2010/04/30 - 2010/05/03
5836位(同エリア8888件中)
BO/Mさん
外務省HPによると、2010年5月16−20日、ノロドム・シハモニ国王が国賓として正式来日されるらしい。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/22/4/0416_03.html
偶々、だが、今回初めてのアンコール遺跡群を見に行った旅で、その国王ノロドム・シハモニ閣下と遭遇する機会を得た。
耕起祭(5/02)が初めてアンコール遺跡で行われる事となり、国王も臨席されると聞き、これは素晴らしい、と足を運んでみた。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- ベトナム航空
-
シェムリアップ国際空港は、ゆったりと機材からタラップを降り、歩いて空港ビルに入って行く。
伝統家屋を模した空港ビルで、先ずビザ申請(購入)をし、イミグレを通過したらターンテーブル、直ぐに出口と簡単である。
宿は小さめの宿にしたい、と思い、幾つかをウェブ検索してメモだけして入国した。 その中のひとつを名札として持った兄ちゃんを見付け、空き部屋が有るか確認して、そこにした。 市内からアンコール遺跡群に近い、大通りから一本入った静かそうな場所だ。 -
直ぐにホテル御用達の「トゥクトゥク」に乗り、向かった。 ハノイ(常駐先)が25度前後、こちらは30度前後と若干暖かい。(いや、暑い)
トゥクトゥクで走ること20分位だったろうか、目的地に到着した。 -
ホテルは18室だけの小さな個人経営的なもの。 かと言って、バックパッカー御用達のものでは無い。
まあ、部屋に入ってから、ちょっとカップル向けかな、とも思ったが、まあ、良いや。
ホテル中庭、と言うかコテージ風の二階建てが点在する。 ひっそり、として良い雰囲気である。 -
「一応」としか言い様のないサイズのひょうたん型プールが一番奥にある。 いわゆる、本を片手にデッキで過ごし、冷たい飲み物を飲み、日焼けを楽しむ、的な水辺、である。 決して競泳用の水着で水中眼鏡をかけてガンガン泳ぐタイプの水場では無い。
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ホテル内のレストラン。 オープン式。 朝食はここで摂るか、または部屋に持ってきて貰う形式。 部屋で鬱々と食べても仕方がないので、毎朝出て食べる事とした。 時期的な問題だろうか、雨季の為、蚊が多い事には辟易とした。 天井吊り式のファンと扇風機を併用して回し、蚊を避ける様にした。
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夕食はシェムリアップ市内、PUB STREETなる道を中心にマーケットや裏道、近辺に飲食店や土産屋が立ち並ぶ、いわゆる観光地である。
In touch と言う店に何となく入った。 二階から見下ろすPUB STREETは観光客でいっぱいだった。
GWでもあり、日本からも大勢来ていた。 -
店内の様子、二階部の照明。 まあ、クメール、タイ、洋風と一通り出す店だった。
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泊まったのは、The RiverGarden Siem Reap.
