フランス旅行～ルーアン①　百年戦争に現れた彗星 ジャンヌ･ダルク

2010/04/29 - 2010/05/02

１日目は、ノルマンディー地方に位置するルーアン(Rouen)に出かけてみたよ。
ここルーアンは、1337年から始まった百年戦争に大きな影響を与えたある女性のゆかりの地。
『ルーアン』『百年戦争』『女性』のキーワードで、もう気がついちゃった人もいるよね！？
そう、ここはジャンヌ･ダルクが宗教裁判にかけられ、火あぶりに処せられた地なのでございます。
街中には、ジャンヌ･ダルク博物館や、彼女が監禁されていた塔などが今も残っており、毎年多くの観光客が訪れているのです。
さてさて歴史好きの相棒君と共に、彼女のことについて、ちょっぴり学んでみることにしたのでした。


もし良ければこちらもどうぞ.｡.:*･゜ﾟ･(´ー｀).｡*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*

フランス旅行～パリ　バス(euroLines)で行くフランス８時間の旅
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エリア ルーアン(フランス)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス

おはようございま〜す！

只今ＡＭ７：２０でございます。

今日はルーアンに向けて旅立つということで、
サン･ラザール駅にやってまいりました。

事前にチケットは予約済みなので、写真にある黄色の
機械からチケットを発券します。

ここで、チケットの予約から発券までの流れを書いておくね♪

出発３日前に『TGV-EUROPE.com』のホームページより
予約（このホームページではTGV以外の路線も予約することができます）。

そして当日、機械の画面に表示されている“チケット コレクション”を選び、予約時に使用したクレジットカードを機械に差し込みます。

その後、暗証番号(ＰＩN)を入力すると、自分が予約した
チケット一覧が画面に表示されます。

ここで発券したいチケットを選択すると、チケットが機械から出てくる仕組みとなっています。

TGV-EUROPE.comのＵＲＬはこちら
http://www.tgv-europe.com/en/

AM07:35発 Le Havre行きのSNCFに乗りこみます。

列車に揺られること約1時間
『Rouen Rive Droite(Rouen R-D)』に到着！！！

さぁ〜ジャンヌ･ダルクのゆかりの地に到着したぞぉ〜♪

リヴ・ドロワット駅正面からまっすぐ延びるメインストリートが、ジャンヌ･ダルク通りなのだぁ〜♪

さてさて、思い起こせば学生時代…世界史の授業はもっぱら居眠りをして過ごしていたちゅんちゅん。

しかも百年戦争って…複雑でわからん！！と最初から匙を投げてしまったもんで、お恥ずかしい話し…ジャンヌ･ダルクのことを良く知らないのが実際のところ。

まずは、基本的なことを学ぶために『ジャンヌ・ダルク博物館』にやってまいりました。

いやいや、それにしても…博物館の外観は、どうみたって“お土産物屋さん”にしか見えないし、博物館の前にある、男の子っぽいチープなジャンヌ・ダルクの看板に度肝を抜かれる２人。

