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オルヴィエート滞在の最終日に、チヴィタを訪ねました。<br />正式名は、チヴィタ・ディ・ヴァニョレージョ (Civita di Bagnoregio)、<br />「バニョレージョにあるチヴィタ」でしょうか。<br />CIVITA という場所が他にもあるので、区別するためでしょう。<br />FRANKFURT AM MAIN や ROTHENBURG OB DER TAUBER と同じです。<br /><br />チヴィタは、天を突いて聳え建つ姿から『天空の町』と呼ばれています。<br />外界とは一本の橋だけで繋がる『陸の孤島』であり、<br />風化による侵食が今も進む『死にゆく町』でもあります。<br />多くの人々は他の土地に移り住み、現在の住民はわずか20人とか。<br />哀しい末路を待つ、掛け値なしの&quot;絶景&quot;です。

天空の町・チヴィタ/スナップ紀行

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2010/06/22 - 2010/06/22

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極楽人

極楽人さん

オルヴィエート滞在の最終日に、チヴィタを訪ねました。
正式名は、チヴィタ・ディ・ヴァニョレージョ (Civita di Bagnoregio)、
「バニョレージョにあるチヴィタ」でしょうか。
CIVITA という場所が他にもあるので、区別するためでしょう。
FRANKFURT AM MAIN や ROTHENBURG OB DER TAUBER と同じです。

チヴィタは、天を突いて聳え建つ姿から『天空の町』と呼ばれています。
外界とは一本の橋だけで繋がる『陸の孤島』であり、
風化による侵食が今も進む『死にゆく町』でもあります。
多くの人々は他の土地に移り住み、現在の住民はわずか20人とか。
哀しい末路を待つ、掛け値なしの"絶景"です。

交通手段
鉄道 高速・路線バス
航空会社
中国国際航空
  • オルヴィエートからチヴィタ方面へ行く路線バスは、<br />旧市街(丘の上)にあるカーエン広場から出発します。<br />停留所は、フニコラーレ駅を背にして右前方、駐車スペースの横にCOTRAL社の青いバスが止まります。<br /><br />チケットは中央通りのタバコ屋で、片道2.4ユーロ/人。面倒なので、二人の往復分計4枚を買っておきました。<br />

    オルヴィエートからチヴィタ方面へ行く路線バスは、
    旧市街(丘の上)にあるカーエン広場から出発します。
    停留所は、フニコラーレ駅を背にして右前方、駐車スペースの横にCOTRAL社の青いバスが止まります。

    チケットは中央通りのタバコ屋で、片道2.4ユーロ/人。面倒なので、二人の往復分計4枚を買っておきました。

  • 路線バスはチヴィタまでは行かず、<br />『バニョレージョ(Bagnoregio)』という町が終点です。そこからは歩きか、別のバスで向かいます。<br /><br />12:45発のバスは、お客4人を乗せて出発しました。<br />オルヴィエート鉄道駅を経由し、<br />城壁下の道から一路バニョレージョへと方向を変えます。<br /><br />バスの本数は少なく、<br />特に『日帰り観光』に使えそうなのは、<br />往路が、07:50、12:45、13:55、<br />復路は、14:25、17:25 くらい。日曜日は運休です。<br />

    路線バスはチヴィタまでは行かず、
    『バニョレージョ(Bagnoregio)』という町が終点です。そこからは歩きか、別のバスで向かいます。

    12:45発のバスは、お客4人を乗せて出発しました。
    オルヴィエート鉄道駅を経由し、
    城壁下の道から一路バニョレージョへと方向を変えます。

    バスの本数は少なく、
    特に『日帰り観光』に使えそうなのは、
    往路が、07:50、12:45、13:55、
    復路は、14:25、17:25 くらい。日曜日は運休です。

  • 行程は約1時間。<br />直線距離なら10数キロと思われますが、いくつかの丘と谷を曲がりこんで進むので、時間がかかります。<br /><br />バスはウンブリア州から南側のラツィオ州に入りますが、景色はそんなに変わりません。<br />ゆるい傾斜の、畑や牧草地が続きます。

