2009/10/12 - 2009/10/12
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frau.himmelさん
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私のつたない旅行記にようこそ♪
老化防止のための頭脳訓練を兼ねた旅行記ですので、できるだけ写真にはコメントをつけるようにしています。
でも所詮、独りよがりのコメントです、文章がくどかったり、読みにくかった場合はドンドン飛ばして読んでくださいネ。
さて、1ヶ月に亘る旅行もあと10日を残すばかりになりました。
私達は今モーゼル川沿いのコッヘムに来ています。
「秋色に染まるモーゼル」、「晩秋の中のモーゼル」、それとも単に 「秋とモーゼル」にしようかしら、と題名をつけるのにさんざん悩みました。
モーゼルほど秋が似合う地はないんじゃないかしら。よくぞこの季節にモーゼルを訪れることができたものだと、感激しきりです。
そしてもう一つ忘れてならないのはモーゼルワインです。
モーゼル川沿いに広がる一面のぶどう畑、この地はブドウ栽培の北限とされています。気温差が激しく岩だらけの荒地での過酷な環境が、おいしいワインになるのだそうです。
今回は、モーゼルワインの中心地であるコッヘムに4日間滞在して、近辺の珠玉の街々を訪ねることにしました。
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コッヘムの山の上に聳えるライヒスブルク城に行こうと、バス停の前を通ったら人が大勢並んでいました。
近くのおじ様に聞くと、ライヒスブルク城に行くバスを待っていると…。
ラッキー♪
私達も並んじゃおっと。 -
このお城の絵が描かれた可愛いバスに乗ります。
ライヒスブルク・シャトルバス。
大勢の人が乗ってきました。
日本の通勤電車並みの混雑です。
歩いて登るコースもあるのですが、せっかくバスがあるので、私達は無理はしません。
バス代1人2ユーロだったかしら…。 -
バスはお城の目の前まで行ってくれるわけではありません。
下のバス停から結構な坂道を歩きました。 -
お城に登る途中に見えたモーゼル川。
キャーきれい!
期待が膨らみます。 -
お城の門です。
-
ライヒスブルク・コッヘム。ライヒスブルク城。
ドイツ語で帝国の城という意味です。
神聖ローマ帝国皇帝コンラートが、11世紀初頭から続く継承権争いを収めたことから、この地を支配するようになったのだとか…。 -
さっき見えた景色より更に高いところに登って来たので、更に視界が広がりました。
きれい!
私の数少ない語彙からはこの美しさを表現することはできません(泣)。 -
壁面にフレスコ画(?)が施された、正方形の天守閣を持つ頑丈な石造りのお城。
この天守閣は1056年に再建されたロマネスク様式です。
このお城は何度も戦乱に遭い破壊されています。
お城の見学はガイドツアーで回ることが出来ます。
この門をくぐった売店でチケットを買います。 -
ガイドツアーを待っている人たちでしょうか。
待っている間にもこういう景色が堪能できます。 -
奇妙な石像が町を見下ろすように立っています。
ね、これ何だと思います?
私にはどうしても王冠を被った「カッパ」にしか見えないのですが…。
ドイツにもカッパっていたのかしら?(笑) -
大砲も設置してあります。
何度も戦乱に遭っているようですから大砲も必要だったのでしょうね。
特に、この城の家督継承問題で戦争が起きた際、1688年に継承権を主張するフランス国王のルイ14世によって制圧されました。翌年には城に火を放ち、コッヘムの町も破壊され、しばらくは廃墟と化したままでした。
1796年コッヘムはまたもやフランス革命軍によって占領されましたが、ウィーン条約でプロイセン王国に編入されました。 -
ガイドツアーが始まりました。
ドイツ語ですが、日本語のパンフレットも貸してくれます。
最初にこの年表で歴代の城の所有者の説明があります。 -
ツアーは中庭を抜けて入ります。
すごい石造りの壁ですね。 -
天守閣が間近に見えます。
遠くから見たらフレスコ画のように見えましたが、どうやらモザイク画のようです。
子供が大男の肩に乗っている絵です。何を表しているのかな? -
中庭の井戸。
ここには後で又来ます。
この奥の入口より城の中の見学が始まります。 -
食堂です。
一緒に回るツアーの見学者。
日本人は私達二人だけでした。
説明はドイツ語だし、よく聞き取れないので、私はウロウロしてもっぱら写真を撮っていました。 -
食器戸棚の中には立派な食器がズラリ。
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ステンドグラス。上のステンドグラスの絵は聖書の中の物語でしょうか、それとも歴史の絵?
何でも各部屋ごとに様式の違う天井になっているとか…。
ロマネスク様式、ロココ様式、ネオゴシック様式など。 -
写真がぶれていますが、天井から面白い格好をした人形がぶら下がっています。
ガイドさんが人形のお腹を触ると幸せになるとか、健康になるとか(すみません良く聞き取れなくて…)言っていたのでみんな触っていました。
だからお腹のところはピカピカです。 -
窓にからまるツタがあまりにもきれいだったので写してみました。
とっても絵になりますね。
私ってこんなに写真のセンスが良かったのかしら?って自惚れちゃいます(笑)。
とにかくどこを撮っても絵になるんです。 -
この写真もなかなかいいでしょう?
