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1997年2月22日、とうとうやっと世界三大祭りの一つ、「リオのカーニバル会場」にやって来た!<br /><br />そう「会場」、正確にはカーニバル・パレードの為だけに作られた「サンバ・スタジアム」だ。<br />リオのカーニバルと言えば、街中で人々が踊り狂っているイメージしかなかったが、実際はブラジル各州から選抜されたサンバ・チームの決勝大会の事だった。<br />つまり簡単に言うと、日本の夏の高校野球と同じで、ここリオの会場は甲子園に当たるわけ。<br /><br />当然スタジアムに入るには、席のチケットを買わなければならない。<br />一番安い席でUS$20!<br />そして、カーニバル開始が夜8時、終了が朝の7時!<br /><br />そう、夜を徹してのカーニバルが今始まろうとしている。

SAMBA a majia do RIO(リオのカーニバル)の実態&バイバイ南米! <Aチーム編>

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1998/02/22 - 1998/02/23

313位(同エリア469件中)

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北風

北風さん

1997年2月22日、とうとうやっと世界三大祭りの一つ、「リオのカーニバル会場」にやって来た!

そう「会場」、正確にはカーニバル・パレードの為だけに作られた「サンバ・スタジアム」だ。
リオのカーニバルと言えば、街中で人々が踊り狂っているイメージしかなかったが、実際はブラジル各州から選抜されたサンバ・チームの決勝大会の事だった。
つまり簡単に言うと、日本の夏の高校野球と同じで、ここリオの会場は甲子園に当たるわけ。

当然スタジアムに入るには、席のチケットを買わなければならない。
一番安い席でUS$20!
そして、カーニバル開始が夜8時、終了が朝の7時!

そう、夜を徹してのカーニバルが今始まろうとしている。

同行者
友人
交通手段
鉄道

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  • 旅日記<br />『スタジアムへ』<br /><br />夜12時、スタジアムの周りは暴動か?と思うほどの人々がうごめいていた。<br />ハイエナの様に言い寄る「ダフ屋」は、余ったチケットを半額以下で売りつけに来る。<br />女の子の尻を触る「酔っ払い」、怪しげな目つきでうろつく「スリ」、一体ここに集まっている何人が、本来の目的でカーニバルに来ているのだろう?<br /><br />まるで迷路の様にわかりにくい会場入り口にやっとたどり着いた。<br />地下鉄の自動改札機そっくりのマシンにチケットを差込み野球場そっくりの階段を駆け上がる!<br />まばゆい光に照らされた会場は、どこまで行っても人、人、人。<br />おまけにこの一番安いNo.13 Boxからじゃ、No.11 Boxが邪魔で会場自体が見渡せない!<br /><br />何てこった!こんな日本の裏側まで来て「安物買いの銭失い」を地で演じる事になろうとは!

    旅日記
    『スタジアムへ』

    夜12時、スタジアムの周りは暴動か?と思うほどの人々がうごめいていた。
    ハイエナの様に言い寄る「ダフ屋」は、余ったチケットを半額以下で売りつけに来る。
    女の子の尻を触る「酔っ払い」、怪しげな目つきでうろつく「スリ」、一体ここに集まっている何人が、本来の目的でカーニバルに来ているのだろう?

    まるで迷路の様にわかりにくい会場入り口にやっとたどり着いた。
    地下鉄の自動改札機そっくりのマシンにチケットを差込み野球場そっくりの階段を駆け上がる!
    まばゆい光に照らされた会場は、どこまで行っても人、人、人。
    おまけにこの一番安いNo.13 Boxからじゃ、No.11 Boxが邪魔で会場自体が見渡せない!

    何てこった!こんな日本の裏側まで来て「安物買いの銭失い」を地で演じる事になろうとは!

  • 右のスタジアムの出っ張りが非常に邪魔。

    右のスタジアムの出っ張りが非常に邪魔。

  • No.13 Boxからのカーニバルは非常に尻切れトンボだった。<br />確かにパレードのコースは見える。<br />が、しかし、この部分はパレード終了後の整理スペースじゃないのか!<br /><br />一瞬、パレードの始まりが見えると喜んでいたのもつかの間、パレードは右から左へ進むらしい。<br />そして、俺の視界の右端にゴールが見える。<br /><br />・・・おい、おい。

    No.13 Boxからのカーニバルは非常に尻切れトンボだった。
    確かにパレードのコースは見える。
    が、しかし、この部分はパレード終了後の整理スペースじゃないのか!

