2010/03/14 - 2010/03/14
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Chumeiさん
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「散歩のとき何か食べたくなって」は池波正太郎先生の名著です。そこからお名前をいただきました。
今回歩いたところは、これまた池波正太郎先生の「剣客商売」ゆかりの場所をメインにしています。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 徒歩
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起点は浅草並木の藪蕎麦です。
ここの蕎麦はきちんと蕎麦の香りがして、たいそうウマイです。よくある「蕎麦のような長いもの」ではありません。
ここでは酒を頼んで蕎麦味噌をなめつつ酒を飲み、ざるそば(本膳と呼ばれる)が出たら蕎麦ををたぐりました。いや、本当にウマイ。注文を受ける人も5人くらい居たのかな。狭い店なのにそんなに人が必要か?と初めは思いましたが、行列ができるので、それをさばくのに必要なのですね。
さすが藪蕎麦です。 -
次は仲店から六区のほうに向かい、途中薬研堀で唐辛子と葉唐辛子を買い求め、カッパ橋のほうに行きました。これはカッパ橋の商店街が載せている写真です。このようにスカイツリーが見えるようになるらしい。こんなはっきりとみえるの?
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ああ、見えるわ…。結構高いのね。
ここから、カッパ橋をしばし散策して、ドジョウの飯田屋に入りました。
ドジョウは以前駒形どぜうを食べましたが、飯田屋は初めてです。駒形どぜうは炭ですがここはコンロでした。味は、若干飯田屋のほうが濃いめですかね。まあ、ドジョウの旨いこと旨いこと。ぺろぺろっと食べて、お酒もグイー。
まだ足りないものだから、ナマズ、いってみる?ナマズは少し臭い感じです。一口食べたら、なんて滋味あふれる味。これはウマイ。なかなかにウマイ。淡泊なのですが、力強い感じです。確かに秋山小兵衛先生が食べ過ぎるのもわかります。 -
そこから根岸の里に向かって歩きます。これは大田南畝が「おそれ入谷の鬼子母神」とうたった鬼子母神です。意外と小さいので、歩いていて見落としてしまいました。
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鬼子母神を過ぎて、言問通りを鶯谷方面にあるき、小竹橋通りの手前くらいから右に折れて細い道をうろうろしました。
特に写真に残すものではないので、写真は撮っていませんが、なんか背の低い家々が並んでいて、寺院もあって、ビルの無機質な東京とは違う空間にいるようでした。
ここは、御形の松不動尊です。 -
これが初代の松です。今のは三代目らしいです。
歩いて、のどが渇いてきたので、近くにあった和菓子屋さんに入ります。そこは竹隆庵岡埜で「こごめ大福」でゆうめいなそうな。
こごめ大福ください。え?売り切れ!だってまだ三時半ですよ。
まあそれくらい人気であるということですね。仕方がないので、他のお菓子で一服。まずまずでした。但し、従業員がちょっとね…。客商売なんだから、もう少ししまっていこうよ。
ちなみに後日、こごめ大福を食べましたが、大きさは大人の女性の握り拳より少し小さいくらい。味は確かにウマイです。なるほど、売り切れるのも宜なるかな。 -
小野照崎神社です。小野道風を祀ってあるそうな。学問の神様だそうです。
「小野照崎神社の参道の先に『鮒宗』という宿があって…」まあ、ここに小杉十五郎の借宿の「鮒宗」があるという設定なんですね。ちなみに、「鮒宗」は剣客商売にも出てきますね。
今は、参道といってもほとんど無くて、当然鮒宗もありません。 -
さて、小野照崎神社を出てから日光・奥州街道を北に進んで、三ノ輪に行きます。ここは、投げ込み寺こと浄閑寺です。
「生きては苦界死んでは浄閑寺」といわれ、吉原(ナカと呼ばれた)や南千住(コツと呼ばれた)のお女郎の引取先でした。中を散策しましたが、お女郎衆のための碑がありました。 -
三ノ輪の入り口です。
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はい、都電荒川線の終点三ノ輪です。三ノ輪の商店街をふらふらして、5時過ぎに近くのお店でまた一杯やりました。
「散歩のとき何か食べたくなって第1弾」はこれにて終了です。
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