2010/07/07 - 2010/07/13
520位(同エリア1217件中)
kiyomariさん
- kiyomariさんTOP
- 旅行記5冊
- クチコミ14件
- Q&A回答4件
- 15,149アクセス
- フォロワー0人
20年ぶりのワシントンDC旅行です。今回の目的は空港のそばに建設されたスミソニアン航空宇宙博物館ウドバーハジーセンターをはじめニュージアム、ホロコースト博物館です。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 航空会社
- ANA
PR
-
7月7日(水) 自宅→成田→ワシントン→航空博物館→ホテル
NH002 便にてワシントンへ、成田の離陸には時間がかかったが、IADには定刻より早く到着。まだモービルラウンジが働いている(予定では新しいシステムになっているはずだが)入国審査はびっくり、客が到着しているにも関わらず、入国審査官はいない。ANA地上係員が呼び出して一名登場、最初は一人で担当、米国人のラインも一列使ってどうにか対応。7月からI94の記入はESTAを出したものは不要となったので入国時には税関の書類のみとなった。
空港からセンターまではTAXI利用、時間を優先。実際センターに着くと、シャトルバスを見かけることもなく、タクシーも客待ちしていないので、帰りのピックアップも頼んでおいた。 -
印象は飛行機プラモデルのようにそのまま並べた状況で、解説説明やビデオ説明は少ないが、貴重な機体が多いのでしょうがないかな。日本からは紫電改、晴嵐、月光、桜花、屠竜、が展示されているが、屠竜は胴体のみにもかかわらず、Chief Project Engineer 土井武夫の名前を入れて解説がされている。(モールにある本館ではゼロ戦のみが展示)
-
エノラゲイ B29のアップ。空中回廊から近づける。そばに単座の期待もあり大きさが分かる。
-
紫電改の横にP47、向いにフォッケウルフが展示されているが、日本機はスパンが長いことに気がつく。紫電改は12m、フォッケウルフは9m、後で見るメサーシュミットもスパンが短く、
-
フォッケウルフ-BMW製のエンジンを装備
-
ドイツの変り種-ドルニエ 前後にプロペラがあり、前-引っ張り、後-押し出し、アラド-ブリッツ ジェット爆撃機
-
ベトナム戦争ごろのジェット機
イントルーダー、ファントム(自衛隊ではまだ飛んでいます)、MIG-21、このMIG21とファントムが空中戦を行っていた。 -
民間航空機ファンには、ロッキードスーパーコンステレーション、ボーイング307ストラトライナー、コンコルド、などがそのまま展示されている。ただし室内への立ち入りはできない。
-
ボーイング307ストラトライナー"Clipper Flying Cloud" 機体与圧を行うことで高高度を飛行。
-
グローバルフライヤー 2005年3月単独、無着陸、無給油の世界記録機、この下に搭載されたエンジンも展示
-
パンナムで初めて採用になった日系二世のスチワーデスの展示。手帳のメモはきれいな日本語で書かれているのに感動。
-
9.11で犠牲となった航空機の残骸の展示
-
このもうひとつの目玉-エンタープライズ号 大きさに驚くと同時にシンプルな外観(飛行機のような空気力学デザインは不要)に感心。
-
展望タワーからのダレス空港の眺め。
そろそろここの見学を終わりにして、ホテルに向かう。空港からここまで乗せてもらった運転手に電話、チップ込みで85ドル、ホテルで月曜から水曜まで提供される夕食に間に合った。 -
レジデンスインキャピタルヒルは、モールに近く、メトロ Federal Center SWにも近い。キッチン、冷蔵庫、完備で長期滞在向きなので、ゆっくりすごせる。朝食は簡単なものがサービスされる。
-
ホテル到着後、Safewayにてビール等調達。もう十年前に作ったSafewayカードがすぐ使え、得々。この店舗は旧店舗の横に最近オープンした店でかなりオシャレな感じがする。
-
7月8日(木)Eastern Market→航空博物館→マコーミック&シュミックス→アレキサンドリア→航空博物館