    一瞬、パレードの始まりが見えると喜んでいたのもつかの間、パレードは右から左へ進むらしい。
    そして、俺の視界の右端にゴールが見える。

    ・・・おい、おい。

  • 妙に落胆してきた俺の前に全身やる気満々の女の子の集団がやって来た!<br />遠くから聞こえるサンバのリズムに反応して、小刻みに身体を動かし始める。<br /><br />「クルッ」と振り返って、魅惑的なウインクを「バシッ!」<br /><br />これは・・・<br /><br />いつしか俺は反復横跳びの様なステップを刻み始めていた。

    妙に落胆してきた俺の前に全身やる気満々の女の子の集団がやって来た!
    遠くから聞こえるサンバのリズムに反応して、小刻みに身体を動かし始める。

    「クルッ」と振り返って、魅惑的なウインクを「バシッ!」

    これは・・・

    いつしか俺は反復横跳びの様なステップを刻み始めていた。

  • 「ぶわッ」と白煙が舞い上がった。<br />どうやらサンバ・チームがゴールに到着したらしい。<br /><br />いきなり、我が貧乏観客席の観客が立ち上がる!<br />沸き起こる歓声、宙を舞う紙ふぶき!<br />あっけにとられて見ていると、煙の中から色鮮やかなものすごい数の集団が現れた。

    「ぶわッ」と白煙が舞い上がった。
    どうやらサンバ・チームがゴールに到着したらしい。

    いきなり、我が貧乏観客席の観客が立ち上がる!
    沸き起こる歓声、宙を舞う紙ふぶき!
    あっけにとられて見ていると、煙の中から色鮮やかなものすごい数の集団が現れた。

  • おいおい、嘘だろ?<br />チームの先頭が通過してかれこれ1時間、が、しかし、まだ続々と列が繋がっている。<br />一体最後尾はいつ出現するんだろう?<br />

    おいおい、嘘だろ?
    チームの先頭が通過してかれこれ1時間、が、しかし、まだ続々と列が繋がっている。
    一体最後尾はいつ出現するんだろう?

  • 隣のお姉ちゃんに聞いてみると、パレードは1チーム4000人!<br />スタートからゴールし終わるまで90分かかるとの事。<br /><br />・・・何なんだ?このフェスティバルは!

    隣のお姉ちゃんに聞いてみると、パレードは1チーム4000人!
    スタートからゴールし終わるまで90分かかるとの事。

    ・・・何なんだ?このフェスティバルは!

  • 旅日記<br />『カーニバルの観客』<br /><br />俺の前に高校生らしき3人組の女の子がいた。<br />驚くべき事は、この子達はサンバ・チームが通過する90分の間、座る事は無かった。<br />それどころか、このかたが触れ合うほどの狭いスペースで、サンバ独特の複雑なステップをコンクリートの地面に刻み続けている。<br /><br />俺は昔アフリカでこれと似たような光景を見た事がある。<br />あの時は、舞踏病に苦しむ猿だったが・・<br /><br />90分後、最後尾を飾る集団がやっとゴールにたどり着いた。<br />汗だくの観客の中、さすがに女の子達も腰を降ろす。<br />何故か俺もほっとした瞬間だった。<br /><br />

    旅日記
    『カーニバルの観客』

    俺の前に高校生らしき3人組の女の子がいた。
    驚くべき事は、この子達はサンバ・チームが通過する90分の間、座る事は無かった。
    それどころか、このかたが触れ合うほどの狭いスペースで、サンバ独特の複雑なステップをコンクリートの地面に刻み続けている。