113 Mondul 3 Treang Village Slorkrum, Siem Reap.
ロマンティックなライトは、確かに一人旅用では無いなと苦笑しながら、部屋に戻る道。 -
翌朝、アンコールワット遺跡群、先ずはチケット購入から。 チケットセンターが遺跡群手前ゲートにあり、1日、2−3日、7日、の3種類が売られている様だ。 僕は3日迄可能、を買った。 $40。 その場でWEB−CAMで撮った僕の顔写真が入ったパスを貰う(買う)。 これを常時携帯し、提示を求められたら、直ぐに見せないといけない。 無くした場合はその場で罰金&60、と注意を受けた。
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トゥクトゥクは真っ直ぐとアンコール遺跡群に向かう。 今日はホテル付きトゥクトゥクの終日チャーターとした。 面倒に価格交渉を繰り返し、暑い上に熱い思いをするのは嫌だったし、その手間暇を省けた事は、結果心おきなく遺跡群を見て回る事が出来る条件だった。
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いよいよ、アンコール遺跡群巡りが始まる。 今日は何しろ、何も考えずにだらりと見て回ろう。
シェムリアップ市内から北上して、最初に在るのは、アンコールワットだ。 その奥にハイヨン(バイオン)、右が東バライ、左が西バライ。
最初にアンコールワットに行った。 -
石畳を歩いて行き、左右の掘りを過ぎて門に突き当たる。
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真っ直ぐ横に伸びるレリーフ壁の回廊。
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壁面レリーフはこの壁をずぅっと奥迄掘られており、この時点で圧倒されると共に、引き込まれてゆく。
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接写。
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壁のレリーフをゆっくりと歩きながら眺めて、立ち止まり、また歩く。
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アンコールワットは、学生時代から一度は来てみたい場所だったが、未だ戦後まもなくだった為、当時は行かず、今回ハノイ駐在となってからも、つい行く機会を逸して今日に至った。 今回の4連休はまたとないチャンス(ベトナムでは連休は本当に少ない)だと思い、実行した。
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こうした遺跡群では、絵葉書画像の再確認作業、が旅の目的になり易い。 それも良いだろうが、もうだらりと見て回ってみよう、と考え、その後はあまり「あ、これは見た事が有るぞ」画像を追い求める事をやめた。 そして、日々のハノイ駐在員生活を何となく顧みて、ゴルフ漬けだった日々をぼんやりと回顧し、色々と今でないと出来ない事もやってみよう、と改めて思い至った。 ゴルフのスコアを追い求めるのも良い。 だが、もっと違う何か、があっても良いじゃないか、と言う程度のぼんやりした自問自答だった。
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石、は大したものだ。 1,000年以上の時を経て、今尚こうして遺されるもの、それは石くらいじゃないか。 芸術家として後世に長く名を残したいとしたら石彫が良いかも知れない。 地盤の硬い、軟らかいで沈下する部分がある事、酸性雨なんだろうか、ライム石は足元が細ってきて浸食が始まっている、等の経年劣化は当然見られるが、雨に直接打たれない部分は大分補修されたとはいえ、残っているのだ。
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前年のGWは、本当にゴルフ三昧の日々を送った。 それはそれで楽しかったし、確実に実力が増し、お客様と一緒に回っても迷惑を掛けない程度の力がついた、が、今年の目標はベトナム国内を含め、近隣諸国を歩き回る事、とする。
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3日目、ホテルのフロントが言うのは、豊年祭り(後にウェブ上では、耕起祭、と記されていた)がシェムリアップ(アンコール遺跡)で初めて行われ、国王が臨席する、と言われた。 へえ、何時から? と聞くと早朝06:30から儀式が始まっている、と言うので、朝食を済ませ、現場に足を運んだ。 普段は観光客しか居ない場所に、カンボジアの現地の方が沢山出て来ていた。 矢張り、国王を一目、見ようという事なのだろうか。
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何しろ、現場は人だらけだ。 そして既に09:30過ぎだったが、既に3時間は続いている(であろう)儀式は終わる様子も見せないので、だったら別な場所を見に行こう、と終わりそうもない儀式を諦めて、この場所を離れた。 確かにテントの奥に続く赤い絨毯の方に、それらしき民族衣装煌びやかな方が鎮座しているのは分かった、が何しろ距離がありすぎ、全く分からない。
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Ta Keo 2km と言う道標。 これを見て、キクタケはワールドだったっけ、西麻布の叙々苑のそば、キャンティも近かったかな、とか思ってしまうのは、千駄ヶ谷に抜ける広尾からの道を、アパレルの営業で何度も通った為だろうか。 ガーデンヒルズを左手、思い出深い麻布、有栖川公園や都立広尾図書館に続き、中国大使館も近いあたりは、僕の幼い頃の想い出が詰まっている。
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とか下らない事を考えていると、フト道の反対側に高貴な車が止まっている。 警備の人に、これは国王の車か、と聞くと、側近の車、だという。 メルセデスのS350 側面に金色のエンブレムがついていた。 これは特別な方しか乗る事が出来ない車なのだろう。
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国王が臨席する耕起祭を後に、別な場所に行き、ぼんやりと過ごす。 作られて直ぐの頃は、どんな風だったんだろうか?