    行程は約1時間。
    直線距離なら10数キロと思われますが、いくつかの丘と谷を曲がりこんで進むので、時間がかかります。

    バスはウンブリア州から南側のラツィオ州に入りますが、景色はそんなに変わりません。
    ゆるい傾斜の、畑や牧草地が続きます。

  • 崖沿いの停留所。<br />突然、視界が開けて『チヴィタ』が顔を見せました。<br /><br />あっ、と思う間にバスは動き出し、この写真が精一杯。石の手すりの向こうを覗きたかったのですが・・・<br /><br />ここは、バニョレージョのひとつ手前の町でした。

    崖沿いの停留所。
    突然、視界が開けて『チヴィタ』が顔を見せました。

    あっ、と思う間にバスは動き出し、この写真が精一杯。石の手すりの向こうを覗きたかったのですが・・・

    ここは、バニョレージョのひとつ手前の町でした。

  • このあと道は崖の内側に入り込んで、<br />チヴィタは姿を見せません。<br />ずっとカメラを構えていましたが、<br />チャンスはとうとう来ませんでした。<br />見たいものが、なかなか見られない&quot;じれったさ&quot;。<br />今度はトラクターが邪魔をして、バスはノロノロ運転になります。<br />チヴィタの思わせぶり、なかなかやります。

    このあと道は崖の内側に入り込んで、
    チヴィタは姿を見せません。
    ずっとカメラを構えていましたが、
    チャンスはとうとう来ませんでした。
    見たいものが、なかなか見られない"じれったさ"。
    今度はトラクターが邪魔をして、バスはノロノロ運転になります。
    チヴィタの思わせぶり、なかなかやります。

  • バニョレージョに着きました。<br />路線バスはここまでです。<br />右下の平屋が、インフォメーションを兼ねた売店です。<br />立ち寄ると「日本の旅行者には特別に10%オフ」と。<br />ためしに「韓国からなんですが」と言うと、<br />「同じだよ」の返答でした。<br />気に入った絵葉書を2枚、10%OFFで買いました。<br /><br />道は、右側の一段高くなった家並みに入って、街の中心へと続きます。<br />

    バニョレージョに着きました。
    路線バスはここまでです。
    右下の平屋が、インフォメーションを兼ねた売店です。
    立ち寄ると「日本の旅行者には特別に10%オフ」と。
    ためしに「韓国からなんですが」と言うと、
    「同じだよ」の返答でした。
    気に入った絵葉書を2枚、10%OFFで買いました。

    道は、右側の一段高くなった家並みに入って、街の中心へと続きます。

  • 5分ほど歩くと、バニョレージョの広場に出ます。<br />ここが町の中心と思われます。<br /><br />人通りがなく、道を尋ねることも出来ませんが、<br />標識が出ていて助かりました。<br />ここを真っ直ぐ、で間違いないようです。

    5分ほど歩くと、バニョレージョの広場に出ます。
    ここが町の中心と思われます。

    人通りがなく、道を尋ねることも出来ませんが、
    標識が出ていて助かりました。
    ここを真っ直ぐ、で間違いないようです。

  • 更に歩くこと10分、突き当りの黄色い教会の横に、また標識がありました。<br />道を右に折れて、下ってゆくようです。<br /><br />指示に従って、崖際の道を辿ってゆくと・・・

    更に歩くこと10分、突き当りの黄色い教会の横に、また標識がありました。
    道を右に折れて、下ってゆくようです。

    指示に従って、崖際の道を辿ってゆくと・・・

  • こんな景色が眼に飛び込んできました。<br /><br />まさに『天空の町』です。<br /><br />写真下の屋根はバニョレージョ側の民家です。<br />その向こう、深くえぐれた町を形成しています。

    こんな景色が眼に飛び込んできました。

    まさに『天空の町』です。

    写真下の屋根はバニョレージョ側の民家です。
    その向こう、深くえぐれた町を形成しています。

  • チヴィタを外界と繋いでいるのは、この一本の橋だけです。<br />文字どおり、『陸の孤島』ですね。

    チヴィタを外界と繋いでいるのは、この一本の橋だけです。
    文字どおり、『陸の孤島』ですね。

  • これはお店で買った『絵葉書』です。<br /><br />数年前、はじめてこの町のことを知ったのも、<br />こんな&quot;古い写真”からでした。

    これはお店で買った『絵葉書』です。

    数年前、はじめてこの町のことを知ったのも、
    こんな"古い写真”からでした。

  • 私の写真を一枚、モノクロに加工して比較すると・・・<br /><br />橋が新しくなって、ちょっと風情がなくなりました。<br />建物も、きれいに手入れされたようです。<br />全体に&quot;ふっくら&quot;感がなくなって、痩せた感じです。<br /><br />風化が進み、今では『死にゆく町』とも言われているそうです。住人は20人までに減ったとか。