    俺は昔アフリカでこれと似たような光景を見た事がある。
    あの時は、舞踏病に苦しむ猿だったが・・

    90分後、最後尾を飾る集団がやっとゴールにたどり着いた。
    汗だくの観客の中、さすがに女の子達も腰を降ろす。
    何故か俺もほっとした瞬間だった。

  • 10分後、次のチームのサンバが鳴り響く!<br />各チームがこの日の為だけに自前のサンバを作ってきているので、もちろんCDなぞありゃしない。<br />つまり、4000人全員に届くような音が出せる大楽団がチームの中央又は後尾についているらしい。<br />しかも、あまりに大所帯の為に指揮者もそれぞれいるとの事。<br />この集団、上から見るとインベーダーゲームを思い出す<br />のは俺だけだろうか?<br /><br />さて、音楽が一際高くなってきた。<br />そろそろ次のチームがゴールするのだろうか?<br /><br />バネ仕掛けの人形の様に「ビョコッ」と3人娘が立ち<br />上がった!<br /><br />・・・こいつら、本当に人科に属する生物なのか?<br /><br />

    10分後、次のチームのサンバが鳴り響く!
    各チームがこの日の為だけに自前のサンバを作ってきているので、もちろんCDなぞありゃしない。
    つまり、4000人全員に届くような音が出せる大楽団がチームの中央又は後尾についているらしい。
    しかも、あまりに大所帯の為に指揮者もそれぞれいるとの事。
    この集団、上から見るとインベーダーゲームを思い出す
    のは俺だけだろうか?

    さて、音楽が一際高くなってきた。
    そろそろ次のチームがゴールするのだろうか?

    バネ仕掛けの人形の様に「ビョコッ」と3人娘が立ち
    上がった!

    ・・・こいつら、本当に人科に属する生物なのか?

  • 「ゴゴゴゴッ」、文字にすればまさしくそういう表現になる気がする。<br />高さにすれば3階建てビルに相当する巨大な「出し物」が出現!<br />それも1チームの中でいくつも、いくつも!<br />しかも、その出し物、火を吐くネオンのお化け!<br />なんと、その後方にはその為だけの電源車までついて来た。<br />パレードはチーム毎に「テーマ」があり、出し物にはそのテーマが表現されているらしい。

    「ゴゴゴゴッ」、文字にすればまさしくそういう表現になる気がする。
    高さにすれば3階建てビルに相当する巨大な「出し物」が出現!
    それも1チームの中でいくつも、いくつも!
    しかも、その出し物、火を吐くネオンのお化け!
    なんと、その後方にはその為だけの電源車までついて来た。
    パレードはチーム毎に「テーマ」があり、出し物にはそのテーマが表現されているらしい。

  • ネオン、ギラギラ、テカテカ、の出し物も上で、豆粒ぐらいのダンサーが踊り狂っている。<br /><br />観客は自分のひいきのチームが出てくると、もはや狂乱状態になってしまう。

    ネオン、ギラギラ、テカテカ、の出し物も上で、豆粒ぐらいのダンサーが踊り狂っている。

    観客は自分のひいきのチームが出てくると、もはや狂乱状態になってしまう。

  • すごい金のかけ方だ。<br />街中で象皮病の乞食が足を投げ出して物乞いしているこの国のどこにこんな金があるんだろう?<br /><br />博多どんたくや、おはら祭りとは比べ物にならないほどの力の入れ様だった。<br /><br />ブラジル人にとって、やはりこのフェスティバルは特別と言う事だろうか?

    すごい金のかけ方だ。
    街中で象皮病の乞食が足を投げ出して物乞いしているこの国のどこにこんな金があるんだろう?

    博多どんたくや、おはら祭りとは比べ物にならないほどの力の入れ様だった。

    ブラジル人にとって、やはりこのフェスティバルは特別と言う事だろうか?

  • 「戦争反対」をテーマにしたチームは、前列に戦車のハリボテを並べていた。<br />一つわからないのは、後ろのやぐらで踊り狂っているお姉ちゃん達がすっ裸な事だが、これはテーマに関係しているのだろうか?<br /><br />・・・俺に異論はないが・・・

    「戦争反対」をテーマにしたチームは、前列に戦車のハリボテを並べていた。
    一つわからないのは、後ろのやぐらで踊り狂っているお姉ちゃん達がすっ裸な事だが、これはテーマに関係しているのだろうか?

