2008/01/05 - 2008/01/09
9位(同エリア23件中)
はぴさん
初・中南米進出、前半戦は海だったが、後半戦は内陸の火山へ!
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DrakeからSanJoseまで、ハイエースのような小さな飛行機が、無事に私達を運んでくれた。
もともと飛行機は好きな方なのだが、今回はいろんな意味でドキドキして、ある種のアミューズメントだった。
SanJoseの国内線、降りてからどうしたものかとキョロキョロしていると、タクシーの運転手らしき人が声をかけてきた。こういうのって、ぼったくり系なんじゃないの?と一度はスルーしたものの、同じ飛行機に乗って来た人達にはみんな迎えの車が来ており、仕方なくその怪しいタクシードライバーについて行った。すると、どう見ても公式っぽい風貌の車に到着し、ちゃんとメーターも回してくれ、相応の値段で街に到着した。ドライバーのお兄ちゃん、疑ってゴメン!
オーストラリアもそうだったが、コスタリカでは乗客がひとりの場合、助手席に座り、ドライバーの話し相手をするらしい。ということで、私は助手席で、この運ちゃんとたどたどしい英語同士で楽しくおしゃべりした。 -
コスタリカ到着後最初に宿泊したSanJoseの宿に戻って来た。お湯がぬるい事に目をつぶれば、安いしきれいだったし。前回と同じ部屋をオーダーしたが、そこは空いてないってことで、この部屋に通された。窓もあって、前よりもちょっと広くていいかも。
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コルコバードに行く前は、本当に数時間の滞在だったので、今日初めてSanJoseの街に出る。まずは腹ごしらえ。ショッピングセンター内のフードコートを見つけて遅めのランチ兼ディナー。
この赤いドリンク、体に悪そ〜
ケーキ屋さんなんかも、水色のクリームとか乗ってるのがあって・・・食べ物までトロピカルカラーにしなくてもいいのに。。。
あ、でもメインディッシュは美味しかった。
街歩きしている間に黄昏れて来た。ドイツなどでは夜もひとりで飲み歩く私だが、ここはなんとなく、場所によっては危険な匂いがしないでもない。中南米の中では比較的安全なコスタリカだが、観光客が襲われる事件は後をたたないという。Drakeでの疲れもあるし、今日のところは早く帰って睡眠をとろうかな。 -
昨日は早く寝たので、今日は早起きして公園を散歩。
木の上にリス発見!! -
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なぜ枕木がないのでしょう。
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お店がオープンし始めたので、こちらのお店でBreakfast。看板にはPIZZAってあったけど、モーニングはモーニングセットしかないみたい。みんなパンとコーヒーのセット。さすがにコーヒーおいしいなぁ。
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将来は何になられる方でしょうか。
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ご覧の通り、あまり高い建物はない。そして、それほどキレイなわけではない。。。でも、なぜか日本よりも幸福度が高い気がする。と思って調べてみると、実際、コスタリカの国民の幸福度は世界第13位。日本は90位。う〜ん。
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この辺りは比較的新しく整備されているようだ。
日本で100円均一で購入して持参したビーチサンダルが、ぺたんこになって歩きにくくなってきたので、新しいものを購入すべく靴屋さんに寄ってみた。(なぜかここサンホセには靴屋さんが多い気がした)
Made in Brasilの小さなサンダルを見つけたので、きょろきょろしていると、スペイン語を話す店員がやってきた。
「Can I try this on?」「○△@×□!@〜」と一度奥に引っ込んだかと思うと、英語を話す店員を連れてやってきて、無事商談は成立した。コスタリカコロン(コスタリカの通貨=コロン)のおつりはでかくて重いので、クレジットカードで支払いをしようとサインすると、私が漢字を書いているのを見て、
「Oh~!!」と過剰反応。日本人客は初めてなのかしら。
カードとは別に、自分にもサインをくれ、というので、別の紙に自分の名前をもう一度書いた。ちょっと有名人になった気分。喜んでいただけたようで、幸いです。 -
13時にアレナルに向かうシャトルバスが迎えに来るので(SanJose~Arenal間の移動、及び宿はコスタリカ在住日本人、加瀬さんの経営するゴジツアーズで事前手配。移動手段をローカル長距離バスにするかツーリストバスにするか悩んだが、ここでツーリスト専用のシャトルバスを選んだ事が後に大きく影響してくる)、時間前に宿に戻り、ネコと戯れる。お主もやはりスペイン語なのか・・・?
