2010/05/01 - 2010/05/09
128位(同エリア182件中)
ミモザさん
とうとう旅の出発点、そして到着地でもあるパロへ戻る日がきた
「あと残り2日だね〜」
ドライバー君が意地悪を言う
「日本に帰りたくないよ〜」
笑うガイド君とドライバー君
ホントだよ
本当に帰りたくないんだ
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パロへ向かう途中
首都ティンプーへ寄り道
ブータンいち有名な交通整理のお巡りさん -
街の真ん中で車を停める
「何?」
「バックとカメラを持って降りて」
車を降りて路地を入ると、チャリティのイベントが開催されていた
ガイド君が静かに言う
「queenがいる」
「え?
何??」 -
「queenがいる」
えぇーーーーー!
王妃様っ?!
どこどこどこどこどこ????
「白いキラを着ている・・」
もちろん指をさすことはできないので、
あくまで冷静にガイド君は答える -
いらっしゃった!!!!
し・・信じられない
なんと、このお方は・・・
ブータンへ行こうと心に決めてから何冊かのブータンに関する本を読んだのだが、その中で一番感銘を受けた本「幸福大国ブータン」の作者ドルジェ・ワンモ・ワンチュク王妃だ。
まさかお会いできるなんて・・・
感激だ。
写真で拝見するよりずっとお美しい
オーラで輝き威厳に満ちている
あっ
こちらに歩いていらっしゃる
「Hello!!」
なんと声を掛けてくださった!
私に!
私だけに!!!
「Hello!」としか言えなかった
-
しばし呆然・・・
はっ
あなたの書いた本を読みましたって
言えば良かったーー
どんなに感動したか伝えたかったーーー
あーん
-
こちらのお方は・・
第5代国王の弟君でいらっしゃる
若くてなんと麗しい -
思えば
ブータンの国名を知ったのは
約20年前
まだ子供だった私は(そうでもないか・・)
昭和天皇の大喪の礼の中継をテレビで見ていた
続々と訪れる各国の来賓
一段高くなる女性アナウンサーの声
「次はハンサムでお洒落で知られる
ブータン王国の若き国王です」
どんな人なんだろう・・・
美しい民族衣装を身に着け、品位あるその凛とした姿に
心を奪われた
あの日が今に繋がっている -
パロの街並みが見えてきた
戻ってきちゃったな・・・ -
興奮冷めぬままランチへ
今日はお世話になった現地旅行社の方とご一緒する予定だったが、突然のハプニングで急遽キャンセルに
残念
どんなに楽しい旅をさせてもらってるか、ちゃんとお礼言いたかったな
今回殆ど同じ日程で、同じ旅行社を使って同じく女性一人旅のTさんが合流する
彼女とは何度か食事場所が一緒になった
「昨日はね
プナカで農家泊だったの〜
すごいよ〜」
おもしろ話をたくさん聞かせてもらう
私も今日はパロで民泊だ。
彼女の勧めでこの後バスタオルを買いに行った
なぜでしょう??? -
[リトル・ブッダ」のロケ地にもなったパロ・チュに架かる橋
伝統様式の趣きある美しい橋だ -
橋を渡り
パロ・ゾンへ -
正式名はリンプン・ゾン
「宝石の山の城」
を意味する -
数あるゾンの中でも
なんだろう
雰囲気のあるゾンだ -
-
キチュ・ラカン
規模は小さいが、霊的なパワーを感じる -
中庭にあるミカンの木
こんな寒い所でミカンがなるのは聖地のパワーらしい
ほんとにミカンがなってる! -
ガイド君「Tiger hillだよ。」
下界からもタクツァン僧院が見えるんだな
通常、行程の最終日にみーーんなが登るというTiger hill
でも私は登らない・・・
なぜなら体力が無いから・・・
良かった
やっぱり止めといて
この崖はちょとありえないでしょ -
「ごはんちょうだ〜い♪」 -
「なんだ、なんも持ってないのか。
ふんっ! 」 -
チベットから歩いて来てるんだって
強いな〜 -
チョモラリへの出発点でもあるドゥゲ・ゾン
現在は廃墟となっている -
棚田の向こうに見える
アマン・コラ
いつか泊まってみたい憧れのホテル -
かつては、チベット軍に対する勝利を祝い建てられたゾン
今はとても静かだ
風の音だけが聞こえる -
車を降りて、今晩お世話になるお宅へ川沿いを歩く
荷物重いよね
ごめんね -
長閑だな〜 -
見えてきた!
あの家だ!! -
隣にはリンゴ畑が
花はもう終わってるね -
にゃんこ♪
付いてっちゃお -
わんこに会いに来たんだね〜
なんて心温まる風景だ -
「いつまで見てんの!?」 -
いい匂いがしてきた♪
お母さんが夕食を作ってくれた!
あれ?
家族と一緒に食べるんじゃないんだ
ちょっとがっかり・・
でも、ドライバー君とガイド君と3人で頂く
みんなで食べるご飯はおいしいねっ! -
わたし用に辛くないおかず
2人はチリをドッバーーー
とかけてた
じゃがいものチーズ煮が私のお気に入り♪
おいしかったー
ご馳走様でした!! -
食事の後はドツォに入る
伝統的な石焼風呂
準備には何時間もかかるらしい(ガイド君が電話で時間の打ち合わせをしてた)
家からちょっと離れた場所にあるので、真っ暗な道を向かう
ロウソクの明かりだけで入浴
外ではガイド君が歌を歌ってくれる
素敵だ
ぬるくなると、外で番をしてくれているガイド君が、真っ赤に燃えた石を運んで湯船に投入してくれる
(そうそう、この為にバスタオルは必要でした)
普通のお風呂より、お湯が軟らかくて体がすごく暖まった -
ここで何時間も石を焼く -
翌朝撮ったドツォのある小屋
ここはきちんと壁で囲いがあるが、昨日会ったTさんの入ったドツォは囲いも無く、周りから丸見えで普通に人が通ってたらしい・・・
それはバスタオル必要ですね -
今晩使わせていただくお部屋
ホテルとはまた違った夜を過ごす
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