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バンテアイ・スレイが見てきた遺跡群の中で最も整備されていたし、観光地として清潔さを保っていた。 また隣接する施設では簡単ではあるが、時系列でアンコール遺跡群が何時、誰によって、どの様に発見され、それをどう補修してきたか、また構造物としての造作の分解図等が分かり易く整理されていた。 カフェもユッタリとした時間を過ごすのには丁度良かった。
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帰りがけ、先程の儀式会場からの道が封鎖されていた。 VIPがこれから通るから、通行禁止だ、と言う感じで、三叉路が僕らの直前で遮断された。
暫くすると、ザワつき始め、我がトゥクトゥク運転手も国王を拝顔出来るかも知れない、急げ、と言うが早いか自分のトゥクトゥクから飛び降りると、道路の最前列に走ったので、追い掛けてみると、白バイに先導されたVIPカーが向かって来るではないか! そして、国王がルーフをあけて、立ったまま人々に笑顔で手を振っている! -
人々は、合掌して拝むものも居れば、何とか画像におさめようとカメラを構えたり、それぞれだ。 僕は、シャッターを切り続けた。
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ブレて中央に収める事は出来なかったが、確かに国王だ、結構街中に貼られたポスターに合掌して民族衣装を着て笑顔を振りまく、あの顔、である。
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あっという間だったが、確かに、国王は数メートル先を走り去った。 生涯、こんな経験は無いだろう。 そして、時間を計算すると、多分6−7時間は儀式+昼食で過ごされたのだろう、と思われる。 象が、水や穀物、果物等々が並ぶ場所に放たれ、そのうちで何を摂るか、によってその年の豊作物が何になるかを示し、水害の有無も占われる。 大切な儀式で、シェムリアップで行われる(アンコール遺跡で)のは初めてだそうだ。 貴重な瞬間に時と場所を共有出来た訳だ。
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この旅行記へのコメント (4)
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- arfaさん 2010/05/16 11:47:41
- 素晴らしい経験をなさいましたね。
- ノロドム・シハモニ国王閣下とお会いされたんですね。
素晴らしい体験、カンボジア国民ならホント落涙ものですネ。私もこんな方と一度はお会いしたいものです。かつてカンボジア国軍?2だった特殊部隊司令官のMr.チャオという人物とお会いしたことがありますが彼は恐怖の対象ではありましたが尊敬の対象ではなく、やはりカンボジア国民の尊敬の対象は国王なんです。
タイもそうですがかつての日本と同じく選挙で選ばれる大統領や首相と違い国王は国家と同一の存在なのでしょう。
ハノイにお住まいのようですが、私は語学が全く駄目なので海外勤務は憧れでしかありません。(^^)
私から見ると商社勤務の方は羨ましいかぎりです。
また寄せていただきます、宜しくお願いします。
- BO/Mさん からの返信 2010/05/17 10:48:04
- RE: 素晴らしい経験をなさいましたね。
- 会った、と言うより、遭遇した、と言う事象ですが、確かに間近で目にする事が出来ました。 その日は朝から式典が延々と続いており、何時までになるか分からなかったので別な場所に行って、その帰り、偶々お帰りの国王を含む車輌行列にぶつかった、と言う事です。
来歴をオフィシャルサイト(カンボジア王国サイト)で読むと、チェコスロバキアに幼少時から行き、高校時代からダンスに才能を発揮し、その後芸術的な方面で多くを学んだ、フランス語、チェコ語は流暢、ロシア語、英語も出来ると書かれておりました。 一時期は戦争により一族郎党投獄される憂き目を見た訳ですが、その後復活され、現在に至ります。
> ノロドム・シハモニ国王閣下とお会いされたんですね。
>
> 素晴らしい体験、カンボジア国民ならホント落涙ものですネ。私もこんな方と一度はお会いしたいものです。かつてカンボジア国軍?2だった特殊部隊司令官のMr.チャオという人物とお会いしたことがありますが彼は恐怖の対象ではありましたが尊敬の対象ではなく、やはりカンボジア国民の尊敬の対象は国王なんです。
> タイもそうですがかつての日本と同じく選挙で選ばれる大統領や首相と違い国王は国家と同一の存在なのでしょう。
>
> ハノイにお住まいのようですが、私は語学が全く駄目なので海外勤務は憧れでしかありません。(^^)
> 私から見ると商社勤務の方は羨ましいかぎりです。
>
> また寄せていただきます、宜しくお願いします。
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- 雄大ハハさん 2010/05/08 13:40:12
- お久しぶりです。<(_ _)>!
