2010/06/04 - 2010/06/13
213位(同エリア756件中)
こかっぺさん
★パリ観光フルコース
★モンサンミッシェル島内に宿泊
★ルマンへのショートトリップ
★ヴェルサイユ宮殿とプチトリアノン
8泊10日の個人旅行
これだけ盛りだくさんで、旅行費用は18万円ぐらい
(航空券、ホテル、現地での移動費、各入場料)
美術館無料日やミュージアムパスを利用して
安く賢くフランスを楽しむ旅
最後はモンサンミッシェル&ルマン&ヴェルサイユ編
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- 中国国際航空
PR
-
さて、パリから離れ、憧れのモンサンミッシェルに出発!
島内に宿泊するので、朝昼晩と移り変わる
モンサンミエッシェルの姿をじっくり見られます
モンサンに一泊する現地ツアーの相場は250ユーロ
でもここは自分でTGVとホテルを予約すれば節約できます
私の場合はしめて143ユーロ
まずTGVチケットは日本でTGVサイト(英語可)から事前購入
TGV Prem'sとよばれる早割で
パリ→レンヌが片道26ユーロ、朝7時発9時着と時間もベスト!
ただしこれは日にちや時間によって、値段は変動します
また、キャンセル不可なので、そこは要注意
TGV-europe.com
http://www.tgv-europe.com/technical-error;VSEPRDSession=gh9XM1NLdqfKzSBvhMysPFJf5bkCzzG1kkTWRyv6ndpsLfN5LYjy!-1441703571
そしてホテルは島内にあるレ テラス プラール ホテル
ダブルのスタンダードルームが一人61ユーロ
ホテルトラベルドットコムからオンライン予約
http://www.HotelTravel.com/jp/index.htm
レンヌ駅からモンサンミッシェルへのバスは片道10.8ユーロ
バス乗車時に運転手に直接支払います
修道院への入場料は8.5ユーロ
またツアーの場合はバスで行くようで、
モンサンまで4時間強かかるよう
でもTGVに乗ればパリから2時間!
時間面においても、かなりお得です
ガイドさんはいませんが日本語の音声ガイドを借りればOK★
(すべて2010年6月時点の料金です) -
レンヌ駅からモンサンに向かうバスの車窓から
左側の座席に座ると、このようにモンサンが見えます!
羊が放牧されており、のどかな景色が広がります
そしてどんどん近づいてくるモンサンミッシェルに -
イチオシ
到着!
中世以来、カトリックの聖地として
多くの巡礼者が命をかけて訪れ、
フランス革命時には牢獄として使用されたことも・・・
思ったより大きくはないけど、
幾多の時代を乗り越えているだけあって、
重みのある荘厳な雰囲気が感じられます -
満潮時には島は海に囲まれることもあったという
海に浮かぶ修道院
だけどそれはかつての話
対岸と島を結ぶ道路が造られたことにより土が積もり、
現在は島の間際まで潮が満ちてくることは
ほとんどないそう
この日も潮は引きまくり・・・。
海というより沼のように思えてくるけど
こんなふうにカモメの姿をみると、やっぱり海なんや〜 -
引いて見ると、海に浮かんでるようにみえます
私の想像していたモンサンミッシェルはこれや〜! -
裸足になって砂の上を歩いてみると
とっても気持ちいい!
普通の砂よりも粒子が細かく
浅瀬に足を入れてみると
底なし沼のようズブズブと沈んでいきそうです
6月上旬のモンサンミッシェルはパリよりも
朝晩はかなり冷えます
でも日中こうして陽が照っていると、汗ばむほどの温かさで
心地よい風が砂州を吹きぬけます
30分ほど昼寝をして、目を覚まし、
見上げるとモンサンが・・・!
めっちゃ贅沢〜
このように時間など気にせずに
自分の好きなように過ごせるのが
ツアーではできない個人旅行の醍醐味です -
さて、モンサンミッシェルの街の中を散策してみましょう
狭い通りにはレストランやお土産屋さんが
軒を連ねます
昼間は観光客でごった返しており
前に進むのもままならず・・・
こちらは朝の様子
島内のホテルに宿泊したので
観光客が来る前のひっそりとした街を
ゆっくり散歩することができました -
修道院を見学します
古びた壁に歴史を感じます
礼拝堂、食堂、貴賓室、騎士の間・・・と
内部は広く、石造りでひんやりとしていました
どの部屋も質素で重々しい感じ
今までみてきたステンドグラスや大理石が美しい
教会とは一味違いました -
中庭の回廊からは海がみえます
と言っても潮は引きまくりですが・・・
あいにくのどんより曇り空ですが、
それでも暗い部屋から外に出るとスッキリ! -
さてさてモンサン・グルメを楽しみましょう
左上:有名どころのムール貝
モンサンミッシェル湾で養殖されてるそう
予想外に小ぶりだけど、美味しい!
