火の国、天孫降臨、伝建、温泉、魅力満載九州縦断の旅：最終日

2010/05/05 - 2010/05/05

今回の旅も最終日。
明日から仕事だしある程度の時間までに帰ろうと思えばあまり時間はない。
ただ連休の最終日、高速の混雑具合も気になるところだが、ニュースでもあまり流れてこない。
ナビで小倉までを高速優先、一般優先で比較したら１０分ほどしか変わらない。１０分・・・これは高速の混雑を勘案せずの数字だなと思い、これならば地道で小倉まで行き混雑を避けよう。
まあ杖立温泉と天ケ瀬温泉にお立ち寄りしたいという思いもあったのは事実だが・・・。
帰路の途中見えた「豊後森駅」の看板に誘われるようにお立ち寄りした森駅で、この地に残された産業遺産を見る事が出来たのはほんの偶然の出来事だがこれもぶらり旅ならではである。
あちこちお立ち寄りして小倉に着いたのは予定よりかなり遅れたが、中国道はさして混んでおらず無事帰宅。
こうして総距離２３３３キロ、ガソリン１９１，５９リットル、総費用４７８５０円（内訳、ガソリン２６１０３円、有料道路４９６０円、駐車場代１０１０円、温泉入浴１９００円、施設入場料１４５０円、お土産６４７４円、食費雑費５９５３円、annakの人件費含まず）の旅は終わりました。

エリア 耶馬溪・中津・玖珠(大分)

道の駅小国の気持ちのいい朝です。
さて帰路はどうしようか？悩んだ末一般道で小倉まで行く事にした。
鳥栖や福岡の混雑を考えればそのほう早いかもしれない思ったのと、取引先のＭライフの部長が日田出身で、帰省するときは小倉から地道を通ると言っていたことも思い出したのだ。
そうときまれば早めに出発しよう。

近くに杖立温泉があり寄り道したいと思ったことも後押しした。
温泉街にこのたくさんのこいのぼり、びっくりした。
息子君にシャメを送るとここのこいのぼりの事は知っていた（驚）有名なんだ・・・

いいねえ・・・

温泉街ですね

ぶらぶらしていたらありました元湯
お金を入れるところが無かったので、無料と思われます。

こんな湯船です。

入浴しながらパチリ、いいお湯でした。
おいおいannakさんカメラを濡らさないでね（笑）

なかなか面白い温泉街でした杖立温泉。
そうそう昨年大分旅行の時素通りした天ケ瀬温泉は近くだしちょっとお立ち寄りしよう。

天ケ瀬に向かう途中、深い山里で見つけた看板。
ちょっとお立ち寄り（笑）

如何ですか・・・

肩の力をぬいて深呼吸。

こんな山里に８８ヶもの石仏があります。実際に見たらびっくりしますよ。流石大分。
六郷満山文化ということだろうか？

石仏の感動に浸りながら天ケ瀬温泉到着。

混浴露天がありますね。
でもこのお風呂ホテル所有で１名５００円・・・
地元の三朝温泉の河原湯みたいですね。
三朝は無料だしなと思いながらもう少し探索。

おっ・・・これこれ
１００円だそうな

うへ・・・丸見えか・・・ちょっと恥ずかしいな
こういうとき１人は厳しいね（笑）

でも見られるのは着替えている時だけだし、入ってしまえばこっちのものだ「えいやっ・・・」
入浴しながらパチリ。
おいおいannakさんカメラ濡らさないでね（笑）

帰路の道すがら「豊後森駅」という看板を発見。
１キロくらい通り過ごしてから「豊後森駅」って何かで見たことがあるぞ、と後戻り。

何やら期待が膨らみますね

旅情をかきたてられて

いい感じでしょ

ほらね・・・

素敵な駅舎です

あっ奥に何か見えるぞ・・・
そうだ何時か雑誌で見たことがある、転車台だ。
豊後森駅・・・ここか・・・
駅員さんに聞いてみると近くまで車で行けるそうだし行ってみよう。

転車台近くの踏切で

パチリ

パチリ
列車の写真って難しいですね。

はい到着扇形機関車転車台。
たくさんの機関車を整備できますね。
この駅っていったい何？と思いませんか？
必要に応じて扇形でしょうし、これだけの機関車が一同に会することがあったということですよね。

コロッセオではありません（笑）

時の流れを感じて・・

日本の近代化の流れの中での果たしたであろう役割や人々の生活。
こういった産業遺産というものが残っているということはとても素敵だし、自分もこの歴史の一ページに確かに存在しているという実感を感じる。
全く予定外であった豊後森駅ではあるが、ここを訪れたことで今回の旅がギュッと締まったものとなった。

帰路の道すがら深耶馬渓

そして耶馬渓もお立ち寄り

青の洞門
菊池寛の名作「恩讐の彼方に」の舞台になったところです。

僧禅海がノミとツチだけで岩盤を掘り３０年の歳月をかけて貫通させたといわれるところ。
ちょっと入ってっましょう。

禅海像です

手彫りの跡があるそうです。

現在の車道ですが道はばせまく交互通行でした。

最後のお立ち寄り処「オランダ橋」
雰囲気満点ですね。

annakが今まで見た石橋の中で一番大きいと思います。
そして美しいです。

さあ、いくらなんでも帰路につかねば。

４泊５日いろいろ予定外な事が起こったぶらり旅ですが、やりたいことをやり見たいところを見て大満足。
阿蘇の大自然から神秘の高千穂、伝建の町や青い海、素敵な駅舎、産業遺産。
旅を終えて１０日が過ぎようとしているがまだ感動の中にいる。

この旅行記へのコメント （3）

• ishicameraさん 2010/05/23 13:36:25

  豊後森駅

  annakさん こんにちは。
  
  豊後森駅　本当に旅情をかき立てられますね。
  駅の雰囲気もいいし、なにより。。。
  
  ターンテーブル!!!
  凄い。
  
  日本では、なかなか見られないので、貴重ですねぇ。
  ひなびた感じがまた、雰囲気がありますね。
  
  ishi

  annakさん からの返信 2010/05/24 22:45:06

  RE: 豊後森駅

  ishiさん御訪問書き込み、そして御褒美ありがとうございます。
  
  豊後森駅は全く予定しておらず、事前情報もありませんでしたが
  ここを訪れたことで今回の旅の満足度が上がりました。
  
  遠くまで来たなという思いにさせてくれる
  駅舎の雰囲気も良かったですし
  さほど大きくない町の小さな駅の横に
  こんなにも大きな設備があるなんて・・・
  鉄道というものに対してこの小さな町の果たしてきた役割、
  想像ができませんでした。
  
  旅に出ると何故かこんなことを思ってしまうんですよね。
  普段は考えもしないのですが、不思議なものです。
  
  またishiさんの素敵な旅記
  お邪魔させてください。
  
  annak
  

  ishicameraさん からの返信 2010/05/25 01:12:59

  RE: 豊後森駅

  annakさん　こんばんは。
  
  本当に、この小さな街にこれだけの鉄道遺産が！！！
  不思議ですね。
  
  そして、現在残されている意味もとっても大きいと思います。
  
  偶然にして、出会えるなんて！！
  すばらしい奇跡でっす。
  
  次回九州に行く際は、絶対行ってみようと思っています。
  こちらこそ、素敵な旅行記をありがとうございます。
  
  
  ishi