“こりゃ〜あまり期待できそうにない博物館だなぁ〜”と思いながら店内へ。

店内の狭さが、さらに期待度低下へ拍車をかける。

そして、今まで訪れた博物館の中で最安値の入館料４ユーロに期待度さらにさらに低下。。。

入館料を払い中に進むと、驚くことに地下にも博物館がある模様。

１階では、ジャンヌが百年戦争に巻き込まれていくシーンがロウ人形で再現され、地下にはジャンヌに関する資料などが展示され、とっても面白みのある博物館！！

“こりゃ〜ひょっとしたら４ユーロ以上の価値はあるかもねぇ〜”なんて博物館に対する評価がググッと上がった2人でした。

それにしても…めっちゃカビ臭い！！！！！！

ではでは、今年の目標“教養ちゅんちゅん2010〜ジャンヌ･ダルク”をお送りいたします。

さて、今回の主人公であるジャンヌ･ダルクは1412年1月6日にフランスのロレーヌ地方にあるドンレミ村で生まれました。

この頃のフランスは完全に２分化しており、フランスの中でもイングランド寄りがブルゴーニュ派、フランス王家側がアルマニャック派とされていました。

ちなみにドンレミ村は、イングランド＆ブルゴーニュ派の占領下にあったんだな。

そんな百年戦争真っただ中、13歳になったジャンヌは、聖女カトリーヌやマルグリット、大天使ミカエルから“フランスのために戦いなさい”という声を聞くようになります。

それから３年後の1428年、またしてもジャンヌの耳に
“ヴォークルールーの守備隊長ロベール･ド･ボードリンクールに会い、オルレアンの包囲を解きないさい”という指示にも似たような声が聞こえてきます。

その声に従い、彼女は王太子シャルル(後のシャルル7世)に面会するための紹介状と、自分を護衛する部隊を貸してくれるよう彼に頼みに行きます。

最初は難航した要求も、ジャンヌの粘り強い説得が功を奏し、ジャンヌの要求は受理されることとなります。

その頃、シノン城に隠れていた王太子シャルルの元に、ジャンヌの一報が入ります。

“頭の狂ったおかしな奴が来る”と思ったシャルルは、王座に自分の衣装を着させた廷臣を座らせ、ジャンヌと面会させようと芝居を打つことにしたのでした。

しかし城内に入ったジャンヌは、騙されることなくすぐに本物の王太子を見つけ出し、神の声をシャルルに伝えるのでした。

＊ちなみに、このステンドグラスはルーアンのノートル･ダム大聖堂内にあるステンドグラス。

ガラス職人のMax Ingrandの作品で、復権裁判が認められた日から500年後の1956年にルーアンに贈られたもの。

その後、王太子シャルルの信頼を得たジャンヌは声の指示通り、兵を率いてアルマニャック派の重要な拠点であるオルレアンの町を解放すべく1429年4月に進軍するのでした。

【ジャンヌが持っていた軍旗】
ちなみに、ジャンヌはバッサバッサと人を斬る斬り込み隊長ではなく、旗持ち（時には自ら突撃をやってのけた）として自軍の士気盛り上げたチアガール的存在でした♪

ジャンヌが手にした軍旗には、フランス王家の家紋である“百合の花”が刺繍されています。

【ジャンヌ･ダルクチャペルにあるジャンヌ像】
この像も復権裁判が認められた日から500年後の1956年に、金具工芸師Raymond Subesによって作られたもので、ルーアンのノートル･ダム大聖堂内にあります。

祭壇には、十字架と剣が見られ、剣の上下に書かれている文字は、おそらくジャンヌの持っていた旗を表していると思われます。

そして翌月、めでたくオルレアンは、７カ月以上にわたるイングランド軍の包囲から解放されることになります。

うぉぉぉぉぉぉぉ〜！！！！！！！！！！！

みごと勝利を収めたジャンヌが次に聞いた声…それは王太子シャルルを正式なフランス国王にすること。

ジャンヌはシャルルの戴冠式を行うべくランスへ進軍することをシャルルに提言します。

＊こちらのステンドグラスもルーアンのノートル･ダム大聖堂内にあるものです。

天の声に導かれながら、途中にあるイングランド軍の都市を次々に傘下に入れ、無事ランスに辿り着き、1429年7月7日にノートル･ダム大聖堂にてフランス国王シャルル７世が誕生したのでした。

＊こちらのステンドグラスもルーアンのノートル･ダム大聖堂内にあるものです。

【ランスのノートル・ダム大聖堂】
ちなみに、なぜイングランド軍の包囲網を突破してまで、わざわざランスまで行こうとするのかというと、ランスはメロヴィング朝フランク王国の初代国王クローヴィスが洗礼を受けた街！！

そのため、フランスが建国されてから、この地で戴冠式を行い王になることが慣わしだったからなんだな。

＊写真は2009年7月に撮影したものです。

さてシャルル７世の即位後、この勢いに乗りジャンヌはパリ奪還を狙います。

しかしこの頃から、武力によってフランス解放を導こうとするジャンヌ派と、休戦条約を結び和平交渉によって決着をつけようとするシャルル７世や文官との間で意見の食い違いが生じ始め、ジャンヌはしだいに国王にとって扱いにくい存在となっていきます。

