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⑫イースター島 アフ・バイウリの夕日<br /><br />02/27/09 <br /><br />今日は少しのんびり起き、まずは郵便局にイースター島のスタンプを押して貰いに出掛けた。<br /><br />「スタンプは、今日はもう終わっちゃったのよ。また明日の朝来てね」<br /><br />スタンプを押して貰うだけなのに、今日は終わってしまった、という意味が理解出来ないまま郵便局を後にした・・・。 <br /><br />次に向かったのは、この島の教会。中に飾ってあるレリーフが、他のどの教会とも異なり、個性的だ。木彫りの物が多く、イースター島には鳥人伝説もある為か、鳥の冠みたいなのを被るものもあった。<br /><br />今回の旅でポストカード以外は、殆ど何も買っていないなみお。でもどうしてもモアイだけは欲しかったので土産物屋をいくつか回り、大体の相場を知っておこうと思った。ドでかいモアイが欲しかったけど、さすがにまだ3ヶ月続く旅に持ち歩くのには、余りにも重過ぎたので中ぐらいのモアイに目星をつけた。少し考えてから買おうと、昨日全部見て回れなかった博物館に行くことに・・・。<br /><br />博物館見学を終え、また土産物屋を覗いた。なみおが気に入ったモアイは、「ラノ・ララク」にいるヒゲを生やし正座をしている「モアイ・トゥクトゥリ」をモデルにしたヴォルケーノの石のモアイで$40USD(元値24000ペソ)。大きさも値段も手頃だけど、欠けた部分を粘土でくっつけたような色がちがう部分があり、どうしても気になった。店のオヤジは、そこばかり気にするなみおに「ヴォルケーノだからしょうがない」というような説明をするばかりで最後はキレ気味だった。<br /><br />「キレんなよ、オヤジ!!」<br /><br />そう思いながら、もう1つのちょっぴり大きい$60USDのモアイと迷い出した。$40USDのモアイは先程値段交渉したときには、18000ペソに割引すると言われていた。迷いに迷った揚句$60USDのモアイにしようと思い、ペソの値段を聞いた。<br /><br />「だからさっきも言ったじゃないか。18000ペソだよ」<br /><br />呆れ顔でそう言うオヤジ・・・まだ一度も$60USDのモアイの値段をペソで聞いた覚えはなかった。どうやらオヤジは、目が遠いのか$40USDのモアイと勘違いしているようだった。普通だったら値段を正すなみおだけど、オヤジの客に対する態度にムカついたし、間違うオヤジが悪いと思い、$60USDのモアイを18000ペソと約半分の値段でゲットした!!<br /><br />重いモアイを大事に抱え、今夜は、「アフ・バイウリ」がよく見える大きな岩の上に腰掛けて、夕日が沈むのを待つことに。少し経つと、ギターを抱えたにーちゃんがやってきた。何やらスペイン語で言われ、最初この岩が神聖な岩なのかと思い、謝って岩から降りた。するとにーちゃんは、コンパスを岩に置き、なにやらノートに書き始めた。<br /><br />にーちゃんの名前は、トテ。博物館で働くトテは、考古学と天文学を研究しているらしくノートにはびっしりと太陽が昇る時間、夕日が沈み月が出る方角や時間がイラスト入りで書き込まれていた。どうやら彼は毎日この時間にこの場所に来るらしい。全て手作りのノートといい、書かれていることといい、カッコイイし暖かみがあるなぁと思った。本当にこの島が好きなんだなぁとひしひしと感じた。<br /><br />トテと一緒に夕日を眺め、スペイン語で訳が分からなかったけど、一生懸命天文学について説明してくれた。夕日が沈んだ後は、ラパヌイの歌をギターに乗せて歌ってくれ、トテのお陰で楽しい夜を過ごすことが出来た。

なみお&みすたぁのなんちゃって世界一周旅行 チリ・イースター島⑫

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2009/02/20 - 2009/03/10

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みすたぁ

みすたぁさん

⑫イースター島 アフ・バイウリの夕日

02/27/09

今日は少しのんびり起き、まずは郵便局にイースター島のスタンプを押して貰いに出掛けた。

「スタンプは、今日はもう終わっちゃったのよ。また明日の朝来てね」

スタンプを押して貰うだけなのに、今日は終わってしまった、という意味が理解出来ないまま郵便局を後にした・・・。

次に向かったのは、この島の教会。中に飾ってあるレリーフが、他のどの教会とも異なり、個性的だ。木彫りの物が多く、イースター島には鳥人伝説もある為か、鳥の冠みたいなのを被るものもあった。

今回の旅でポストカード以外は、殆ど何も買っていないなみお。でもどうしてもモアイだけは欲しかったので土産物屋をいくつか回り、大体の相場を知っておこうと思った。ドでかいモアイが欲しかったけど、さすがにまだ3ヶ月続く旅に持ち歩くのには、余りにも重過ぎたので中ぐらいのモアイに目星をつけた。少し考えてから買おうと、昨日全部見て回れなかった博物館に行くことに・・・。

博物館見学を終え、また土産物屋を覗いた。なみおが気に入ったモアイは、「ラノ・ララク」にいるヒゲを生やし正座をしている「モアイ・トゥクトゥリ」をモデルにしたヴォルケーノの石のモアイで$40USD(元値24000ペソ)。大きさも値段も手頃だけど、欠けた部分を粘土でくっつけたような色がちがう部分があり、どうしても気になった。店のオヤジは、そこばかり気にするなみおに「ヴォルケーノだからしょうがない」というような説明をするばかりで最後はキレ気味だった。

「キレんなよ、オヤジ!!」

そう思いながら、もう1つのちょっぴり大きい$60USDのモアイと迷い出した。$40USDのモアイは先程値段交渉したときには、18000ペソに割引すると言われていた。迷いに迷った揚句$60USDのモアイにしようと思い、ペソの値段を聞いた。

「だからさっきも言ったじゃないか。18000ペソだよ」

呆れ顔でそう言うオヤジ・・・まだ一度も$60USDのモアイの値段をペソで聞いた覚えはなかった。どうやらオヤジは、目が遠いのか$40USDのモアイと勘違いしているようだった。普通だったら値段を正すなみおだけど、オヤジの客に対する態度にムカついたし、間違うオヤジが悪いと思い、$60USDのモアイを18000ペソと約半分の値段でゲットした!!

重いモアイを大事に抱え、今夜は、「アフ・バイウリ」がよく見える大きな岩の上に腰掛けて、夕日が沈むのを待つことに。少し経つと、ギターを抱えたにーちゃんがやってきた。何やらスペイン語で言われ、最初この岩が神聖な岩なのかと思い、謝って岩から降りた。するとにーちゃんは、コンパスを岩に置き、なにやらノートに書き始めた。

にーちゃんの名前は、トテ。博物館で働くトテは、考古学と天文学を研究しているらしくノートにはびっしりと太陽が昇る時間、夕日が沈み月が出る方角や時間がイラスト入りで書き込まれていた。どうやら彼は毎日この時間にこの場所に来るらしい。全て手作りのノートといい、書かれていることといい、カッコイイし暖かみがあるなぁと思った。本当にこの島が好きなんだなぁとひしひしと感じた。

トテと一緒に夕日を眺め、スペイン語で訳が分からなかったけど、一生懸命天文学について説明してくれた。夕日が沈んだ後は、ラパヌイの歌をギターに乗せて歌ってくれ、トテのお陰で楽しい夜を過ごすことが出来た。

  • 可愛らしい教会。

    可愛らしい教会。

  • トテと一緒に♪

    トテと一緒に♪

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