新しい展示も増えたと思うが、時間があるのでじっくり見ることができた。 -
圧巻の飛行機の宙吊り
-
航空母艦の展示は秀逸、甲板上での仕事がよくわかる(艦橋から甲板の上を鳥瞰しているような映像が流れる)。艦上機ではA4(艦上機のためスピードブレーキなどがたくさんついている)、SBSドーントレス,F4。
-
Crab Cakeはカニ肉満載でおいしい。昔東海岸のどこかで食べたものは焼きすぎと油が多い感じだったのだが、本当にうまい。
-
食事をしながらガイドブックを見ていると、近くのメトロセンター駅からアレキサンドリアまで簡単に行けそうなので行ってみる。地下鉄の駅を降りてからはただのシャトルバスがあり、すんなりと観光の中心に着く。昼下がりで暑く、街も眠ったような印象。確かにこじんまりした古い街角が残っているが観光地化されていると感じた。
-
7月9日(金)ニュージアム→フィリプスフラッグシップ→(サーキュレーター)ナショナルミュージアム(西・東)→ペンタゴンシティショッピングセンター
ニュージアムでは、ピューリツアー賞の写真の写真を撮った本人による解説ビデオが興味深い。
ベトナム戦争で南の軍人がベトコンとおぼしき人を射殺する瞬間の撮影者、やどこかで見たことがある写真がたくさんある。展示写真には沢田教一の自由への逃亡や日本人が撃たれた後もビデオを回しているものなど印象に残るものが多い。またコンピュータの画面で自由に検索でき(i-Padのように画面を触るだけでいろいろできる。
当日の世界の新聞が展示される。 -
屋上からの眺め、入場券は二日間有効。
4Dは3D+モーションでアメリカでのニュース報道の歴史を振り返る。独立戦争時、女性の刑務所(施設)
の潜入、第二次大戦時のロンドン空襲のラジオの生放送、などを取り上げていた。 -
ナショナルギャラリーも新館(東館)が作られ、そこにフランスの名作が移動されている(ガイドとは異なる)。東西ともに一般に作品との距離がなく見学できる。
ガラスで保護されているのはダビンチのジブネラだが、ダビンチの指紋が見られるほど近くで見ることができる。東西の館は地下で繋がっていて、ショップ、フードコートがある。 -
7月10日(土)White House Visitor Center→歴史博物館→Regal Seafood→ニュージアム(WC三位決定戦鑑賞)→肖像画美術館→Macy→Old Post Office
朝から激しい雨、20年前はホワイトハウスの見学ができたが、今は議員の紹介などがないと不可。従ってこのセンターを覗く。 -
歴博物館のAmerica at Warの特別展示は中身が濃く、第二次大戦までで以降は明日に持ち越し。独立戦争、その後の英国との戦争、メキシコ、スペイン、南北戦争、インディアン、等戦争の多いこと。江戸時代300年間も戦争がなかった国とは大違い。展示説明のビデオも客観的な説明になっている(どう考えるか?)。
-
チャイナタウン入口門付近まで戻りレストランを探す。最初はスペイン(JALEO)に入ったがTapasのイメージで出る。海鮮の漢字の看板もあるこのシーフードレストランは大正解(但し、前菜が出てくるのに時間がかかりすぎ、これがただになった)Clam 6個の盛り合わせ、Catfishの料理、うまい。特にナマズのこんなに大きな切り身は初めて。今回の旅行のベストはこのナマズかもしれない。この辺は中華街に近いので中華料理店でなくともお店の外装は中華風にしている。
-
ニュージアムに戻ると大型スクリーンで3位決定戦をやっていたので見る、前半は小劇場で仮眠、これで大分元気になった。前日に見られなかったスポーツ写真とFBI関連の展示を見る。ここは本当にお薦め。
ついでに肖像画博物館を駆け足で回る。大統領の肖像画一番面白い。
Old Post Officeは昔の印象と大きく変わり、かなり疲れた感じで、観光土産屋ばかり。 -
7月11日(日)イースタンマーケット→ホロコースト博物館→オールドエビットグリル→歴史博物館→ホテル(WC優勝決定戦)→航空博物館