そんな状況下で、ジャンヌは一部の部下と共にパリ攻略へ乗り出すも、敗戦を繰り返しパリ奪還にはいたらず。

さらにブルゴーニュ軍の緻密な策略により、1430年5月23日コンピエーニュの戦いで、ジャンヌはフィリップ善良好のブルゴーニュ軍に捕まってしまいます。

その後、ジャンヌは身代金と引き替えにブルゴーニュ軍からイングランド軍に引き渡されることになります。

敵とはいえ、なぜ同胞に売られるかたちになったかというと、このフィリップ善良好のお父ちゃんは、フランス王家側のアルマニャック派に殺害されており、アルマニャック派に対する憎悪があったと思われています。

＊こちらのステンドグラスもルーアンのノートル･ダム大聖堂内にあるものです。

【ブーブルイユ城の模型】
まぁ〜とにもかくにも、同年の12月24日にイングランドの占領下であったルーアンのブーブルイユ城に監禁されることとなったジャンヌであります。

ちなみに、ジャンヌが監禁されたブーブルイユ城の７つの塔のうちの１つが残っており、現在『ジャンヌ･ダルクの塔』として見学することができます。

入館料は１人1.50ユーロになります。

壁には、シャルル７世がイングランド軍を打ち破りルーアンに入場した日である1449年11月10日と、ジャンヌが火刑に処せられた日である1431年5月30日が刻まれたプレートがあります。

おせじにも、館内の展示物が充実している！とは言えませんが、“こんな感じの塔にジャンヌがいたのかぁ〜”と雰囲気を感じることはできるかもしれませんよ♪

さて、1431年2月21日より、ジャンヌは『軍事裁判』ではなく『宗教(異端)裁判』にかけられます。

ジャンヌは神ではなく悪魔の声を聞き、イングランドを破滅に導いた悪魔の化身とされ、イングランドびいきの裁判官が多くいる中、死刑相当となるよう裁判が進められていきました。

しかしながら、ジャンヌの証言は非の打ちどころが無く裁判は難航します。

＊絵画はジャンヌ･ダルクの塔にあったものです。

【鎧に身を包むジャンヌ像】
そして５月２４日、サン・トゥアン修道院の仮設法廷で、ジャンヌの男装が取りざたされます。

この当時、聖書に記載されている事に反する行いは全て『異端』とみなされており、聖書には女性が男装することを禁じるような表現があったとされています。

【ジャンヌのサインが書かれた誓約書のコピー】
そのためジャンヌは異端であることを認めざるをえなくなり、教会の指示に従い今後は男装をしないことを記した誓約書にサインしたとされています。

というわけで、ジャンヌは罪を悔い改めることで、死刑を免れ永久入牢に処せられることとなりました。

ちなみに、ジャンヌがサインした誓約書…実は読み聞かされた内容とラテン語の文面は大きく違っていたという話があるんだとか…。

【女性服を着ているジャンヌの絵画】
しかし、その３日後の5月28日、女性の服で過ごしていたジャンヌは、再び男装します。

というのも、ジャンヌは教会の牢ではなく、イングランド軍の牢に監禁されていたようで、どうやらイングランド兵に性的脅迫を受けていたのではと推測されています。

５月２９日、ジャンヌに対する宗教(異端)裁判が再度開かれ、ジャンヌは宣誓を破り、教会に従う気が無いとみなされ、有罪判決が下ります。

＊写真は、ジャンヌに有罪判決が下ったことを示すプレート。
ノートル･ダム大聖堂の裏(Rue Saint-Romain通り)の壁にあります。

そして1431年５月３０日、ジャンヌは、ヴィエ･マルシェ広場で火刑に処せられることになりました。

この時ジャンヌは19歳。

そして、その灰はセーヌ川に流されることになります。

キリスト教において『火刑』はと〜っても重い刑罰。

まぁ〜生きた人間を火あぶりにするんだから、そのグロさもあったんだろうけど、それ以上に死体が灰で無くなるということが問題！！

キリスト教を信仰している人が土葬を望んでいる理由、それは最後の審判(世界の終りにイエスが再臨し、死者を蘇らせて裁きを行う)の際に復活できる体が無いことを意味するからなんだ。

