2000/05/29 - 2000/05/30
36位(同エリア64件中)
4nobuさん
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朝レンタカー会社に車を借りに行く。地名から場所をホテルのフロントで聞くと遠いのでタクシーで行くことにする。欧州ではレンタカー会社の場所が空港を除いて辺鄙なところのことが多い。ここトリアーのハーツも市内や駅から離れたモーゼル河畔の自動車販売店の片隅にある。このように地方ではサイドビジネスとしてレンタカー会社のフランチャイズで営業するのが大半なのだろう。
幸いにもオートマが借りれた。予約の時には用意できないと云われ覚悟していたのだがラッキーだ。欧州ではオートマが普及してなくて台数が少なく、またあっても車のサイズの大きいのになってしまう。借りれたのはカムリの欧州名のもの。
車の往来の少ないモーゼル河に沿った屈曲の多い河畔の道、いわゆるモーゼルワイン街道を時々途中停車しながら楽しむ。といっても、車を運転するのでワインの試飲もできずに、また今日の明るい内にコブレンツに着くべくそこそこの慌しさでドライブする。
少しゆっくりしたのはベルンカステル・クース、コッヘム城、エルツ城。印象的なのはエルツ城でここは車でないと行くのが容易でないのでレンタルしてよかった。
コブレンツに到着してからホテルを探す。一昨日のホテルは懲りたので、駅前のB&Bで駐車場があることを確認してから投宿。
翌朝、車をコブレンツの店に返却に行く。ここも市内から遠く離れ、しかも高速道のような広い道の反対側でしかもその道から直接入れないところなので折り返しと側道探しに苦労する。
車を返してから駅までの戻りがまた大変、手段はバスしかないと言われ近くのバス停に行って見るとここが工業団地だけあって夕刻まで待たねばならない。店に戻って頼んで1時間ぐらい後に駅の方角に行く用の時に同乗させてもらう。別の言い方をすると気が利かない&サービスが悪い。
待ってる間に傍の日曜大工の店で楽しく時間をつぶす。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
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レンタカー会社がトリアーの郊外にあったためにドライブのスタートを混雑した町中からでなくて助かる。最初は右岸を走ったがトッテンハイムからは対岸が眺めがよくなる右岸に移る。
やがてノイマーゲンの集落が見えてくる。ここはコンスタンティン帝が夏の別荘を作ったところでその時代にはノヴィオマグスと云われた。ドイツ最古のワイン醸造村でワインを運んだ船がここで発掘されそのコピーがこの教会傍に展示されているそうだがここには立ち寄らなかった。 -
道はモーゼル河に沿ってあり、屈曲が多い地方路線なので交通量は少なくドライブは楽だった。河側に散歩の歩道がある上に反対側にサイクリング専用道路を新しく路肩を削って盛んに作っていた。
やがて他でも述べるだろうがこの国のレクリエーション政策が生半可ではないことを感じる。 -
モーゼル河を遡行する貨物船。さすがに欧州の最大水路のライン河に比べると交通量は少ないが1500トンまでの平底船がルクセンブルグとナンシーの中間の仏・ティオンヴィルまで遡行できる。ローマ時代からワインの運搬水路として既に活用されていた。
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ベルンカステルの入口正面にあるホテル。最初に列車で行くつもりの時にここを予約したが後にキャンセル。この街に泊ってワインを堪能したかったと後悔。
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ベルンカステル・クース。
河の手前がクースでこちらに駐車した。対岸がワインで有名なベルンカステル。背後の山上にある廃墟はランツフート城で、7世紀にルクセンブルク伯爵メロヴィンガーの領地として建立。その後長年トリアー大司教の夏の別荘だったが1692年の大火で廃墟となる。 -
クース側にある聖ニコラウス養老院(クザーヌス養老院)と教区教会。
この地に生まれた人文科学者、神学者のニコラウス・クザーヌス枢機卿が設立し今もそれを引き継いでいる。クザウス・トラストハウスは写本やインキュナプラの所蔵で世界的に有名な図書館。 -
ローマ時代のワイン船を模した船のデモンストレーションをベルンカステルとクースを結ぶ橋上から見下ろす
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ワイン船をアップする
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トラーベン・トラバッハやコブレンツへの船着場を橋から見下ろす
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モーゼル河を航行する河川用の平底船。ラインの油槽船に対してここでは雑貨や鉄関係(製品とくず鉄)の運搬船も目立つ。背後の緑のほとんどがワイン用のブドウ畑
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川岸の駐車場
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モーゼル流域随一の観光地ベルンカステル・ルースの中央広場。鮮やかな色のハーフ・ティンバースタイルの中世の家並みが狭い路地へと続き、そのほとんどがワインケラーとレストランで観光客が溢れる。
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モーゼルの宝石箱といわれているこの街のメイン通り。ハーフ・ティンバー(木骨造り)の鮮やかな色の家が並ぶ。観光客は主にワインを楽しむのが目的で、9月のブドウ収穫祭にはたいそうな人出だそうな。
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広場にある1606年設置のミカエル泉
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狭い路地が沢山あってその大半が飲み屋。この飲み屋の看板はこの街出身の有名な学者で枢機卿のクザーヌスの名を借りた
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露地にある狭い3階建ての、きのこの形状で有名な家。露出不足で色が再現できてません。
