2010/05/01 - 2010/05/02
598位(同エリア1146件中)
京妓さん
ドン引きされるので、あまり人前では言いませんが、
著名人のお墓を訪れるのが結構好きです。
その人の活躍した土地を辿るのも興味深いですが、
生涯を終えた亡骸が眠っている場も気になりませんか?
奥の院は、武将やその一族の墓石がわんさかあります。
実際に亡骸を埋葬している墓地は少なく、ほとんどが供養塔ですが、
それでもお墓好きとしてはじっくり見てみたい。
というわけで、まずは昼間に散策。
さらに夜、恵光院さんの「奥の院ナイトツアー」にも参加。
1日に2度も訪れることができて大満足♪
-
【奥の院 一の橋】
奥の院の供養塔巡りは、ここからスタート。
興味のある方は、観光案内所で
「高野山奥の院の墓碑をたずねて」という
パンフレット(100円)を入手すると良いですよ。
武将やその一族、あるいは企業などの供養塔の位置が
ものすごく細かく明記されています。 -
【加賀前田家 墓所】
ちなみに、墓所と書いてありますが、
そのほとんどは供養塔です。
歴史上、有名な方々というのは
亡骸が埋葬されているお墓の他にも
「御霊を祀っている所」
「髪の毛など身体の一部のみ埋葬している所」など
複数の土地に墓所や供養塔が建立されていますので、
実際にここに眠っている方は多くないと思います。 -
【紀州初代藩主 徳川頼宣 墓所】
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木の根もとには、名も無きお地蔵さん。
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【武田信玄と息子勝頼 供養塔】
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【武田信玄と息子勝頼 供養塔】
和歌山県の指定文化財だそうです。 -
【上杉謙信 廟】
上杉謙信と甥・景勝の供養塔。
歩道から少し奥に入った所にあります。
あとでお坊さんが教えてくれたのですが、
歩道からはずれて奥の方へ入った所にも
けっこうお墓はあるそうで、
もうないだろうというくらい奥まで行っても
時々ポツリと出てきたりするそうです。
埋葬された人が変わり者なのか…
埋葬した人が変わり者なのか…? -
写真はありませんが、
このあとナイトツアーで真っ暗な奥の院を
最小限の外灯と懐中電灯を頼りに歩いたのですが
←コレ、夜に見ると「あそこに何かいるっ!?」と
ドキッとさせられますよ〜。
ちなみに、奥の院の夜道を
お坊さんを先頭にぞろぞろ歩いていたら、
途中で何回か人とすれ違いました。
(たぶん生きてる人だったと思いますが…)
お坊さんによると、こういうツアーじゃなくても
個人で夜に歩いている人、結構いらっしゃるそうです。
(たぶん肝試しではなく真剣な気持ちだと思います) -
【伊達政宗 墓所】
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【薩摩島津家 墓所】
初代家久、二代光久の供養塔。 -
【石田光成 墓所】
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【明智光秀 墓所】
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【明智光秀 墓所】
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この辺りは平らですが、もう少し進むと
時々、階段状になっている緩い坂道があります。
段差は浅いのですが、
ナイトツアーの時にお坊さんが
「ここで転ぶと3年以内に亡くなるそうですので、
気をつけてくださいね〜」と。
そりゃ困った…近所の平らな道に始まり、札幌の雪道、
エミレーツ機内、ベルギーの横断歩道 etc.
いつでもどこでもよく転ぶ私には、まさに死活問題!
ナイトツアーの時は、お坊さんの言葉を聞いて
かなり慎重に歩いたので大丈夫でした。
昼間歩いた時も、たぶん転ばなかったはず…?