そういう意味からも、ジャンヌに下された処罰は実に厳しいものでした。

【火刑が執行される前の様子を表した模型】
ちなみにジャンヌが磔にされた火刑台は、通常のものよりも高さのある特別なものだったとか。

これは“遠くからでもジャンヌの処刑が見れるように”というものではなく、ジャンヌの性器を多くの民衆に見せることで“ただの女性である”ことを証明しようとした意図があったらしいよ。

ジャンヌが処刑されたヴィエ・マルシェ広場には、ジャンヌ･ダルク教会が建てられ、彼女が火刑に処せられた位置には十字架のモニュメントが建てられています。

ユニークな外観は海をイメージしているらしいけど…ちゅんちゅんには、戦争で被ったであろう“兜”のように見えたのでした。

ジャンヌ･ダルク教会の入り口付近には、ジャンヌの像が静かに佇んでいました。

これは、1926年にレアル･デル･サルトによって作られた作品です。

また、教会の中にもジャンヌの像があるので、お見逃しなく！！

【ジャンヌが処罰された位置を示す十字架】
さて話しは、百年戦争が終わる３年前の1450年に移ります。

1450年、国王シャルル７世率いるフランス軍は、イングランド軍よりノルマンディーを奪還し、大勝利を収めます。

そしてこの年、シャルル７世は、ジャンヌの裁判の調査を部下に命じます。

その結果、裁判のやり直しが認められ1455年11月7日、
ジャンヌの母の訴えによりジャンヌの復権裁判が行われる運びとなります。

そして、ジャンヌが亡くなってから25年後の1456年７月７日、ジャンヌの名誉が回復されることとなったのでした。

めでたし、めでたし♪

＊写真は、ジャンヌの名誉が回復されたことを示すプレート。
ノートル･ダム大聖堂の裏(Rue Saint-Romain通り)の壁にあります。

そうそう、ジャンヌ･ダルクに関する映画は1898年から作られていて、博物館の資料によると、およそ23本ほどあるらしいよ！！

家に帰ったら、ジャンヌ･ダルクの映画や本などを見ながら、もう少し時代背景も含め調べてみようかな？とちょっとばかり歴史に興味を持ち始めたちゅんちゅんでした！！

この旅行記へのコメント （8）

• Anonymous Travellerさん 2010/06/12 07:45:40

  いや〜、お見事！

  ちゅんちゅんさん、
  
  旅行記拝見しました。いや〜、お見事です。
  こんなに歴史的に勉強になる旅行記もなかなかないですよ〜。
  
  この博物館、値段の割にいい思いできましたね〜。
  
  世界史好きの私ですが、楽しませて頂きました！
  
  フルヲ

  ちゅんちゅんさん からの返信 2010/06/13 18:01:18

  RE: いや〜、お見事！

  フルヲさん、おはようございます！
  
  > 旅行記拝見しました。いや〜、お見事です。
  > こんなに歴史的に勉強になる旅行記もなかなかないですよ〜。
  
  う〜アリガトウございます｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡
  世界史好きのフルヲさんに、お褒めの言葉をいただき…今日は祝賀パーティ〜でも開きたい気分です（←ただの酒好き野郎です）
  
  あまり、世界どころか日本の歴史さえ興味がなかったちゅんちゅんですが、こうして学んでいくと歴史って面白いですよね。
  まぁ〜うちの相棒君がフルヲさんと同じで歴史好きなのも、少なからず影響しているのですが…。
  
