非常事態宣言と夜間外出禁止令が発布された１９日のバンコク

2010/05/18 - 2010/05/19

かねてから世界的に報道されているUDD(赤シャツ）のデモはついに軍隊の介入、非常事態宣言の発令と非常事態に発展してしまいました。

最後通告後、軍隊が介入し”これ以上犠牲者は出したくない”というスピーチのもと出頭したものもおりますが、徹底抗戦を構えているＵＤＤのメンバーも多数おり、テレビ３のテレビ塔をはじめ、セントラルワールド、バンコク銀行は放火され、サイアムスクエアに至っては壊滅したとのうわさも流れてきております。

私の個人的なバンコクの友人は不殺生を誓う敬虔な仏教徒が多い中、このような光景を目の当たりにするのは目を覆いたくなります。このような状態になって一番悲しんでいるのはほかでもなくバンコク市民、タイ国民なはずですから。。。

暴力は暴力では解決できない。。。これは歴史が証明していることなのですが、、、、ここでどちらが悪いとか政治談議をするつもりはありません。一人の旅人として、早くいつもの明るい太陽が昇る平和なバンコクに戻ること心から祈ってやみません

エリア バンコク(タイ)

バンコク市内　サラデーン駅周辺は完全にシャットダウンされ、兵士がたっている　　１８日にて

１８日　遠くで何かが爆発かタイヤが燃えたのかわからないが黒煙があがるバンコク市内

暴動の後、ブルドーザーで山積みになって古タイヤを撤去する政府

１９日

同じく古タイヤを撤去する政府

１９日のサラデーン駅周辺。装甲車まで出動し１９日夜非常事態宣言とともに夜間外出禁止令発布

この旅行記へのコメント （1）

• bon-kuraさん 2010/05/20 02:36:35

  惨すぎる！

  微笑みの国タイはいったい何処に行ったのでしょう？
  
  熱心な小乗仏教の人々は何処に行ったのでしょう？
  
  見たことのある街角がまるで戦場のようになっていますね。
  
  
  悲しいです。