2009/10/16 - 2009/10/16
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frau.himmelさん
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2023年9月、待ちに待ったヨーロッパ旅行に出かけます。実に4年ぶりの旅です。
今回は久しぶりにベルギー・オランダ方面にも足を延ばしたいと思っています。さて、前はどんな旅をしていたのか? 埋もれていた昔々の旅行記を引っ張りだして振り返りながら、旅計画を練っています。(2023・4月追記)
★☆★☆★☆★☆
ブルージュに着いたらまずビール工場見学を…!これは最初からの予定でした。
4,5年前、ドイツのブレーメンでベックスビールの工場見学をした後、見学者全員でわーわー騒ぎながら飲んだ楽しい試飲会の思い出が忘れられません。今回も機会があったらぜひ行きたいと思っていました。
ブルージュには地ビールが700種以上あると言われます。
その中でも、現存する最古の醸造所といわれるここ、De Halve Maan (オランダ語で「半月」という意味)を見学いたしました。
http://www.halvemaan.be/
-
リエージュから2時間ちょっとでブルージュに着きました。
駅ではこの愉快な仲間のお出迎えを受け、ギョッとしました。
オランダ語はサッパリ…、ですが、映画か何かの宣伝でしょうか。 -
駅前を出て、ホテルに向かいます。
これから2泊3日のベルギーの旅は、荷物をアーヘンのホテルに預けての行動ですから身軽です。
早速駅前から観光気分。
すぐにブルージュのシンボルである鐘楼が目に飛び込んできました。 -
ホテルのある角を曲がると、城門らしき建造物が見えてきました。
まわりの建物もいかにも歴史ありそうなレンガ造り、中世の街ブルージュと言われる由縁、ナットクです。 -
ホテルにチェックインして、ここ、ストラッヘ・ヘンドリック醸造所(De Halve Maan)の工場見学に参加します。
中庭にはツアーの時間を待つ人々が結構いますね。
なにしろ有名なベルギービールの工場見学ですから人気があります。 -
中庭から階段を上がると…。
ここはレストランも併設しています。
工場見学のあと、ここを訪れます。 -
工場見学が始まり、人一人通るのがやっとという細い階段を上に上にと登ります。
まず出迎えてくれたのはこの滑車のようなもの。
機械のことは分かりませんが、滑車と言うには大きい。
荷車ような物で綱が巻きつけてあるところを見ると、下から何かを引っ張り上げる道具でしょうね。 -
急な階段を更に上って屋根裏部屋のようなところに出ました。
この眼鏡をかけた傘を持った女性が今日の案内役です。
英語と、たぶんオランダ語でガイドしてくれますが、私にはさっぱり!
この部屋には、昔からのなつかしいいろんな道具が置いてありました。 -
ここには古いちらしやパンフレット(?)、ビールの箱など宣伝に使ったさまざまなものが、壁と言わず、梁といわず並べてありました。
とてもレトロな感じがします。 -
手前にあるのは、瓶にビールを詰める時の道具でしょうか?
その奥にはモルトのビンがみえますね。
ここでは、そのモルトを少しずつみんなに配り、においを嗅いだり、味見をさせたりしていました。 -
正面にある3枚のポスターはなんと!日本のアサヒビールのものじゃございませんか!?
大正の古き良き時代のビールの宣伝ですね。
左端の女性のポスターは見たことがあります。
大正時代のモガもビールを飲んでいたのね。 -
ここはまた、屋上からの眺めが素晴らしいと評判でした。
これも楽しみにしていました。
マルクト広場の方向を眺めます。 -
ブルージュの街が360度一望できます。噂に違わず、この眺めは最高ですね。
一人5.5ユーロの工場見学代金に、この景色とビールが含まれるのですからすごくお得です。 -
こちらはベギン会修道院の方向です。
2001年にここに来たことを思い出し、懐かしくて胸が苦しくなりました。 -
屋上は風がとても強くて、寒かったのですが、みんな髪の毛がばさばさになるのも気にかけないで、美しい景色に見とれていました。
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再び階段を降ります。
降りるほうがタイヘンです。
狭い階段の手すりにしっかりつかまって、後ろ向きになって、1歩1歩確認しながら恐る恐る降ります。
この部屋には世界中の缶ビールのコレクション。 -
日本のビール見つけました!
一番下の段、真ん中より少し左手にキリンラガービールの缶が見えますね。 -
ここはビールグラスのコレクションです。
-
この辺からは昔からビール作りに使った道具の展示品です。
この醸造所では、今はこのような道具は展示用にしか使われていないそうです。
ビール醸造所によっては、昔の製法で昔ながらのビールを造っているところもあり、今でもこういう道具を使っているところもあるそうです。 -
お風呂みたいな槽があります。
この大きな槽にはスチームが通っているところから麦芽を発芽させる槽なのでしょうか?
すみません、素人がいい加減なことを言って…。
ともかく老化防止のために出来るだけコメントをつけるようにしていますので、トンチンカンなコメントもあるかと…。お笑いください。 -
その槽をお掃除している人形がいます。
でも、この人形、スキンヘッドなのはなぜ? -
別な部屋に移動します。
この部屋はなんだか分かりません。
夫曰く、右下の方に「HELLEN」ってあり、隣に入口があるからトイレじゃないか?って…。 -
これはビール用の道具というより、ビールの樽を作るときに使うさまざまな小道具なんですね。
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昔はこういう樽に入れて貯蔵していたのでしょうね。
この古色蒼然とした樽をみると随分古いもののようですね。 -
ろ過するために使う道具でしょうか?