  もう少し教養を身につけて、いつかフルヲさんと歴史談義でもしてみたいちゅんちゅんです（笑）

• くまのみホヌ子さん 2010/05/28 01:09:32

  ジャンヌの蝋人形は、もしやちゅんちゅんさん？

  こんにちは、ちゅんちゅんさん
  
  本日の教養講座、ちゅんちゅん先生の解説分かりやすいです。
  百年戦争って、学生の頃は意味プーだったけど、
  私は大人になってから、ジャンヌ・ダルクの海外ドラマを見たのをきっかけに、ジャンヌの映画や本に夢中で没頭していた時期がありました。
  興味深く、この旅行記を拝見しました。
  
  それにしても、『ジャンヌ・ダルク博物館』の蝋人形はリアルですねー。
  はじめの一枚は、あまりにリアルなので、
  ちゅんちゅんさんが芝居しているのかと思いましたよ！
  
  訪ねてみたいところが、またふえました。
  
  　　　のみホ

  ちゅんちゅんさん からの返信 2010/05/28 17:15:43

  RE: ジャンヌの蝋人形は、もしやちゅんちゅんさん？

  くまのみホヌ子さん、おはようございます！
  
  > 私は大人になってから、ジャンヌ・ダルクの海外ドラマを見たのをきっかけに、ジャンヌの映画や本に夢中で没頭していた時期がありました。
  > 興味深く、この旅行記を拝見しました。
  
  今回の旅行記…実はこんなに時間をかけて書いたのは初めて！
  なんだか、調べれば調べるほどジャンヌの世界にひきこまれちゃって。
  気が付けば…旅行記そっちのけで、ジャンヌ♪ジャンヌ♪の日々を送っておりました（笑）
  
  きっと、くまのみホヌ子さんのほうが、本や映画などを見ているので、ジャンヌのこと詳しいと思うんですけど、どうでしたか？読んでいて、ここは違うんじゃない？なんてところありましたか？？
  
  手元に、ジャンヌに関する本などが無くてネットで見たりした情報を自分なりに総合して書いてはみたんですけど…。
  何か面白い情報があったら、教えてくださいね(≧∀≦)／
  
  くまのみホヌ子さんと、ジャンヌ話ができて嬉しいわ♪
  
  できれば、興味が冷めぬうちに（笑）、コンピエーヌやジャンヌの産まれた村を訪れたいと思っているんですけどねぇ〜。。。
  相棒君には“またフランス！？”と嫌顔をされるので…なかなか難しいかなぁ〜（笑）
  
  ＞『ジャンヌ・ダルク博物館』の蝋人形
  
  ははははは(≧∀≦)／
  あんなに肌ツヤツヤじゃないですよ（笑）
  でも、本当に蝋人形ってよくできていますよね。不気味なぐらい。
  夜中に実は動いているんじゃないだろうか…なんて思うほど（笑）

  くまのみホヌ子さん からの返信 2010/05/28 21:29:54

  RE: RE: ジャンヌの蝋人形は、もしやちゅんちゅんさん？

  ジャンヌ・ダルクの資料は、内容が神話的なものと史実的なものが混在しているので、ちゅんちゅんさんのように分かりやすくささっとまとめるには、相当な時間と努力が必要だったと思います。
  お疲れさまでした。
  特に感心したのは、火刑の記述です。
  火葬にかんして抵抗のないに日本人にとっては、極刑という意識はキリスト教文化の人に比べて少ないと思うのですが、
  火刑の意味の重大さの違いを的確に捉えていらっしゃるのには
  なるほど、なるほど・・・と感心しました。
  
  最近、日本では沢尻エリカの芸能活動再開が旬なニュースです。
  ファンの前にシンガーとして登場したときの衣装が
  ジャンヌ・ダルクをイメージした衣装だったのです。
  沢尻だけにお尻半分出しのセクシーなファッションでした。
  ジャンヌ・ダルクを信仰の対象にしている国の人から見たらバカヤローです。
  でも、日本ではジャンヌ・ダルク＝革命家というイメージしかないので
  それほど酷評している人はいませんでした。
  
  肌つやつやでしょう・・・やっぱりジャンヌの蝋人形だよーん。
  でも、夜中に徘徊しないでね。
  
  長くなっちゃった・・またね。
  
  　　　のみホ
  
  