(でもしょっちゅう転んでると、つまづいた程度じゃ
記憶にも残らないので、実はちょっと心配です) -
【伊勢桑名城主 本多忠勝 墓所】
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【初代市川團十郎 墓所】
中の橋のすぐ手前です。 -
【中の橋】
中の橋を渡ったすぐの所に
「汗かき地蔵」が祀られています。
代わりに汗をかいてくれる=苦労を引き受けてくれる
というご利益があるそうです。
その奥には「姿見の井戸」があります。
通りすがりのガイドのおじさんが
「覗いてごらん、顔が映らなかったらもうすぐ死ぬよ〜」
と教えてくれました。
かなりドキドキしながら覗いてみたら…
ちゃんといました、私! \(^O^)/ -
【パナソニック 墓所】
企業の供養塔は別な場所にかたまっているのですが、
なぜかパナさんは、武将エリアに。
社名変更と共に、新しい石碑に変えたようですね。 -
【長州毛利家 墓所】
奥の院の石塔は「五輪塔」といって、
大日如来を象徴した塔です。
空輪=一番上の宝珠形の石
風輪=上から二番目の半月形の石
火輪=真ん中の三角形の石
水輪=下から二番目の丸い石
地輪=一番下の四角い石
と呼ばれ、それぞれを表す梵字が刻まれています。 -
【結城秀康 石廟】
徳川家康の次男・結城秀康の廟(重要文化財)。
しまった!
ここで、一番のお目当て=千姫の供養塔を
通り過ぎてしまったことに気付きました。
どうして一本道の地図をちゃんと読めないのか、
自分でもフシギ…。
帰りに寄るとして、このまま進みます。 -
【豊臣家 墓所】
ここは他と違って供養塔ではなく、墓所です。
他よりも広い場所に、5つほど墓石があったのですが、
豊臣家のどなたのお墓なのかはわからずじまい…。 -
【織田信長 墓所】
-
【御廟橋】
ここから先は神聖な場所。 -
【水向け地蔵】
御廟橋を渡る前に、本来ならばここの川で
身を清めなければならないのだそうです。
そこで、自分で川に入る代わりに
橋の脇に並んでいる観音像に水をかけて
身を清めたこととし、橋を渡ります。
(奥の院の修行僧は、冬でも川に入るそうですよ!)
ここで、ツレがひしゃくですくった水を、
観音像にかけるという動きができないことが判明。
本人は至って真剣ですが、肘の使い方が何だかヘンで、
観音像同士の隙間から、川に向かって水を
撒き散らしていました。こんな人、初めて見た…。
私の地図の読めなさも相当ヒドイけど、
ツレのひしゃくの使えなさもヒドイもんでした(笑) -
【御廟橋】
いよいよ聖域へ。この先は撮影禁止です。
奥に小さく見えている御堂の、
さらに後ろ側に弘法大師御廟があります。
御廟の前には、熱心にお経を唱えているお遍路さんが
何人かいらっしゃいました。
私は下界で暮らす一般人なので、
「弘法大師さまは835年に入定され、
現在も生きてここにいらっしゃる」と言われても、
そんなワケ…とつい茶化したくなりますが、
こんな私でも、ここでは真面目に手を合わせてきました。 -
【弘法大師身代御守】
中に木札が入っていて、
何かあった時、身代りにその木札が割れるのだそう。
そういえば、以前に鎌倉の某寺で、
身代り鈴を買ったことがあるのですが、
数か月もしないうちに真っ二つに割れてしまいました。
あの時、鈴を持っていなかったら
自分に何が起きてたんだろ…? -
【天樹院千姫 供養塔】
先ほど見逃した所へ戻ります。
まずは一番のお目当て、千姫供養塔。
(1つ前の旅行記でも触れましたが、ワケあって、
私は千姫に並々ならぬ関心を持っています)
千姫は徳川家康の孫娘で、
幼くして豊臣秀吉の息子・秀頼の元へ嫁ぎました。
千姫のお墓は、東京小石川の伝通院にあります。
京都の知恩院にも墓石があります。 -
【崇源院 墓所】
崇源院より、お江与という名前の方が有名でしょうか。
浅井長政とお市の娘で、淀殿(茶々)の末妹。
三度目の結婚で、二代目将軍徳川秀忠の正室となり、
千姫や三代目将軍家光を産みました。
来年2011年のNHK大河ドラマの主人公です。
彼女の数奇な運命はどう描かれるのか興味津々。
ちなみに、広大な奥の院にあって、
一番広いのがこの崇源院の墓所なんですよ。 -
【UCC上島コーヒー 供養塔】
ここから先は、企業シリーズ。
お坊さんいわく、
「企業さんのは供養塔ではなく、
広告みたいなものですね」と。
UCCカップの中に
コーヒーが入っているという噂は本当でしょうか?
背丈が届かず、カップの中を覗けなかったので、
手だけぐいっと伸ばしてみたら、 -
【UCC上島コーヒー 供養塔】
一応、コーヒー色でしたよ〜。 -
【小松製作所】
←名刺受けポストがありました。
入れたら、挨拶状とか届くのでしょうか?