ビールの製造工程で、ろ過は必要不可欠です。 -
いろんな道具があります。
この真鍮色をしたバケツや、上のほうには炭酸ガスを注入する道具もあります。
このストラッヘ・ヘンドリック社は、De Halve Maan醸造所としては1856年からだそうですが、ブルージュで現存する最古の醸造所だそうです。なんと1546年に創業されたということです。
研究熱心な家系で何代にも渡り、外国に留学したりしてビールの研究を続け、今のビールに至っているそうです。 -
そろそろお楽しみの時間が近づいています。
この昔の貯蔵庫のようなところを通って…。 -
先ほど入り口でみた併設しているレストランにやって来ました。
-
このカウンターで、グラスに出来立てのビールを注いでもらいます。
さあ、どんなビールでしょうか? -
出てきたのはこのビール、Brugse Zot。
あまりビールの味なんて私にはよくわかりませんが、美味しかったです。
このビールの名前「Brugse Zot」がまた面白いのです。「ブルージュの馬鹿」っていう意味だそうです。 -
中はこんな雰囲気です。
ブレーメンのベックスビア工場見学では、みんなでワーワー騒ぎながら楽しく飲んだ記憶があります。その後も写真が送ってきたりして密度の濃い試飲会だったので、ここもそんな場面を想像していました。
でも、いたって淡淡としていましたネ。
ホップの房が部屋に彩りを添えていました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- jijidarumaさん 2023/07/10 14:50:17
- 「ブルージュの馬鹿」を飲んでみたくなりました
- himmelさん、
今日は。
「2023年9月、待ちに待ったヨーロッパ旅行」にお出かけの由、結構ですね。
私の方はまだウクライナ戦争が終結するまでは無理と思っていますが、もう2019年を最後に4年、海外の旅を諦めていたら、ドンドン歳を取りました(苦笑)。
再編集は新規の投稿とならないのか、気付かずにいて失礼しました。
さて、ブレーメンのベックスビア工場見学をかつて体験していますが、ブルージュのビール製造工場の見学もなかなか興味深いものでした。
あまりこうしたものを見たことが無く、「世界中の缶ビールのコレクション」には時代を感じました。
日本ではほとんどビールを飲まないのですが、ドイツに行けば当たり前のようにビールを注文します。勿論レストランですから、缶ビールは出てきませんが。
瓶ビールと缶ビールに味の差があるのか分かりませんが、それらを自分で開けて飲むのと、レストランでジョッキやグラスに注がれたビールを飲むのとでは、後者のほうが特に美味く感じます。異国で飲む雰囲気でしょうね。
写真の美味そうな「ブルージュの馬鹿」を飲んでみたくなりました。
梅雨、酷暑にめげず、旅の下準備も楽しんでやっておられることでしょう。
それではまた。
jijidaruma
- frau.himmelさん からの返信 2023/07/11 16:02:33
- RE: 「ブルージュの馬鹿」を飲んでみたくなりました
- jijidarumaさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
ここ数か月、フォートラの新規旅行記投稿もさぼりにさぼって、今は古い旅行記の再編集でお茶を濁している状態です。
皆様の旅行記訪問もなかなかできずに、ご無沙汰ばかりで申し訳ありません。
はい、やっと9月にヨーロッパ旅行を予定しています。
実のところ、古い旅行記を制作するより9月からの旅行の下調べに燃えていると言った感じです。
jijidarumaさんはウクライナ戦争が集結するまでは大好きなドイツへの旅は諦めていらっしゃるとか。
そうですね〜、私もそう思っていた期間がありました。しかし仰るように、年齢や身体の衰えは待ってくれませんので、思い切って決心いたしました。
さて、この度は古いブルージュの旅行記にいいね、をありがとうございました。
ブルージュのビール見学、懐かしいです。ビール工場見学より、あの工場の上から見たブルージュの風景が素晴らしかった。
「ブルージュのバカ」笑、今回はベルギー方面にも足を延ばしますので、また飲みたいです。
ビール工場見学と言えば、ブレーメンのベックスビア見学! 私も行きました!!。
もう10年以上も前になりますが、今でも懐かしく思い出されます。
ブレーメンもよかったな〜、また行きたいな〜。
齢をとると、ちょっと地名が出るだけでいろんなことが思い出され、しみじみとしてしまいます。毎年ドイツに行けるのが普通だと思っていたのに、この4年間のコロナ禍やウクライナ紛争でそれがままならなくなり、よけい感傷的になってしまうのでしょうね。
やっぱりビールは缶ビールではなく、ドイツのレストランで出されるジョッキのビアでしょう!
もちろんグラスのビアも。
今回はデュッセルドルフも訪れますので、アルトビアも楽しんで参ります。ツム・シッフェンにしようかはたまたシューマッハにしようか、頭を悩ませている最中です。
猛暑が続きます。お互いに熱中症にかからないように健康に気を付けましょう。
himmel
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