  ちゅんちゅんさん からの返信 2010/05/29 20:23:09

  RE: RE: RE: ジャンヌの蝋人形は、もしやちゅんちゅんさん？

  > ジャンヌ・ダルクの資料は、内容が神話的なものと史実的なものが混在しているので、ちゅんちゅんさんのように分かりやすくささっとまとめるには、相当な時間と努力が必要だったと思います。
  
  あぁぁ〜気持ちをくんでいただき、ありがとうございます｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡
  なんとなく、私たちのジャンヌって映画などのイメージが強くて、どこまでが脚色された部分で、どこまでが史実的に描かれたものなのかわかりませんよね。
  しかもジャンヌのことを研究されている方でも、見方が違っていたり（←これはこれで面白いんですけどね）すると、旅行記にはどちらの方向性で書こうかな？とかまた悩んだり…（笑）
  
  火刑の話しも、宗教的な意味合いが後ろにかくれていたり…。
  
  自分にとって本当に良い勉強になりました♪
  そして、自分の目でその舞台を見れたことの幸せをすごく感じています！
  
  > 最近、日本では沢尻エリカの芸能活動再開が旬なニュースです。
  
  youtubeで見ました！見ました！！
  でも、ジャンヌ･ダルクをイメージしていたとは全然知らなかったです。。
  そう言われてみると…旗を振りかざして入場していましたもんね。。。
  確かに…ジャンヌに感謝の気持ちを抱いている人にとったら、あんなフラチな格好みせられませんね。。。。
  うぅぅぅ〜(´-`)
  
  あぁ〜この気持ちが冷めぬ前に、アマゾンでも使ってジャンヌの書籍を取り寄せようかな（笑）？？

• ちゃむたさん 2010/05/27 11:22:20

  ちゅんちゅん先生〜っ！

  はぁ〜…
  ちゃむたも学生時代、世界史の時間は休憩時間〜♪だったので、百年戦争もジャンヌ・ダルクも“名前だけは知ってる〜”…程度の情けない知識のみ。
  
  何といいタイミングで、一昨日かな？ＢＳでルーアンを見たばかりだったのよ〜！
  夫と二人でノートルダム大聖堂のステンドグラスやジャンヌが処刑された場所などを興味深く見たところに…ちゅんちゅん先生の授業だぁ〜♪
  
  ちゅんちゅん先生の説明にどんどんひきこまれちゃったよ。
  そうだったんだ…
  なんだかいろいろ思うところがあるね…
  
  高校の世界史の担当が、あの“独り言バーコードじいさん”でなく、ちゅんちゅん先生だったら…
  授業はちゃんと聞いただろうな〜(^_^;)
  
  これからも、おポンツのちゃむたにいろいろ教えてくださいね〜♪
  
  
  ミュージアム内のカビ臭さを感じた気がした
  ちゃむた
  
  
  

  ちゅんちゅんさん からの返信 2010/05/27 16:24:24

  RE: ちゅんちゅん先生〜っ！

  ちゃむたさん、おはよう！！
  
  > 何といいタイミングで、一昨日かな？ＢＳでルーアンを見たばかりだったのよ〜！
  
  えぇぇぇ〜そうなの！？
  うちも見てみたかったなぁ〜。
  やっぱりルーアンって、日本人に人気にのある場所なんだろうかね？？
  日本語のオーディオガイドなんかもあったりするからさ。
  
  > 高校の世界史の担当が、あの“独り言バーコードじいさん”でなく、ちゅんちゅん先生だったら…
  > 授業はちゃんと聞いただろうな〜(^_^;)
  
  そう言ってもらえて嬉しいわ！
  うちの先生も“自己満足おっさん”で、わかりやすく説明しようとか、みんなに楽しんでも学んでもらえるように…なんて気持ちが無かった気がするわ（笑）
  
  > これからも、おポンツのちゃむたにいろいろ教えてくださいね〜♪
  
  うちもちゃむたさんの旅行記から“へぇ〜！””なるほど！！”と学ぶことが多いし♪こちらこそイロイロ教えてね(≧∀≦)／