この時は持ち合わせていなかったので、
残念ながら入れられず。 -
【日産自動車 物故従業員 慰霊碑】
妙にリアル。
夜ここを通ったら、かなりドキッとしそうです。 -
【親鸞上人 供養塔】
通りから少しだけ山に入った所にあります。 -
【ヤクルト 供養塔】
奥の院に供養塔を建立するなら、
やはりヤクルトの容器の形とか
わかりやすい石碑にして欲しかったなぁ…。 -
【福助 供養塔】
ズームしてみると、 -
【福助 供養塔】
あの福助さんが! -
【日本しろあり対策協会 供養塔】
「やすらかにねむれ」と書かれています。 -
【新明和工業 供養塔】
一番インパクトのある墓石(広告塔?)でした。
やっと中の橋まで戻って来ましたが、
この後16:30から阿字観体験があるので
急いで恵光院に戻らなければなりません。
というわけで、
中の橋から一の橋まではバスで戻りました。 -
【笹まきあんぷ】 阿字観の前にひとつまみ。
【みろく石】 宿坊で出た茶菓子。
写真はないのですが、
奥の院に本物のみろく石があります。
小さな堂の正面、腕一本が通るくらいの穴から
片手を入れてみろく石を持ち上げ、
奥の台の上に乗せることができたら現世での罪はなく、
乗せられなかった人は罪があるのだそうです。
皆、必死でチャレンジしましたが、これが何とも難しい!
つまり、「そう簡単に罪は消えるものではないので、
日々徳を積みなさい」というコトなのだそう。 -
【阿字観道場】
道場正面に、阿の梵字。
阿の字は大日如来を表すので、
阿の字を念ずること=大日如来を念ずることだそうです。
座り方、半眼のやり方や視線の場所、手の組み方、
息の仕方など丁寧に教えてくれます。
その後、照明を落として静まり返った道場の中で、
十数分程度、阿字観を行います。
暗く静かな中で眠くなったのでしょう…
左前の男性は縦に、右前の女性は横に、グラグラ大揺れ。
それが気になってしまい、集中するのが難しかったです。 -
【阿字観】
これを毎日続けることが大切なんですよと
実修の教本をいただきました。
その後、ちゃんと毎日やっているかどうかは…
聞かないでください。
ちなみに、阿字観を教えてくれたお坊さん、
気さくでとても感じの良い方でした。
この後の「奥の院ナイトツアー」は
この時の気さくなお坊さんと、
1つ前の旅行記で勝手に跡取りさんと名付けた
カッコイイお坊さん、この2人が案内してくれました。 -
【恵光院】
夕食(精進料理)です。
左上の抹茶味のお豆腐、
「器を変えてカラメルかけたら抹茶プリン?」と
ツレがブツブツ申しておりました。 -
【上池院】
奥の院ナイトツアーの集合は19:15。
少し時間があるので、ご近所を散歩してきます。 -
【不動院】
-
たしか三宝院だったと思うのですが、
表に名前が出ていないので、記憶が少々あやふや…。
他とは違う一風変わったのれんと提灯ですね。 -
【持明院】
-
【延命なで地蔵】
両親の長寿をお願いしてきました。
でも、本当は本人がなでないとダメなのかな…? -
どこかのお店のショーウィンドウに並んでいたミニ地蔵。
少し見えづらいですが、それぞれ表情が違います。
高野山にはこうした、なごみキャラが多いです。 -
【夜の奥の院ツアー】
真っ暗だったので写真はありませんが
(暗い墓地で何か写っちゃったらコワイし…)
お坊さんたちが、夜の奥の院を案内してくれます。
有名な武将の供養塔などは完全にスルー。
その代わり、弘法大師の腰かけ石、汗かき地蔵、
芭蕉の句碑、みろく石などで立ち止まり、
お坊さんならではのお話を聞かせてくれます。
そして最後は、弘法大師の御廟の前で
お坊さんたちが参加者のためにお経を唱えてくれました。
これはお坊さん引率のツアーでなければ体験できない
ことだったので、とてもありがたく感動的でしたよ〜。
ところがっ! 御廟橋を渡ってしばらくした所で
「私たちがご案内するのはここまでとなります。
あとは自由に散策して下さって結構です」と
度肝を抜くようなコトをおっしゃいます…。
いるんでしょうか、こんな真っ暗な墓地を散策する人?
