心配で大量の酔い止め薬を持参しましたが結局船酔いする間もなく、また揺れもなく上原港に到着です。船に乗る前に今夜のお宿「さわやか荘」に連絡を入れておきお迎え受けました。
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3時すぎにさわやか荘に着き、バタバタと着替えて早速スノーケリングに行かなくちゃ、ということで星砂の浜までの約1キロを炎天下歩きました。炎天下の子連れだったのでおんぶ等含めて20分くらいは歩いたでしょうか。写真は星砂の浜への降り口です。ペンションや売店があり、スノーケル3点セット(確か1千円だった)のレンタルもありました。既に4時半でしたが日差しは真昼の如しです。
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有名な星砂の浜も数組しかいない閑散な状況、というのも干潮で泳げないため。写真の島と岩の間に深いところがあり何とかスノーケリングできました。魚はこれでもかという位います。また、クマノミに似た(鮮やかな色ではなく茶色い魚)が突付いてきて痛い位でした。肝心の星砂ですが少々老眼が影響してか普通の珊瑚の砂としか見えなかったのですが、奥さまによると星砂(または星砂の丸くなった砂)たくさんあったとのこと。まぁ、久しぶりのスノーケリングができて良しとしましょう。もちろんKotaは星砂の砂遊びに熱中してました。贅沢なことです。
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さわやか荘はネットの書込みを見て決めたのですが、民宿の相場より1千円程高いながらもユニットバス付、ごはんも品数が多くおいしかったです。住吉集落内の高台にありお部屋からは月が浜から浦内川方面、星砂の浜方面まで見渡せました。写真はイルマーレウナリザキ越しに見た外パナリ方面です。
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2日目はいきなり今回の八重山旅行のハイライトである「しげた丸おもしろツアー」です。2歳の子連れには少々厳しいかなと思いながら予約の電話をしますと問題ないとのこと。奥さんとは交代でスノーケリングすることで合意。
さわやか荘までピックアップに来てもらって租納港から出発です。
定員41人の大型クルーザーに今日のお客さんは15人程度。余裕のクルージングで子連れには助かりました。
青い海に白いクルーザー、「しげた丸」とは似ても似つかぬとか思ってましたがオーナーさんを見て納得。海人でした。スタッフの方はとてもよく気の付くさわやかな兄さん、姉さんです。
Kotaは最初は怖がってましたがすぐに慣れてました。 -
しげた丸は白浜沖を通過の後船浮を通過し秘密の小型船繋留地に。ここで小型船に乗り換えてクイラ川を遡ります。
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クイラ川は辺り一面マングローブで終点には水落の滝があります。ここでUターン。
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小型ボートからしげた丸に乗り換えます。船浮湾は国際緊急避難港に指定されていて暴風雨等の際にはここに大型船も避難してきます。後ろの赤いブイは大型船繋留用です。
大型船が入ってくるということはかなり深いんでしょう。海の色は藍色です。 -
最初の上陸地船浮の集落です。人はいませんが立派な港です。
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船浮港に停泊中のしげた丸。だいぶ潮が引いてきました。
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立派な学校もあります。沖縄の学校の校庭は芝生で覆われて雰囲気いいですな。
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昔の船浮周辺の案内図です。
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人影も見ない集落でしたがちゃんと売店もあります。
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船浮港を出発しスノーケリングポイントに移動します。船浮集落をぐるっと回ってイダの浜側に出てきました。イダの浜にも人影は見当たりませんでした。本当に穴場です。
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第一スポット「船浮の岬沖」に到着です。イダの浜の沖合です。我々親は交代でスノーケルします。水深は3メーターくらいでしょうか、とても透明度が高く珊瑚、熱帯魚はうようよ、海蛇もいました。Kotaはライフジャケットと救命胴衣を借りて初トライです。最初は怖がってましたがやはり途中からは慣れてきてはしゃぎまくりです。
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スノーケリングポイントからサバ崎とその向こうのゴリラ岩を臨みます。本当にきれいな海の色です。1時間弱停泊の後に次のスポットに向います。お次はサバ崎を回りこんだ網取です。網取には昔は集落があったのですが今は無人で集落跡地に東海大学の海洋研究センターがあります。スポットは東海大からさらに湾の奥に入った砂浜沖でした。
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もうお昼になってますので、まずはお昼ごはんです。お弁当とお茶付きでして、このお弁当がおいしいんです。既に1時間ほど泳いでますからね。我々は上層のデッキで頂きました。
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網取近くの無人の浜に泳いで行きます。Kotaも先ほどの格好で一緒に連れてゆきます。ここも珊瑚がビッシリで、インストラクターのお姉さんが浜への「通路」を教えてくれます。途中クマノミを見かけました。
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第2スポットにも1時間弱はいました。次に第3スポットに移動します。船の上から先ほど上陸した無人の浜を臨みます。