博物館の問題点は朝が遅いということ。曜日にかかわらず10時オープンは、早起き人には無駄が多い。今日はフリーマーケットが開催されるイースタンマーケトにまず出かける。9時スタートではあるが準備中のお店からは品物を買うことができる。試食して自家製のバービカン売りのおじさんから
購入―5ドル。続いてポスターショップに立ち寄ると復刻版のエアラインポスターを発見―こういうものを航空博物館では売っていないのが問題(いいのがあれば買うのだけど)。よくよく見比べて一枚だけPAAの飛行艇を購入―24ドル。一度ホテルに戻り荷物を置き、博物館に向う‐ロケーションの良さに感謝。博物館に地下鉄利用で向う。天気がほんとによくモニュメントの白さが青空に引き立ち、それを囲む星条旗が乾いた風にたなびきとてもきれいだ。 -
さてホロコースト博物館だが、無料であるが、入場整理券が必要(Informationで入手)。展示に入場するとわかるが、通路が狭く、最初のビデオも時間が長いなど、入り口での制限の必要がわかる。三台のエレベータが上まで運んでくれるが感じがTDSのセンターオブジアースに似た感じ。但し到着してすぐの展示が死体の山で全く印象が違う。館内が撮影禁止の理由がわかる。展示の中には、全裸の死体、人体実験の記録などあり、写真には不適。強制収容場がアウシュビッツだけでなく、方々にあったことはよくわかった。前述の人体実験をナチは自分の航空の研究に役立てたとの説明があったが、日本軍で行っていた人体実験の結果を含め、終戦後どこの国がこれらの成果の果実を享受したのか?米国(またはソビエト)がすべて持っていったのではないか?ジット機、ロケットについてはドイツの技術を利用したことが航空博物館で説明されるわけだから。
-
二十年前に来たオールドエビットグリルに到着。ホワイトハウスに近く、財務省の向いにあるし重厚感は相変わらず。クラムチャウダーとステーキを注文。パンが出てこないのが不思議。飲み物はサミュエルアダミスのエール―これは本当においしかった。昨日生Clamを食べたので、今日はクラムチャウダーにしたのが、やっぱり生をもう一度の方が良かったかもしれない。
-
サッカー観戦のためホテルに戻る、スペイン初優勝。まだ時間があるので最後に航空博物館に向い、民間航空の展示を見る。夏季は7時半まで見学可能。子どもが少なくなりじっくり見学できる。ライト兄弟の機体もいろいろに改良されていることが展示で分かった。
シュナダー杯優勝の(紅豚のライバルの)カーチス(モデル)が展示されていた。 -
7月12日(月) ホテル→空港
ワシントンポストにワシントンの人々がどう観戦したかの記事では、スペインのサポーターは昨日パスをしたスペイン料理屋に集合優勝の喜びにしたっている写真が載っていた。
昨日予約したホテルのセダンサービスとはシボレーの四駆のハイブリッド車。新車でとても乗り心地がいいし、ハイブリットのコントロールもトヨタと同じで、スタート・低速ではモーターが活躍する。
パネルの表示もプリウスとよく似ていて、わかりやすい。アメリカでは47000ドルで買えるとのこと。
燃費は21マイル/ガロン、ハイブリットでないものは13マイル/ガロンとのこと。パキスタン出身(初日のドライバーもそうだった)でやたら、電気製品が大好き、テレビ、DVD、デジカメ、電話など大好きで、Made In Japanを信奉している。20年前に買ったソニーのテレビは今も活躍しているとのこと。最近の日本の元気のなさを心配している。自宅のテレビはサムスンで、とても写りがいいとのこと。
来たときはモービルラウンジだったが、地下鉄が開通。ターミナルも店舗も新しく、明るいイメージが強調される。スミソニアン博物館の出店もありモールの歴史博物館より品揃いが多い(すべての博物館の品物が揃うので当然といればそうだけれど)
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ワシントンD.C.(アメリカ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
33