2010/05/14 - 2010/05/16
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bunkichiさん
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長崎県平戸に行ってきました。
キリスト教とは縁もゆかりもない私ですが、世界遺産候補の教会を見学して、平戸で美味しいヒラメを食べるのもいいんじゃないのかと安直にレンタカーまわりをしてみました。
本当にこの道で良いのかと少々不安になりつつもそれぞれの教会にたどり着くことはできました。
でもでも、やはり神様は、無節操、ノー天気夫婦を見逃しませんでした。
最後に訪れた平戸ザビエル記念教会は外装改修工事の真っ最中。
見事なほどの枠組み足場に覆われてました。
まあ見方によっては教会と言うよりは五重の塔のようにも見えますし、「こんな姿なかなか見えるものじゃない」と捨て台詞を言って(ノД`)シクシク平戸を去るのでありました。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
最初に訪れたのは、2007年1月「長崎の教会群とキリスト教関連資産」として文化庁の世界遺産暫定リストに掲載され田平(タビラ)教会堂です。
カーナビに従って進めると、のどかな風景から赤レンガの建物が突如現れました。
地図: http://www.hirado-net.com/user/kyoukai/tabira.htm -
田平教会は、1886(明治19)年以降、黒島教会のラゲ神父や外海・井津教会のフランス人宣教師ド・ロ神父が私費を投じて買い取った土地に黒島、外海から移住した信徒によってはじまり、1918(大正7)年、信徒の永年の寄付により五島列島出身の棟梁でもあり、建築家でもある鉄川与助により設計・施工されました。
教会堂正面には、どっしりとした鐘塔がそびえております。
鉄川与助:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%84%E5%B7%9D%E4%B8%8E%E5%8A%A9 -
またこの煉瓦の目づめには、コンクリートではなくアマカワ(石灰と赤土をまぜたもの)を用いられています。
しかもこのアマカワ用の石灰は、信者自らが各家庭に食べた貝の殻及び平戸や生月島からも貝殻を集めて、すぐそばの窯で焼いて作られたそうです。 -
それでは、いよいよ教会堂内にお邪魔することとします。
ここは観光施設なく、信者の皆さんにとって大切な祈りの場なのですからマナーをよく守りましょう。
マリア様 お邪魔しまーす。 -
扉をあけると・・Σ(゚Д゚)
とある解説によれば、「内部は三廊式で、円柱にはコリント風柱頭飾が施され、その上の天井は円形リブヴォルト天井(いわゆるコウモリ天井)」とのことですが、建築様式はよくわかりませんが、なかなか感動的な光景であることは間違いありません。 -
また、おのれの日頃の行いを省みて、おもわず、懺悔したくなります・・・。
-
ステンドグラスもなかなかステキです。
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柱の両側にある椿のモチーフです。
これは鉄川の故郷、五島の花だそうです。
━━━(*゚∀゚*)━━━ -
さあ次なる目標地、紐差教会堂を目指し、平戸大橋を渡ります!
ラッキーなことに2010年4月1日より、通行料が無料となりました。
――ヽ(・∀・)ノ――♪ -
紐差(ヒモサシ)教会堂です。
ここは教会堂の脇から急坂を登ると駐車場があり、ミサ、冠婚葬祭等が行われていなければ利用できます。
でも、それは行ってからわかったことで、実際は、すぐそばのホームセンター(コメリ)の広い駐車場を利用させてもらいました。
地図: http://www.nagasaki-tabinet.com/junrei/361/gmap.html -
現在の教会堂は、1929(昭和4)年に、これもまた鉄川与助によって建てられました。
当時としては珍しい鉄筋コンクリート造りの建物で、正面には独特の八角形のドームを乗せた四角形平面の鐘塔があり、また会堂には大階段を上って入ります。
また長崎県長崎市の旧浦上天主堂が原爆で倒壊して新たに建てられるまでの間、日本で最も大きい教会堂であったと言われています。
もともとは、明治20年頃に木造の教会が建てられてたそうですが、現在の教会堂が建てた際に、旧教会建物は馬渡島に転用されたそうです。 -
教会堂の周りには様々なマリア様像があります。
なんでも、ここ紐差の地はカトリック信徒、カクレキリシタン、仏教徒が混在する地区だったそうですが、明治2年(1869年)カトリックの再布教が始まり、明治6年禁教解除後、明治7年(1874年)紐差近傍深川地区の8人が長崎県内で初めてカトリックに改宗した後、住民の多くがカトリックに改宗したそうです。 -
-
さて、教会堂内に突入です。
これまた、とある解説によれば、[内部は三廊式で円柱にはコリント風柱頭飾が施され、身廊は格縁を有する板張り舟底天井、側廊は額縁を有する平板張天井、折上天井。」とのことですが、この天井の装飾にはビックリです。
\(◎∠◎)/ -
側部とステンドグラスです。
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こちらのステンドグラスの絵は、、なかなかシンプルでです。
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楽廊への螺旋階段です。
なかなか見所満載の教会堂でありました。 -
さて次は、宝亀教会堂(ホウキキョウカイドウ)へ訪れました。
本当に、この道で良いのかと不安を感じる山側の細い道を恐る恐る進むと煉瓦色の建物が現れました。
(^◇^ ;)
地図: http://www.nagasaki-tabinet.com/junrei/360/gmap.html -