一人前でかなりのボリューム
左下:ふわふわオムレツ
有名なのは、発祥のラ・メール・プーラールだけど
値段のわりに味がいまいちという評価が多いようで
その辺のお店でトライ
感想は・・・フツーにおいしい
右下:スープ・ド・ポワッソン
まったく無関係の南仏の料理らしいけど
これが一番おいしい!
魚貝のエキスが凝縮されていて超濃厚
さらにガーリックマヨソースを入れるのですが
見た目を裏切る絶品料理でした -
モンサンミッシェルに宿泊する醍醐味は
ライトアップされた姿を見られること
島内か島外どちらのホテルにするか悩んだ末
モンサンを近くからみられる島内を選択
6月なのに夜は日本の12月ぐらいの寒さ
ホテルから借りた毛布にくるまりながら
1時間ほど闇夜に浮かぶ美しい姿に見入りました -
朝、太陽が昇る前の様子
朝陽を浴びるモンサンを見ようと
がんばって早起きしたのだけど・・・
残念ながら方角的にムリだったよう -
でもサンライズはバッチリ見えました!
夕陽のようなオレンジ色の朝陽 -
モンサンミッシェル湾に映って美しい
潮の干満の差は昔と変化してるものの
普遍的な景色に感動 -
モンサンからパリに戻る途中
友人の住むル・マンに立ち寄りました
ル・マンと言えば・・・
サッカー日本代表の松井選手がかつてプレイしていた場所
そして「24時間耐久レース」が有名です
その日はお祭り騒ぎだそうだけど
普段はこのように静かな街
路面電車が走る街並みがパリと違って新鮮です -
14世紀の建物や石畳が残る旧市街地があります
映画の撮影に使われることもあるそう
こちらはサン・ジュリアン大聖堂
11世紀から15世紀という長い年月をかけて建築された
ローマとゴシックの異なる様式が共存する珍しい聖堂 -
聖堂の内部には美しいステンドグラス
-
菊のようにみえる
かわいいパターンも -
そしてル・マンに再び訪れる機会があるなら
また必ず行きたいと思うレストランがこちら
★Le Grenier a Sel★
http://www.restaurant-le-grenier-a-sel.fr/ -
どれもボリュームたっぷりで美味しい
今回の旅行の中でナンバーワンレストラン!
プリフィックススタイルで
アミューズ、前菜、メイン、デザート、食後の飲み物
20ユーロぐらいだったような・・・
とにかくめっちゃ安い!という記憶が残ってます
この値段でこのレベル、日本では食べられません -
美味しい思い出を胸にル・マンをあとに
そして今回最も楽しみにしていたもののひとつ
ヴェルサイユ宮殿!
遠藤周作の「王妃マリーアントワネット」読んで以来、
ずっと行きたかった場所
ルイ15世がお出迎え〜 -
金ぴかの門に向かって歩きます -
晴天の日が少なかったフランスですが
この日は最高の青空が広がります
とにかく贅を尽くした宮殿
金がピカピカ、強い陽射しを浴びて
輝きを放っています
抜けるような青空に映えます -
宮殿の中にズームイン!
ここは王室礼拝堂
ルイ16世とマリーアントワネットの
婚礼の儀が行われたのがココ
政略結婚のためオーストリアからやってきた
14歳のマリーアントワネットは
どんな気持ちでここに立ったのだろう? -
マリーさんと子供たち
有名な絵画だけど、これはレプリカ?本物? -
ヴェルサイユ宮殿のメイン
鏡の間 -
長さ75メートル、幅10メートルの部屋に
(というか廊下な感じ)
いくつもの鏡とシャンデリアが!
