道東釣りの旅-2010-/霧多布海岸からスタート、然別湖まで(その５)

2010/06/10 - 2010/06/15

釣り仲間との行動も今日が最終日、帰りの行程を考え足寄近辺の川を選択した。利別川でニジマスを楽しむ事に。ベースキャンプを１０時にチェックアウト、鶴居から峠越えで阿寒へ、阿寒からまたまたダートコースを通って陸別へでた。ここでは釣り仲間の一人が入った事のあるポイントから上る者と下る者に別れ楽しんだ。
ここでのシステムはルースニングからスタートした。ルースニングの釣りはあまり経験がない。ニジが多いこの川でルースニングのテクを身につけようと考えスタートした。フライはビーズヘッドニンフ＃１６と小さいのをチョイス、２０cmほど上にシンカーそしてインジケータを付け準備完了。ルースニングを得意としている一人について釣り上がる事にした。どのコースを流すのか、キャスティングはどの様に・・・観察に徹することにした。釣り場を代わってもらい実釣に入る、Ｙ字で流れが合流している流芯脇から流すと一投目からインジケータに反応があり合わせるとロッドに力強い引きが返ってきた。ネットインし写真を撮りリリース。同じ所から３匹のニジが出て来てくれた。なかなかルースニングの釣りも面白い。次のポイントへ移動、ここでも同じような場所から数匹のニジを釣りあげルースニングの釣りを終了しドライへ変えた。チャラ瀬やボサ際へ流すと面白いようにニジが飛び出してくる。ここ利別川は本当にニジが濃い。２時間程遊び集合
河原に青フキがあったので奥さんのお土産にフキ刈りをし利別川の釣りを終了した。足寄で釣り仲間と別れる。仲間は高速で札幌へ、私は鹿追にある然別川で夕まずの釣りを楽しみ遠征最終日となる明日は然別湖でミヤベイワナ、サクラ、ニジを。
のんびり走り１６時頃に然別川のいつものポイントへ入った。川の状況が変わっていた。堰堤の中ほどが工事されていた・・・なんと魚道が作られていたのだ。高価な費用を掛け作った堰堤をまたまた高価な費用を掛け工事する・・・何んと無駄な計画性の無い事に怒りをおぼえる。腹立ちを抑え夕まずめの釣りに集中する。ここでもカディスが沢山ハッチしておりカディスパタンを結ぶ。ここのポイントはブッシュ脇を丁寧に狙うことが釣果に繋がる。数回流すと良い流れにフライが乗った瞬間にニジが出てきてカディスを咥えた・・ドライでの釣りは魚が出てきた瞬間に如何に合わせることが出来るか、ここが一番面白いところである。１９時過ぎまで遊び本日の釣りを終了した。今日一日はニジマスのみと遊んだ一日であった・・・道東の川は魚が濃くまた美しい川が多い
来年もまたチャレンジします。鹿追道の駅で泊り明日の然別湖へ・・・天気が良ければフローターで浮かんでみたい。

エリア 足寄（あしょろ）(北海道)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 自家用車

ルースニングに出た利別川のニジ
このシステムでの釣果は久しぶりなので胸をワクワクさせながら取り込みました

ドライフライに飛び出し一気に下流まで走った元気なニジ

然別川のいつものポイントから出たニジ、大きさも例年通りでした

ライズが無くとも魚は水面に注力し獲物がきたら直ぐに反応出来る体制にあるのがドライに飛び出してくる事でわかる

堰堤の一部が工事され魚道が作られていた。多大な費用を費やし設置した堰堤を、また多大な費用を掛け工事をする・・・この計画性の無い無駄使い・・・怒りをおぼえる