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第3スポットは第1スポットに近いサバ崎とイダの浜の中間位のところ。水深は2メートル位でしょうか。海の色が半端なく美しいです。
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最後のスポットが最もすごいところで、珊瑚の森に迷い込んだような錯覚をするほどの珊瑚の密集地です。数百メートル沖合いなんですがこの珊瑚の森は水深が1メートルくらいしかなく、スノーケリングしていて珊瑚でお腹を擦りそうなくらいです。また、小魚の大群や急に切れ込んだような淵もあったりと、あっという間に時間が経ってゆきました。
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サバ崎周辺の珊瑚礁はまだら模様になっていて極端に浅いところはエメラルドブルーになっています。そこを目がけてスノーケリングします。
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向こうの方はイダの浜の右の方です。スノーケリング三昧です。
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気が付くともう3時近くになってます。マスクの曇り止めとして使われた木の葉っぱが流されます。ツアーはこれでおしまい、また租納の港に戻ってゆきます。帰りはかなり潮が引いたみたいで、外パナリのリーフが海面に出て現れておりました。
これまで何回かスノーケリングツアーには参加していますが、これだけ内容が濃くリーズナブルなツアーは初めてです。何せ大人6,800円です。また来たい。 -
宿に戻るとまだ4時まえ。今日はさわやか荘お勧めの浜、「ミミキリの浜」です。ここは歩いて5分位とのこと。またまた歩いて行きます。途中ジャングルを抜けると目の前に浜が広がります。やはり誰もいませんでした。また、昨日と同じく干潮でプールというかお風呂状態です。
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この浜は全く人手が入っていないようで、潮だまりにもコバルトブルーがたくさんいます。リーフまでずっと膝まで状態で、たまに深いところがあり生温かい中をスノーケリングしました。
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リーフまでは数百メートルあり、リーフ近くは珊瑚の森状態です。地面から草が生えているかのように珊瑚がニョキニョキ生えています。ここも珊瑚を踏まないように気をつけて歩かないといけません。段々と潮が満ちてきました。珊瑚が沈んでゆきます。
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潮が満ちてくるにつれてだんだんと海面に姿を消してゆく珊瑚の群落です。すぐそこはリーフエッジで、藍色の海が広がっています。
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3日目もいい天気です。宿の近くから月が浜を見渡します。きれいな弓なりです。浜の中央あたりにリゾートホテルが建っていますが、地元からは歓迎されていないようで建設反対の看板がありました。ウミガメの産卵地のようで、ホテルの明かりでウミガメが寄りつかなくなったみたいです。浜の奥には浦内川の河口が見えています。
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視点を変えて外パナリ方面です。きれいな青い海が広がっています。昨日行った船浮方面です。
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月が浜に下りる途中のパイン農園さん。軽トラにパイン山積みでどんどん捌いていました。
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月が浜は結構波があり海水浴には向いていないかも。浜には誰もいません。
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外パナリの方を見るとスコールになっています。こっちに来るかもと急いで宿に戻ります。
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やはり来ました。この雨が今回の旅行で降られたたった一度の雨です。宿には戻らず手前の民宿パイン館の「となり」という喫茶店に避難します。「となり」というだけの喫茶店があるのはさすが西表です。
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パイン・マンゴーミックスジュースです。確かにうまい。
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雨はすぐに止み、先ほどのパイン農園前にある無人売店でパインを仕入れます。大きい島パインで300円、小さいものはだいたい100円です。重いので3つだけ買います。はい、500円。
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上原発11時半の高速船で石垣に戻ります。宿から送ってくれたのはさわやか荘の跡取りさん。面白い話をいろいろ聞けました。上原港の海の色は今日もきれいでした。
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帰りの高速船では外の席に座りましたので、いろいろ周りの景色を楽しむことができました。写真はバラス島です。スノーケリングの船がたくさん来てます。
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ピナイサーラの滝も見えます。
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高速船はすごい水柱をあげて石垣島に向かいます。
第一クール 西表編はこれにて終了。続いて黒島、竹富と続きます。
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