コルコバードで「on the beach」ピックアップ時間の正確さにも相当驚かされたが、ここでもシャトルバスは待ち合わせ5分前にやってきた。ラテン系は平気で遅刻しそう、と思い込んでいたが、コスタリカ人は日本なみに(もしかするとそれ以上に)時間に正確な人種のようだ。きちんとした方々なのね。 -
サンホセからアレナルへ、ツーリストバスで移動中のこと、橋で事故発生。車が何台も列をなし、なすすべなく停止している。ドライバー、同乗者のツーリスト共に、列の先の状態を見に車を降りて見に行っていた。腹をくくった私達のドライバーはUターンし、オフロードに突入した。車は上下左右に振られ、時に溝に埋まったりもしながら、オフロードをアグレッシブに進んで行く。前の車も大変そうだ。。。
この区間、ローカルバスは治安が良くないという噂がある(いわゆるツーリストばかり乗るローカルバスであるため、心ない輩に狙われるという)ため、安全を買うという意味でツーリストバスを選んだのだが、まさかこんな事態に遭遇するとは。
ローカルバスは大きいのでUターン及びオフロード走行は無理と思われ、完全に立ち往生していた。あの後、どれだけ待ち続けたかは想像できない。 -
私達のドライバーの素晴らしいテクニックにより、無事にオフロードから舗装された道へ辿り着いた。車内ではツーリストのみんなから拍手がわき起こり、共に危機を脱出したという妙な一体感が生まれた。
が、一難去ってまた一難。濃霧で前が見えない。しばらくスリリングなドライブが続き、予定時間を1時間ほど過ぎてFortunaの町に到着。ローカルバスに乗っていたら、何時間かかったことだろう。。。
町に宿をとっている人達が数名バスを降りて行く。
停車中、N.Y.在住のチェコ人夫妻と仲良くなり話をしていたのだが、「チェコはとてもきれいな街だから是非訪れて欲しい」とのこと。うんうん。是非行きたい。 -
Fortunaの町からアレナル火山に向かいながら、途中にあるホテルでツーリスト達が下車していき、私が最後に残った。ドライバーとふたりきりになってしまったので、なんとかコミュニケーションとろうとするのだが、ほとんど英語が話せないので、四苦八苦。それでも、「アミーゴ」がスペイン語で友達の意味だと教えてもらい、「アミーゴ!アミーゴ!!」とノリノリで別れた。
現状で最も溶岩が見えやすいという事で、ゴジツアーズにおさえてもらった宿「Arenal Observatory Lodge」は、ツーリストバスの終着点であることからもわかるように、一番山に近いところにあるらしい。
普段安宿に泊まることが多い私にとっては、かなりの贅沢な宿だが、溶岩を見るには夜の方がわかりやすいということもあり、思い切って決めた。 -
この宿の周りには何もないので(というよりは、広大な敷地であるため、車がないと自力では外に出られない)食事は全て敷地内のレストランでとることになる。これも少々お高いが、まぁ仕方がない。せっかくなので、リッチな気分を味わおう。
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レストラン前の中庭。アレナルの雰囲気を模したライトアップがなされている。
食事を終えて、溶岩が見えるであろう山の方面を見上げるが、すぐそこにあるにもかかわらず、頂上が見えない。厚い雲に覆われている。しかし、ゴロゴロという、溶岩が冷えて転がり落ちている音が、地球のうなり声のように聞こえている。あぁ〜もどかしい。
深夜までは、宿の最上階にある窓のない部屋でねばってみたが、山が姿を現すことはなかった。それでもあきらめきれず、1時間おきに目覚ましをかけ、部屋から出たり入ったり。
深夜2時半頃のこと、外に出ると、うっすら赤い光が・・・雲(or霧)の向こう側ではあるが、ぼんやりと赤い光が見えた。 -
翌朝、小雨が降っている。
レストランで朝食ビュッフェを食べていると、空耳?日本語が聞こえる。日本人の家族がいた!こちらから挨拶をすると、「日本からですか!?」ととても驚いていた。そのご家族はご主人の仕事の関係で、チリ在住という。小学校にあがるか上がらないかくらいの男の子が2人いたが、こんなに小さなうちから海外で見聞を広められるなんて、羨ましいっ!!