シャンデリアの輝きが鏡に映る
目もくらむような煌びやかな世界を想像していたけど・・・
意外と鏡がくすんでいて、落ち着いた感じ
それもまぁ当時らしいので、よしとしよう
ゴージャスには違いありません -
イチオシ
鏡の間から開け放たれた窓
マリーさんもここからこの景色を
眺めていたんだろうな〜 -
庭園側からみたヴェルサイユ宮殿
-
美しい噴水庭園が、遥か遠くまで続きます
宮殿よりも庭園の建設に労力がかかったそうで
宮殿に携わったのが25,000人に対し、
庭園は36,000人とのこと
また、いたる所に噴水があります -
そして噴水ショーが
4〜10月の土曜と日曜に行われます
当時10キロ離れたセーヌ川から水を引いていて
現在もかつてと同じ方法で噴水ショーを
行っているそう
見たかったのですが、お天気事情がが合わず断念
ちなみに夜はライトアップされた噴水ショーがあり
こちらは6〜8月の指定日に開催
詳しくはこちらで
http://en.chateauversailles.fr/homepage
ショーは見れずとも
優雅なスワンの姿が見られました -
イチオシ
ほんとにほんとにヴェルサイユは広い
敷地面積は800ヘクタールだそう
1ヘクタール=3025坪
・・・・ということは、242万坪
とてつもない数字で、想像がつきません
今からプチ・トリアノンに向かいます
歩いていくのは到底無理なので、
プチ・トランと呼ばれる電車のような
カートのような乗り物で移動します
敷地内には整備された美しい並木道がいっぱい -
几帳面に四角く剪定された木
ヴェルサイユの庭園は
こんなふうにきっちり左右対称になってることが多く
美意識の高さが感じられました -
美しい庭園を横目にプチ・トランに揺られ
プチ・トリアノンに到着
ここが本当に素敵な場所でした
プチ・トリアノンの前にはバラが植えられており、
トランを降り立つと、甘いの香りが漂います
マリーアントワネットじゃないけれど
宮殿よりも私はここが好き -
プチ・トリアノンの中はこんな感じ
豪華絢爛な宮殿とはうって変わって、
こじんまりとした、乙女心をくすぐるかわいい
部屋がいくつかあります
姫系インテリアが好きな女子にはたまら〜ん
だろうな・・・ -
すべてレプリカと思われるが、
こちらはマリーさんの寝室
山梨県甲州市の歴史研究家、矢崎勝巳さんの解析では
マリーアントワネットの身長は154センチとのこと
ベッドはかなり小さいけど納まり切れたのかしら? -
こちらはキッチン
-
プチ・トリアノンの近くには
「王妃の劇場」と呼ばれる小さな劇場があります
マリーさんもここで、
近しい人々や王家の王子たち、そして数少ない友達と共に
歌や演劇を披露していたのだそう
舞台変換に使われた機械仕掛けは今もそのまま
どこか温かい雰囲気がある劇場
私が訪れたときには他の観光客はおらず
ひっそりとしていました
舞台に立つマリーアントワネットの姿が
一瞬目に浮かんだような気がしました -
愛の殿堂
マリーさんの愛人であるスウェーデンの伯爵フェルゼンと
密会していた場所と言われている
大理石でできており、美しい彫刻が施されています -
プチ・トリアノン周辺はのどかでとても気持ちがいい
当時「自然」の風景画を並べたような
イギリス式の庭園が流行していたそう
フランス式のきっちりと整えられた庭園ではなく
自然な空間をマリーさんも望んだよう
フサフサしたかわいらしいピンクの花が
風に揺られる様子を見ると心が和みます -
プチ・トリアノンから10分ほど歩くと
「王妃の村里」に着きます
マリーさんは1783年、田園生活に憧れ、
村里が形成されることに
湖の周りに11軒のノルマンディー風の家が建てられました
のどかな田舎の村に来たようで
ヴェルサイユ宮殿とのギャップありすぎ -
柵の隙間から青空が覗いて
本当に気持ちいい日
天候の重要さを実感
同じ景色でも晴れと曇りでは見え方が全然違うし
天気がよく体が気持ちいいと、
世界が美しく見えます -
それぞれの家には小さな庭があります
当時はキャベツ、カリフラワー、
アーティチョークなどが植えられ、
クマシデの生垣とクリの木の柵で囲われていたそう
これはカラー? -
のどか、のどか・・・
-
羊もいます
曇りの日は肌寒くジャケットが必要なのに
こんな天気のいい日は陽射しが強く
半袖でも暑い
おまけにカラッと乾燥してるので
喉も渇きます -
そんな喉の渇きを潤してくれるのは
搾り立てのフレッシュオレンジジュース
甘くて、冷たくてウマイ!
イタリアーノチックなイケメンが
目にもとまらぬ早技で作ってくれます -
「ジュシューのオランジュリー」
ジュシューという植物学者が建てた温室植物園
オランジュリーといっても、オレンジではなく
ゼラニウム、イチゴ、 コーヒー、米、タバコなど
栽培されていたそう -
イチオシ
一日がかりで、念願のヴェルサイユを満喫
広大な敷地に広がる庭園と、豪華絢爛な宮殿
絶対王政の象徴
ルイ14世の権力を感じました
一方で美しい庭やのどかな村に心癒されました
敷地に入るだけなら、入場料は無料だそうで
観光客のみならず地元の人たちも初夏のヴェルイサイユを
楽しんでいました -
初めてのおふらんす
王道の観光地を8日間駆け足で巡りました
エッフェル塔にノートルダム、サクレクール寺院・・・
建造物自体は、ものすごく感動する程度でないのだけれど
なんと言ってもパリは街並みが本当に美しい
街をひとつのものとしてみたときに、
今まで訪れたヨーロッパの他のどの街よりも統一感があり
歴史ある雰囲気の中に現代の洗練されたオシャレ感もあり
そしてゴージャス!
眼鏡をかけたインテリ系イケメンが多し!
料理にお菓子にワインがおいしい!
パリにハマる人の気持ちがよーくわかりました
今度はパリに暮らすような旅をしたいな。。。
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