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もう一枚窓辺の写真を。
下にいる人々は次のツアーの人たちです。 -
室内の写真になると、全くダメです。
ここは大広間だったかな?
テーブルの上のお花と置物。 -
広間に飾ってあった不自然な格好の置物。
人間工学的にこんなポーズって出来るのかしら(笑) -
ビーナスと天使の絵?
誰かの絵に似ているけど思い出せません。 -
先程のと似たようなステンドグラス。
こちらは上の絵は紋章のようです。 -
動物の皮の敷物が敷かれた豪華な小部屋
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この女性がガイドさんです。
ここは確か、からくり部屋か何かでした。
よく覚えていないのですが、子供に何かを体験させてビックリさせていました。
翌日、街中で夫が知らない女性に挨拶をするのです。
「誰か知っている人?」って聞いたら「昨日のガイドさんじゃないか」って…。
よく覚えていますね、夫は。
ガイドさんも驚く風ではなく普通に挨拶を返してくれましたので、向こうも昨日の日本人だってわかったのかな…(まさか?)。 -
武器の部屋。
ヨロイ、甲冑が飾ってありましたが、小さいほうは子供用かしら?
子供もこんなものをつけるなんてかわいそうに…。 -
テラスに出て眼下を眺めます。
ゼラニウムの花とモーゼル川、よく似合います。
何度見てもこの景色は素晴らしい…。
こちら側はコッヘムの新市街の街並みです。 -
ゼラニウムと一面のブドウ畑。
これも似合います。 -
紅葉した蔦に覆われたお城。
あの窓からさっきこちら側を写真に撮りました。 -
お城見学の前に通ってきた井戸です。
ガイドさんが井戸の深さの説明をしています。
この山の上にあるお城の水は、下のモーゼル川から汲み上げています。
少なくとも100メートルはあると思われますが、実際にバケツの水を落として実験してくれました。
するとしばらくして水音がして、深さが実感できるというわけです。
ニュルンベルクでも同じような井戸がありましたね。 -
こんな華やかな壁もあります。
きれいに彩色された窓と、それとぴったりマッチしたツタの紅葉。
すばらしいー!
よくぞ、この季節に訪れたものだと感激で胸が震えました。 -
岩をうまく使って、建物が建てられている様子がわかります。
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ここは魔女の塔?
ガイドさんが「Hexenturm」って言ったような気がしたのですが…。
私のつたないヒヤリングでは定かではありません。 -
ガイドツアーの終了です。
入ってくる人、帰る人で城内は混雑して来ました。
早く来て良かった…。 -
さあ、マルクト広場の方に下りましょう。
またまた眼下にモーゼル川と、コッヘムの街並みが…。
何度見ても見飽きません。 -
行きはバスで来ましたが、帰りはブドウ畑の道を通って徒歩で戻ります。
ブドウ畑ではちょうど今が摘み取りの真っ最中。
畑の中にブドウ摘みの人がいるのが見えますか? -
このブドウ畑の所有者はシュロスベルクケラーと書いてあります。
ドイツでは、摘み取り時期もお役所か何かの許可が出ないと、摘み取ってはいけないとか、
絶対に混ぜ物はしてはいけない、などの、厳しい品質管理の下にワインを作っているとか…。
何かで読んだことがあります。
それでこそあの美味しいワインが出来るのですね。 -
ブドウの房がついています。
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ブドウ畑の中から、頭を覗かせているライヒスブルク城に別れを告げて…。
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この坂道を降りていきます。
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途中にあった面白い装置。
Trinkwasserbrunnen von 1886 その上にはライヒスブルクの名前もあります。
ライヒスブルク城の昔の(1886年)飲料水を汲み上げるポンプだったようです。
お城の見学の時、説明していた井戸とも関係があるのでしょうか? -
そのポンプのすぐそばに何やら雰囲気良さそうな酒場があります♪
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入口にはここで出来たワインがずらりと…。
その上にはモーゼルフェダーバイサーとツヴィーベルクーヘンですって。
これはもう入るしかないでしょう♪ -
お店の中もステキです。
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ワインの圧縮機を利用した大きなテーブルに案内され、これがメニュー。
ここが、さっきのブドウ畑の持ち主の「シュロスベルクケラー」なのねー。 -
夫は奮発してリースリンクのアウスレーゼを、私はもちろんフェダーヴァイサーとたまねぎクーヘンを選びました。
それにしても、このアウスレーゼ確か5ユーロくらいです。
安いです、こんな時にしか飲めませんね。 -
相席のデュッセルドルフから来ているシニア夫婦とお話しました。
デュッセルドルフに住んでいる日本人のこと、日本祭りのこと、日本人通りのことなど話題は尽きませんでした。日本人に好感を持たれており、とても嬉しくなりました。
ところで私達、現地でよくシニアの方たちに声をかけられます。
国は違っても、同じような年代で、目的も同じだから親近感が湧くのでしょうか。
あの方たちも写真を見ながら「あの時の日本人は…」なんて楽しく思い出話をしているでしょうか。
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