いい日旅立ち・北へ（松本清張・推理小説「砂の器」の舞台、奥出雲「亀嵩（かめだけ）」）

2010/07/04 - 2010/07/04

ゲゲゲの女房の生家、大塚町を離れて足立美術館や加納美術館と言った所を通り過ぎ久々にやって来たのが、あの松本清張の小説「砂の器」でもお馴染み、奥出雲の山間の静かな田舎町、「亀嵩（かめだけ）」でした。
こちらでは「亀嵩温泉玉峰山荘」にてランチ＆入浴でゆっくりさせてもらいました。
閑静な佇まいである亀嵩温泉「玉峰山荘」は結構人気があり日曜日と言う事もありましたが、当日も県内外より大勢の観光客で賑わっていました。

入浴料は券売機にて大人５００円

エリア 奥出雲(島根)

どうやら亀嵩（かめだけ）に入ったようです。
この先もう１〜２分走った所にロケ地であった湯野神社に到着です。

砂の器舞台の地

●image 砂の器
http://www.youtube.com/watch?v=-5owh1euEco&feature=related

●「砂の器」記念碑

これまで１９７４年に映画化され、１９６２年と１９７７年、１９９１年と新しいところでは２００４年と４度に渡りテレビドラマ化されています。

湯野神社（ロケ地）鳥居後方には大ケヤキが聳え立っています。

記念碑の北側よりこの階段を上り、更に1００M程歩いた所に神社があります。
早速上ってみましょう〜♪

夏は蚊が来ますので要注意！！

その樹齢４５０年と言われる大ケヤキ（町の天然記念物）

高さ３０M、周囲５．６M、根周囲７M

階段を上りきった所から杉並木参道の約１００M先、正面に湯野神社が見えます。

湯野神社（ロケ地）

二千年の歴史を持つともいわれ、「出雲国風土記」に「薬湯の守護神」として記載され、崇められてきました。

○亀嵩温泉「玉峰山荘」

亀嵩の駅より送迎あり。

亀嵩温泉「玉峰山荘」
http://tamamine.jp/

家内は「ふるさとの香り田舎膳」　１６００円

煮しめ１０種盛、野菜せいろ蒸し、仁多牛ステーキ、仁多米御飯、味噌汁、香の物、季節のムース（チーズ）

野菜せいろ蒸し

仁多牛ステーキ

一方、私の方は「玉峰膳」　１６００円

和牛すきやき笹鍋、刺身、天婦羅、ざる豆腐、そば、仁多米御飯、味噌汁、香の物、デザート（すいか）

和牛すきやき笹鍋

天婦羅

ざる豆腐

風呂の中は撮れませんでしたが、サウナに水風呂、露天風呂等充実しています。

風呂上がりの広間にて・・

こちらはすぐ近くの道の駅に飾られていました。

推理小説「砂の器」の舞台となった山間の小さな駅、亀嵩駅の手打ちそば屋「扇屋そば」

☎０８５４−５７−００３４
有　線７１−３５０７

営業時間９時〜１８時
定 休 日　火曜日

駅舎の右３分の２が蕎麦屋になっていて、これはまさに蕎麦屋の中に駅があると言った感じです。
聞く所によりますと蕎麦屋の店長がそのまま駅長でもあるとか・・

亀嵩そば（一人前）

ワンマン

○奥出雲おろちループ

全長２３６０M、区間標高差１０５Mと日本一を誇るループ橋は平成４年に開通

写真はループ橋のひとつ（一部）三井野大橋

三井野大橋からのロケーション(◎◎)

この旅行記へのコメント （2）

• 前日光さん 2010/07/14 23:11:40

  亀嵩駅の蕎麦屋さん

  こんばんは〜
  
  なんと、あの亀嵩に行かれたのですね！
  私が行った2006年には、この駅の蕎麦屋さんは定休日でした(T_T)
  
  こんな遠方から行ったのに、よりによって休みだなんて。。。
  「砂の器」撮影の地も傍にあったのですが、その日は松江で広島の義姉と会うことになっていましたので、ゆっくりできずに涙をのんだのでした。
  
  もう一度奥出雲に行きたいという思いは、いつもありますので、この夏行ってみたいと思っているところです。
  
  私は「砂の器」は、DVDを買って持っていますよ。
  加藤嘉さんと加藤剛さんの時のものです。
  音楽も映像もとてもよくて、名画だと思っています。
  
  それにしましても、comevaさんは、今回私に紹介してくださるために「いい日旅立ち」なさっているような気がします。
  
  素敵な映像、ありがとうございます！

  comevaさん からの返信 2010/07/15 07:08:24

  RE: 亀嵩駅の蕎麦屋さん

  > こんばんは〜
  > なんと、あの亀嵩に行かれたのですね！
  > 私が行った2006年には、この駅の蕎麦屋さんは定休日でした(T_T)
  > こんな遠方から行ったのに、よりによって休みだなんて。。。
  > 「砂の器」撮影の地も傍にあったのですが、その日は松江で広島の義姉と会うことになっていましたので、ゆっくりできずに涙をのんだのでした。
  > もう一度奥出雲に行きたいという思いは、いつもありますので、この夏行ってみたいと思っているところです。
  > 私は「砂の器」は、DVDを買って持っていますよ。
  > 加藤嘉さんと加藤剛さんの時のものです。
  > 音楽も映像もとてもよくて、名画だと思っています。
  > それにしましても、comevaさんは、今回私に紹介してくださるために「いい日旅立ち」なさっているような気がします。
  > 素敵な映像、ありがとうございます！
  
  前日光さん おはようございます。
  亀嵩旅行記訪問、有難うございます！
  
  亀嵩は私よりむしろ家内の方が仕事がらみで度々お邪魔しているらしくかなり詳しいものですから今回はナビ役で活躍してもらいました(^_^;)
  
  亀嵩へは今月下旬にも予定していましたが、結局私の方が都合が悪くなり家内＆知人等（７〜８名）となってしまいました。宿泊もここの亀嵩温泉です。
  亀嵩駅も山間の何の変哲もない小さなの駅でしたが、今回は蕎麦好きの家内の希望もあり少し立ち寄ってみました。
  
  キャストが加藤さんの「砂の器」と言う事は１９７４年制作の映画ですね。
  この長編推理小説は岡山にも関連施設がありますが、社会的背景に当時のハンセン病の差別に対する痛烈な批判があり大きな話題を呼んだと言われています。
  私は２００４年のテレビドラマ化（１１回）されたものしか見てませんが、この時で４度目と言う事は５度目もあるのではないかと次を期待しています。
  
  亀嵩の道の駅にもほんのわずかですが、ロケをした当時のものが残されていました。時間的にゆとりがあれば亀嵩温泉と合わせてお立ち寄り下さい。
  
  C