2010年6月【黄龍】

2010/06/13 - 2010/06/16

端午節休暇を利用して、九寨溝・黄龍へ行ってきました。

■1日目■
昼広州から九黄空港までフライト。空港から九寨溝までバスで移動。九寨溝泊。

■2日目■
九寨溝観光。九寨溝泊。

■3日目■
黄龍へ移動。黄龍観光。川主寺へ移動、宿泊。

■4日目■
川主寺散策。午後の便で広州へ。

九寨溝・黄龍はツアーの方が効率よく周れるかと思いましたが、中国の現地ツアーが苦手な為、今回も個人旅行にしました。

あいにくの曇り空でしたが、神秘的な水の色は健在。季節柄、新緑と色とりどりの花も楽しめ、大満足の旅行となりました。

エリア 黄龍(中国)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー
• 航空会社: 中国南方航空

九寨溝からの移動はバス。九寨溝から徒歩10分程度の場所にあるバスターミナルからミニバスに乗り込みます。バスは1日1本、毎朝7時に出ています。

チケットは念のため黄龍に行く2日前に購入しておきました。片道41元。端午節休暇の為かバスは満席。後から乗ってきた人たちは座席がないので通路に座っていました。

こんな長閑な風景を眺めながらバスに揺られること3時間半、ようやく黄龍に到着しました。

帰りは15時にバス集合。遅刻は厳禁で、13時になったら万が一頂上まで到着していなくても下山しろと言われました。

途中、バスの中で高山病の薬の販売もありました。大丈夫そうだったので購入せず。一つ10元なので、心配な人は飲んでおくといいかも。

黄龍のチケット売り場も空いていました。午前中に入山する人は少ないのかな？午後は少し込んでいました。

無事チケットを購入して入山。人が少ないので貸切気分！たまたまロープウェイで上がる人が多かったようで、歩いている人はあまりみかけませんでした。

黄龍といえばトルコのパムッカレのような風景を思い描いていましたが、こんな風景も見られます。

黄色い龍、という名前の由来がわかる気がする。

どんよりと曇っていたこの日。こんなエメラルドグリーンの湖がひときわ目をひきます。

遠くに見える、山々。

舗装された道を上ること1時間半、ようやくこの景色を見ることができました。

集合時間が決められていたこともあり、行きはペース早めで上りました。20代後半、運動不足な私ですが、問題なく上れました！ただ、筋肉痛は半端ないです…普段運動しない人は湿布をもっていった方が懸命です。

手前の人と比べると、湖の大きさが伝わると思います。

6月半ば、水量が足りないのでは？と心配していましたが、杞憂でした。

花も綺麗に咲いていました。

水辺に沢山咲いていた黄色い花。

小さいけれど存在感たっぷり。

ちょっと触ったら落ちてしまいそうな、繊細な花。

すずらんかな？この花を熱心に撮影する欧米人を沢山見かけました。

頂上以外でもこの独特の湖を見ることができます。

見れば見るほど不思議。

ため息が出るほど美しい青。

下りは2時間かけてのんびり下りました。
高度が高いので上りは息がきれますが、下りは楽勝。

バスは遅刻者が出るかと思いましたが、意外と皆時間に忠実。ほぼ定刻どおりに出発しました。貴重品以外の荷物はバスにおいておくことができます。
帰りは途中川主寺で下車。黄龍から川主寺までは1時間強で着きます。チケットは25元。

川主寺のホテルは現地に着いてから探しました。泊まったのは写真の紅太陽というホテル。一泊80元。まぁまぁだったけど、30度くらいのぬるま湯しかでなかったのでお風呂は諦めました。。。ホテルは何軒もあったけど、どこも似たような感じ。

ロバ？ポニー？

首輪と鎖を付けられ、散歩していました。かわいいっ！

夕飯は迷った末、火鍋に。
西方なので、夜は9時くらいにやっと暗くなるくらい。

重慶火鍋。私は辛いスープ、夫は白湯。
ごま油に色々な調味料を入れたものに付けて食べます。美味しくてついつい食べすぎ！ビール4本飲んで220元。高いけど、美味しかったから満足、満足。

翌朝、川主寺の街を散策。
ヤクのジャーキーのお店が沢山ありました。試食もできるし、お土産にもオススメ。

こんな感じで飲食店やお土産屋さんが軒を連ねています。

お腹がすいたので適当にお店を探して入りました。

ピーマンと牛肉の炒飯。具の少なさに笑いました。
味は…見たままの味です。

牛肉麺。こっちはまぁまぁ美味しかったです。辛目の味付け。
炒飯も麺もそれぞれ6元。

チベット族の方を沢山見かけました。
女性の衣装、素敵です。

この後もう少し街を散策した後、空港に向かいました。空港までは8kmと近いけれど、山を登ったところにあるのでタクシーを利用しました。言値は40元。高いけど、タクシー自体少ないし交渉が面倒になってしまってそのままOKしました。

この旅行記へのコメント （2）

• イロコさん 2010/06/18 23:04:18

  青色がきれいですね。

  　misoさんは黄龍観光は道を登られたんですね。
  私はツアーなのでロープウェイで上の方から下に下ります。
  　
  　途中に高山病予防の薬を売っているのがすごいですね。
  しかし、misoｓは高山病にもならずにとてもお元気だなと思いました。
  私は登り坂なんか登ったら具合が悪くなりそうです。
  前、黄龍を観光した人が「道が悪くて車酔いをしたよ」ということでしたが、大丈夫でしたか？
  私は一応酔い止めを買いました。
  　あの綺麗な景色が見たいので、無事に観光が出来ますようにと祈る感じです。

  misoさん からの返信 2010/06/19 00:00:49

  RE: 青色がきれいですね。

  イロコさん
  
  九寨溝に引き続き、書き込みありがとうございます。
  
  黄龍ではロープウェイを利用されるのですね。
  ロープウェイ利用の場合でも、ロープウェイを下りてから暫く歩くことになるので、前日はしっかり休んで体力温存しておくのがいいかと思います。
  
  中国の高山病の薬はかなり効くそうですよ！薬を飲んだらぴたっと症状が治まったという話を何度か聞いたことがあります。万が一の場合は中国の薬に頼るのもいいと思います。
  
  確かに黄龍までの道は工事中でガタガタな上、カーブが多いので車酔いしやすいかも。しかも結構断崖絶壁な道を通るので高所恐怖症の人にとっては辛いかも。。私は車酔いする方ですが、なぜか今回は大丈夫でした。酔い止めまで準備しておけばバッチリだと思います。
  
  ツアーであればサポートも充実しているし、きっと素晴らしい旅行になりますよ！あと一週間、体調を整えて旅に備えてくださいね。
  
  miso