    ・・・俺に異論はないが・・・

  • 旅日記<br />『リオのカーニバルとは・・』<br /><br />朝7時、カーニバルの1日目が終わった。<br />スタジアムを出ると、あいかわらず象皮病の乞食がでかい丸太の様な右足を路上に投げ出し物乞いをし、サラリーマンはビジネススーツに身を包み地下鉄に向かういつもの日常が繰り返されている。<br />競技場の中と外では、これは夢か?と思うほど様相が異なっていた。<br /><br />世界3大祭りとして名高い「リオのカーニバル」。<br />「裸のお姉ちゃんが街中で一日中踊り狂っている」というイメージし湧かなかったのは多分俺だけじゃないだろう。<br />が、しかし、その実態は、あくまでも夏の甲子園と同じようにスタジアムの中にしかなかった。<br />あくまでも入場料最低US$20を支払い、特設カーニバル・スタジアムの中で観れる「巨大な仮装パレード競技大会」と言う方が正しいかもしれない。<br />カーニバルはサンバチームがブラジルNo.1の座と高額な賞金を求めて競い合う競技大会と同じだった。<br /><br />しかも、このカーニバルカーニバル毎年2月〜3月の間の4日間行われる以外は不思議な事にその詳細な日程はぎりぎりまで発表されてなかった。<br />実際、初日にリオに乗り込んできたものの、どこで、何時から、どのように行われるか、事前に情報はつかめなかった。<br /><br /><br />

    旅日記
    『リオのカーニバルとは・・』

    朝7時、カーニバルの1日目が終わった。
    スタジアムを出ると、あいかわらず象皮病の乞食がでかい丸太の様な右足を路上に投げ出し物乞いをし、サラリーマンはビジネススーツに身を包み地下鉄に向かういつもの日常が繰り返されている。
    競技場の中と外では、これは夢か?と思うほど様相が異なっていた。

    世界3大祭りとして名高い「リオのカーニバル」。
    「裸のお姉ちゃんが街中で一日中踊り狂っている」というイメージし湧かなかったのは多分俺だけじゃないだろう。
    が、しかし、その実態は、あくまでも夏の甲子園と同じようにスタジアムの中にしかなかった。
    あくまでも入場料最低US$20を支払い、特設カーニバル・スタジアムの中で観れる「巨大な仮装パレード競技大会」と言う方が正しいかもしれない。
    カーニバルはサンバチームがブラジルNo.1の座と高額な賞金を求めて競い合う競技大会と同じだった。

    しかも、このカーニバルカーニバル毎年2月〜3月の間の4日間行われる以外は不思議な事にその詳細な日程はぎりぎりまで発表されてなかった。
    実際、初日にリオに乗り込んできたものの、どこで、何時から、どのように行われるか、事前に情報はつかめなかった。


  • カーニバル詳細<br /><br />時期:  2月〜3月の4日間(土、日、月、火)<br />場所:  ブラジル、リオ市、サンバスタジアム<br />時間:  20:00〜6:00<br />観客席: 当日、スタジアム入り口にたむろするダフ屋から<br />     値切り倒して購入。<br />      一番安いNo.13Boxが、定価US$40>US$6<br />      一番高い席が、    定価US$100<br /><br />BOX席の選択に関しては、No.13席はパレードのゴール地点の引っ込んだ所にありかなり観にくい。<br />それなら少しだけ高いが、No.6席で巨大なゴール地点の側にいける。<br /><br />ホテル: 当日リオで探してもOK!地下鉄CATETE駅下車、グロリア地区の安宿街で探すべし。<br />観戦方法: さすがに夜8:00から観るのは疲れる。どうせ有名チームは最後なので夜12:00ぐらいから観た方がベスト!この頃になると、ダフ屋もかなり安くなる。飲料水は持ち込むべし!場内は2倍の値段。

    カーニバル詳細

    時期:  2月〜3月の4日間(土、日、月、火)
    場所:  ブラジル、リオ市、サンバスタジアム
    時間:  20:00〜6:00
    観客席: 当日、スタジアム入り口にたむろするダフ屋から
         値切り倒して購入。
          一番安いNo.13Boxが、定価US$40>US$6
          一番高い席が、    定価US$100