    私の写真を一枚、モノクロに加工して比較すると・・・

    橋が新しくなって、ちょっと風情がなくなりました。
    建物も、きれいに手入れされたようです。
    全体に"ふっくら"感がなくなって、痩せた感じです。

    風化が進み、今では『死にゆく町』とも言われているそうです。住人は20人までに減ったとか。

  • 新しい橋を渡ります。<br /><br />きっと予算が足りなかったのでしょう。<br />日本の街の&quot;歩道橋&quot;に似た味気ない造りですが、<br />安全は保たれているようです。<br /><br />橋の長さは300m、幅2.5mくらい。<br />こちらからは急な上り勾配になっています。<br /><br />住民は、買い物に出るのもたいへんでしょう。<br />煙草は、買い置きしかないでしょうね。

    新しい橋を渡ります。

    きっと予算が足りなかったのでしょう。
    日本の街の"歩道橋"に似た味気ない造りですが、
    安全は保たれているようです。

    橋の長さは300m、幅2.5mくらい。
    こちらからは急な上り勾配になっています。

    住民は、買い物に出るのもたいへんでしょう。
    煙草は、買い置きしかないでしょうね。

  • ここが入口。<br />他の旧市街と同じく、町は城壁に囲まれています。

    ここが入口。
    他の旧市街と同じく、町は城壁に囲まれています。

  • これは、城門を町の中から見たところ。<br /><br />人影はまばらで、欧米系の観光客がそぞろ歩く程度。<br />観光客には、やはり、ちょっと不便ですか。

    これは、城門を町の中から見たところ。

    人影はまばらで、欧米系の観光客がそぞろ歩く程度。
    観光客には、やはり、ちょっと不便ですか。

  • 城門の内側には、町にただひとつの広場があります。<br /><br />自慢のドゥオーモは鋭意&quot;修復中&quot;。<br />一応、夏の本格観光シーズンに備えているのでしょう。<br /><br />お土産屋さんと食堂が数軒だけの町。<br />細々とした観光が頼みになっているようです。

    城門の内側には、町にただひとつの広場があります。

    自慢のドゥオーモは鋭意"修復中"。
    一応、夏の本格観光シーズンに備えているのでしょう。

    お土産屋さんと食堂が数軒だけの町。
    細々とした観光が頼みになっているようです。

  • ドゥオーモ広場を、別の角度から。<br /><br />一本橋は車が通れません。<br />町で、自動車を見かけることはありませんでした。<br /><br />

    ドゥオーモ広場を、別の角度から。

    一本橋は車が通れません。
    町で、自動車を見かけることはありませんでした。

  • 散策するといっても、<br />百メートルも進めば、町はずれの壁にぶつかります。

    散策するといっても、
    百メートルも進めば、町はずれの壁にぶつかります。

  • ひっそりとした路地には、かすかな生活の匂いも・・・

    ひっそりとした路地には、かすかな生活の匂いも・・・

  • きれいに暮らしている様子がうかがえます。

    きれいに暮らしている様子がうかがえます。

  • 観光といっても、町の中はこれくらいです。

    観光といっても、町の中はこれくらいです。

  • 猫も、手持ち無沙汰で・・・

    猫も、手持ち無沙汰で・・・

  • 町のあちこちに自然の&quot;展望台&quot;があって、周囲の谷が一望できます。<br /><br />この一帯の地層はもろい凝灰岩でできていて、雨や風に侵食されやすい・・・<br />と、これはガイド記事の説明です。

    町のあちこちに自然の"展望台"があって、周囲の谷が一望できます。

    この一帯の地層はもろい凝灰岩でできていて、雨や風に侵食されやすい・・・
    と、これはガイド記事の説明です。

  • 一見、のどかなで美しい風景ですが、<br />住民にとっては死活問題の『風の侵食』。<br />静かな崩壊が、今この間にも進んでいるのです。

    一見、のどかなで美しい風景ですが、
    住民にとっては死活問題の『風の侵食』。
    静かな崩壊が、今この間にも進んでいるのです。

  • 崖下へ続く道、<br />ここはもう通れなくなっていました。

    崖下へ続く道、
    ここはもう通れなくなっていました。

  • 広場から少し歩いたところに、一軒のオリーブ農家があります。<br />「3000年前の洞窟で、500年前からオリーブ油を作っている」そうで、内部にはロバに引かせたという石臼(写真)が残っています。<br /><br />ここで、軽い食事がとれます。

