2009/05/02 - 2009/05/02
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雲のジュウザさん
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三十路を過ぎると、今まで素通りしてきた懐かしいものが急に恋しく感じたりするものです。
高速が安くなったのでふらっと始めた、日帰り郷愁旅行の記念すべき第1回!
それまで戦国武将などはそれなりに知っていたつもりでしたが、城跡などはろくに行ったこともないぜ?
という、戦国時代にもうとい新橋企業戦士3人で、日本100名城の一つである太田金山城を訪れてみました。
山の頂上にある、砦のような山城。
百聞は一見にしかず。凄い感動が待っておりました。
そして、この城攻めを機に、我らの山城巡りが始まったのでした!
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
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碓氷峠の探訪から車を飛ばしてやってきました!
山の中腹にある駐車場に車を停めて案内板前で学習します。
今、案内板の左下の西城あたりにいます。
ここから尾根伝いに、右はじの本丸を目指します!
ちなみに、この案内板が丁寧で、城用語をまさに実践で教わりました。 -
番号順に見どころ順路になっているようです。
西矢倉台→馬場下→物見台→馬場→大堀切→大手虎口→本丸
と目指していきます -
こちらの地図がわかりやすいかな。
結構歩きそうです。
歩きやすい靴でこられる事をおススメします。
女性の方もヒールのある靴だとかなり厳しいですよ。 -
矢倉台むかって進んでいると、尾根が切れたところに遭遇。
これが堀切ですな。
城の堀、って皇居(江戸城)の外堀の水堀ぐらいしか知らなかったので、超新鮮でした!
まあ、この後旅を重ね、マイナーな山城に何度も入る事になった今では、最高の感動でした。 -
岩のごろごろする空堀をうろついてみます。
低い位置に石垣があり、これは復元される前のものでしょうか。
とても浪漫があります。 -
西矢倉台通路に出ました。
なんどか改修されたようで、通路の筋が時代によって違うようです。 -
通路の丸太道が再現されています、が通れませんでした。
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こちらも通路
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山側を進んでいきます。
基本的に道が狭いですね! -
馬場下通路です!
いよいよ石垣の城の領域へ入ってきました!
ワクワクするなあ。
それにしても、やはり砦城。
難攻不落の工夫がなされています。 -
石垣!
凄いですね。
復元されたものとわかっていても、興奮を覚えずにはいられません。
ここは馬場下通路の西端の土橋を渡るところです。 -
脇には天然の岩盤を掘った、堀切が。
固そうですよこれは。 -
いよいよ通路に迫ります。
それにしても狭い道です。
少し互い違いになっているのわかりますか?
だから「虎口」と呼ぶのをここで知ったのですが、
ここは門でもあったのかな。
中を見せない工夫、凄いですね。 -
通路側に入ってから虎口側のアングル。
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石敷きの通路を過ぎ、木橋のふもとまで来ました。
ここもいい味だしてますねえ。
Y田隊員、圧倒されている様子。 -
木橋の下、堀底に向かって通路が続き階段状になっているようです。
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木橋を渡り、虎口方向を。
向こうの土橋から敵兵がやってきても、木橋を落としてしまえば、左下の堀底へ流れてしまいますよね。 -
解説板発見!
写真付きでわかりやすいです。 -
なるほど、木橋手前で堀底へ誘導しつつ、もたついてる敵兵に矢を射かけるわけですな。
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木橋を抜け、建物の柱跡が残る場所へきました。
にしても岩山だねえ。 -
柱の跡を過ぎ、高台の上は物見矢倉と馬場の跡です。
登ってみましょう。 -
ここで、また案内板。
結構見たつもりでもまだ半分も行ってないよ〜ん。 -
物見台です。
結構夕方近かったのですが、いい見晴らしです。 -
上杉謙信の記述がありますねえ。
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実際、このぐらい張り出している感じしますね。
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物見台から続く馬場です。
段のついた広いところを郭、曲輪、と呼ぶのをここで知りました。 -
大手虎口前を分断する大堀切。
ものすごい迫力です。
高いし深い! -
ここにも案内板〜堀の作りについて記述されてます。
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ここは月の池、大手通路前の石造りの池です。
戦国時代の砦城にこういう池は、飲料以外にどんな役回りがあったんでしょうか。
とても芸術的な趣があります。 -
月の池を左手に見ながら、いよいよ大手虎口に迫ります!
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いよいよ来ました。
案内板には石垣の復元時の模様が記述されています。 -
凄い。
ここはまだ本城の前の通路なんですね。
さあ、虎口へ! -
整然と聳える石垣。
あまりの美しさに鳥肌が立ちました。
傾斜に、段の続く迷路のような構成。 -
復元されたものとはいえ、この石積みの迫力は浪漫最高です。
ピシっと真っ直ぐ、反り傾斜の無い積みなんですね。 -
通路を抜け、正面土塁のあたりから。
見事な曲輪です。
奥の建物は休憩所です。 -
土塁まで上がって来ました。
敵兵が通路を普通に抜けるのは至難の業でしょう。
上段の曲輪にも石垣が巡らされています。
なんか遺構の完成度がとても凄いです。
ここは10回以上、戦場となっているんですよね。 -
入口側に向いて。
ここの曲輪にはやはり、家臣の屋敷が置かれていたのでしょうか。 -
南曲輪方向です。
水路が通路脇にあるのがわかりますか?
生活都市のようです。 -
日の池です。
月の池と対極を成すのでしょうけど、とても宗教的な遺構の印象を受けます。
見事な石積みです。 -
解説によると、築城以前からの神聖な場所だったらしいと。
確かに強烈のに印象に残る、とても象徴的な場所的に感じます。 -
地図登場!
さあ、残るは本丸、新田神社境内です。 -
これは古い石段ですね。
もの凄く歴史の重さが伝わってきます! -
大きなケヤキ、ご神木でしょう。
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これは圧巻の石段。
ここに着いた頃は夕暮れ時で静寂が支配していました。
気のせいか、木陰の中に例えようの無い寂しさがありました。 -
新田神社に到着です。
太田といえば新田義貞なんですね。
ただ、解説によると、ここ金山城がそこまで遡るか確証は無いとの事。
伝説も浪漫ですなぁ。 -
改めて大ケヤキから石段を見やって本丸を後にします。
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西に戻ってくると、眺めの良い出丸がありました。
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ここも整備されて非常に清々しいです。
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太田市街を見下ろす絶景!
一通り見どころも終わり、帰路に着くとします。
それにしても太田金山城、最高でした!
我々のような初心者でも迫力十分楽しめ、程よいウォーキングにもなり、何より解説や整備が十分行き届いていて、城の魅力を十二分に感じました。
ここから始まった、我らの山城巡り。
記念すべき第一歩は最高の第一歩でした。史跡金山城跡 名所・史跡
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