    BOX席の選択に関しては、No.13席はパレードのゴール地点の引っ込んだ所にありかなり観にくい。
    それなら少しだけ高いが、No.6席で巨大なゴール地点の側にいける。

    ホテル: 当日リオで探してもOK!地下鉄CATETE駅下車、グロリア地区の安宿街で探すべし。
    観戦方法: さすがに夜8:00から観るのは疲れる。どうせ有名チームは最後なので夜12:00ぐらいから観た方がベスト!この頃になると、ダフ屋もかなり安くなる。飲料水は持ち込むべし!場内は2倍の値段。

  • ブラジルとは・・<br /><br />「ブラジルは高い!」、ツーリストが口をそろえて言うその台詞の実態は・・・<br />「高い!」<br />別に日本以上というわけじゃないが、今まで南米のぬるま湯的な優しい物価に慣れ親しんできた者にとって頭から熱湯を被せられたぐらいの物価だった。<br />しかも、ペルーとそれほど文化水準が変わる事も無いのに、バスは15hrでUS$60!<br />しかもジャングルを走るアスファルトは、いつしか砂利道に変わり、挙句の果てはピラニアが跳ねる川をいかだに乗って渡らせられる。<br />これがUS$60も支払う国の道路事情なのだろうか?<br />ハンバーガー1個US$2もする強気の経済はラテン流のお気楽主義なのだろうか?<br /><br />熱帯雨林のジャングルが国土を埋め尽くし、国の中にカンボジアの貧困と、ニューヨークの近代さが同居するブラジル。<br />人口の大半を占める混血のコーヒー色をした人々、海外でも評判は「陽気で親切、情熱的!」<br />ギャップだらけのブラジル、女性の19歳と40歳のギャップも半端じゃなかった。<br /><br />ひとつ残念だった事は、この国でもコーヒーはまずかった。いい豆はやはり輸出品に回されるとの事。<br />(日本に送られるらしい)<br />

    ブラジルとは・・

    「ブラジルは高い!」、ツーリストが口をそろえて言うその台詞の実態は・・・
    「高い!」
    別に日本以上というわけじゃないが、今まで南米のぬるま湯的な優しい物価に慣れ親しんできた者にとって頭から熱湯を被せられたぐらいの物価だった。
    しかも、ペルーとそれほど文化水準が変わる事も無いのに、バスは15hrでUS$60!
    しかもジャングルを走るアスファルトは、いつしか砂利道に変わり、挙句の果てはピラニアが跳ねる川をいかだに乗って渡らせられる。
    これがUS$60も支払う国の道路事情なのだろうか?
    ハンバーガー1個US$2もする強気の経済はラテン流のお気楽主義なのだろうか?

    熱帯雨林のジャングルが国土を埋め尽くし、国の中にカンボジアの貧困と、ニューヨークの近代さが同居するブラジル。
    人口の大半を占める混血のコーヒー色をした人々、海外でも評判は「陽気で親切、情熱的!」
    ギャップだらけのブラジル、女性の19歳と40歳のギャップも半端じゃなかった。

    ひとつ残念だった事は、この国でもコーヒーはまずかった。いい豆はやはり輸出品に回されるとの事。
    (日本に送られるらしい)