    広場から少し歩いたところに、一軒のオリーブ農家があります。
    「3000年前の洞窟で、500年前からオリーブ油を作っている」そうで、内部にはロバに引かせたという石臼(写真)が残っています。

    ここで、軽い食事がとれます。

  • 地元の、少し黄味がかった白ワインをいただきます。<br /><br />石の床にテーブルが少しガタつきますが、<br />それより隣席のドイツ人グループがやかましくて気になります。<br />蝋燭照明だけの、せっかくのいい雰囲気だったのに。

    地元の、少し黄味がかった白ワインをいただきます。

    石の床にテーブルが少しガタつきますが、
    それより隣席のドイツ人グループがやかましくて気になります。
    蝋燭照明だけの、せっかくのいい雰囲気だったのに。

  • 料理の注文は、妻の担当です。<br />トリュフのなんとかとチーズのなんとか、<br />どちらにも、自家製オリーブオイルをたっぷりかけて食べます。

    料理の注文は、妻の担当です。
    トリュフのなんとかとチーズのなんとか、
    どちらにも、自家製オリーブオイルをたっぷりかけて食べます。

  • こっちが、チーズのなんとか。<br /><br />それにしても、面倒な料理の名をよく覚えるものです。<br />乗り継ぎ駅やホテルの場所など一切覚えないというのに。<br /><br />ガイドブックではいつも、<br />私が&quot;読み飛ばす&quot;部分が、妻の&quot;気になる&quot;部分です。

    こっちが、チーズのなんとか。

    それにしても、面倒な料理の名をよく覚えるものです。
    乗り継ぎ駅やホテルの場所など一切覚えないというのに。

    ガイドブックではいつも、
    私が"読み飛ばす"部分が、妻の"気になる"部分です。

  • ワインをお代わりすると、<br />洞窟の隅の樽から、ご主人が汲んできてくれます。<br />お店を紹介した、日本の古い雑誌も見せていただきました。<br /><br />ここは、ご夫妻と息子さん夫婦の4人でやっているお店です。

    ワインをお代わりすると、
    洞窟の隅の樽から、ご主人が汲んできてくれます。
    お店を紹介した、日本の古い雑誌も見せていただきました。

    ここは、ご夫妻と息子さん夫婦の4人でやっているお店です。

  • 最後にお土産、これも妻の担当です。<br /><br />ビンより安全だからと、<br />&quot;缶入り&quot;の自家製オリーブオイルを数缶いただいて、<br />運ぶのはもちろん私の担当です。<br />いつの場合も、&quot;重さ&quot;は考慮されていません。

    最後にお土産、これも妻の担当です。

    ビンより安全だからと、
    "缶入り"の自家製オリーブオイルを数缶いただいて、
    運ぶのはもちろん私の担当です。
    いつの場合も、"重さ"は考慮されていません。

  • 午後4時過ぎ、<br />そろそろ帰ろうかと城門まで来たところで、<br />なんと、日本のツアーが到着しました。<br />静寂の町が、時ならぬ賑わいに満たされます。<br /><br />「貸し切りバス」の威力は絶大です。<br />不便も面倒も関係なく、<br />何処へでも軽々と入り込んできます。<br /><br />皆さんに軽くご挨拶して、一本橋を下り始めました。

    午後4時過ぎ、
    そろそろ帰ろうかと城門まで来たところで、
    なんと、日本のツアーが到着しました。
    静寂の町が、時ならぬ賑わいに満たされます。

    「貸し切りバス」の威力は絶大です。
    不便も面倒も関係なく、
    何処へでも軽々と入り込んできます。

    皆さんに軽くご挨拶して、一本橋を下り始めました。

  • ところが、<br />橋の中ほどでもう、今のツアーに追い越されます。<br /><br />歩きながらお話を伺うと、<br />バニョレージョ側の橋のたもとでバスを降ろされ、<br />「10分で戻って来てください」と言われたとか。<br />「ここだけではない!」という慌しさに、相当ご不満の様子でした。<br /><br />メニューの多いツアーは&quot;旅館の夕飯&quot;と同じで、<br />お皿の数だけで勝負する傾向があるようです。<br />街から街へと大急ぎで駆け抜ける素通りツアーは、<br />&quot;カタログの実写版”だと割り切った方が無難でしょう。<br />

