イタリア世界遺産の旅　3　～マテーラ、アルベロベッロ～2005.11.12-11.21

2005/11/12 - 2005/11/21

イタリア美の奇跡と世界遺産の旅というツアーに参加しました。

4日目：世界遺産の町マテーラとアルベロベッロ

ナポリから、4時間のバス移動でマテーラに到着。マテーラの洞窟居住群を観光します。

次にとんがり帽子の白い家アルベロベッロのトゥルッリを訪れます。
ホテルの飼い犬に案内され、（？）辿り着いたアルベロベッロの町。お伽話の中に迷い込んだような、夢のある場所。とても可愛くて素敵な町でした。

エリア アルベロベッロ(イタリア)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: キャセイパシフィック航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

7：30ホテルを出発。
ナポリともお別れです。
ヴォスヴィオ火山も見納めかな。

バスからの風景。
イタリアの田舎風景が続きます。

マテーラの洞窟居住群は1993年に世界遺産に登録されました。

サッシとは凝灰岩に穴をあけてつくられた家＝洞窟居住。
東方からイスラム勢力を逃れた修道僧が8-13世紀に住み着いたそう。その後、15-16世紀にはオスマントルコに追われたアルバニア人やセルビア人などが移住。

キリストの「受難」を描いたメル・ギブソン監督映画「パッション」のワンシーン、キリストが十字架に張りつけになるシーンはここマテーラで撮影したのだそう。

サン・ピエトロ・カヴェオーゾ教会

グラヴィーナ渓谷。

渓谷を挟んだ対岸は旧石器時代からの集落跡があります。
ムルジア．ティモーネの洞窟

マテーラの住居内部を見学できました。
居住していた雰囲気を再現してあります。

人間とロバや馬などの家畜が同じ住居で暮らしていたそうです。

ここはキッチン。

サンタ．マリア．デ．イドリス教会

プルガトリオ教会

サン・フランチェスコ・ダッシージ教会

映画のワンシーンのようです。

アルベロベッロには夕刻到着。
アストリアホテルでは、この犬がお出迎えしてくれました。

この犬、ホテルからアルベロベッロまでの道のりを、得意げに案内してくれます。
どうも、毎日の日課？お散歩コースになっているようです。

ホテルからガイドについて、徒歩でアルベロベッロのトゥルッリを見に行きます。

得意げに歩いてる姿が
ちょっと、笑えます。

高台からの眺め。アルベロベッロには1000軒ほどのトゥルッリがあります。

ガイドさんが観光客の少ない、自分が育った地区へと案内してくれました。

とんがり屋根の可愛いお家。おとぎの国に迷い込んだようです。
アルベロベッロのトゥルッリは
1996年に世界遺産に登録されました。

平たく加工した石灰岩を積み、壁を石灰で塗る。屋根は円錐形である。初め白い屋根は、年月を経るにつれ南イタリア特有の強い紫外線を浴び、徐々に黒ずんでゆく。白壁には紫外線を防ぐほか、外気を遮断して保温効果を高め、室内を広く明るく見せる効果がある(wikipedia）

１軒の家に入らせて貰うことが出来ました。
生活をしているところを垣間見て、世界遺産の町で暮らすのも素敵だなと思いました。

１５世紀、この土地をアクアヴィーバ伯爵が治めていた。伯爵は税金をごまかすためにすぐに解体できる家作りを指示した。国の役人がやってきたときに屋根を壊して、これは家ではないと主張する為であった。農民たちはアクアヴィーバ伯爵の命令で何度も解体と建設を繰り返さなくてはならなかった。農民たちは家の形を必死に考え、ついにトゥルッリを作り上げた。という歴史がある。（wikipedia）

トゥルッリの内部の様子。

お土産屋さんの通り。
とっても、可愛い（*^_^*）

パスタや乾燥トマト、ポルチーニ茸などのお土産を買いました。

ここで、日本人のラエラ陽子さんという人が経営しているお店に入ると、お家の中とベランダからの景色を見せてくれました。
この地でイタリア人と結婚してガイドもしながら、お店経営をしているそう。すごーい。

トゥルッリのベランダからの風景。
隣の家と壁は共同だったりします。
屋根が続いているんですね。

サンタ・メディチ教会。