  • 旅日記<br />『南米、バイバイ!』<br /><br />1998年2月24日、南米、ブラジル、サンパウロ国際空港は、さすがブラジル経済の中心地の空の玄関口だけあって、ビックリするほど近代的な建物だった。<br />俺の右手には今回の旅の終了を示す日本行きの航空・チケットが握られている。<br />1997年3月17日、北米大陸、アラスカに上陸!それから既に1年が経とうとしているわけか!<br /><br />北米、南米を合わせて20カ国、以前の旅でオセアニア、ユーラシア、アフリカを周って45カ国、合計65カ国を巡るのに4年かかった。<br />4年前と比べて、俺は変わったのだろうか?<br />確かな事は、5大陸の出来事が知識ではなく、経験として言える事だ。<br /><br />1997年<br /> 3月17日 アラスカ上陸。オーロラに息を呑む。<br />      30日 カナダ入国。ナイアガラの滝にたまげる。<br /> 4月15日 アメリカ入国。ニューヨークからロスアンジェルスまでバスで大陸横断。<br /> 5月 8日 メキシコ入国。巨大サボテン、ピラミッド、カリブ海を楽しむ。<br /> 6月23日 ベリーズ入国。刑務所そっくりのホテルに泊まる。<br />    24日 ガテマラ入国。スペイン語学校入学とラブストーリー。<br /> 8月26日 エルサルバドル入国。<br />    29日 ホンジュラス入国。<br />    31日 ニカラグア入国。<br /> 9月 2日 コスタリカ入国。国立公園でトレッキング。<br />     9日 パナマ入国。パナマ運河の狭さに驚く。<br />    12日 コロンビア入国。南米名物ボディー・チェック体験。<br />    15日 ベネズエラ入国。黒人のガキにホールドアップを食らう。オリノコ川で日射病。<br />    24日 ブラジル入国。あまりの物価の高さにアマゾン川を8日間さかのぼり脱出。 <br />10月 9日 ペルー入国。ナスカの地上絵、マチュピチュ観光。<br />11月 7日 ボリビア入国。チチカカ湖で葦でできた島ウロス島上陸。ウユニ塩湖をジープで横断。<br />11月22日 チリ入国。イースター島へ飛ぶ。フィヨルドを船で下り、パイネ国立公園トレッキング。<br />12月27日 アルゼンチン入国。世界最南端都市ウシュアイアで友人と奇跡の再会!カラファテトレッキング。<br /><br />1998年<br /> 1月21日 ブラジル再入国。イグアスの滝でびしょ濡れ。リオのカーニバルで燃える。<br /> 2月24日 ブラジルサンパウロより日本へ。<br />  

    旅日記
    『南米、バイバイ!』

    1998年2月24日、南米、ブラジル、サンパウロ国際空港は、さすがブラジル経済の中心地の空の玄関口だけあって、ビックリするほど近代的な建物だった。
    俺の右手には今回の旅の終了を示す日本行きの航空・チケットが握られている。
    1997年3月17日、北米大陸、アラスカに上陸!それから既に1年が経とうとしているわけか!

    北米、南米を合わせて20カ国、以前の旅でオセアニア、ユーラシア、アフリカを周って45カ国、合計65カ国を巡るのに4年かかった。
    4年前と比べて、俺は変わったのだろうか?
    確かな事は、5大陸の出来事が知識ではなく、経験として言える事だ。

    1997年
     3月17日 アラスカ上陸。オーロラに息を呑む。
      30日 カナダ入国。ナイアガラの滝にたまげる。
     4月15日 アメリカ入国。ニューヨークからロスアンジェルスまでバスで大陸横断。
     5月 8日 メキシコ入国。巨大サボテン、ピラミッド、カリブ海を楽しむ。
     6月23日 ベリーズ入国。刑務所そっくりのホテルに泊まる。
        24日 ガテマラ入国。スペイン語学校入学とラブストーリー。
     8月26日 エルサルバドル入国。
        29日 ホンジュラス入国。
        31日 ニカラグア入国。
     9月 2日 コスタリカ入国。国立公園でトレッキング。
         9日 パナマ入国。パナマ運河の狭さに驚く。
        12日 コロンビア入国。南米名物ボディー・チェック体験。
        15日 ベネズエラ入国。黒人のガキにホールドアップを食らう。オリノコ川で日射病。
        24日 ブラジル入国。あまりの物価の高さにアマゾン川を8日間さかのぼり脱出。 
    10月 9日 ペルー入国。ナスカの地上絵、マチュピチュ観光。
    11月 7日 ボリビア入国。チチカカ湖で葦でできた島ウロス島上陸。ウユニ塩湖をジープで横断。
    11月22日 チリ入国。イースター島へ飛ぶ。フィヨルドを船で下り、パイネ国立公園トレッキング。
    12月27日 アルゼンチン入国。世界最南端都市ウシュアイアで友人と奇跡の再会!カラファテトレッキング。

    1998年
     1月21日 ブラジル再入国。イグアスの滝でびしょ濡れ。リオのカーニバルで燃える。
     2月24日 ブラジルサンパウロより日本へ。
      

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