- T4をクリックする間も無く、
我が家は帰国して1年を過ぎてしまいました。
その間、カナダ3週間の旅はありましたが、
間も無く、主人の事務所立ち上げでバタバタと日が流れすぎ
気が付けば、息子が中学の入学式を迎え、
早、最初の参観日を終えていると言う状況でした。
久々の休日で、B/OMさんのUPを見つけてクリックすると
さすが!!美しい照明ですね。(^^)v
相変わらずぬかりがありません!!
我が家は09年に何故か伯母さん夫婦と2週間アジアの旅をしましたが
そんなロマンチックなホテルではなかったような・・・。('_')?
オマケに国王さまも見れてラッキーでしたね。(^^♪
まだまだ、ベトナムとは縁が切れていないようで、
パパは何度か渡越したりして、又、秋ごろには
大勢を引き連れて渡越の予定です。
アジア情報はやはり「B/OM」と勝手に思っていますので
また、遊びに来ますね〜(^.^)/~~~
お変わりないようで嬉しかったです。<(_ _)>
- BO/Mさん からの返信 2010/05/08 21:40:02
- こちらこそ、お久しぶりです。<(_ _)>!
- そうですか、息子さんも中学生に。
最近、何か久し振りに小旅行の虫が疼いて来まして、週末を利用しての北ベトナム散策を中心に、暫く「地球の歩き方」ガイドに無い様な旅をしてみたいと思います。 この気持ちがフトまたゴルフに傾くなら傾くで結構、ただ今は何となく小旅行気分です。 本日、日中35度(イノーバの外気温度計及びノイバイ空港から来る道の電光掲示板)、暑く、長い夏が始まっています。 ブログ再開、細くても良いから、長く続けてゆきたいと思いますのでまたお時間有る際にはのぞきに来て下さいね。
> T4をクリックする間も無く、
> 我が家は帰国して1年を過ぎてしまいました。
>
> その間、カナダ3週間の旅はありましたが、
> 間も無く、主人の事務所立ち上げでバタバタと日が流れすぎ
> 気が付けば、息子が中学の入学式を迎え、
> 早、最初の参観日を終えていると言う状況でした。
>
> 久々の休日で、B/OMさんのUPを見つけてクリックすると
> さすが!!美しい照明ですね。(^^)v
>
> 相変わらずぬかりがありません!!
>
> 我が家は09年に何故か伯母さん夫婦と2週間アジアの旅をしましたが
> そんなロマンチックなホテルではなかったような・・・。('_')?
>
> オマケに国王さまも見れてラッキーでしたね。(^^♪
>
> まだまだ、ベトナムとは縁が切れていないようで、
> パパは何度か渡越したりして、又、秋ごろには
> 大勢を引き連れて渡越の予定です。
>
> アジア情報はやはり「B/OM」と勝手に思っていますので
> また、遊びに来ますね〜(^.^)/~~~
>
> お変わりないようで嬉しかったです。<(_ _)>
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