本建物は、明治31年(1896年)五島列島宇久島出身の大工・柄本庄一によって建てられた築後百年以上を経ている長崎県内の教会の中でも、古い歴史をもつ教会のひとつであります。
ここも2007年1月「長崎の教会群とキリスト教関連資産」として文化庁の世界遺産暫定リストに掲載されました。
正面からは一見煉瓦造りのように見えますが、実は木造構造で、両側にテラスと床面までの窓が設けられています。 -
正面入り口からは眼下に風光明媚な九十九島の海が臨めます。
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教会堂のそばには、ここもまた美しいマリア様がたたずんでいました。
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さて、教会堂内部へ突入します。
とある解説によれば、「内部は、天井は、身廊、側廊ともにリブ・ヴォルト(コウモリ)天井で板張り。
木製八角形台座は、4個束ね、その上に木製方柱の四周に、半円柱を付した柱身をもつ。
又、柱身上部には、柱頭をもち、身廊面以外の3面にコリント風の柱頭飾りを有している。」と -
例によって解説はよくわかりませんが、なんかスゲーという感じと
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そして世界遺産候補のリストに載せるだけのことはあるなということはヒシヒシと感じました。
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さて、一旦、教会巡りは中断して、歴史と浪漫の城下町「平戸」を観光しました。
平戸の人たちは小学生も含めて、元気よく挨拶してくれます。 -
道ばたでおばちゃんが魚を干してました。
これが名物の「あご」ですかね? -
オランダ塀です。
平戸は16世紀後半から17世紀前半までの間、ポルトガル、イギリス、オランダなどヨーロッパの国々と交易してましたが、その後途絶えたのにもかかわらず、今日、まだ街のあちらこちらに当時の石垣等の跡が残っているのには驚かされました。
ちなみに16世紀の地図には、平戸を祈りの島“Firand”(フィランド)と記されていたそうです。 -
松浦資料博物館では、当時の赤い十字架がはためく南蛮船の模型、地球儀など珍しいお宝を拝見できました。
――ヽ(・∀・)ノ――♪
松浦史料博物館: http://www.matsura.or.jp/ -
現在はオランダ商館跡の片隅に小さな模型がポツンと置かれているだけの「平戸和蘭商館」ですが
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2011年秋完成オープン予定で実物大の「平戸和蘭商館」が復元建設中です。
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さて、再び教会巡りを再開しました。
目指す先は聖フランシスコ・ザビエル記念聖堂です。
でその前についでに聖フランシスコ・ザビエル記念碑にも寄ってみることにしました。
ところがここに行くには、ひたすら長い階段を登らねばなりません。
連れのヨメには不評この上ないものとなりました。
なお、ザビエル記念碑の裏手には平戸で最初の教会跡もあるそうですが、それは見事に見落としてきました。 -
そして到着しました聖フランシスコ・ザビエル記念聖堂です!
なんでもモスグリーンの外壁らしいのですが・・・。
足場に囲まれて、そのお姿は、まるで五重の塔のようです。
地図 http://www.nagasaki-tabinet.com/junrei/359/gmap.html
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内部だけは見学できるのかなとの淡い期待もあったのですが、
「5/10(月)の工事調査で内部修復の必要性と見学に危険の恐れが出たため、5/11〜6/30まで内部見学が不可に変更となりました。」と.....。 -
だから内部はどーなっているのかは知りませんが、改修工事中の外観なんてものもそう見られるものじゃないとポジティブに無理矢理考えることとします。
まだ保護ネットが完全には張られていないので、外壁にあちらこちらなにやら工事のために赤く記されてます。 -
ここは、「寺院と教会の見える風景 」と呼ばれる、カトリック教会の尖鋭な屋根と十字架、そして寺院の屋根瓦がひとつの風景となり、日本と西洋の文化を感じさせる平戸を代表する景観のひとつなのですが、純粋にニッポンの景観になってしまいました。
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今回、見事に内部見学ができなかったのは、日頃の行いの悪さとどうしても見たいというお祈りが足りなかったせいかもしれません。
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でも十字架にかけられたキリストや
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ジャガタラ(ジャカルタ)へ追放された混血児コショロさんの悲しみに比べれば、些細なことであることは言うまでもありません。
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しかも平戸の街には心身とも暖めてくれる無料の足湯が用意されているのです。
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その上、ひらめ丼を食べられたし、平戸はステキでした。
──o(。´・∀・`。)o──♪
また機会あれば、ぜひ行きたい平戸ですが、その時には改修工事だけはご勘弁下さい。
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