レストラン付近のデッキにアナグマ君登場。まあ観光客なれしたもので、全く逃げず、みんなに写真撮られ放題。 -
天気が良ければなぁ〜
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午前中は、宿主催のフリーツアー。
朝食時に出会った日本人のご家族も一緒。お母さんとお話しながらトレッキング。歩きながら、またカラフルなカエルを探すが、全く見つからない。子供達もお目当ては私同様カエルらしく、みんなで足元をキョロキョロ。ようやく見つけたカエルは、黒い小さなもの。これなら日本にもいるじゃん〜 -
滝に到着。
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小さな電車みたいなので移動。しかし、この宿の敷地って一体どこまで広いんだろう。。。
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ちょっと小さいけど、カラフルな鳥達があちらこちらに。
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なかなかの蛍光色で。
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午後からはコスタリカ名物のキャノピーと乗馬がセットになったツアー。
キャノピーというのは、森の木と木をロープでつないだところを、滑車をつけて滑るというとてもシンプルなアクティビティ。いわゆるターザンみたいなイメージのもの。
まずは、キャノピーをする森まで馬で移動。結構高いところまで登る。
とりあえずは雨が止んで良かった。 -
このツアーではケベック州から来たというカナダ人の家族と一緒になった。とてもフレンドリーなお父さんで、結構私の面倒も見てくれる。
しかし・・・
キャノピースタート、という頃になって、また雨が降り出した。雨で濡れたロープは、滑り過ぎて危険なんじゃないだろうか。と不安になりつつ、簡単な説明を受けてスタート。腰に滑車付きのベルトを付けて、それをロープに引っ掛ける。片手に革製のグローブを付け、それでロープを握ることがブレーキになる。ひえぇ大丈夫かなぁ。
まずは、カナダ人ファミリーの息子さんが先発。そしてお父さん。
お母さんは、出発台まで来たところでギブアップ。「やっぱり無理〜」って感じで引き返してしまった。 -
カナダ人のお父さんがあっという間に小さくなっていく。
時速60〜80キロも出るとか。
この木々の間のロープのコースが全部で8カ所位あるのだが、ターザンの瞬間より、滑車をロープからはずしている状態で台に乗っている時が一番怖い。よろめいて足をはずしたら10メートル以上は簡単に落ちてしまいそう。
滑っている瞬間は、怖いというよりかなり爽快だった。でも、天気が良かったらもっと気持ちよかったんだろうなぁ。
to be continued... -
乗馬の後は、筋肉痛になった体を癒すべく、日帰り温泉リゾート「BALDI HOT SPRINGS」へ。
http://www.hotspring.st/america/costarica/baldi/index.html
正直、ひとりでそんなところに行ってもなぁ・・・と思っていたのだが、アレナル到着後、ホテルのレセプションのお兄さんが2泊3日しかない私のためにと、めいっぱい堪能できるよう組んでくれたスケジュールなので、ありがたく実行することに。確かに、ここまで来てちょっとばかしケチってもしょうがないかなぁと。
温水プールがたくさんあり、それぞれに造り、温度等違いがあって、BARがあったり、寝ながらアレナルの山を見上げたり、結構面白みはある。ん〜でもやっぱり大勢で来た方が楽しい場所だなぁ。これも天気が良ければ、温泉につかりながら溶岩が見れたのに。。。惜しい。
日が暮れて来たところで、宿のタクシーがピックアップに来る時間になった。ここでもタクシーはほぼオンタイム。素晴らしい。 -
今日は結構動いたので腹ペコ。がっつりディナーを頂きます。
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小さな光が宙を舞っていたので、おそるおそるカメラを向けた。うっかりフラッシュを焚いてしまったが、多分正体はこの小さな虫。蛍なのかな。
そして今日も睡魔と戦いながら1時間おきに目覚まし。 -
3日目の今日も完全に山頂は目隠し状態。こんなに近いのに。
結局到着日の夜中にちらっと見えた赤い光のみだった。
(それでも全く見れずに帰る人達よりはラッキーだと思うけど)
ちゃんと見えるとこんな感じらしいです。参考までに。
http://www.arenal.net/ -
これも逆光じゃなければねぇ。。。
よくツアーパンフレットなどにのってる有名なコスタリカの鳥、オオハシ。 -
真っ赤な鳥さん、最後にお見送りありがとう。
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Arenal Observatory Lodge
お世話になりました。 -
帰路はまたツーリストバス。空港まで送ってもらえることになっている。
画像は宿の敷地内の道だが、ごらんの通り穴がいっぱいあいている。これはきっと、溶岩がころがって、またはちいさな溶岩が飛んで来てできた穴なんだろうな。そのおかげで車は20キロくらいしかスピードが出せない。 -
帰り道、相変わらず雲は低いが、これはこれで趣きがあるかと思い始めた。
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帰りは問題なく、サンホセの国際空港に到着。
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溶岩はほの赤い光のみだったし、きれいな色のカエルは見つけられなかったけれど、何より幻の鳥ケツアールに出会えただけでも幸せだった。
そして、コスタリカの人々の時間にきっちりとした国民性が、九州と四国をあわせた程の小さな面積の国でありながらも、うまく中立的な立場をとって独立している意味合いを感じさせた。遠く離れた国で、見た目は全然違うけれど、なんとなく日本人と共通するなにかを感じた。
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