アメリカ2010・ザイオンとペイジ::3日目:ホースシューベンド，アンテロープキャニオン，レインボーブリッジ

2010/04/29 - 2010/04/29

4/29，旅行3日目．ペイジ周辺の観光をする日．朝，外に出てみると風は弱く晴れ間も多い．今日はいける，ということで，まず7時半ごろにワーウィップに行ってレインボーブリッジ行きの船を予約．その後，ホースシューベントで時間つぶし．足のすくむような場所だが，景色はとっても面白かった．続いてロウアー・アンテロープキャニオンへ．アッパーに比べて狭いが，ところどころ面白い形があり，また日が差すと不思議な色が見える．12時過ぎにワーウィップに戻ってレインボーブリッジへのツアーへ．乗船中，デッキに出ると寒いが，珍しい形の岩の中を船が進んでいくので飽きない．2時間ほどでレインボーブリッジそばの桟橋に．少し歩くと巨大なブリッジが見えた．迫力がある．途中で日も差してきて，輝いて見えてとても印象的だった．夕方，6時過ぎにホテル付近に戻った．今日も疲れて外食がめんどくさくなったので，タコベルとケンタッキーでセットメニューを買って部屋での夕食．またすぐに疲れて眠った．

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朝，軽い朝食の後，ワーウィップに行く．レインボーブリッジへのボートツアーの予約のため．天気はそれほど悪くなさそうなので期待！

ボート予約の後，ペイジの町から数マイルのところにあるホースシューベンドへ．写真はトレイルの入り口．ここから1マイルくらい歩くと絶景が．．．

ちょっとした丘を登り，その丘を下るとこんな景色が．．．すごい断崖絶壁でこの景色．足がすくむがすばらしい．ちなみにツアーだろうか，川にはボートが出ていた．

晴れると岩場が光って美しい．しっかし，川の力は偉大だ．この深さを彫りこんでいくわけだから．．．

がけっぷちに微妙に立っているオレンジ色の服を着ている人が私．．．小さくて見えないね．．．

レインボーブリッジへのツアーは午後．午前中はまだ時間があるのでアンテロープキャニオンに向かう．アッパー，ロウアー，どちらに行くか迷ったが，自分で歩くため時間が自由になるロウアーに向かう．メインの道路から入り口まではすぐ．料金を払って，簡単な説明を受けてとすぐに中に入れた．最初から金属製の小さい階段がある．それを下りると，美しい自然彫刻が続く．

上を見上げる人．．．上は10メートル近くある．

光の角度によって，赤くなったり白くなったり，ときには青紫になったりする．とても不思議だ．

今出てきたところ．どこからって，この割れ目．この下が，ロウアーアンテロープキャニオンなのだ．

こんな感じで入っていったのだな．．．と写真を撮っていると，雨が降り出した．これからレインボーブリッジのツアーだが，天候は大丈夫だろうか，ちょっと心配．

12時過ぎにワーウィップに行って，ボートを待ち乗船．雨は降っていないし，ときおり陽も射すが，ちょっと風が冷たいかな．でも，なんとなくわくわくして出発．

ここ数年水位が低いようで，以前は水に沈んでいた岩壁が見えている．ダムができる前はここも渓谷だったのだ．

ボートは2時間ほど大きな湖を走り，その先小さい入り江に入っていく．その先にレインボーブリッジがあるのだ．桟橋からは歩いていく．

桟橋から10分ほど歩くと，とてつもなく大きなアーチが見えてきた．わかるだろうか，手前にいる小さいのが人．とにかく巨大だ．よくこんな形が創られ，残っているもんだと心底驚く．

近くまで歩いて行ったが，「このアーチをくぐるのはネイティブインディアンへの敬意から止めてほしい」旨の記述を見かけた．もちろんくぐるのは止めた．そりゃ，ずっとここにいた人からすればこれはまさに信仰の対象になりえるものだろうな，と思った．

少し空が明るくなってきた．やっぱり存在感がすばらしい．

ボートに戻り入り江を静かに戻っていく．だいぶ空が明るくなって，デッキに座って気持ちよく景色を楽しんだ．

ワーウィップに戻ってきたのは夕方の5時半ごろ．1日たっぷり遊んだので，満足して宿に戻っていく．低い雲の中，遠くに見える岩が白く光っていたのが印象的．

なんとなくレストランで食事をするのが億劫になり，昨日と同様に買い込んでしのぐことにした．妻はタコベルのタコス，私はKFCのチキンで．ものすごく脂っこかったなあ，チキンは．．．明日は天気がよくなりそうで，なんとなく心躍りながら眠るのであった．