オーストリア：　チロルとザルツカンマーグートの旅　３

2010/05/12 - 2010/05/19

１：　グラーツ（Graz）からクリムル（Krimml）
２：　クリムルからゲルロス峠（Gerlos pess）を抜けてツィラータール（Zillertal）のリード（Ried）へ。（４泊）
３：　アッヘン湖（Achensee）
４：　シュヴァーツ（Schwaz）
５：　シュタンス（Stans)
６：　チロルからザルツカンマーグートへ移動。途中ラッテンベルク（Rattenberg）
７：　クーフシュタイン（Kufstein）
８：　グムンデン（Gmunden）（１泊）
９：　バートイシュル（Bad Ischl）（２泊）
１０：　ハルシュタット（Hallstatt）


のスケジュールで。

旅行記３はシュタンスとラッテンベルク。

エリア ラッテンベルク(オーストリア)

シュヴァーツの隣町シュタンス（Stans）にあるトラッツベルク城（Schloss Tratzberg）へ。
地図はニコちゃんマークのある所が城の場所。

山の中腹のパーキングに車を止めて・・・おっ、ゲートだ。
と思ったらここはレストランで、城まではかなり歩く。

チラッと見えてる城。まだまだ遠いなぁ。

天気悪くなって来たし。

歩く。

ちょっと休憩。

そして再び歩く。

いやーん、こんなトレインが・・・乗ればよかった。
行きは気がつかなかったが、帰りに駐車場近くのレストランの横を見たら、乗り場があった。

城はガイドツアー。日本語のオーディオガイドあり。

中庭。

１５００年に建造されたこの城は皇帝やフッガー家の狩猟用の城館として使われた。

内部撮影禁止なので、Schloss Tratzbergのサイトを見てね。↓

http://www.schloss-tratzberg.at/startseite.html?L=1

犬を連れて行く人も多いのかな。
ちゃんと貸し犬小屋がある。

犬小屋の横の犬用水飲み場。壁にはフレスコ画。

さて、チロルからザルツカンマーグートへ移動の日。
途中ラッテンベルク（Rattenberg）に寄る。

ラッテンベルク（地球の歩き方の説明による）：
ドイツのバイエルンとオーストリアの国境に近く、通商路において重要な位置にあったラッテンベルクは両国の紛争の火種だった。
バイエルン支配は１５０４年まで続き、その後オーストリアのマクシミリアン皇帝のもと、銀の産出と交易で栄えた。
しかし１７世紀には銀鉱は枯渇し、町は眠ったように発展から取り残された。
それゆえに、ほぼ完全な形で中世の街並みを今に残すこととなった。
現在はガラス工芸の町で、みやげ物店にはカラフルなガラス製の花や置物などが並んでいる。

昔のラッテンベルクの地図。

ウエルカムキャット（？）。

パステルカラーの建物。左の小さなピンクの教会に入ってみる。

教会内部。　

頑丈なドネーションボックス。　

こっちの教会は大きい。１４世紀創立のゴシック様式の地区協会Pfarrkirche。　

教会から通りを見下ろす。

Pfarrkircheの背後の丘の上に建つビーナー搭Bienerturmと呼ばれる石の砦。

途中にある大きな椅子は夏にイヴェントなどを行う野外ステージ（建設中）。　

ビーナー搭、プレートの上に縦長の隙間が。

おお、首が！
これはビーナーの首。
ビーナーは１７世紀のチロルの首相で、敵の陰謀によって、この場所で打ち首にされた。　

丘の上からラッテンベルクの町を見る。

また町へと降りて行く。広場にあった聖ノトブルガの像。

ここもカミノ・デ・サンティアゴの途中なの！？

町でおいしそうなカフェ・ケーキ屋を発見、休憩する時間はなかったが、マカロンを購入。
左からピスタチオ、キャラメル、コーヒー。車の中で食べる。