でもご安心ください。真っすぐ帰る人はご一緒にどうぞと
ちゃんと連れて帰ってくれますので! -
【 5/2(日)】
今朝は6:03の始発バスで出発しなければならず、
お世話になったお坊さんにご挨拶できないまま
出てくることに…。
お寺のワンちゃんにだけ、さよならを告げてきました。 -
【恵光院】
2日間お世話になりました〜! -
【高野山駅】
到着した時は真っ暗でよく見えませんでしたが、
こんな感じだったんですね。 -
【高野山駅】
これから和歌山駅へ向かいます。
ケーブルカー 高野山6:27→極楽橋6:32
南海電鉄高野線 極楽橋6:35→橋本7:17
JR和歌山線 橋本7:22→和歌山8:31 -
【ケーブルカー】
-
【ケーブルカー】
来た時は真っ暗で何も見えなかったので、
真っすぐ昇ってきたと思っていたのですが、
結構な勾配で、なおかつカーブもきついんですね。 -
【ケーブルカー】
ケーブルカーやロープウェイがすれ違う時って
何だかワクワクしませんか? -
【ケーブルカー】
あっという間に極楽橋駅が見えてきて、 -
【極楽橋駅】
もう着いちゃいました。 -
【極楽橋駅】
標高つきの「こうや花鉄道」という
駅名看板が可愛かったのですが、
発車してから気付いて慌てて撮ったので
←こんな写真になってしまいました…残念。 -
【橋本駅】
乗り換えのため、階段を渡ってホームを移動中、
壁に張り付いている自動改札機が。
こちらの側面に2台、
写っていませんが反対側にも2台。
改札でない場所の、しかも壁に張り付いているのは
ナゼなんでしょうか…ナゾを残したまま通過。 -
【橋本駅】
JR和歌山線は、
和歌が書かれた「万葉の四季彩」という車両でした。
←冬の歌。 -
【万葉の四季彩】
秋の歌。
小倉百人一首をたしなんでいることもあって、
こういうの、たまらなく好きです。 -
【万葉の四季彩】
扉が開いているため、
一部見えなくなっていますが、春の歌。 -
【和歌山駅】
高野山の次は、熊野三山を目指します。
まずは熊野本宮へ! -
【高野山おまけ】
かわいいでしょ?
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ゆうこママさん 2010/05/30 20:03:03
- はじめまして、高野山
- こんばんは、はじめまして。
私も昨年高野山を訪れ、とても良かったので、懐かしく拝見しました。
丁寧なコメント、愉快なコメントに、そうそうと頷きながら楽しませていただきました。
ナイトツアーなるものがあるのですね。
驚きです。
ちょっと怖そうですが、興味をそそられます。
でも、転ぶと・・・というのが、私には難点。
私、よく転ぶんです。
昨年1年で、怪我するほどの転倒2回。
1度は捻挫。もう一度はヒザを大きくすりむき。
まだまだ生きて旅行したいので、止めておいたほうがよさそうですね。
ほんわかいい感じの旅行記に1票投じて失礼いたします。
- 京妓さん からの返信 2010/06/01 05:30:31
- RE: はじめまして、高野山
- ゆうこママさん
はじめまして。
高野山旅行記を読んでくださり、コメントと投票までありがとうございました。
奥の院ナイトツアーは恵光院主催だったのですが、人気が高いらしく、
一晩に2回、日本人グループと外国人グループに分けて行われていました。
お坊さんいわく、真っ暗で足元が見えない場所以外は、
極力、懐中電灯をつけないそうです。
目が慣れてくると、外灯と月あかりでだいぶ見えてくるようになりますが、
さすがに「転んじゃいけないゾーン」はドキドキでした。
私もよく転ぶのですが、ゆうこママさんもお仲間のようですね(笑)
転び慣れしているので多少のケガは日常茶飯事ですが、
近頃では、ちょっと転んだ程度でじん帯損傷してしまうような
反射神経の衰えっぷりに少々ヘコんでおります。
この先、楽しい旅を続けるためにも、お互い気をつけましょうね〜。
高野山の後、熊野を巡ってきました。
少しずつアップしていきますので、良かったらまた遊びにいらしてください。
コリノリ
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