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街の後に続くワイン畑。
この丘一帯の畑が有名なワイン「ベルンカステラー・ドクター」のブドウの産地。
名の由来はトリアー大司教ボエムント2世(1354=63)がこの城で臥した時にここのワインを少しづつ飲んで治癒してからドクターの名を付けることとなった。なお、この渓谷のワイン栽培面積はラインを抜いてドイツ一だとか。 -
トラーベン・トラバッハ。
ベルンカステルから20km下流にあるモーゼル流域での重要なワイン交易所。
右岸トラバッハ側の河畔に駐車する。 -
トラーベン(左岸)とトラバッハ(右岸)を結ぶ橋の建物ブリュッケンハウス。
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モーゼル河を横切る橋とトラーベン側の街を望む。ここは温泉の町でもある。
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典型的なモーゼル河流域の風景。ブドウ畑と河畔の集落
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ツェルで河は180度方向を変えるこの写真では両側に河が見える。この道の向こうに元マリーエンブルク修道院があるはずと行ってみたら今はレストラン。
この付近が有名なシュバルツェンカッツェ(黒い猫)のマークのワイン産地 -
コッヘム城と河畔の城下町。ローマ時代にはビラ・コクーマ。城は11世紀に建立、14世紀に拡張、1689年にオルレアン戦争で廃墟。残った主櫓と城壁をベースに1878年に再建されたが時代考証軽視で華麗に沢山の尖塔をつけ過ぎたようだ。ノイシュヴァンシュタイン城と同じ轍と思うのだが。
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町のメイン通りの観光客で賑わうモーゼル通り。その向こうに中世の城門が見える。
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塔門に近づく。通りの町並みは中世風の木骨造りの家が続く。
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ラートハウス前のマーチンの噴水
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シュロス通りからぶどう畑を通って城へ
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見晴らしのいいテラスから庭園を望む
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テラスの一隅にある像。
ライン河上流に居たという渡し守(伝説では聖クリストフ)が肩に男の子(伝説ではキリスト)を背負って河を渡ると言う伝説があり各所の壁画の題材となっているのがここでは像に。 -
テラスからのコッヘムの町とモーゼル河
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テラスから河を中心にしてもう一ショット
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テラスから上流を見ると
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コッヘムの下流のハツェンポートから山道を10kmほど入る。途中で1回道を間違えるが田舎道にしては上出来かも。駐車場から城直前の橋までバスがあるが歩いて行ったのが正解だった。お陰でこのように城を見下ろす絶好のポイントから撮れた。
広大な樹林の中の静寂の城。ドイツで立派に保全された中世の城のベストな一つ。エルツ伯爵によって1157年に創建。
この傍にこの城に対抗してトリアー選帝侯ボールドウィンが1336年建立のトルッツ・エルツ城の廃墟があるが先を急ぐのと丁度駐車場へのバスがでるのでそこへは行かなかった。 -
エルツ城は小山の上にあり、谷を越える橋から正門へと入る。
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正門からの城館。
極めて稀なことにこの城は一度も戦火に会わなかった。危機は一回だけトリアー選帝侯が目前にトルッツ・エルツ城を建設した時にあった。そこからは石の砲丸が届く距離だった。そのときは2年後に説得によって伯爵がトリアー選帝侯の臣下となり解決する。 -
エルツ城の中庭
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城内中庭。調度も素晴らしい。
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コブレンツでレンタカーを返却。その前にある日曜大工の店。
前に並ぶ木造の小屋はキットでしっかりしてながら安い(右端の大きいので70万円、左端の小さいのは5万円ぐらい)大きいので日本に送れないかと聞くと経験がなく駄目と言うのであきらめる。
これらは欧州独特の借地での日曜菜園の場所に建てる休憩所用の小屋
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この旅行記へのコメント (2)
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- glabraさん 2007/03/21 00:02:33
- エルツ城
- 4nobuさん、こんばんは
エルツ城、きれいですね。青空を背景にしたエルツ城の写真に見とれてしまいました。
私はドイツに滞在していた14年前にエルツ城に行きました。記憶もあやふやで旅行記にコメントがあまり書けないのですが、エルツ城はもう一度行きたい城の一つです。当時の写真はロクなものが残っていないので、もう一度城巡りにドイツに行きたいです。
glabra
- 4nobuさん からの返信 2007/03/21 09:50:04
- RE: エルツ城
- glabraさん おはようございます
早速のご高覧とご投票有難うございます。
ドイツは私の外国旅のルーツで、今でもドイツ語圏に偏ってる感じです。
かなり劣ってきた記憶力ですが搾り出して、それとドイツの本を引っ張り出してそれを補って書いております。
これからもご来訪とそれから深いご知識でのご鞭撻(特に誤りのご指摘)をお願いします。
4nobu
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