    ところが、
    橋の中ほどでもう、今のツアーに追い越されます。

    歩きながらお話を伺うと、
    バニョレージョ側の橋のたもとでバスを降ろされ、
    「10分で戻って来てください」と言われたとか。
    「ここだけではない!」という慌しさに、相当ご不満の様子でした。

    メニューの多いツアーは"旅館の夕飯"と同じで、
    お皿の数だけで勝負する傾向があるようです。
    街から街へと大急ぎで駆け抜ける素通りツアーは、
    "カタログの実写版”だと割り切った方が無難でしょう。

  • さて、これはバニョレージョの高台からのショットです。<br /><br />雲が陽射しをさえぎると、<br />チヴィタは一瞬、寂しげで孤独な表情を見せます。

    さて、これはバニョレージョの高台からのショットです。

    雲が陽射しをさえぎると、
    チヴィタは一瞬、寂しげで孤独な表情を見せます。

  • 季節ごとの草花は変わっても、<br />滅びゆく宿命は変えられません。<br />時間の経過とともに近づく崩壊の日を、<br />ただ静かに待つばかりです。<br /><br />この絶景ポイントは、丘の上のレストラン。<br />チヴィタへ向かうとき右折した黄色い教会の道を、<br />真っ直ぐに進めばここに到達します。<br />

    季節ごとの草花は変わっても、
    滅びゆく宿命は変えられません。
    時間の経過とともに近づく崩壊の日を、
    ただ静かに待つばかりです。

    この絶景ポイントは、丘の上のレストラン。
    チヴィタへ向かうとき右折した黄色い教会の道を、
    真っ直ぐに進めばここに到達します。

  • これはチヴィタで買った、もう一枚の『絵葉書』。<br /><br />冬の朝でしょうか、<br />雲の上に孤高の島が浮かび上がっています。<br /><br />通りがかりの旅人にはまず見ることが出来ない、<br />『天空の町・チヴィタ』の雄姿です。

    これはチヴィタで買った、もう一枚の『絵葉書』。

    冬の朝でしょうか、
    雲の上に孤高の島が浮かび上がっています。

    通りがかりの旅人にはまず見ることが出来ない、
    『天空の町・チヴィタ』の雄姿です。

  • 丘からは、隣町の崖が見えています。<br />往路、一枚だけ写真を撮った停留所の崖です。<br /><br />一本前のバスであそこまで、とも考えましたが、<br />バスはもう最終便しかありません。<br />絶景は、いつもつれないものです。

    丘からは、隣町の崖が見えています。
    往路、一枚だけ写真を撮った停留所の崖です。

    一本前のバスであそこまで、とも考えましたが、
    バスはもう最終便しかありません。
    絶景は、いつもつれないものです。

  • COTRALのバス停まで歩いて戻りました。<br /><br />チヴィタを往復するというバニョレージョの市内バスは、<br />とうとう見かけませんでした。

    COTRALのバス停まで歩いて戻りました。

    チヴィタを往復するというバニョレージョの市内バスは、
    とうとう見かけませんでした。

  • 最終バスは17時25分発。<br />我々を入れた三人の乗客を乗せて、バニョレージョの町を定刻に出発しました。<br /><br />これからオルヴィエートの丘に戻り、<br />予約しておいたトラットリア『ラ・パロンバ』で&quot;最後の晩餐&quot;をします。<br />ここまで一緒だった妻は、今日が旅行の最終日。<br />明日の夜、ひと足先に日本へ戻ることになっています。<br /><br />明日はいったんローマに出て、今度は一人旅を始めます。<br /><br />(完)

    最終バスは17時25分発。
    我々を入れた三人の乗客を乗せて、バニョレージョの町を定刻に出発しました。

    これからオルヴィエートの丘に戻り、
    予約しておいたトラットリア『ラ・パロンバ』で"最後の晩餐"をします。
    ここまで一緒だった妻は、今日が旅行の最終日。
    明日の夜、ひと足先に日本へ戻ることになっています。

    明日はいったんローマに出て、今度は一人旅を始めます。

    (完)

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